この記事では、ルーピングおもちゃの作り方を写真で詳しくご紹介しています。
生後0歳後半からの定番知育玩具といえば……
そう、「ルーピング」。
ルーピングとは、ワイヤーに通したビーズを動かして遊ぶシンプルながら楽しいおもちゃです。手先の器用さや認知能力を高めるとされています。
いま何かと話題のモンテッソーリ教育でも、教具として推奨されているんですよ。
本体は木製であることがほとんどなので、購入するとなかなかお値段がするのが残念……。
そこで、簡単に手に入る材料を使って安全で楽しいルーピングを作る手順を詳しく解説します。
まずはお試ししてみたいという方にもおすすめですよ。
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ルーピングの知育効果がすごい
ルーピングは、ワイヤーに通したビーズをつまんで動かして遊ぶおもちゃ。
見た目がシンプルながら、多くの知育効果があります。
- 手先の器用さアップ
ビーズをワイヤーに沿って動かす動作は細かい手の動きを必要とするので、手先の器用さや手と目の協調性が向上します。 - 色や形の認識アップ
多くのルーピングには、さまざまな色や形のビーズが使われています。色や形を認識する機会が増えます。 - 集中力アップ
ビーズを一つずつ動かすことで、集中力が養われます。複数のワイヤーが絡まっている複雑なルーピングでは、より高度な集中力が求められます。 - 論理的思考アップ
ビーズを特定の位置に動かすには、どのようにワイヤーを通すかを考える必要があります。これは、論理的思考を高める良い練習になります。
もちろん、手作りのルーピングにも同様の効果があります。
赤ちゃんは生後6か月ごろから、だんだんと目と手の動きが連動するようになり、モノに狙いを定めることができるようになります。
すると、「小さな穴にモノを通したい」という気持ちがわいてきます。
ルーピングは自由にビーズが動かせ、しかも針金から外れてしまうことがない(=失敗することがない)ので、はじめてのとおすおもちゃとしてピッタリなんですよ。
うちの子は8か月くらいのときから遊んでいます。
小さなお指でビーズをつまんで動かす様子が、とても可愛いんです。
手作りルーピングおもちゃの材料と道具
必要な材料
- プレゼント用の丈夫な箱
- アルミワイヤー
- 大きめのビーズやループエンド
必要な道具
- ラジオペンチ
- ガムテープ
- きり(ドライバーの先端などでも◎、尖ったもの)
- ボンド
アルミワイヤーは、曲げやすく扱いやすいワイヤー。
100円ショップのDIYコーナーで見かけます。
太めの針金のほうが丈夫でよいかもしれませんが、プロでもないと曲げるのがなかなか大変です。
イメージとしては、針金ハンガーを曲げる感じです。
ビーズは、この記事ではKIYOHARAのループエンドを使っています。基本の色で認識しやすいのがよいです。
手作りルーピングおもちゃの作り方
作り方は意外と簡単です。15分くらいで作れます。
箱に穴をあける
箱のフタを外し、四隅にきりで穴をあける。
ワイヤーが入るサイズにしてください。
あまり大きくしてしまうと、うまく固定できなくなるので注意!
ワイヤーの形を作る
ワイヤーを曲げ、ループを作る。
下の方に市販のルーピングの写真も貼っておくので、デザインの参考になさってくださいね。
フタにワイヤーを通す
ワイヤーにビーズを通し、フタの裏側にワイヤーを通す。
ガムテープでワイヤーを固定する
ワイヤーの先を折り曲げたらガムテープでしっかり留める。
ボンドでフタを本体に固定する
フタの内側にボンドをつける。
箱の本体をひっくり返し、底を上にしたらフタにはめる。
こうすることで、ワイヤーに圧がかかり、グラグラしなくなります。
しっかりくっつけてくださいね。
念のため、フタと本体の周りをぐるっとガムテープで留めるとさらに安心!
以上で完成です。
▼ボーネルンドとエデュテのルーピングを参考として貼っておきます。デザインの参考に。
手作りルーピングで遊んだ様子
手作りルーピングで遊び始めた当初(生後8か月くらい)は、ビーズを指でつまんで弾く動作ばかりしていました。
11か月くらいになると、手前から奥へ、奥から手前へとビーズを動かすように。
遊ぶうちに目と手の動きが連動するようになり、つまんで動かすことができるようになったんですね。
上下、左右、奥行きといった「空間」も認識し始めてる!
器用さだけでなく、空間認識力のアップにもつながったというわけです。
遊んでいるうちに認識できちゃうなんて理想だね~。
ビーズがワイヤーを滑る感触や音も心地よいみたいで、多方面に刺激を受けているみたいですよ。
手作りルーピングおもちゃ|まとめ
定番知育玩具・ルーピングを手作りする方法をご紹介してきました。
ルーピングで遊ぶうちに、目と手の動きが連動し、空間認識力もアップします。
算数の図形概念の認識にもつながっていくので、遊びながら鍛えてあげられたら良いですよね。
ぜひ赤ちゃんの知育に役立ててくださいね。
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