くもんNEWたんぐらむレビュー!口コミ・評判を見てもやっぱり定番は使いやすい
「タングラム」は、正方形を7つに分割したピースを使って、さまざまな形を作る有名なパズル。
たくさんのメーカーからいろいろなタングラムが発売されているため、どれを選べばいいのか迷いますよね。
私も最初は迷いに迷って手作りもしましたが、子どもがよく遊ぶので、やはり耐久性や安全性そして何より子どもの成長に繋がる商品をキチンと選びたいと思うようになったんです。
そこで行き着いたのが、信頼のくもんブランドが手がける「くもんNEWたんぐらむ」!
さすがくもん、定番商品でありながら知育効果の高い特長がしっかり詰まっていました。
この記事では、「くもんNEWたんぐらむ」の魅力や実際に遊んで感じた知育効果を詳しくご紹介します。
購入を迷っている方は、ぜひ最後までお読みくださいね!
くもんのおもちゃは
サブスクが豊富
くもんNEWたんぐらむとは
商品名 | くもんNEWたんぐらむ |
---|---|
対象年齢 | 3歳以上 |
サイズ | パッケージ:21.0×30.5×4.3cm 木箱:14.5×14.5×3.2cm |
セット内容 | 木製ピース:7個、木箱、ガイドボード:20枚、 ガイドブック:1部 |
素材 | ピース:ブナ、ガイドボード:厚紙、ガイドブック:紙 |
タングラムとは、正方形を7つのピースに分割し、それらを組み合わせてさまざまな形を作るパズル。遊びながら図形センスを育む効果があるとされています。
「くもんNEWたんぐらむ」は、三角形(大・中・小)3つ、正方形1つ、平行四辺形1つ、台形2つの計7ピースになっています。
タングラムのピースが図形センスを育むわけ
実は、これらのピースは、パズルを解く鍵のような特別な関係を持っているんです。
一番小さい三角形を基本として、他のピースはすべてこの小さな三角形を組み合わせて作られているんですよ。
- 小さい三角形2つ分=正方形、中くらいの三角形、平行四辺形
- 小さい三角形3つ分=小さな台形
- 小さい三角形4つ分=大きな台形または大きな三角形
ピースを使って実際に手を動かしながら形を作ると、ある図形が別の形の組み合わせでできていることに自然と気づくことができます。
あっ! 同じだ!
息子が気が付いたときの写真です↓
この「図形を構成する要素を理解する力」や「空間的なイメージを描く力」が、いわゆる図形センスにつながります。
実際に手を動かして試行錯誤することで、頭の中で図形を自在に思い描く力が育まれ、後々の数学的な思考にも役立つと言われていますよ。
セット内容
くもんNEWたんぐらむのセット内容は以下のとおりです。
木製ピース
内訳は、三角形(大・中・小):3つ、正方形:1つ、平行四辺形:1つ、台形:2つ。
ピースを収納する木箱もついていますよ。ピースを詰めても少しスキマが開くので、指をひっかけて取り出しやすいです。
ガイドボード
ガイドボード(小):16枚
2ピース、3ピース、4ピースの形を作る問題が含まれています。
ガイドボード(大):4枚
5ピース、6ピース、7ピースの形を作る問題が含まれています。
ガイドボードは厚紙製で、それぞれのピースの形がくり抜かれているため、ピースをボードの型にはめ込むように置くことができます。
やや余裕を持った作りですが、ピースが大きくズレることなく安定して遊べるので、小さい子でも簡単に取り組める工夫がされています。
ガイドブック
ガイドブックは、遊び方の説明のほか、ピースを直接上に置いて完成させられる原寸大の問題が12パターン(5ピース、6ピース、7ピース)掲載されています。
さらに、ピースの約1/5サイズに縮小した問題が35パターン(5ピース、6ピース、7ピース)載っており、さまざまな難易度に挑戦することができます。
縮小されていると上に置けないので、けっこう難しいです!
ちなみに、ガイドブックは紛失してもくもん公式サイトからダウンロード可能です。ありがたいですよね。
解答・資料ダウンロード > 知育玩具 ガイドブック・作例集(くもん公式サイト)
くもんNEWたんぐらむは何歳から遊べる?
「くもんNEWたんぐらむ」は、3歳から遊ぶことができる知育玩具です。うちの子も3歳でデビューしました。
とはいえ、くもんブランドの信頼感もあり、早期教育に関心のある方がもっと小さい年齢から挑戦されているのをよく見るんですよね……。気持ちはわかります。
ですが商品の注意書きにもあるように、小さなお子さんは誤ってピースを口に入れてしまうことがあります。必ず大人がそばで見守り、安全に配慮することが重要です。
また、まだ集中力が持続しにくい年齢の場合、遊びがストレスやプレッシャーにならないように気をつけましょう。短時間で切り上げたり、楽しく遊べる工夫を取り入れることで、自然に興味が湧くようにしましょうね。
ちなみに、もっと小さい子向け(2歳~)できるタングラムも「くもんNEWさんかくたんぐらむ」として発売されています。
NEWさんかくたんぐらむのレビュー・口コミ評判をまとめた記事もありますので、気になる方はご覧ください。
一方で、難易度の高いお手本になると大人でも頭をひねるほどのチャレンジがあります。
そういった複雑なパターンは、お子さんが成長するにつれて新たな目標として挑戦できるため、ゆっくり取り組まれてもいいかなと思いました。
長い期間を通じて楽しめる知育玩具です。
▼くもんNEWたんぐらむは、ママ達が選ぶ本当に使えたくもんのおもちゃランキングでも人気でした!
くもんNEWたんぐらむの遊び方
「くもんNEWたんぐらむ」の遊び方を紹介します。
ガイドボードではめこみパズル
基本は、ガイドボードの問題を使ってはめこみパズルを楽しむものです。
ガイドボードの上にピースをはめこむようにして、パズルを完成させることが目標!
年齢や発達に応じて楽しむ方法をご紹介します。
- 1ピースに取り組む
- 通常の問題に取り組む
- ガイドボードを裏返して取り組む
1ピースに取り組む
一番最初は、同じ形のピースを見つけて正しい向きに合わせてはめ込む練習がおすすめです。
ガイドボードはすべて2ピース以上の問題になっていますが、1ピースを大人が先に置いてあげることで、もう1ピースを置く練習が可能です。
我が家は脳トレパズル「カタミノ」も最初は型はめパズルとして子どもに取り組ませていました。
複数のピースの中から合う形を選ばせるのも観察力が必要です。ピース選びも遊びの一部として取り入れてみてください。
通常の問題に取り組む
1ピースずつの型はめがスムーズにできるようになったら、2ピース以上に挑戦しましょう。
ガイドボードには、2ピースの問題が4枚、3ピースが6枚、4ピースが4枚、5ピースが2枚、6ピースと7ピースがそれぞれ1枚ずつあります。
ピースの数を増やすと難易度が上がりますが、難しすぎる場合は一部のピースを先に置いて、使うピースを減らして調整するのがポイントです。
ガイドボードを裏返して取り組む
通常はガイドボードの型に沿ってピースを置いていきますが、さらなる挑戦としてガイドボードを裏返し、目安のない状態で取り組んでみるのもおすすめです。
お手本に頼らずに自分で図形の組み合わせを考える力が必要となります。
この遊び方はピースの配置や形の合成に慣れてきたお子さんにピッタリ。
少し難しくなりますが、図形のイメージ力や空間認識力がぐっと育まれるでしょう。親子で一緒に挑戦してみてください!
ガイドブックでシルエット作例に挑戦
ガイドボードの問題がすべてできるようになったら、ガイドブックにある問題に挑戦しましょう。
ガイドブックの原寸大の問題に取り組む
まずは原寸大の問題に挑戦しましょう。こちらはピースの配置が一見自由に見えるため、同じピース数でも難易度が上がります。
図形の合成がより複雑になり、試行錯誤が必要です。
縮小見本を見ながら取り組む
最後のステップは、ガイドブックにある縮小版の問題を使って図形を作ることです。
問題は実際のピースの約1/5サイズになっており、ピースの配置をイメージするのがとても難しくなります。
どのピースがどこに入るのか、分割線を想像しながら考える必要があります。
大人でも苦戦する問題も多いので、親子で一緒に楽しみながら挑戦してみてください。試行錯誤する中で、図形のセンスと問題解決力が育まれます。
お片づけでも楽しく遊べる
くもんNEWたんぐらむは、片付けの時間さえもパズル感覚!
ピースを専用の木箱にぴったりと収めるのは意外と難しく、頭をフル回転させる必要があります。
ピースをどう配置すればすべてがきれいに収まるのか考えることで、空間認識力を鍛えるよい練習にもなります。
カタミノの場合は収納例が写真で載っていて、ついつい見ちゃいますが、こちらはなるべく見ないようにガマン……!
子どもにとっても、大人にとってもお片付けが単なる作業ではなく、遊びの延長として楽しく取り組めるのが魅力です。
木箱にスッキリ収められたときの達成感もひと味違いますよ!
くもんNEWたんぐらむの良かったところ・メリット
「くもんNEWたんぐらむ」の良かったところ・メリットはこちら。
- 問題数が多く長く楽しめる
- 図形の経験を積める
問題数が多く長く楽しめる
くもんNEWたんぐらむの一番の魅力は、やっぱり問題数の多さ!
一般的なタングラムに比べて、ガイドボードとガイドブックに豊富な問題が用意されているので、長く楽しみながら取り組むことができます。
問題の出し方を変えて子どもが無理なくステップアップできるように設計されているところもいいですね。
さっき書いたみたいに、ガイドボードを裏返してやってみても問題数が増えるよね~。
海外で人気のタングラムもいくつか持っていますが、簡単なリーフレットにお手本がいくつか載っているだけ……。その点、くもんNEWたんぐらむは、日本の企業ならではの丁寧な作り込みが光ります。
図形の経験を積める
問題数が多く「図形の経験を積める」という点も、くもんNEWたんぐらむの大きなメリットです。
おうちで楽しめる図形遊びには、レゴやパターンブロックのような知育ブロックを使って自由に形を作る“構成遊び”があります。これらは、子どもが自分の発想をのびのびと表現できるのが魅力です。
一方、タングラムのような図形パズル的な遊びは、目標の形を完成させるために、ピースの向きを工夫したり組み合わせを試したりと、たくさんの試行錯誤を必要とします。
最初は偶然うまくいくこともありますが、繰り返し遊ぶうちに「ここにはこの形が合う」といったイメージが徐々に頭に描けるようになります。
子どもが自力で形を完成させたときの達成感は、ひときわ大きなもの。
やがてピースを置くときも、ただ闇雲に動かすのではなく、自信を持って配置できるようになります。これは具体物を通して積み重ねた経験が、しっかりと力になった証です。
小学生になると、具体的な物を使った考え方から、紙の上で抽象的に解く場面が増えます。そんなとき、図や絵を使って考えを可視化する力が役立ちます。
例えば、算数の文章題が難しく感じたときも、絵や線分図を描いて視覚的に整理することで、理解がぐっと深まるのです。
くもんNEWたんぐらむは、多くの問題を通じて図形の経験を積めるので、こうした力を育むのにぴったりな教材だと感じました。
くもんNEWたんぐらむのイマイチなところ・デメリット
「くもんNEWたんぐらむ」のイマイチなところ・デメリットはこちら。
- 遊ぶ時間が短い
- ガイドボードが折れやすい
遊ぶ時間が短い
くもんNEWたんぐらむは頭を使う遊びなので、一度に長時間遊ぶことは難しい場合があります。
3歳で取り組み始めたころは、なかなか頭を使うので「もういいかな……」となりがちでした(笑)。
ですが、一つの形を完成させるたびに区切りがつくため、「少しずつ遊びたい」ときには便利とも言えます。
また、自力で完成させられると何度も遊びたくなるものなので、短時間ずつ繰り返して楽しむのもおすすめです。
遊ぶ時間が短い分、集中して取り組みやすい感じですよ。
ガイドボードが折れやすい
くもんNEWたんぐらむは豊富な問題数が魅力ですが、そのガイドボードに少々難ありかも?
ガイドボードは厚紙製のため、意外と折れやすいんです。
特にシルエットが複雑な部分は、折れ目がつきやすく、扱いが雑だとすぐにボロボロになってしまいますね……。
そのため、整理や収納をしやすくするためには、別途100円ショップなどを駆使する必要アリ。
おもちゃサブスク「AndTOYBOX(アンドトイボックス)でくもんのおもちゃをレンタルした際は、ビニールネットケースに入れられていました。
手前にもファスナーがついていて、ピースはそこに分けて入っていましたよ。
この方法は「くもんのNEWさんかくたんぐらむ」でも取り入れられていました!
ビニールネットケースは100均でも売っているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
くもんNEWたんぐらむの口コミ・評判
「くもんNEWたんぐらむ」の口コミ・評判をSNSから集めてみました。高評価です!
2歳半でパズル好き娘のためくもんのタングラムでもとなった時「さんかくたんぐらむ」だと簡単すぎるかと思って「NEWたんぐらむ」にして、たしかに数日でできるようになったからそれはよかったのだけど、こんなに△の紙で喜ぶならさんかくたんぐらむの方も買っておけばよかったかなと今更思う……。
— へのの7y🎻+4y🐧 (@henonoikuji) January 6, 2021
さすが公文。タングラムで、ガイドになる厚紙があるだけで、子どもにとってかなりイメージがつきやすく、取り組みやすいなと思いました。
Amazonカスタマーレビューより引用
また、ピースは面取りしてあって触り心地いいです。木のおもちゃってやっぱり触りたくなります。
我が家の子はかなり苦手な分野なようで、
回転させる、裏返す
といったイメージが出来ないみたいで
すぐ根をあげて、
出来ないーーーー!!!
やってーーーー!!!
と癇癪を起こしています。
アシストが難しい(私がやってあげた方が100倍楽)ですが、
出来るととても嬉しい様子。
パズルが好きな子どもに購入しました。毎日自分で出してきて遊んでいます。
Amazonカスタマーレビューより引用
ガイドボードもしっかりした素材で、1人で傷つけずに遊べています。
難易度がいろいろあって長く楽しめそうなので買ってよかったです。
ママ達が選ぶ本当に使えたくもんのおもちゃランキングでも、「溝がありずれないのがいい!」「問題を印刷しなくてもたくさんついてるのが〇」と人気でした!
くもんNEWたんぐらむはレンタルも可能
「くもんNEWたんぐらむ」はおもちゃレンタルのサブスクリプションサービスでレンタルできます。
我が家がくもんNEWたんぐらむをレンタルしたのは「トイサブ!」です。
おもちゃサブスクでもくもんの知育玩具は人気で、「AndTOYBOX(アンドトイボックス)」や「ChaChaCha(チャチャチャ)」などかなり多くのサービスでリクエストできます。
買うよりもお安く遊ぶことができるので、お試しにもぴったりですよ。
くもんNEWたんぐらむで図形センスを育もう
幼少期にさまざまな図形に触れることは、図形センスを育むためにとても大切。
パズルや積み木などで図形的な刺激が得られますが、タングラムは、そんな図形遊びの代表格と言えるでしょう。
中でも「くもんNEWたんぐらむ」は、たくさんの問題に挑戦することで、楽しみながら図形の理解を深められる教材です。成功体験を積み重ねやすい設計なので、お子さんも自信を持ち、学習に対してより積極的になるかもしれませんね。
タングラムをどれにしようか迷っている方には、くもんNEWたんぐらむをぜひ試してみてください♪
くもんのおもちゃは
サブスクが豊富
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