牛乳パックで平均台を手作り!簡単にできる運動遊びのおもちゃで体幹を鍛えよう

子どもの運動スキルアップに欠かせないのが「体幹」!
体幹は体を動かす中心的な役割を担っているので、しっかりしているとスポーツをするのにも有利です。

おうちでも手軽に体幹を鍛えられるおもちゃはないかな?
そこで、牛乳パックを使った「平均台」を作ってみましょう!



平均台の上でバランスを取りながら歩くことで、体幹が鍛えられますよ。
とっても簡単に作れるので、牛乳パックが余っているという方はぜひチャレンジしてみてください♪
平均台をつなげた「サークル」の作り方もご紹介しているので、後で参考にしてくださいね^^
牛乳パックの平均台に使う材料
用意する材料と道具
- 牛乳パック 8本
- 布製テープ
- はさみ
- お好みでリメイクシートや幅広カラーテープ
*パーツ1本分。3つなら24本用意!




牛乳パックは口を開き、よく洗って乾かしておいてください。
外側のハコとなる部分に1本、中に詰めるのに7本使います。
6本でもOKでしたが、7本詰めることでより強度が増して大人でも乗って楽しめました!



私は3つのパーツにしたので、計24本のパックを使いました。
お好みでリメイクシートやカラーテープを用意してください。
牛乳パックそのままのパッケージだと見た目があまり良くありません……。
また、テープとパックの間に生じてしまうスキマに、ゴミがついてしまうかも?



気にならなければ、装飾をしなくても大丈夫だよ!
なので、見た目を素敵にアレンジ&ゴミ除けをする目的で使います。
牛乳パックの平均台の作り方
外側のハコにする分の牛乳パックをそのままの形で取り分けておく。
つなげる本数分取っておいてください。
残りの牛乳パックを平たくつぶす。


牛乳パックの口と底を曲げ、もう1本の牛乳パックと曲げた面を重ね合わせる。


重ね合わせた牛乳パックを3組とさらに1本(計7本)を牛乳パックに詰める。


牛乳パックの口に切り込みを入れる。


口を畳み封をする。
布製テープでしっかり留める。


以上でできあがり!


中に詰めた牛乳パックが縦に並んでいる面が上下になります。
横に並んでいる面を上下にしてしまうと、強度不足でつぶれてしまうのでお気をつけくださいね。
平均台の中身に新聞紙をつめるのは難しい
平均台作りにはたくさんの牛乳パックを使用します。
本数を集めるのがけっこう大変なんですよね。
中身を他のもので代用できないかな? と考えて入れてみたのが「新聞紙」。
ところが詰めるのが難しく、仕上りもイマイチ納得がいかないものになってしまいました。
他にも、新聞紙を詰めるのはこんなデメリットが。
- ギュウギュウに詰めると強度は増すが重くなる
- きっちり折り畳んで入れないと平均台表面がボコボコしてしまう
- かなりの枚数が必要
牛乳パックを詰める方が簡単で、軽い・丈夫・仕上りがキレイ!
というわけで、牛乳パックが平均台作りにはおすすめなんです。



その分地道に買って飲む必要はあるんだけどね。
頑張って集めましょう!
▼牛乳パックで作る絵本棚は上に乗ってはねたりしないので、新聞紙やチラシでも大丈夫でした。


牛乳パックパーツのジョイント方法
パーツを作ったらつなげていきます。


2本のパーツを組み合わせ、布製テープでぐるぐる巻いていきましょう。
横にも貼るとしっかり留まりますよ。
見た目をアレンジしてみよう
せっかくなら、見た目をアレンジしてみましょう。
そのままでも遊べる平均台ですが、可愛くアレンジしたらもっと楽しく遊べることうけあいです!
私は布製のカラーテープをぐるぐる巻きにしてアレンジしました。
パーツごとに色を変えるのも簡単です。


また、布目がザラザラしているため、フローリングの上でも多少滑りにくくなったというメリットも!
念には念を入れて、食器棚に敷いている滑り止めシートも底に貼りました。


スタート位置とゴール位置にシールを貼るのも面白いです。





上下も分かりやすくなるね~。
アレンジには、100均などで買えるリメイクシートを使うのもおすすめ。
ただ、紙製なので耐久性は落ちるかも……。
貼ってはがせて気軽にイメージチェンジができるのは利点です。


牛乳パックの平均台の遊び方いろいろ


まずは基本のバランス歩行で遊びましょう。
1歳半ころから
- 体幹・下半身の筋力
- 空間認識能力
- 平衡系・移動系運動スキル
細い足場でバランスを取りながら歩くことはけっこう大変!
乗って遊んでいるうちに、体幹が鍛えられます。
最初の遊び方
- 平均台を床に置く。
- 子どもと手をつなぎ、子どもに平均台に乗ってもらう。
- 平均台の上から落ちないように歩くことを横から促す。
- 慣れてきたらひとりで歩行してもらう。



いつもとちがうところを歩くから、なんだかゲーム感覚でいいね~。
最初は細い台の上でうまく動けないと思います。
でも、だんだんとバランスを取れるようになり、落下してもうまく手をついたりできるようになります。
機敏に動けるようになって、身のこなしが上手になるんです。


念のため、周囲にジョイントマットなどを敷き怪我対策をしておくと安心ですね。


- 後ろ向き歩行
- 横向き歩行
- 低い姿勢で歩行
- いくつかのパーツを離して並べ、移動する
ただ歩くだけではなく、歩き方を変えてみることで遊びが広がり、難易度も上がります。
このほかにも、牛乳パックの平均台はさまざまな遊びができます。
- 組み合わせて囲いにする
- イス代わりにする
- 人形遊び用のスロープや橋代わりにする
- ステージ代わりにする
形を活かして大活躍しますよ♪
▼同じ部屋に置いているジャングルジムはピープル製。平均台と組み合わせて楽しいアクティビティになっています♪


1歳児が牛乳パックの平均台で遊んでみた!
1歳9ヶ月の娘は、お散歩のときに細くて長いブロックの上を歩くのが大好き!
歩道の模様や家の車止めなどを歩きたがります。



お店の車止めは危ないから、乗ろうとしないかハラハラすることも……!
そんな娘なのできっと気に入ってくれるはず!
さっそく平均台で遊ばせてみました。




最初はパパに手をつないでもらって乗りましたが、ブロックよりも細いから難しかったみたい。
それでも何度か乗るうちに重心の取り方が安定してきた感じ。
ひとりで乗って立つことができるようになりました。


まだスムーズに重心を動かせず一ヶ所で止まったままですが、今後に期待です!
ちなみに、娘ひとりでも持てる重さなので、よくテレビに近づくための踏み台にしています(汗)。



テレビを観ながらもつま先でバランス感覚を養っているから、ヨシとします!


平均台遊びで体幹を鍛えよう


牛乳パックという身近な材料で作るのに、なかなか使える平均台。
数が大量に必要となるのが難点ですが、簡単におうちスポーツ用のおもちゃが作れちゃいます。
組み合わせて使えばブロックみたいな遊び方も!
幼児期から体幹を鍛えておくことは、その後のスポーツ競技でも大いに役立ちます。
大人もそうですが、体幹をトレーニングすると姿勢の良さにつながってくる点も見逃せません。
単純なつくりのおもちゃなのに、体づくりの基本を押さえることができちゃいますよ。
ぜひ作ってみてくださいね!
▼1歳くらいから遊べる平均台なので、他の1歳向け手作りおもちゃも見ていってくださいね。


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