図形に強い子に育ってほしい……!
算数の中でも壁にぶち当たりやすいのが図形。多くのパパママが図形が得意になってほしいと望んでいますよね。
でも、2〜3歳のうちから難しい図形教材に取り組むのはハードルが高そう……。
カタミノやジグソーパズルはまだ早い気がするし、どうしたらいいの?と迷う方も多いのではないでしょうか。
そんな方にまず試してほしいのが、くもんの「NEWさんかくたんぐらむ」!
対象年齢は2歳〜。
カラフルな三角ピースを並べながら、図形感覚や集中力を遊びながら育てられるのが魅力です。
しかも、問題カードはやさしいものから徐々にステップアップする構成なので、無理なく取り組めますよ。
この記事では「くもんのNEWさんかくたんぐらむ」のメリットやデメリット、実際に遊んだ感想・得られた知育効果について詳しくまとめています。

「まだ難しいかな?」と感じていた我が子でも、びっくりするくらいスッと遊び始めました。
くもんのNEWさんかくたんぐらむの購入を検討中の方は、ぜひ参考にしてくださいね。




買う前に試せたらいいのに……と思ったことありませんか?
くもんおもちゃは、実はサブスクでもレンタルできるんです!
おもちゃサブスク各社での取り扱い状況やお得に試す方法は、こちらでまとめています↓
くもんNEWさんかくたんぐらむとは


商品名 | くもんNEWさんかくたんぐらむ |
---|---|
対象年齢 | 2歳以上 |
サイズ | 本体サイズ(ピース):各辺5×5×7cm パッケージサイズ:W20.5×H30.5×D4.5cm |
セット内容 | 木製ピース:8個、ガイドボード:24枚(大・中・小各8枚) ガイドブック:1冊(32ページ) |
素材 | ピース:ブナ、ガイドボード:厚紙、ガイドブック:紙 |
「くもんNEWさんかくたんぐらむ」は三角形のピースをガイドボードの上にはめこんで遊ぶパズル。
ピースの形がすべて同じ二等辺三角形で1ピースから挑戦できるので、初級のパズルとしてもピッタリです。
セット内容
木製ピース


二等辺三角形が8個入っています。上質なブナ材でできていますよ。





面取りも丁寧にされていて、扱いやすい!
ガイドボード










24枚のガイドボード。しっかりした問題カードといった感じです。
ガイドブック


32ページの遊び方解説書です。
この中にも問題がついてます。枠がないので、より発展した遊びができますよ。




くもんNEWさんかくたんぐらむは何歳から遊べる?
くもんのNEWさんかくたんぐらむは、2歳から遊べる知育パズル。
早いうちから取り組むことで、お勉強感なく自然に図形感覚や論理的思考を育てることができます。
問題はやさしいものから始まり、少しずつ難しくステップアップ。
ガイドブックには枠なし問題も用意されていて、幼児期から小学校低学年くらいまで長く楽しめる構成になっています。
我が家では、おもちゃサブスク「AndTOYBOX(アンドトイボックス)でレンタルして、3歳になったばかりの息子が遊んでみました。
ピースはすべて同じ三角形なので、最初は「これ、簡単すぎるかな?」と少し心配していたのですが……。


4ピースの“スペースシャトル”に挑戦したあたりから、向きや配置に頭を悩ませながら真剣モードに。



こうかな? こうかな?



普段からパズルをするときに「くるっくるっ」と向きを変えてみるように声掛けをしています。
回転させながら試す様子が自然に出ていて、まさに“遊びながら考える”という状態でした。
ガイドボードのイラストはカラフルで子どもの目を引きやすく、気がつくと自分から「これやりたい!」と遊び始めてくれます。
1~3ピースの問題はすぐ解けるようになりましたが、完成したときの嬉しさがあるのか、何度も繰り返し遊びたがっていました♪
▼普段からラーセン社のパズルでも遊んでいます。こちらも幼児さんにおすすめ!
ちなみに、3歳以上が対象の「くもんNEWたんぐらむ」という商品もあります。こちらは一番小さい三角形を基本としてそれを組み合わせた色々な形が入っていて、比較的難しめです。
ステップアップしたい方は「くもんNEWたんぐらむ」を選んでみてください。




くもんNEWさんかくたんぐらむの遊び方


くもんNEWさんかくたんぐらむの遊び方を紹介します。
ガイドボードではめこみパズル




基本は、ガイドボードの問題を使ってはめこみパズルを楽しむものです。
ガイドボードの上にピースをはめこむようにして、パズルを完成させることが目標!
24枚のガイドボードが用意されており、難易度が段階的に上がっていきます。
最初は1ピースのはめこみから始めて、少しずつピースの数を増やしていくことで、試行錯誤しながら図形感覚や問題解決能力を養うことができますよ。
シルエット作例に挑戦


ガイドブックには、40のシルエット作例が載っています。
ガイドボードを全てクリアしたら、これらの問題に挑戦してみましょう。



原寸大のシルエットですが枠がないのでちょいムズ!
チャレンジしがいのある問題で、上にピースを配置する楽しさを体験しましょう。
ピースを使って自由に積み木遊び




ピースを使って自由に積み木遊びを楽しむこともできます。
実は、息子はこの遊び方が多かった!
ですが三角形2つで四角形ができること、逆に四角形を分割することができることなど、ガイドボードで学んだことが活きている印象です。


自分のアイディアで様々な構造を組み立て、創造力を発揮しましょう!


くもんNEWさんかくたんぐらむの良かったところ・メリット


くもんNEWさんかくたんぐらむの良かったところ・メリットはこちら。
- 難易度が調整できるから、達成感が積み重なる
- 扱いやすいピースとボード
- ガイドブック付きで問題も豊富
難易度が調整できるから、達成感が積み重なる


くもんNEWさんかくたんぐらむは、使うピースの数(1~8個)で問題の難易度が変えられるのが特長。
最初は1~2ピースのやさしい形から始められるので、小さな子でも“できた!”の成功体験が積みやすいです。
実際、我が子も「このカタチ、前にも使ったやつだ!」と気づいたときはとても嬉しそうでした♪
段階的にレベルアップしていける設計なので、飽きずに長く楽しめるのも嬉しいポイントです。



カンタンなとこからやっていくから、次のレベルにいったときに「あのカタチつかえる!」ってなったりしてうれしくなっちゃうよ~。
扱いやすいピースとボード
ピースは適度な厚みで、2歳頃の小さな手でもしっかり持てるサイズ感。



さすがくもんという感じで、子どもの手の発達に合わせて作られているのがわかります。
ボードに描かれたシルエットイラストがヒントになるので、「これかな?」「ここに置けば完成かも!」と、イメージ力と試行錯誤力が自然と育つのも魅力。




ピースがボードにぴったりハマったときのカチッという感覚が快感で、うちの子も何度も繰り返していました♪
ガイドブック付きで問題も豊富
24枚のボードだけでなく、ガイドブックにも多数の問題が掲載されています。
特にガイドブックの問題は“枠なし”のため少し難しめですが、「もっと挑戦したい!」という気持ちにこたえてくれる内容です。



一見シンプルなおもちゃですが、問題の幅が広くて奥深い。
お値段以上に長く活躍する知育玩具だと感じました。


くもんNEWさんかくたんぐらむのイマイチなところ・デメリット


くもんNEWさんかくたんぐらむはとても優秀なおもちゃですが、実際に使ってみると「ここ、ちょっと惜しいかも」と感じたポイントもありました。
- ケースが使いにくい
- 重さがある
ケースが使いにくい
くもんNEWさんかくたんぐらむは、8個のピースに24枚のガイドボードにと、大ボリュームセットになっています。
けっこうバラバラしがちなんですが、商品の箱は紙製のため収納に使うとすぐボロボロに。しかも出し入れしにくいので、実用性に欠けます。



ピースやボード用の専用収納ケースは付属していないのが残念……。
そのため、整理や収納をしやすくするためには、別途100円ショップなどを駆使する必要アリ。
おもちゃサブスク「AndTOYBOX(アンドトイボックス)でレンタルした際は、ビニールネットケースに入れられていました。
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ファスナーが2つついていて、前面にピースが入っていてとても使いやすかったです!
ビニールネットケースは100円ショップでも手に入るので、長く使いたい方は用意するのがおすすめです。
重さがある


くもんNEWさんかくたんぐらむは厚紙でできたボードを含んでいるため、全体としての重さがあります。
※全体重量:約1,350g
2歳児が全部を持ち運ぶのは少し大変かもしれません。



うんしょ、うんしょ!



がんばる姿がかわいくもありますが(笑)、遊ぶときは使う分だけ取り出すのがちょうどいいかもしれませんね。
収納や重さに関しては、ちょっとした工夫で十分カバーできる範囲。
逆に言えば、それだけ「長く使いたくなるおもちゃ」だということでもあります♪


くもんNEWさんかくたんぐらむの口コミ・評判
くもんNEWさんかくたんぐらむはSNSやレビューサイトでも人気の知育おもちゃ。
とくに、2〜3歳ごろにぴったりという声が多く、遊びの中で子どもの成長を感じられたというママパパの声が目立ちました。
2歳の娘に購入。2ブラック使う分までにしていますが、なかなか難しくそして本人は楽しでやっています。ブロックの向きを変えることに気づいたら一気に進みそう。蝶々が好きなので蝶々は素早く完璧にできます。
2歳の初めに買ったときは三角ふたつでイライラしてしまって即押し入れ行きだったのですが、3歳すぎに出してみるとくるくる回して考えながらチャレンジする姿には感動を覚えました。1人で出して問題にチャレンジしたりと買ってよかったと思える商品です。
カードが箱の絵に対して横向きにしないと入らない。大きさがバラバラなので子供が片付けにくく、箱も紙なので子供がぼろほろにしやすいところがマイナスなところです。
遊び始めると楽しく遊んでますが始めるまでに腰が重いようです 家にはくもんのおもちゃが他にもあるので使用頻度は低めです
くもん出版公式サイトより引用
年齢別口コミからわかったレベル感
SNSやECサイトに掲載されていた年齢別口コミからわかったレベル感をまとめると、遊びやすさの目安が見えてきました。
1歳半 | 難しい 口コミ「一つか二つのピースのものしか出来ませんでした。」「ボードをボロボロにしました。」 |
---|---|
2歳 | 2ピースくらいまでならできる |
2歳半 | 難易度・集中力ともにちょうどよい |
3歳 | ちょうどよいが一日でクリアする子も |
4歳 | 簡単すぎると感じる子も(他教材へのステップアップへ) |
ベストな時期は「2歳〜3歳ごろ」。
成長に合わせて難しすぎず・簡単すぎずが実感できるタイミングです!


くもんNEWさんかくたんぐらむはレンタルも可能
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くもんNEWさんかくたんぐらむはおもちゃレンタルのサブスクリプションサービスでレンタルできます。
我が家がくもんNEWさんかくたんぐらむをレンタルしたのは「AndTOYBOX(アンドトイボックス)」です。くもんの「ひらがなしりとりパズル」も同時に借りましたよ。
おもちゃサブスクでもくもんの知育玩具は人気で、「トイサブ!」や「ChaChaCha(チャチャチャ)」などかなり多くのサービスでリクエストできます。
さらに他にも、「図形キューブつみき」や「わごむパターンボード」「くみくみスロープ」などの定番教材も取り扱いがあるので、いろんな教材をお試し感覚で使えるのが嬉しいですね。



買う前に「うちの子に合うか」見極められるので、初めての方にもおすすめです!
くもんNEWさんかくたんぐらむはこんなご家庭におすすめ
くもんのNEWさんかくたんぐらむは、こんなご家庭におすすめです。
- パズルや図形遊びで図形センスを育てたい
- 手を動かしながら集中力や思考力を伸ばしたい
- はじめての図形パズルをやさしい問題からスタートしたい
やさしい1ピースから始まり、少しずつ難しくなっていく構成なので、図形にまだ慣れていないお子さんでも、楽しく遊びながら成長できるのが魅力。
特に、多ピースのシルエット問題に挑戦していく中で、
- 集中力
- 空間認識力
- 試行錯誤する力(考える力)
が自然と育っていきます。
NEWさんかくたんぐらむがすべてできるようになったら、次のレベルとして「NEWたんぐらむ」に挑戦するのがおすすめ!
こちらは7種類の異なる形状のピースを使い、より高い難易度になっています。
対象年齢は3歳以上。作れる形の幅も広がり、大人も一緒に楽しめるほどの奥深さがありますよ。



NEWさんかくたんぐらむで“考えるパズル遊び”にハマったお子さんには、きっと次の挑戦が楽しくなるはずです♪




まとめ|NEWさんかくたんぐらむで図形センスの土台を楽しく育てよう
くもんのNEWさんかくたんぐらむは、2歳ごろから無理なく始められるはじめての図形パズルとしてぴったりの知育玩具。
ピースの形は1種類だけなのでとっつきやすく、段階的にレベルアップできる設計で、図形センス・集中力・思考力を自然に育ててくれます。



うちの子も、遊びの中で考える力がぐんぐん伸びていくのを感じました。
収納のしづらさや重さなど、ちょっとした工夫が必要な点もありますが、それを上回る知育効果とコスパの良さで、我が家では「遊んでよかった!」と思えるおもちゃの一つです。
はじめての図形遊びに迷ったら、まずはNEWさんかくたんぐらむを手に取ってみてくださいね!
タングラムをマグネットで手作りする記事も書いているので、まずちょっとお試ししたいという方は読んでみてください♪


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