ストロー落としを手作りしよう。100均で簡単、ステップアップ式でお片付け癖もつけられちゃう

1歳頃から子どもに訪れるのが、モノを落とす&入れるブーム!
せっかくなら心行くまで遊ばせてあげて、ついでに子どもの力も伸ばしてあげましょう。
この記事では、おうちモンテッソーリ教育でも使われる「ストロー落とし」の作り方や遊び方をご紹介。
ポトン、とストローが落ちる感覚が楽しくて、ハマる子はハマります!

うちの娘も、ひとりでできるようになったら集中して遊んでいました!
お片付け力をつけるポイントも解説していますので、ぜひ参考になさってくださいね。
ストロー落としを作って遊ぼう


ポットン落としができるようになったら、作ってあげたいストロー落とし。
入れ物にあけた穴に、ストローを差し込む遊びです。
モンテッソーリ教育でも、1~2歳の「運動の敏感期」のおもちゃとして推奨されています。



紙パックのジュースを飲むときに、ストローで遊び出したら始めどき!
ストロー落としの知育のねらい
ストロー落としをするねらいは以下のとおり。
たくさんの力が育まれます。
- 穴に狙いを定めて落とす
⇒観察力、目と手の協応性をアップさせる - ストローを慎重に落とす
⇒集中力をつける - 手指を使う
⇒巧緻性(こうちせい、器用さ)をアップさせる - 中へ転がる音や手ごたえを楽しむ
- フタがついているので、ストローが入った状態で振ればマラカスに!
⇒音を楽しむ



単純なようで、すごい手作りおもちゃなんだ!
ストロー落としの材料
用意する材料
- ストロー付きタンブラー(コールドカップと言うそうです)
- ストロー
- ストローを入れるケース
用意する道具
- はさみ


材料は、いずれも100円ショップで手に入ります。
今回は、娘が好きな「にゃんにゃん」が描かれたタンブラーを選んでみました。
※コールドカップ ミネット JANコード:4978446072270


ストローはタンブラーに入るサイズのものを選んでくださいね。
ストロー落としの作り方
もはや説明する必要がないくらい簡単です!
ストローをタンブラーに入る長さにカットし、ストック容器に入れるだけ。
タンブラー付属のストローは使いません。
切ったところがなめらかになるように、できるだけきれいに切ってください。




最初はただ穴にストローを落として遊びますが、ストローの色を基本的なものにしておけば、「〇色を入れて」「〇色を〇本入れて」といったように発展させて遊ぶこともできます。


作ったストロー落としは、トレーなどにひとまとめにしておきましょう。
遊びたいときは、このトレーごと引き出して取り組めます。




▼モンテッソーリ教育で使われる「トレー」を解説。おもちゃがすべてひとまとめにできるので、子どもの「今やりたい」に応えることができます。


ちなみになんですが、残りのストローはそのまま使うこともできますが、伸ばしたり縮めたりするとポップチューブのように遊べて楽しいです。


ストロー落としの遊び方
ストローをお子さんの利き手側にセットし、タンブラーの穴に狙いを定め、ストローをポトン!


中がいっぱいになったり、全部のストローが入ったら、フタを開けて中身を取り出してあげます。
ストローがうまくつまめない場合、タピオカ用の極太ストローから始めるとやりやすいです。
つまむというより「つかむ」といった感じです。
入れ物も、ペットボトルのような口が大きなものを使用します。
ペットボトルは倒れやすいので、片手で持たせるか、保護者が持ってサポートしてあげると良さそうです。
慣れたら遊び方をステップアップ
ストローを落とすのに慣れてきたら、ぜひ遊びをステップアップしてみましょう。
ストローのサイズを変える
- ストローの太さを細くする
- ストローの長さを変える
太さや長さを変えることで、手指の発達が促されます。
お子さんの遊ぶ姿を観察して、遊ぶ意欲につなげてあげてくださいね。
ストローをお片付け


1歳ころからできる、お片付け。
何をどこに入れるのかが分かれば、赤ちゃんでも始められます。
ストローはバラバラになりやすいので、入れ物にまとめておきましょう。
遊び終わったら戻すようにすれば、お片付け育にもなるというわけ。


お片付けは、遊び感覚で楽しみながら身に着けてさせてあげたいですね!
ストロー落としで遊んだ我が子の反応は?


最初は1本入れるのにけっこう時間がかかりました。



ポットン落としにストローも入れていたけど、穴が大きかったからね。
なかなか入らないことが悲しくて泣きながら遊ぶ(?)こともありましたが、1本できるととても誇らしげな表情に。



やたー! はいたー(やったー! 入ったー)!
と拍手しながら喜んでいます。
たくさん入れられたら、マラカスのように振って楽しむことも。



たくさん入った喜びをダンスで表現しちゃう!
とても簡単に作れて長く遊べるおもちゃなので、用意しておいて損はないと思います。
ぜひ作ってみてくださいね。
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