落ち葉工作の下処理方法まとめ!虫・カビ対策と長持ちさせるコツ

落ち葉工作の下処理方法まとめ!虫・カビ対策と長持ちさせるコツ

秋になると子どもと一緒に拾う落ち葉。

色とりどりでとってもきれいですが、そのまま工作に使うとポロポロ崩れたり、虫や汚れが気になったりしますよね。

そこで今回は、落ち葉をきれいに、そして長持ちさせて使えるようにする「下処理の方法」をご紹介します。

写真つきなので、初めてでもわかりやすく取り入れられますよ♪

This tutorial is explained with step-by-step photos, so it’s easy to follow.
If any part is unclear, please feel free to use your browser’s Google Translate.

この記事の執筆者・監修者
ちゃみ

ちゃみ

2児のママ。幼少期からアートや自由研究に親しみ、今は子どもと一緒に工作や観察を楽しんでいます。

写真でわかりやすく、おうちでできる遊びや学びをお届けします。

目次

落ち葉工作に下処理が必要な理由

  • 子どもが安心して触れるため
  • 虫やカビの発生を防ぐため
  • 色あせや劣化を防ぎ、飾りを長く楽しむため

秋に拾った落ち葉は、そのままの状態では工作に向いていません。きれいに見えても、実は小さな虫がついていたり、湿気を含んでカビが発生しやすかったりするためです。

下処理をしてから使うことで、子どもが安心して触れるだけでなく、作品を清潔に保つことができます。

また、落ち葉は乾燥が不十分なまま使うと、数日で丸まってしまったり、ポロポロと崩れてしまうことがあります。

しっかり下処理を行えば、色あせや劣化を防ぎ、平らで扱いやすい状態にすることができ、貼り絵やガーランドなどのクラフトがぐんと作りやすくなりますよ。

さらに、落ち葉は自然素材のため保存が難しいイメージがありますが、正しい方法で下処理をすれば数週間から数か月と長持ちさせることも可能!

つまり、工作を長く楽しむためにも、下処理は欠かせないステップなんです。

落ち葉の下処理の簡単ステップ

秋に拾った落ち葉を工作に使うときは、そのままでは虫や汚れ、カビの心配があります。

ここでは、初心者でも簡単にできる下処理の手順を、写真や実体験をもとにご紹介します。

STEP
まずは汚れと虫を落とす

落ち葉をきれいに使うためには、最初の洗浄が大切です。

バケツやボウルに水をため、葉をそっとくぐらせるように洗います。

まずは汚れと虫を落とす

強くこすると破れてしまうので、指で軽くなでる程度でOK。石鹸や洗剤は色落ちや変色の原因になるため、水洗いだけで十分です。

表面についた土やほこり、小さな虫を落とすことで、このあとの作業がスムーズになります。

STEP
乾かす

洗った落ち葉はやさしく拭き、新聞紙やキッチンペーパーの上に重ならないように並べ、しっかりと乾かしましょう。

洗った落ち葉を拭いているところ
洗った落ち葉を乾かす

天日干しにすると短時間で乾きますが、直射日光が強すぎると色が褪せやすくなるため注意が必要です。

室内で乾かす場合も、数時間~半日ほど置いて完全に水分を飛ばすことが大切です。

ちゃみ

触ったときに少しでも湿り気が残っていると、カビが発生しやすくなるので念入りに確認してください。

STEP
押し葉にする

落ち葉は乾燥すると端が丸まって扱いにくくなるため、押し花のようにプレスしておくと便利です。

新聞紙の上に葉を並べ、さらに新聞紙を重ねて、その上から辞書や図鑑などの重い本で押さえます。

押し葉にする
押し葉にする

半日から1日ほど置いておくと、フチの反りがなくなり、貼ったり切ったりする工作に最適な状態になります。

多少色はくすみますが、安定感が増して子どもでも扱いやすくなりますよ。

押し葉にする
STEP
ボンド液でコーティングする

きれいに仕上げたい場合は、ボンドを水で薄めた「簡易ニス液」でコーティングする方法がおすすめです。

紙コップなどに木工用ボンドを入れ、水で溶かしてよく混ぜます(沈殿しやすいのでしっかり溶かすのがコツ)。

紙コップなどに木工用ボンドを入れる

葉っぱをそのまま液にドボンと浸し、全体にまんべんなく行き渡らせます。

茎を残したい場合は茎にも液をつけておきましょう。ツヤが出るだけでなく、葉が割れにくくなり、長期間保存できるようになりますよ。

葉っぱをボンド液に浸す
STEP
乾かす

コーティングした葉は新聞紙の上に並べ、再び乾燥させます。

数時間で乾き、少しツヤっとした仕上がりになります。

コーティングした葉を乾かす
コーティングした葉を乾かす
コーティングした葉を乾かす

写真では伝わりにくいですが、実際には葉がしっとりとした質感になり、色も鮮やかに見えるのがポイント!

しっかり乾いたら、紙袋に入れて保存しておくと、工作やアートにすぐに使えて便利です。

下処理でコーティングした落ち葉

下処理した落ち葉の保存方法

せっかく下処理した落ち葉も、保存方法を間違えると湿気やカビで台無しになってしまいます。

長くきれいな状態を保つためには、通気性の良い紙袋や封筒に入れて保存するのがおすすめです。

ビニール袋は一見便利そうですが、内部に湿気がこもりやすく、カビや変色の原因になってしまうので避けましょう。

保存場所は、直射日光の当たらない涼しい場所がベスト。特に暖房の効いた室内や湿気の多い場所は劣化しやすいため注意してください。さらに、新聞紙やキッチンペーパーに包んでから紙袋に入れると、余分な湿気を吸収してより安心です。

はるん

秋の間はこれで持つはず!

「子どもと秋の落ち葉を拾ったのに、すぐに使う時間がない……」というときでも、こうした保存方法を知っておけば安心。

思い出の落ち葉をしっかり保管して、いつでもきれいな状態で工作に使えるようにしておきましょう。

まとめ|落ち葉は下処理をすれば安心して楽しめる

まとめ|落ち葉は下処理をすれば安心して楽しめる

秋に拾った落ち葉は、そのままではすぐにパリパリ崩れてしまったり、虫やカビが気になったりして、せっかくの工作が台無しになってしまうこともあります。

ですが、落ち葉をしっかり下処理してから使えば、安心してクラフトに活用でき、作品を長持ちさせることができます。

下処理の手順はとてもシンプルで、

  1. 水で洗って汚れや虫を落とす
  2. しっかり乾かしてカビを防ぐ
  3. 押し葉のようにプレスして平らにする
  4. 必要に応じてボンド液でコーティングして補強する
    この流れを押さえておけば、子どもでも扱いやすい落ち葉になります。

保存の工夫をすれば、数週間から季節が変わる頃まできれいに保つことも可能。紙袋や封筒に入れて乾燥剤と一緒に保管しておくと、工作や装飾にいつでも使える状態をキープできます。

拾った落ち葉を下処理して残すことは、ただの工作素材としてだけでなく、「親子で過ごした秋の思い出を形に残す方法」にもなります。

落ち葉を使った貼り絵やしおり、ガーランドなどにすれば、季節感あふれる飾りとして楽しめますよ。

ちょっとした下処理をするだけで、落ち葉工作はぐんと安心で楽しくなります。ぜひ親子で秋の自然を感じながら、長く残せるクラフト作りに挑戦してみてくださいね!

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2児のママ。幼少期からアートや自由研究に親しみ、今は子どもと一緒に工作や観察を楽しんでいます。

写真でわかりやすく、おうちでできる遊びや学びをお届けします。

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