センサリーバッグを手作りしよう!見た目と中身の工夫で赤ちゃんから幼児まで長く遊べる♪

この記事では、センサリーバッグ(感覚バッグ)の作り方やアイディアを詳しくご紹介しています。
センサリーバッグは、海外でもっともホットな赤ちゃんのおもちゃ!
海外では赤ちゃんの視覚・触覚・聴覚を刺激して脳の発達をうながすおもちゃのことを「Sensory Toy(センサリートイ)」と呼んでいます。
そのうち、ジェル入りのバッグにさまざまなものを入れたのがセンサリーバッグです。
主に視覚・触覚に訴えます。


むにむに夢中になって触るうちに、赤ちゃんの感覚をたっぷり刺激してくれるんですよ。
手作りなら入れるものを変えることができるのが良いところ。
おうちにあるものやお好みのもので、無限にバッグが作れちゃうんです!

色々なものを入れて、赤ちゃんの発達をうながそう♪
センサリーバッグの作り方と用意するもの
今回は、5種類のセンサリーバッグを作ってみました。


A.キラキラハートのセンサリーバッグ

液体:洗濯のり
アイテム:ハートのスパンコール+ラメ
ラメがきれいすぎるからみんな入れて!
UVレジン用の「ラメパウダー」を使っています。
B.着せ替えセンサリーバッグ

液体:洗濯のり
アイテム:ビーズ+プラチェーン+クリアファイルの人形+カラーセロファン
絵本『わたしのワンピース』を参考にしました。
C.アルファベットのセンサリーバッグ

液体:溶かした保冷剤
アイテム:アルファベットパーツ+星の形のキラキラ
D.ぷるぷるのセンサリーバッグ

液体:洗濯のり
アイテム:香り玉(ぷるぷるボール)+プラチェーン
E.オイリーなセンサリーバッグ

液体:ベビーオイル
アイテム:絵の具+プラチェーン
液体の粘さ(ねばさ)によってアイテムの流れが変わります。
.jpg)
- 洗濯のり
- 保冷剤
- ヘアジェル
粘度が高いほど粘り気が強くなるので、アイテムがゆっくり流れます。
逆にサラサラだと、ちょっと押しただけでもアイテムがスッと流れます。
ヘアジェルは香りがきついものが多く苦手で(私が)、今回は使用しませんでした!

液体を変えて比較してみると面白いね!
共通で用意するもの
- 食品用プラスチックバッグ
- 補強用のテープ
- 中に入れる色々なアイテム
中に液体を入れるので、
- 食品用(液体が密封できるもの)
- ダブルジッパー
のものを選んでください。

小物用だと液が漏れることがあります。
定番ですが、ジップロックが丈夫でおすすめですよ。
ジップロックはジッパー部分の主張が強いので、気になる方はロハコなどでシンプルなものを購入されると良いかと思います!
▼ロハコにリンクしています。

ロハコのものは模様入りですが、シンプルな模様なので中身も見やすいです◎
私は家にあったケユカのものを使いました。

テープは袋の四隅を補強するために使います。
ビニールテープや布テープなどでOK。
私は透明の「カバーテープ」という商品を使いました。
指紋が付かず、貼ったところも目立たないので、見た目を重視する方にもおすすめできます!

カバーテープは買うべし!

アイテムは尖ったものでなければOK。
おうちになくても、ビーズ類が100均で手に入ります。

ジップロックの下準備あれこれ
ジップロックのロゴを消すには?
ロゴもなかなか主張が強いジップロック。
メラミンスポンジに水を含ませこすると、ロゴを消すことができます。

ただし、袋表面を研磨するため多少キズがつきます。
またあまり強くこすると袋が破れてしまうので注意!
ジップロックのつまみは切り落とす
ジッパーが開けやすくなっている「つまみ」。
子どもにも開きやすい&テープで袋を補強する際に邪魔になるため、カッターで切り落とすと良いと思います。

ジッパーを傷つけないように注意です。
作り方
センサリーバッグの作り方を写真で詳しくご紹介します。
A.キラキラハートのセンサリーバッグ
袋の口を外に折り返し、ガムテープなどに立てて入れると倒れません!
袋が倒れると中身が一気に流れてしまうので、ぜひやってみてください。

洗濯のりの中に、アイテムをざざーっと投入します。

空気を抜きながら、ゆっくりジッパーを閉めます。
液体が出てしまったら、ふき取ってください。


▼わかりにくいですが、周りを透明なカバーテープでぐるりとカバーし補強しています。

袋を二重にすると、万が一中身が出てしまった場合にも安心です。
ジッパー部分が下になるように入れていきます。


B.着せ替えセンサリーバッグ
絵本『わたしのワンピース』では、お花畑、雨、くさのみと変化する背景に合わせてうさぎのワンピースの柄が変化します。

そこから着想を得て、センサリーバッグにしてみました。
白いカラーファイルに絵本をはさみ、上から油性ペンでなぞって切り取ります。

\あると便利なカラーファイル/
我が家ではジャバラになっている白ファイルを常備しています!
油性ペンで絵を描いて切り取り、色々な水遊びおもちゃに使っています。

ジッパー部分が下になるように入れていきます。
ファイルが余っていたら、背景として入れても良いと思います。
模様がはっきり目立ちます。
失敗談……
最初は外袋にうさぎの絵を描いていたのですが、全然目立ちませんでした。

カラーファイルで作ったお人形のほうが断然目立ちますし、液体と一緒に動いて面白いです。
E.オイリーなセンサリーバッグ
お土産などで有名な(?)油時計のようなセンサリーバッグです。
油と水という混ざりあうことがないものを一緒に入れることで、水の動きが分かって面白い!

幻想的で赤ちゃんもうっとりしちゃうかも♪
用意するもの
- ベビーオイル
- 水
- 色紅か絵の具
- (お好みで)中に入れるアイテム

色紅はひとさじでも濃い色になるので、少しずつ調節してくださいね。

お好みのアイテムも入れます。



ジッパー部分が下になるように入れていきます。

C、Dのセンサリーバッグ
中身がちがうだけでA.の作り方とほぼ同じです。
ぷるぷるボールは液体を少なめにすることで、感触をより楽しめるかと思います。

コリコリっとします。
▼センサリーボトルの中身としてもおすすめです!
センサリーバッグの中身のアイディア
センサリーバッグは発想次第で色々なものを入れて作ることができます。
海外のサイトでなんと48種類もの中身のアイディアをご紹介しているサイトがありますので、リンクを貼っておきます。

- お米
- ひげそりクリーム
- オートミール
- 子ども用粘土
アイテムとしては、
- 花や葉、種
- 貝殻
- 絵の具
- 数字・アルファベットパーツ
などなど。

サメの食べさせ遊びが楽しそう!

※上記ページ内、それぞれのバッグの写真が詳細な作り方へのリンクになっています。
自然、色、数字や文字などの要素を盛り込んで、学習にも役立てられるものも多数ありますよ。

アイディアをながめているだけでも楽しいよ!
チェックしてみてね。
センサリーバッグで遊んでみよう
作ったセンサリーバッグで遊んでみましょう。
センサリーバッグは、破れる可能性がゼロではありません。
漏れた液体ですべったり、アイテムを誤飲しないよう、子どもが遊ぶときは必ず付き添ってください。
我が家の0歳児に渡してみたところ、さっそく興味深そうに“むにむに”。

オイリーなセンサリーバッグは水の色が目立つので、動きを楽しんでいました。
他のセンサリーバッグもお気に入りで、自ら手を伸ばして触ろうとしていましたよ。

気に入ったみたいだね~!



幼児でも遊べます
センサリーバッグは主に赤ちゃんが遊ぶものですが、幼児にもおすすめです。
見たりさわったりして、楽しめるよね!
2歳の娘はアルファベットパーツに興味津々で、たくさんむにむにしていました。
写真のように単語を作って遊べます。

ただ、基本的に寝ている赤ちゃんとちがって未就学児はアグレッシブ。
色々いたずらして割ってしまう危険も……。
そんなときには、窓にテープで貼り付けてみましょう。
バッグを踏んだり噛んだりして破損してしまう恐れが減ります。
お出掛け用に、小さなサイズを作るのもおすすめですよ。
センサリーバッグの作り方まとめ

センサリーバッグはおうちにあるものやお好みのもので簡単に作ることができます。
さまざまな色や形のアイテムを入れれば、赤ちゃんは押したり、つまんだりと、夢中になってくれますよ。
観て触って、色んな感覚を刺激してあげてくださいね。
コメント