センサリーバッグを手作りしよう!見た目と中身の工夫で赤ちゃんから幼児まで長く遊べる♪

この記事では、センサリーバッグ(感覚バッグ)の作り方やアイディアを詳しくご紹介しています。
センサリーバッグは、海外でもっともホットな赤ちゃんのおもちゃ!
海外では赤ちゃんの視覚・触覚・聴覚を刺激して脳の発達をうながすおもちゃのことを「Sensory Toy(センサリートイ)」と呼んでいます。
そのうち、ジェル入りのバッグにさまざまなものを入れたのがセンサリーバッグです。
主に視覚・触覚を刺激する目的で使います。


むにむに夢中になって触るうちに、赤ちゃんの感覚をたっぷり刺激してくれるんですよ。
手作りなら入れるものを変えることができるのが良いところ。
おうちにあるものやお好みのもので、無限にバッグが作れちゃうんです!



色々なものを入れて、赤ちゃんの発達をうながそう♪
▼ボトル系の形状のおもちゃをお探しの方は、以下の記事を参考にしてくださいね。
センサリーバッグの中身と用意するもの
センサリーバッグの材料は以下のとおりです。
- 食品用プラスチックバッグ
- 液体
- 補強用の透明テープ
- 中に入れる色々なアイテム
それぞれ注目して選ぶべきポイントがあるので、詳しく解説していきます。
食品用プラスチックバッグ
中に液体を入れるので、以下の機能があるものを選んでください。
- 食品用(液体が密封できるもの)
- ダブルジッパー
- 触った感じが柔らかすぎない
まず、食品用でダブルジッパー(封をするところが2段階である)であること。
小物用だと液が漏れることがあるので避けてください。
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また、イケアや100均にも可愛いプラスチックバッグがありますが、爪を立てただけでかなり傷がつくので避けてください。


定番ですが、ジップロックが丈夫でおすすめですよ。
ジップロックはジッパー部分の主張が強いのですが、消すこともできます。
消し跡が少し残るので、気になる方はロハコなどでシンプルなものを購入されると良いかと思います!
ロハコのものは柄入りですが、シンプルな模様なので中身も見やすいです◎
今回の記事で使ったのは、Amazonのフリーザーバッグです。





青い線の主張が激しいですが、そこそこ丈夫です。
1ヶ月遊んでその後しまってありましたが、液漏れもありませんでした。
※液漏れ確認は適時行ってください。
液体
中に入れる液体の粘さ(ねばさ)によってアイテムの流れが変わります。


- 洗濯のり
- ベビーオイル
- ヘアジェル、保冷剤
粘度が高いほど粘り気が強くなるので、アイテムがゆっくり流れます。
逆にサラサラだと、ちょっと押しただけでもアイテムがスッと流れます。
ヘアジェルは透明なものがありセンサリーバッグの材料としてよく用いられるそう。
ただ香りがきついものが多く苦手で(私が)、今回は使用しませんでした!





液体を変えて比較してみると面白いね!
補強用の透明テープ
テープは袋の四隅を補強するために使います。
ビニールテープや布テープなどでOK。
私は透明の「カバーテープ」という商品を使いました。
指紋が付かず、貼ったところも目立たないので、見た目を重視する方にもおすすめできます!



カバーテープは買うべし!




中に入れる色々なアイテム


アイテムは尖ったものや分厚いものでなければOK。


おうちになくても、ビーズ類が100均で手に入ります。
ダイソーのネイル用チップや、手芸店にある大容量のレジン封入グリッターはかなり使えます!




通販だと同じものが見つからなかったのですが、ユザワヤのグリッターは白が偏光ですごくきれいです。
写真のセンサリーバッグは青を中心に入れました。
色も鮮やかで乳児さんもよく見ています。






ジップロックのロゴを消す方法
丈夫でロゴもなかなか主張が強いジップロック。
メラミンスポンジに水を含ませ、こすると、ロゴを消すことができます。


ただし、袋表面を研磨するため多少キズがつきます。



ちょっと曇った感じの見た目になります。
またあまり強くこすると袋が破れてしまうので注意!
また「つまみ」は切り落とします。
ジッパーが開けやすくなっている「つまみ」。
子どもにも開きやすい&テープで袋を補強する際に邪魔になるため、カッターで切り落とすと良いと思います。


その際ジッパーを傷つけないように注意です。
センサリーバッグの作り方
では、センサリーバッグの作り方を写真で詳しくご紹介しますね!
あらかじめ何を入れるか決めておいてください。
袋に広げた状態で寂しくならない量がいいですよ。


洗濯のりなどの液体を袋の中に入れます。
袋の口を外に折り返し、ガムテープなどに立てて入れると倒れません。
袋が倒れると中身が一気に流れてしまうので、心配な方はぜひやってみてください。


洗濯のりの中に、アイテムをざざーっと投入します。


空気を抜きながら、ゆっくりジッパーを閉めます。
液体が出てしまったら、ふき取ってください。


液体の量が少なかったら足してくださいね。
それほどたっぷり入れなくても、上から押して手ごたえが感じられるくらいならOKです。


ジッパー部分を折り曲げ、四隅を透明なカバーテープでぐるりと補強します。
写真だとわかりにくいですが、一周ぐるりとテープではさんでいます。


袋をもう一枚用意し、中に入れます。
二重にすると、万が一中身が出てしまった場合にも安心ですよ。
ジッパー部分が下になるように入れていきます。


外側の袋のジッパーも閉めればできあがりです。


センサリーボトルの中身としてもおすすめなのが「ぷるぷるボール」。
万が一飲んでしまったら危険なので乳児には向きませんが、感触がコリコリして楽しいですよ。


センサリーバッグに入れるもののアイディア
センサリーバッグは発想次第で色々なものを入れて作ることができます。
以下は私の作ったものですが、水と油の性質を利用して、水に色をつけてハチミツのようにしています(動画あり)。
また海外のサイトでなんと48種類もの中身のアイディアをご紹介しているサイトがありますので、リンクを貼っておきます。




液体の代わりに
- お米
- ひげそりクリーム
- オートミール
- 子ども用粘土
中身のアイディア
- 花や葉、種
- 貝殻
- 絵の具
- 数字・アルファベットパーツ



サメの食べさせ遊びが楽しそう!


※上記ページ内、それぞれのバッグの写真が詳細な作り方へのリンクになっています。
自然、色、数字や文字などの要素を盛り込んで、学習にも役立てられるものも多数ありますよ。



アイディアをながめているだけでも楽しいよ!
チェックしてみてね。
センサリーバッグで遊んでみよう
作ったセンサリーバッグで遊んでみましょう。
センサリーバッグは、破れる可能性がゼロではありません。
漏れた液体ですべったり、アイテムを誤飲しないよう、子どもが遊ぶときは必ず付き添ってください。
我が家の0歳児に渡してみたところ、さっそく興味深そうに“むにむに”。


オイリーなセンサリーバッグは水の色が目立つので、動きを楽しんでいました。
他のセンサリーバッグもお気に入りで、自ら手を伸ばして触ろうとしていましたよ。



気に入ったみたいだね~!






幼児でも遊べます


センサリーバッグは主に赤ちゃんが遊ぶものですが、幼児にもおすすめです。



見たりさわったりして、楽しめるよね!
ただ、基本的に寝ている赤ちゃんとちがって未就学児はアグレッシブ。
色々いたずらして割ってしまう危険も……。
そんなときには、窓にテープで貼り付けてみましょう。
バッグを踏んだり噛んだりして破損してしまう恐れが減ります。


お出掛け用に、小さなサイズを作るのもおすすめですよ。
センサリーバッグの作り方まとめ
センサリーバッグはおうちにあるものやお好みのもので簡単に作ることができます。
さまざまな色や形のアイテムを入れれば、赤ちゃんは押したり、つまんだりと、夢中になってくれますよ。
観て触って、色んな感覚を刺激してあげてくださいね。


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