フェルトのボタンおもちゃは簡単に手作りできる!ボタンホール不要・極力縫わないのに丈夫にできるやり方

この記事では、楽しくボタンはめ練習ができる「フェルトのボタンおもちゃ」を手作りする方法をご紹介しています。
子どもが服のボタンをはめたがったら使わせてあげたいのが、ボタンはめ練習ができるおもちゃ。
はぎれやフェルトを使ったものが一般的ですが、手作りするとなるとミシンを使ったり、やや大掛かりな作業になってしまいますよね。

特にボタンホール作りが大変……
なんとか簡単に作る方法はないかな?
そう思って試行錯誤した結果、極力縫わないでも作れる方法が見つかりました。
ボタンおもちゃを作りたいけどハードルが高い! と思っていらっしゃる方、ぜひ見ていってください♪
ボタンおもちゃをボタンはめ練習に役立てよう
大人は難なくできてしまうボタンのかけはずし。
子どもにとっては右手と左手がちがう動きをするので、すごく難しい動作の連続なんです。

それに、服についているボタンはちっちゃいからうまくつまめないよ~!
そこで役立つのが「ボタンおもちゃ」です。
手作りなら子どもが扱いやすいサイズのボタンにすることができますし、何度も繰り返し遊べます。


取り組みやすいから、上達も早いですよ。
今回は、シンプルな棒タイプのものを作ってみました。
端についているボタンをはめて、つないで遊びます。

シンプルだから切るのも簡単ですし、ミシンも不要です。
さっそく作り方を見ていきましょう♪
フェルトのボタンおもちゃの作り方
用意する材料
- シールフェルト
- ボタン
- 布切りばさみ
- 糸
- 針

裏面がシールになっている「シールフェルト」を使うのがミソです。
100円ショップで購入できます。
▼お近くに100均がない方は、通販でも取り扱いがありますよ。しかも大きくて安い……!
最初に取り組むボタンのサイズは、大きめがおすすめ。
手芸店で2cmくらいのものが売っています。

つまめる範囲が広いから、小さい子でも扱いやすいみたいです!
作り方
シールフェルトを裏返し、作りたい幅の倍の幅で切ります。

3cm幅で作りたい場合、6cmの幅で切る。
補助目盛線がついているので、線に沿って簡単に切れます。
フェルトからはくり紙(保護用紙)をはがし、半分に折り、貼り合わせます。


これを枚数分作ります。
はさみを入れ、ボタンホールを作ります。


以上でできあがり!
ボタンがボタンホールに入るか、確認してみましょう。

本来ならフェルトは周りをかがり縫いしたりボタンホールを作らないとすぐによれるのですが、2枚を貼り合わせることでとっても丈夫になります。
▼作ってから半年後のおもちゃの様子です。フェルトの毛羽立ちはあるものの、ボタンホールは無事です!

ボタンおもちゃの遊び方
端についているボタンをつないで遊びます。


横に長くつないでも良いですし、輪っかにしたり、形を作ることもできます。
ごっこ遊びにも大活躍!
手に巻いてブレスレットにしたり、首から下げてネックレスしたりもできますよ。

実は以前、可愛いお花やりんごの木を模したものも作ったことがあります。
▼こういうの……

でも意外や意外、子どもはシンプルなタイプに食いついたんですよね。

工夫次第で色々な遊び方ができるから、興味を持てるのだと思います。
ボタンはめをマスターしたら、主体的に色々なものを作ってもらいましょう。
ボタンおもちゃで身につく力
ボタンおもちゃで遊ぶと、このようなチカラがつきます。
- ボタンをはめることができるようになる
- 集中力がつく
- やり遂げる力がつく
- 見立て遊びで想像力がつく
衣服の着脱だけでなく、集中力ややり遂げる力も自然に身につきます。

作ったものを色々なものに見立て遊ぶことで、想像力も身につきますね。
また、色を変えて複数作ると色の認識もできますし、「○個つないでみよう!」と声掛けをすれば、数の認識にも役立ちますよ。
そういった点で、長く遊べる賞味期限が長いおもちゃです。
ボタン練習をしたい小さな子から高齢者まで、ひろくおすすめできます^^
手作りボタンおもちゃまとめ
この記事を書いているのは2月。
もうすぐ入園シーズンです。
スムーズに園生活を送るために、生活面に関することは自分でできるようにしておきたいところですよね。
ぜひこの記事を参考にボタンおもちゃをサクッと作って、普段の着替えにもチャレンジしてみてくださいね。
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