子どもたちの五感を刺激し、好奇心を引き出すためのツールとして「センサリーボトル」が注目されています。
特に、手軽に作れるペットボトルの水入りガラガラは、視覚や聴覚を豊かにするだけでなく、アレンジ次第でさまざまな感触や音を楽しむことができます。
この記事では、センサリーボトルの基本の作り方からアレンジ方法まで、その魅力をたっぷりとご紹介します。
親子で楽しむ手作りの時間を、五感を通じてより豊かにしましょう。
小さなペットボトルで作れば低月齢の子でも持ちやすく、楽しんでくれること間違いなしですよ♪
センサリーボトルは、耳からも目からも刺激がいっぱい!
生後6ヶ月くらいから。
おもちゃを握って遊べるようになったら作ってあげましょう。
我が家では、生後3ヶ月くらいから見せていました。
まだ自発的に動けない赤ちゃんでも、じ~っと見て遊べました!
- 握る力アップ
- 動かすと中身が動く! 見てうっとり
- 振って中身を動かすことで、身体能力を養えます
- 音楽に合わせて振ることで、リズム感や表現力を養えます
中に水や洗濯のりを入れるので、材料をそのまま入れたものよりも音は控えめ。
でも、勢いよく振ってもうるさくならないところが良さでもあります。
赤ちゃん、いきなり大きな音がするとびっくりしちゃう子もいるからね~
小さな子が楽しむのにぴったりのおもちゃなんですよ。
▼以下の記事では、水を入れないマラカスをご紹介しています。こちらもあわせて作ってみてくださいね。
センサリーボトルの材料
材料は、ペットボトルマラカスとほぼ同じです。
用意する材料
- ペットボトル(112mlくらいの大きさ)
- 中に入れるビーズ、グリッター、モールなど
- ビニールテープ または マスキングテープ
- 水、洗濯のり
用意する道具
- プラスチック用接着剤
- はさみ
ペットボトルは明治プロビオヨーグルトR-1ドリンクタイプのボトル(112ml)がおすすめ。
R-1のボトルは小さめで、赤ちゃんでも特に持ちやすいと感じました!
ママ向けの「素肌のミカタ」など同形状の容器もいろいろあるので、飲んだら洗って取っておくと良いですよ◎
洗濯のりは水と混ぜると、液体としての粘度が上がります。この中にビーズや小さなアイテムを入れると、ゆっくりと動く様子を観察することができます。
子どもたちが動きをじっくりと観察することができるので、視覚的な興味や好奇心を引き出すことが期待できますよ。
▼プラスチック用接着剤はこういうものです。中身が漏れると大変なので、必ず用意してください。
センサリーボトルの中に入れるもの
センサリーボトルは、子どもたちの五感を刺激するための知育おもちゃ。
そのため、カラフルでキラキラとした視覚的に魅力的なものを入れます。
ビーズ類のほか、ネイルやレジンに使うグリッター・ラメも入れるときれいですよ。
注意点としては、色が薄いものは目立たないので省くこと。また、スパンコールはそれ同士がくっついてしまいきれいに舞いません。
色が濃くて立体のものを中心に選ぶようにしましょう。
センサリーボトルの作り方
ペットボトルに材料を入れます。
少し大きなお子さんがいらっしゃるのなら、手伝ってもらっても良いですね。
水を入れます。ボトルの半分くらいまでにしてくださいね。
上の方まで入れないようにします。
水を入れた後に洗濯のりを入れます。ボトルの9割くらいまでの位置にしてください。
中に入れたものの動きがゆっくりになり、しっかり見て楽しめるように♪
洗濯のりの量が多いほど、動きがゆっくりになります。
音は控えめになりますが、目で見て楽しめるのでおすすめです。
幻想的で、うっとりするな~
ボトルの口をしっかり閉めます。
間違って開いてしまうと中身が出てしまって大変です!
閉めたところをプラスチック用接着剤で留めましょう。
フタにビニールテープを十分に巻きつけて、できあがり。
ひっくり返して中の水が漏れてこないか確認しましょう。
漏れた場合はフタを外して乾かした後、再度接着してください。
完成後は、お好みで本体にシールを貼ったりして楽しみましょう。
色付きのセンサリーボトルも作れる
食紅や絵具を見ずに少し加えれば、色水も作れます。
あまり濃度が高いと中身が見えなくなってしまうので、ごくごく薄めに溶いてください。
ペットボトルの中に入れた水は腐らないの?
読者様から質問をいただきました!
ペットボトルの中に入れた水は腐らないのかどうか問題。
気になる方もいらっしゃいますよね。
水道水は塩素により消毒されているため、ある程度は腐りにくくなっています。
現にこのガラガラも作ってから半年以上たちましたが、目に見えて濁ったり腐った感じはありません。
おどろきね!
とはいえ、状況によっては菌が繁殖して腐ってしまうかもしれません。ときどき水の様子をチェックすると良いかと思います。
もし濁ってきたりしたら、中のモノをざるにあけ、水は廃棄してください。
子どもは発達に合わせて興味の対象も変わってくるので、遊ばなくなったタイミングで処分してくださいね。
センサリーボトルのアレンジ例
中身をアレンジして、いろいろなセンサリーボトルを作ってみました!
材料はどれも100円ショップでそろうので、アレンジの参考にしてくださいね。
バイカラーボトル
モンテッソーリ教具としても使える、バイカラーボトル。私が命名しました。
おうちモンテッソーリ教育の教具にもぜひお役立てください。
▼より詳しい作り方はこちら(知育サイト内で紹介)。材料のリンクもあります。
センサリーボトルで意外な遊び方を楽しんだ0歳児!
センサリーボトルを我が家の0歳児に与えてみると……さっそくブンブン!
傾けると中のビーズが動くという因果関係がわかったのか、左右の手で持ち替えては動きを楽しんだりもしています。
上の子は生後11ヶ月になると、ゴロゴロと転がして遊ぶようになりました。
転がした本人、その様子を見て大ウケ!
適度な重さがあるので、勢いが出過ぎず、動きを追うのにも役立っています。
2歳になると、浮くパーツと沈むパーツがあることに気が付いて、その様子を不思議がったりも。
長ーく遊べてるよね♪
耳でも目でも楽しめる、センサリーボトル。簡単ですので、ぜひ作ってみてくださいね。
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