コップ重ねおもちゃは遊び方色々!積むだけじゃない常識を超えた使い道とは?
赤ちゃんにおすすめのおもちゃを一つだけ選ぶとしたら、私は断然「コップ重ね」をおすすめします!
このおもちゃは、娘が0歳のときに初めて手にし、5歳になった今でも夢中で遊び続けています。それほどに「コップ重ね」は魅力的なんです。
でも、どんなところがそんなに良いのでしょうか?
そして、どんな風に遊ぶのでしょう?
今回は、そんなコップ重ねの魅力を余すところなくご紹介します。きっとあなたもこのおもちゃの素晴らしさに納得するはず♪
▼我が家のおもちゃ棚にもずっと鎮座するコップ重ね。買ってよかった知育玩具や1歳おもちゃまとめ記事の中でも紹介しています。こちらもあわせてご覧くださいね。
コップ重ねってどんなおもちゃ?
コップ重ねは、さまざまな大きさのカップを積み重ねたり、カップを入れ子にしたりして遊ぶおもちゃ。
基本的に以下のような作りをしています。
- それぞれ大きさのちがうカラフルなカップがたくさん
- ひっくり返すとピラミッド状に積み上げられる
- てっぺんにはお人形が乗る(お人形がないものもあり)
スポーツスタッキングとはちがうんだよね。
スポーツスタッキングは同じサイズのプラスチックカップを積んで崩して、速さを競う行うスポーツよね。
これを使って、手先の器用さや空間認識力を養うことができます。
カラフルなカップが多いので、視覚的にも楽しいおもちゃです。
コップ重ねでいちばんメジャーなのは(Amazon・楽天調べ)、コンビの「コップかさね」です。
コップ重ねはいつから遊べる?(対象年齢)
コップ重ねの対象年齢は、多くが生後6ヶ月~となっています。
この頃の赤ちゃんは、手で物をつかんだり持ち上げたりすることができるようになり、カップを手に取って遊ぶことができます。
といっても、ちいさな赤ちゃんは、まだ積み上げたり重ねたりするのが難しいです。
そんな頃には、コップを一個ずつ持たせてあげたり、重なった状態のコップを触らせてあげればOK!
少し大きくなったら、積み木みたいにパパやママが積んだものを崩させてあげると良いでしょう。
だんだん赤ちゃんの中でコップ重ねへの親しみがわいてくるはずです。
1歳に近づいて自分で色々できるようになれば、好奇心たっぷりに遊び始めてくれますよ!
パパやママが積み方や重ね方を見せてあげると、だんだん遊び方をマスターしていきます。
色々試していく内に、その子オリジナルの遊び方も発見しちゃうかも!
コップ重ねの遊び方
コップ重ねの遊び方をまとめてみました。
- 重ねる
- 積む、崩す
- 転がす
- ままごとの器(うつわ)として使う
- 色遊び・分類遊び
- 砂場・水遊び
- カチカチとコップを合わせて鳴らして
- 頭に乗せておじぎ⇒落ちてなぜか受ける、やり取り遊び
- 指に引っ掛けてくるくる回す
- くまちゃんを探す
発達的にはこのように遊び方が変わっていきます。
6か月ころ~
- 転がす
- カチカチとコップを合わせて鳴らして
1歳ころ~
- 崩す
- 砂場・水遊び
1歳半~
- 重ねる
2歳ころ~
- 器(うつわ)として使う
- 積む
3歳ころ~
- 近似色、色分け
ひとつずつ解説していきますね!
重ねる
コップ重ねは、それぞれ大きさのちがうコップが10個くらいのセットになっています。
重ねて遊ぶうちに、大きさの概念を学ぶことができます。
また、入れ子にすれば場所も取らないので、収納面でもお役立ち。
お片付け育もできちゃいます。
ピッタリサイズのコップを重ねられると、達成感があるみたい。
スッポリかさねられると気持ち良いよね~
遊んだあとで元の状態になったときに気持ちが良いと、自然とまたお片付けしたくなりますよね。
楽しみながら子どもにお片付けを促してあげられるんです。
積む
入れ子にしていくのと逆に、ひっくり返せばタワーに!
高低、1個・2個などの数字などが学べます。
うまく積めたときは「カチッ」とハマるので、それもまた快感なんですよね。
コンビのコップ重ねやアンパンマンのコップ重ねは、上に人形も乗ります。
0歳だとまだほぼ積めないので、大人が積んだものを崩すのでも楽しいですよ。
3歳くらいになると、小さい順に積むこともできるようになってきます。
転がす
まだ重ねたり積んだりできない赤ちゃんにおすすめなのが、転がす遊びです。
コップを横に立てて指でつつくと……ユラユラ揺れる!
寝返り期の赤ちゃんでも動きを楽しむことができます。
逆に、少し大きくなってからは自分で立てる遊びをするのもいいですね。
倒れないように立てるためには、集中力や慎重さが必要になります。
色遊び・分類遊び
コップ重ねはカラフルな色で、色彩感覚も身に付きます。
似た色を探したり、似た色のおもちゃを中に集めてみたり。
カップには、おはじきやひも通しビーズなどの小さなおもちゃを集めるのにぴったりです。細かい物を扱う手先の器用さが養われます。
小さな物を集めたら、色ごとや形ごとに分類してみても楽しいかもしれませんね。
あまり大きなものは入らないので、おはじきやひも通しビーズなど小さなものを集めてみると良いかもしれません。
小さなものは誤飲の心配がなくなってからにしましょう。
ままごとの器(うつわ)として
おままごとのお皿やコップに使ったり、あけ移しに使ったり。器として役立ちます。
2歳からの使い方は、もっぱら器としてが多し!
このように、モンテッソーリの取り組みとしてモノを移したり。
2歳半になったころには、おままごとのお弁当箱として使うようにもなりました。
大人が思いつかない発想にびっくりしました。
たくさん遊ぶうちに、どれとどれを重ねると箱になるというのがわかったんだね!
外遊びの道具として
プラスチック製のコップ重ねは、汚れても水洗いで落とせます。
カップの底には穴が開いていて、水遊びでシャワーとしても使えますよ。
穴が小さいから、少しずつ水が出てたっぷり楽しめます♪
他にもある、遊び方いろいろ
他にもこんな遊び方があります。
- カチカチとコップを合わせて鳴らして
- 頭に乗せておじぎ⇒落ちてなぜか受ける、やり取り遊び
- 指に引っ掛けてくるくる回す
頭に乗せたり指で回すのは子どもだと難しいので、大人がやって見せてあげましょう♪
コップ重ね付属の人形とも遊べる
写真はコンビの「コップかさね」ですが、マスコットのくまちゃん人形がついているのも特徴ですね。
ちょっぴりちいくまちゃん似です。
えへへ、可愛いでしょ!
くまちゃんは、積んだときにてっぺんに乗るようになっています。
ちょうど紙コップに隠れる大きさだから、メモリーゲームをすることもできます。
コップを混ぜて、ど~こだ! ってやるゲームね。
単純にいろいろなところに隠しても遊べます。
コップ重ねの知育・発達ポイント
コップ重ねの知育ポイントをまとめてみましょう。
- カラフルな色で色彩感覚アップ
- にぎったり触ったり、手の感覚アップ
- 両手を使って遊べる器用さアップ
- 組み合わせて遊ぶ発想力アップ
- 積むとき、重ねるときにぴったり合う組み合わせを見つける力アップ
- お片付けの力アップ
並べてみるとこんなに知育ポイントがたくさん!
まさに知育の定番なのね!
カラフルな色で色彩感覚アップ
コップ重ねで赤ちゃんの頃からカラフルな色に触れることで、鮮やかな色彩への感性が磨かれます。
また、色彩感覚のアップによって色の名前を覚えるのにも役立ちますよ。
「色」を視覚的に覚えていることで、言葉と一致させることができるんです。
にぎったり触ったり、手の感覚アップ
カップの形状はつかめる場所も多くて、にぎったり触ったりしやすい形。
しかもすべすべのカップは手触りも楽しい!
握力がまだまだ弱くてつかめなくても、触れているだけで赤ちゃんの手の感覚の成長に役立ちます。
両手を使って遊べる器用さアップ
カップを両手で持って遊んだり、2つのカップをそれぞれの手で持ったり、両手を使って遊べます。
左右の手を別々に動かすことは、脳にとって優れた刺激を与えてくれるんですよ。
大きくなったときにはお椀を持ちながら食器を使うとか、ピアノを弾くといった左右の手で別々のことをする場面は多くあります。
そんな大人になれば当たり前かもしれないことですが、この時期にたくさん練習することで将来自由自在に手を動かすことにつながっていくんです。
組み合わせて遊ぶ発想力アップ
子どもは色々なものを組み合わせて遊ぶ天才!
上でも出てきたようにおままごとに使ったり、他のおもちゃの入れ物にしたり……。
色々なものを組み合わせることで、子どもに試行錯誤する力、発想力が身につきますよ。
積むとき、重ねるときにぴったり合う組み合わせを見つける力アップ
積むときや重ねるときに、赤ちゃんは自然と大小関係について学ぶことができます。
感覚的に大きい、小さい、ぴったり組み合わせられるかどうかといった感性が磨かれ、図形感覚や論理的な思考を身に着けることにつながっていくんです。
お片付けの力アップ
遊んだあとはしっかりお片付け。
これがなかなか身につかなかったりしてパパママ的には困っちゃうんですよね。
その点、コップ重ねは最後に重ねてしまうのも遊びの一環。
積み上げたり崩したりしてたくさん遊んだ後は、遊びながらもきれいにお片付けする習慣をつけてあげられます。
コップ重ねおもちゃのおしゃれ・人気品一覧
コップ重ねおもちゃはたくさん市販されていますが、なかでもおしゃれで人気のものをピックアップしてご紹介します。
コンビ(Combi)コップかさね
mushie(ムシエ)スタッキングカップ
トイローヤル かさねやすいコップがさね
アガツマ アンパンマン 天才脳つみかさねカップ
トイローヤル モンポケ コップがさね
コンビ(Combi)「コップかさね」
我が家で遊んでいるのは、コンビの「コップがさね」です。
コップ10個+くまちゃん人形が付いた、ロングセラー商品。6ヶ月ごろ(おすわりの時期)から遊べます。
安かったので買いましたが、驚くほど遊べてコスパ高!
何と言ってもおすすめポイントはカラフルで可愛いところ。
大きさによって色が違うので、豊かな色彩感覚を身につけるのにぴったりです。
そのまま置いておいても可愛いですよ。
mushie(ムシエ)スタッキングカップ
インスタママの人気ナンバーワン!
デンマークでデザインされたおしゃれなコップ重ねが、mushie(ムシエ)のスタッキングカップです。
まるでオブジェ!
色はくすみカラーで色を覚える用途には向かないのと、10個ではなく8個なので1から10までの数を学ぶ機会が得られないという点ではちょっと惜しいのですが、美しい質感で、赤ちゃんの時期から上質なものに触れさせたいというご家庭にぴったり。
底の穴の模様も、8個すべてちがっていて魅力的です。
選べる4つのカラーがあるので、ぜひお気に入りを見つけてみてください。
ちなみに、星★の形のスタッキングカップもあります。
楽天のショップリンクから見てみてくださいね。
トイローヤル かさねやすいコップがさね
とっても安いのに知育効果が高い、トイローヤルのコップ重ね。
かさねやすい~という商品名のとおり、底面が丸くカポッと重ねやすくなっているそう。
重ねた感覚がわかりやすいと、どんどんやりたくなりますよね!
くすみカラーと色も赤青といった基本カラーだけでなく中間色があるので、学習にもつながりそうです。
アガツマ アンパンマン 天才脳つみかさねカップ
アンパンマンにもコップ重ねおもちゃがあります。
アンパンマンを認識し始めたら知育効果がアップ?!
2021年に商品リニューアルがあり、コップ側面にもシールで絵が入るようになりました。
我が家のものは旧バージョンですが、コップ底面にも数字と仲間たちの彫刻があり、子どもが喜びます。
好きなキャラクターがいると、手に取る機会が増えますよね。
カップはコンビのコップ重ねとほぼ同じ大きさで、お人形のサイズもほぼ同じです。
キャラクターの好みで選ばれて良いと思います。
トイローヤル モンポケ コップがさね
ポケモンのベビーブランド「monpoké(モンポケ)」のコップ重ねおもちゃです。
大人も可愛いと思うほんわかデザインになっていますよね♪
同じメーカーの「かさねやすいコップがさね」と同様、底面が丸くなっており重ねやすい仕様です。
モンポケはシリーズ展開しているので、ほかのおもちゃとも合わせやすいのがポイント。
上にごきょうだいがいる場合も楽しめそうですよね!
コップ重ねで楽しく知育しよう
意外なくらい知育ポイントがいっぱいあるコップ重ね。
積むだけのおもちゃではなくて、発想次第で常識を超えた遊び方ができます。
1,000円以下で変えてずっと遊べるので、最高にコスパが良いですよ!
おもちゃを購入するなら、まずはコップ重ねから!
外れナシな知育おもちゃとして、ぜひおすすめします。
コメント