カタミノの遊び方と効果を大解説!子供がぐんぐん伸び、大人も頭が良くなるパズルの口コミ
フランス発の知育&脳トレパズル「カタミノ」。様々な賞を受賞している人気のおもちゃです。
授業の一環として取り入れている学校も世界中にあるとか!
噂によると、企業研修にも使われているそうです。
大人も使ってるんだ~!
じゃあ何がそんなに良いの? と思いますよね。
そこで、この記事ではカタミノの遊び方、驚きの知育効果、その魅力までをご紹介。
実際にカタミノを遊びつくしている我が家だから、どこよりも詳しく口コミしています♪
カタミノってどんなパズル?
プレイ人数 | 1人~2人 |
対象年齢 | 3歳~99歳(実は1歳くらいからでもOK。1歳の遊び方はこちら) |
身につく力 | 論理的思考力・問題解決力 |
購入ショップ | Amazon 楽天 Yahoo メルカリ |
「カタミノ」は、知的な挑戦ができるパズルゲーム。
さまざまな形の木製のピースを使用して、指定されたエリア内に完全に収まるように配置するのがゴールです。
セット内容
日本では、ギガミック社が輸入販売をしています。
カタミノの対象年齢は、3歳以上とされています。ただし、問題が膨大なこととピースを活かして好きに遊ぶこともできるので、幅広い年齢層に適していて、幼児から大人まで楽しむことができます。
年齢を問わず論理的思考力・問題解決力を育てるのに役立ちますよ。
カタミノのピースの秘密
カタミノのピースは、全部で20個。
さまざまな形をしたブロックが12個と、シンプルな小さいブロックが8個あります。
12個のブロックは一番小さな正方形5つを組み合わせた形になっているのが特徴です。全然ちがう形ですが、ちゃんと重さは同じでしたよ(笑)。
テトリスっぽい見た目だね~。
テトリスに形が似ていますが、テトリスは正方形が4個の「テトミノ」。
カタミノは5個で「ペントミノ」といいます。
シンプルな小さいブロック8個はご覧のとおりとても小さく誤飲の危険があるので、赤ちゃんがいらっしゃるご家庭は抜かして遊んでくださいね。
カタミノで遊ぶことのメリット
カタミノで遊ぶと、算数脳が身につくといわれています。
カタミノはよくあるジグソーパズルのように絵が描かれているわけではありません。
そのため慣れないうちは「なんとなくこんな感じかな?」という感覚だけでピースを埋めていきがち。
が、だんだんと「この場所にこのピースがあると入らないから、別の場所に入れるべき」といった数学的論理思考が身についていくんです。
解答は全部で36,057通り!
例えば、上下左右をひっくり返して埋めるだけでも4通りの解答になりますよね。この解答数の多さも、幅広い年齢に支持されて遊ばれている理由なんです。
色々な組み合わせを考えているだけでも、知的好奇心がくすぐられるわね。
カタミノの遊び方・解き方
カタミノにはたくさんの遊び方がありますが、基本はやっぱりパズルです。付属の問題集を使って遊びます。
仕切り棒をセットし、区切られた範囲にピースをはめていきます。
カタミノで遊ぶ手順
問題を確認してピースを用意
まずは表に書かれた数字とアルファベットが表しているものを確認しましょう。
数字:区切られた範囲にはめるピースの数=問題レベル。
アルファベット:区切られた範囲にはめるピースのかたち。
これが問題になります。
仕切り棒をセット
レベルにあわせて、仕切り棒をセットします。
スペースを埋める
問題が示すピースを使って、スペースを埋めていきます。
ピースは全12種類で、ひとつ5マス分のサイズ。
仕切りをひとつずらすごとに5マス分範囲が広がるので、使うピースが1ピース増えるというわけです。
ひらめきが大切だ~。
最初はともかく、大人でも難しいわね……。
最初は3ピースの問題から始めるのですが、少しピースが増えるだけでも難易度がどんどん上がります!
問題の例
A-3から始めてみましょう。
仕切り棒を3と4の間にセットし、ピースはオレンジ・茶色・緑の3つを使います。
できたよ~!
できたら、3つのピースを使うA~Gまでの全7問をこなしていきます。
次に、A-5の問題と解答例を見てみます。
仕切り棒を5と6の間にセットし、ピースはオレンジ・茶色・緑・黄緑・ピンクの5つを使います。
ちょっと進んで、A-8。
仕切り棒を8と9の間にセットして解いていきます。
パズルが好き&得意な私でも、とっても時間がかかりました……。
その代わり、だんだん慣れてくるとピースの組み合わせでどんな形ができるのかわかってきますよ。
まずはどれかを基準にして考えるのがおすすめ。
とりあえず一個選んでみて、そこに付け足したり外したりしていく形でスタートするとやりやすいです。
この過程で、直観だけで当てはめていくところから論理的に推理して結論を導けるようになってくるんです。
問題は全部で6ページ、500問!
解答数は36,057通りにもなります。
解答例は載っていません。
すべて自力で解く必要があります。
その分、解答を導きだせたときの喜びはひとしおですよ♪
カタミノ遊びの応用編
色々な遊びができるのがカタミノの特徴。応用編として、基本以外の遊び方を紹介します。
立体に積もう
ピースをブロックのように積んでいく積み木遊びもできます。
お花は積み方を変えると印象が変わりますね!
問題集にも立体的な形の例が載っています。
例にない新しい形を作ってみても楽しいですね。
一人で遊ぶだけでなく、複数人で積み上げていっても盛り上がりそう。
バランスゲームもできちゃうね!
シートで遊ぼう
問題集には、直接ピースを置いて遊べるシートがついています。幼児さんでも取り組みやすいです。
ピースの枠がついているほうは、最初に遊ぶのにおすすめですよ。
2人で対戦しよう
カタミノは2人で遊ぶこともできます。例として2つの遊び方をご紹介しますね。
基本の2人向けゲーム
ボードの6番と7番の間(ちょうど真ん中)に仕切り棒を置き、ランダムに選んだ5つのパーツをどちらが先に埋められるか競います。
パーツをうまく使えるかどうかがカギ!
「絶対ムリ!」と思っても、意外となんとかなったりすることも。
ハラハラドキドキのスピード勝負です。
戦略的ゲーム
12個のペンタミノと2人遊び用のチェッカーボード(問題集の最終ページ)を使用します。
先手を決めたら交互にピースを選んで置いて、最後にピースを置くことができた人が勝ちとなります。
先日夫婦で遊んでみましたが、娘が乱入して思いもよらぬところにピースを置くものだからなかなか頭を悩ませました(汗)。
最後にピースを置いた夫の勝ち=置けなかった私の負けです。
対戦では、子どもでも柔軟な発想で攻めてくるから面白い!
とっても盛り上がります。
実は1歳からでもカタミノで遊べちゃいます
カタミノの対象年齢は3歳からとなっています。
が、実は1歳くらいからでも遊べるんです。
近所のお店にあってずっと気になっていたので……我が家は1歳のお誕生日にプレゼントしちゃいました!
毎日ひっぱり出して楽しんでくれています。
基本の遊び方はまだ難しいと思いますが、赤ちゃんでもできる遊び方があるんですよ。
カタミノのピースは色や形がさまざまな要素を持っているので知育にぴったり。
指でつまむのにも良い大きさだから、指先を器用に使う練習にもなるんです。
具体的には、積み木や型はめ、色合わせなどの遊び方があります。
「カタミノは幼児(1歳~)でもOK!フランス発の知育パズルはとことん楽しめる!」という記事で詳しく遊び方をご紹介していますので、ぜひ参考になさってくださいね!
本来の遊び方ができるのは3歳からですが、1歳からだとさらにコスパが良く感じられませんか?
長く遊べるのも魅力だね~。
カタミノの知育効果は?幼児が感じたチカラ【口コミ】
カタミノで遊ぶことは、幼児の知育にとっても良い効果があるんです!
カタミノの効果
- 算数脳が育つ
- 試行錯誤する力や集中力が育つ
- 空間認識力がつく
- 最後までやり抜く力がつく
- 豊かな色彩感覚が育つ
算数脳が育つ
最初はほとんどの人が感覚だけでブロックを並べていきますよね。
それが遊んでいるうちにだんだんと慣れてきて、推理しながら論理的に解決できるようになっていくんです。
このピースをココに入れると他が入らないなー。
それなら……。
算数・数学の論理的思考が育っていきます。
試行錯誤する力や集中力が育つ
カタミノのような難しいパズルを解くことで、やる気スイッチとなるドーパミンが放出されます。
ドーパミンによって意欲が増せば、もっと難しい問題にチャレンジしたくなるんです。
すると次第に試行錯誤する力や集中力も育つというわけ。
解答数が多いから飽きずに遊べますし、遊びつくしたら相当の力が身につきそうですね。
空間認識力がつく
形についてのセンスが磨かれていくことで、空間認識力が向上します。
図形の組み合わせを何パターンも試していくことにより、頭の中で図形を具体的にイメージする力がついてくるんです。
あわせて立体の図形にして遊ぶことで、3次元的な感覚も養えます。
空間認識能力は、勉強だけでなく運動などさまざまなことに役立つチカラ。
子どもも大人もトレーニングして損はない、そんな能力です。
最後までやり抜く力がつく
スペースを埋めていくのは試行錯誤の繰り返し。
何度も間違いながら完成させていくことで、やり抜く力を育てます。
やり抜いた達成感は自信になります。
自信を積み重ねることで、さらに難しい問題にチャレンジしたくなり、大きな目標を達成しようとする力が育まれていくのです。
豊かな色彩感覚が育つ
カタミノの良さは、カラフルなペインティングにもあります。とてもきれいな色なので、使っているうちに色彩感覚が伸びそう。
うちの娘も思わず手が伸びてしまうようです。
遊びながら色の名前を言ったりもしていますよ。
きれいだから、ついつい触っちゃうよね。
触ることで手指も器用になるよね!
使われている木がなめらかなところも素晴らしいです。遊んでいて心地よさを感じます。
▼紙製のジグソーパズルですが、ラーセン社のパズルも作りが丁寧で絵がとてもきれい。おすすめです。
我が家が感じた知育効果
我が家もしっかり知育効果を感じています。
我が家がカタミノを導入したのは娘1歳のときですが、ピースを組み合わせて立体的に積む遊びをよくしていました。
遊びながら形状のちがいを体験しているみたい。うまく形を認識しているからできることなんですね。
縦に積んでいく中で、ブロックのバランスについても気づきがあった様子です。
ブロックは左右のバランスを取らないと崩れやすいこと、特に横にでっぱるとすぐ倒れてしまうことなど……。
1マスブロックで穴埋めしながら積み上げるなど、工夫しながら遊んでいます。
空間認識能力と思考力に成長を感じる!
また、カタミノで遊んでいることで空間認識力が伸びているせいか、くもんで人気のタングラムパズルも盛んにしています。
きっちり角を合わせたりしながら図形を作っています。
カタミノ本来の遊びであるパズル問題が解けるようになる日も近いかも!
カタミノどこで買える?種類と購入方法
カタミノは、通常版の他におでかけ用のミニサイズなどバリエーションがあります。
通常版とのちがいも載せてみました。お好みのものを選んでみてくださいね。
カタミノポケット(KATAMINO POCKET)
- 素材がプラスチック
- 対象年齢が8~99歳(通常版より5歳上なのは、パーツが小さいためと思われます)
- パーツはカチッとはめる方式
- カラーリング
- 持ち運べるケース付き
おでかけ時に遊びやすいミニサイズのカタミノです。
遊び方は同じですが、ピースは置くのではなく「はめる」方式。
そのため、移動中でも遊べちゃうんです。
カタミノファミリー(KATAMINO FAMILY)
- 仕切り棒が2本
- ルールブックの他に対戦向け問題カードが40枚付属
- ピースが18個
家族みんなで遊べるタイプのカタミノです。
カタミノ通常版は正方形が5個つながった「ペントミノ」のピースになっていますが、カタミノファミリーはより小さい「テトミノ」や「トリオミノ」のピースが加わっています。
▼カタミノファミリーの遊び方がざっくり分かる動画です。
カタミノデラックス(KATAMINO DELUXE)
見るからにデラックスな見た目の「カタミノデラックス」は、より上質な堅木が使われています。
パッケージも落ち着いていておしゃれね!
◯コマ:バーチ材(カバの木)、サイプレス材(イトスギ)、黒ウォールナット(黒くるみ集成材)、赤サンダル材(白檀材集成材)など。
◯フレーム:黒ウォールナット(黒くるみ集成材)
- 仕切りが4から始まる
通常版と同じ大きさですが、仕切り棒が4から始まるということで、ちょっぴり難しめになっています。
どれを買おうか迷ったら……3D問題集付きカタミノ!
どれにしようか悩んでいる方は、こちらがオススメ。
立体パズル(3D)の問題集がついてきます。
立体パズルを完成させるのは、見た目以上に難しい!
問題にチャレンジして、さらに脳に刺激を与えましょう♪
カタミノを模倣した類似品には注意
カタミノはとても人気の商品ということだけあり、類似品が多く出回っています。
本物のカタミノはとても上質な作りで、見た目も触り心地もなめらか。
類似品はAmazon、メルカリやラクマなどのフリマサイトなど色々なところで見かけます。
とても安いのですが、粗悪品多し!
ピースがハマらないといったレビューもあるよ。
類似品では性能が保証されていませんので、購入は控えた方が無難ですよ。
正規品のメーカーは「ギガミック(Gigamic)」です。
もう一度正規品のパッケージ写真を載せますので、参考になさってくださいね。
カタミノで楽しく脳トレ!1歳でも99歳でも夢中になれます
シンプルながらも楽しく遊べるカタミノは、パズルとしても木のおもちゃとしても優れていました。
赤ちゃんも、飲み込まないように注意さえしていれば色々な遊び方ができちゃう。
少し大きくなったら、何回でも難関パズルとして活躍します。
子どもはもちろん、大人もハマる!
真剣に遊ぶことで頭の回転も速くなるんだから、やってみないと損ですよね。
娘の図形感覚アップにも貢献してくれていて、願ったり叶ったりです♪
本当に楽しめるパズルゲーム、カタミノ。雨の日にじっくり取り組む遊びとしてもおすすめです。
子どもとのおうち知育タイムにぜひ!
▼大人もハマるパズルおもちゃの紹介記事もあります。
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