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ちゃみ:運営者
おもちゃクリエイター・ベネッセ幼児教材アンバサダー・明治クラフトアンバサダー

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地球ドラマチック「“赤ちゃんラボ”にようこそ!」内容まとめ。赤ちゃんの能力の発達に驚きます

地球ドラマチック「“赤ちゃんラボ”にようこそ!」内容まとめ。赤ちゃんの能力の発達に驚きます

Eテレの「“赤ちゃんラボ”にようこそ!~ヒトの始まりを科学する~」、見ましたか?
2019年5月4日の地球ドラマチックで放送された特集です。

赤ちゃんがどうやって周りの人たちと関わりを持てるようになっていくのかを、様々な実験で解き明かしていきます。

私も知育の役に立つのでは? と思って観てみましたが……。

ちゃみ

赤ちゃんのコミュニケーション力が、2歳になるまでにこんなに発達するとは!

オドロキの新事実です。

生まれて最初の2年間は、赤ちゃんにとってとても大事な時期なんだそう。

というわけで、この放送内容をなるべくわかりやすくまとめてみました!

目次
この記事の執筆者・監修者
ちゃみノーマルアイコン
ちゃみ

ちゃみ( インスタ @charmytoko

知育・遊び・おもちゃクリエイターママ。
子どもの発達をバッチリ研究しています。

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ベネッセ幼児教材公式アンバサダー
明治クラフトアンバサダー
Yahoo!をはじめとする各種メディアで執筆中

地球ドラマチックで赤ちゃんがどうやって人と関わっていくかを実験で解明

今回の放送では、次の8つの実験を通して「赤ちゃんがどのように周りの人との関わりを持てるようになるか」を調べています。

赤ちゃんに対する実験内容

  1. 生後1週間の赤ちゃんの興味関心はどんなものにあるのか
  2. 赤ちゃんはどうやって人とのつながりを求めるのか
  3. 赤ちゃんには善悪の区別ができるのか
  4. なぜ親は赤ちゃんの夜泣きで起きてしまうのか
  5. 赤ちゃんがどんなものに対して笑うのか
  6. 赤ちゃんはいつごろから鏡の中に映った姿が自分だとわかるのか
  7. 赤ちゃんに自分と他人との好みの違いが理解できるのか
  8. 赤ちゃんに人と共感する力はあるのか

主にイギリスにある研究所での実験を中心に、赤ちゃんの「人との関わり」について研究していく内容でした。

再放送は2019年5月13日午前0時0分から。
参考地球ドラマチック「“赤ちゃんラボ”にようこそ!~ヒトの始まりを科学する~」 – NHK

生後1週間の赤ちゃんにも「興味あり・なし」があるの?

実験その1:生後1週間の赤ちゃんの興味関心について

地球ドラマチック「赤ちゃんラボ」のテスト

「おもちゃの映像」と「人の顔の映像」を見せたとき、脳がどんな反応をするか調べていました。

まずおもちゃの映像ですが、こちらはあまり反応を示していませんでした。

けっこう動きのある動画だったのですが、脳の変化はほとんどナシ。
脳の酸素量グラフはほとんど一定でした。

一方、人の顔の映像は、とてつもない反応を示していました。

脳の酸素量グラフが右肩上がりに変動!
見た目に赤ちゃんがあまり反応している様子でもないのに、かなりの違いです。

ちいくまちゃん

赤ちゃんは、顔が好きなんだね!

赤ちゃんは人間の表情に反応する

このとき活性化しているのは、脳の中でも人とのやり取りや、嘘を見抜いたりするときに活性化する部位だそう。

生まれて間もないころから脳は人と関わるように反応するつくりになっているんですね。

赤ちゃんはどう人とのつながりを求めるの?

実験その2:赤ちゃんはどう人とのつながりを求めるのか

まず親は赤ちゃんと遊びながら、途中で横を向きます。
その後赤ちゃんに向き直って、親は2分間無表情を保って無視するのです。

真顔
THE・真顔
ちゃみ

なんか大人でもこれは怖い!

ちなみにすごく小さいころのことで1回2分だけの実験なので、今後に影響はないとのこと。

赤ちゃんは親が無表情になると手を伸ばしたり声を出したりして、親の注意を引こうとします。

それからほとんどみんな1分以内に泣き出してしまいます。
これは、自分から関係を修復しようとしているんだそうです。

これがその後、他人との関係の基盤になっていくんだとか。

赤ちゃんには良いことと悪いことがわかるの?

実験その3:赤ちゃんには善悪の区別ができるかどうか

従来は1歳ごろまで判断がつかないとされていましたが、この実験では7ヶ月の赤ちゃんが対象。

方法としては3つのキャラクターが出てくる簡単な劇を見せてから、どの人形を選ぶのか見るというもの。
それぞれ赤い丸、青い丸、黄色い丸です。

赤いキャラが坂を上ろうとすると、青いキャラが妨害。
あとから出てきた黄色キャラが、赤いキャラを助けてくれます。

善悪の判断

劇の後で赤ちゃんに青と黄色のキャラクターを見せてみると、なんと全員が黄色の方を選びました。

これは赤ちゃんが何らかの形で良いこと、悪いことを感じ取っていることを示します。

この「良いこと」に対する肯定的な感情が元となり、以降成長とともに健全な人間関係を学んでいくとみられるのです。

赤ちゃんの泣き声で親が目覚めるのはなぜ?

少しばかり赤ちゃんの発達と離れた4つ目の実験。

実験その4:なぜ親は赤ちゃんの夜泣きで起きてしまうの?

赤ちゃんの夜泣き

赤ちゃんの泣き声と全然別の音、それぞれを親に聞かせます。
そして音を聞いた直後にもぐら叩きゲームをやってもらいました。

するとその結果、赤ちゃんの泣き声を聞いた後にチャレンジした方が良い点が取れるという結果に。

ちいくまちゃん

なんで~? 不思議!

これは、赤ちゃんの泣き声が生物学的な警報のような役割をしているからだと考えられています。

赤ちゃんの泣き声は音量の強弱が急に変わる「ラフネス」という特徴があり、脳の恐怖を感知する部位である扁桃体を刺激します。

これによって、本能的に体が「すぐに反応しなくては!」とスタンバイするそうです。

ちゃみ

だから眠くても、赤ちゃんが泣いていると目が覚めるのね。

赤ちゃんの笑いのツボは?

5つめの実験は赤ちゃんがどんなものに対して笑うのか、という実験です。

イギリスで300人の赤ちゃんを対象に、5つの遊びのうちどれが一番ウケるか調べます。

遊びの種類は以下のとおり。

  1. 紙をびりびり切る
  2. 布をもぐもぐ食べるふりをする
  3. カップを頭に乗せる
  4. 間違った動物の鳴き声を聞かせる(ネコがワンワン、みたいな感じ)
  5. いないいないばあ
ちゃみ

イマイチいないいないばあ以外の意味がわかんないんだけど……

ちぐはぐな状況

あんまり聞かない遊びが多いのは、「赤ちゃんにはちぐはぐな状況がウケる」という仮定のもとにスタートした実験だからだとか。

一番ウケたのは、いないいないばあで70%の子にウケていました。

次点が布もぐもぐで60%。
紙とカップは40~50%で、間違った動物の鳴き声は3分の1未満にしかウケなかったそうです。

いないいないばあは人が消えた人がパッと出てくる、という人とのつながりの遊び。

赤ちゃんが楽しむのは、「ちぐはぐな状況」ではなくて「人とのつながり」だと考察されていました。

赤ちゃんは鏡に映った自分が自分だとわかるの?

実験その6:赤ちゃんはいつごろから鏡の中に映った姿が自分だとわかるのか

ここまでの実験とあわせると、人は2歳以前、それこそ新生児の時点から他人と交流する基礎を身につけていると考えられます。

でも、実際に他人との交流をするためにはさらなる発達が必要。
自己意識の発達が必要不可欠なのです。

ここで6つ目の実験、赤ちゃんと鏡の実験です。
赤ちゃんはいつごろから鏡の中に映った姿が自分だとわかるのでしょうか。

鏡の実験

1歳4ヶ月から2歳の赤ちゃんが実験に協力しました。

1歳4ヶ月の赤ちゃんはまだ鏡の自分が自分だとわからなかったようですが、1歳9ヶ月の赤ちゃん、2歳の赤ちゃんにはわかったようです。

個人差があるようですが、おおむね2歳ぐらいから鏡に映った自分が自分であるとわかるようになるそうでした。

そのことから、2歳ごろには自己意識が芽生えてきていることが感じられます。
この芽生えは社会的な発達を促すんだとか。

赤ちゃんは自分と他人の好みのちがいがわかる?

実験その7:自分と他人との好みの違いが理解できるか

はいどうぞ

過去の研究では、自己意識が芽生えるのは5歳くらいからだと考えられてきました。

そこで7つ目、自分と他人との好みの違いが理解できるかの実験を行います。

自己意識の発達がまだ不十分だと、自分の感情が他人のものと違うということがわからないそうです。
それを試す方法は、次のように行われました。

まずお菓子とブロッコリーを用意して、研究者が赤ちゃんの目の前で食べます。
お菓子を食べたときは「マズイよ~」と演技をし、ブロッコリーを食べたら「おいしい!」と演技。

そのあとで赤ちゃんに「どっちかちょうだい」と言ったときに、どちらをくれるか見てみます。
これで赤ちゃんが相手の好みが理解できているか判断をするという実験です。

1歳3ヶ月の赤ちゃんは、研究者に自分の好きなお菓子をくれました。
まだ相手の好みがわかっていない様子です。

1歳6ヶ月の赤ちゃんは、研究者が喜んでいたブロッコリーを渡してくれました。

人はこれまで考えられていたより早く、2歳までに自己意識を発達させているということになります。

ちゃみ

こんなに幼いころから社交術を身につけているんですね。

赤ちゃんに人と共感する力はあるの?

最後の実験は、赤ちゃんに人と共感する力はあるのかを調べる実験です。
共感へのステップは2つ。

STEP
気づき
STEP
同情・共感

本物そっくりの赤ちゃん人形が泣き出したときに、対応することができるかを見ていきます。

1歳5ヶ月の赤ちゃんは、赤ちゃんが泣くと近くに行って様子を見ていました。
悲しそうな顔をしたり、母親を見たりしていますが具体的に助ける行動はできませんでした。

ステップ1まではできていますが、ステップ2までは行っていないようです。

次に1歳6ヶ月の赤ちゃんが挑戦。
母親に赤ちゃんが泣いていることを伝えられましたが、自分で対応することはできません。

思考の変化が起きてきていますが、ステップ2まではあと一歩というところ。

最後に1歳9ヶ月の子がチャレンジしました。

今度の子は哺乳瓶を与えたりして、自分でなだめようとしていました。
共感ができています。

人間は共感することの下地自体は生まれつき持っているそうです。
しかしそれを発芽させ、身につけさせるのは育つ環境。

親から子に伝えられる共感する力は、2歳になるまでに大きく成長していくのです。

2歳までの赤ちゃんの発達はめざましい

2歳までの赤ちゃんの発達はめざましい

以上の実験から、2歳以前の赤ちゃんが人と関わる力をどんどん発達させていることがわかりました。

ある程度の個人差も見られたように思いますが、まだまだ小さな赤ん坊なのに色々なことができていましたよね。

この急激な成長を支えているのが大人、特に一番多く接するパパやママです。

生まれてから最初の2年間の接し方が、赤ちゃんにとって非常に大切なんだということでした。

ちゃみ

以上が放送内容のまとめです。

いかがでしたか?
中にはにわかに信じられないような実験もありましたが、とても興味深い内容だったように思います。

本当に生まれた直後の赤ちゃんからコミュニケーションのための力が備わっているのもすごいです。

それに1歳未満で良い悪いの判断ができたり、1歳半で思いやりが芽生えてきたり。
わずかな期間でめざましい発達を遂げていました。

パパやママもなるべくいっぱい関わってあげて、赤ちゃんの持つ人と関わる力を精一杯引き出してあげないといけないですね!

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