赤ちゃん向けピアノはカワイのミニピアノP25が大本命！本格的な音楽体験が遊びながらできちゃいます

「赤ちゃんにピアノって早すぎるかな？」

そんなふうに思っていた私が出会ってしまったのが、カワイのミニピアノP25！

おもちゃみたいな可愛い見た目なのに、出てくる音はびっくりするほどクリアで本格的。遊びながらほんものの音にふれられる、知育にもピッタリの一台なんです。

娘が1歳のときにプレゼントしたのですが、6歳になった今ではピアノや歌が大好きに♪

音程もしっかりしていて、発表会でも先生に褒められるほど。このピアノがきっかけだったと感じています。

「音楽が好きな子に育ってほしい」「遊びの中にちょっと知育を取り入れたい」

そんなママにこそ知ってほしい、赤ちゃん・子ども向けピアノの大本命です！

音楽あそびがもっと広がる！
本格的なミニピアノに加えて、赤ちゃんから楽しめる木琴のおもちゃも気になる方はこちらの記事もどうぞ。

▶ トイサブ！の木琴「小さな太陽」レビュー｜知育効果バツグンの本格派

カワイのミニピアノとは

元々は「ピアノを習わせたい！」と気合を入れていたわけではないんです。

でも、音楽経験のある私としては、いつか子どもと一緒に合奏できたら……という思いはずっとありました。

そんななかで、歌ったり踊ったりが大好きな娘の姿を見て、「この子、音楽が好きなんだな」と実感。

とはいえ、まだ1歳すぎの小さな子。
予算もあるし、おもちゃのピアノから始めようと色々調べてみた結果、「これしかない！」と思ったのがカワイのミニピアノ。

かわいい見た目とは裏腹に、驚くほど本格的。
他のおもちゃピアノにはない魅力がたくさん詰まっていたんです。

カワイのミニピアノが赤ちゃん向けに優れている理由

ここからは、私が実際に使って「これはすごい！」と思ったカワイのミニピアノのポイントをご紹介していきますね。

並べるとこんなに良いところがたくさんありました。

特に、正しい音で演奏できるところは、もっとも優れているポイントです！

とにかくシンプルで演奏に集中できる

カワイのミニピアノは、ピアノのためのピアノ。
光ったり音楽が自動で流れたり、そんな楽しいおもちゃ要素は一切ナシ！

それが逆に、「弾くこと」に集中できるんです。

ピアノのおもちゃは、とにかく様々な種類がありますよね。ボタンを押すと自動的に音楽が流れるもの、光るもの、絵本と一緒になっているものなど。

キャラクターものも視覚的にも楽しめて、子どもは喜びそう。その楽しさから音楽に入っていく子も多いです。

実際、うちの娘もトイザらスなどの楽器コーナーサンプルでガチャガチャと遊ぶことも多かったです。

↓こういうの

それはそれで良さそうなのですが、ピアノを弾くことに集中していないようでした。

普通のおもちゃになるもの自体は色々あるので、ピアノ＋おもちゃにしなくても良いと考えました。

電池不要、電源不要！

うちの娘は、気に入ったものはかなり集中して遊ぶことも。子どもはみんなそうですよね！

もし毎日遊ぶのであれば、電池の消耗が早くて交換の手間がかかるかも。電源コード式もつまずいたりして危ないですしね。

カワイのミニピアノなら、普通のピアノのようにそれだけで遊べます。

電源のオンオフを切り替える必要もないから、子どもがやりたいときに弾いて、やめるときもそのままでOK。

意外とお片付けのときに電源のチェックをするのって面倒なんですよね……。

その辺りのわずらわしさもないところは、実際買ってから気づいたポイントでした。

正しい音が出せて本物の音感が育つ

一番こだわったのがコレ。正しい音が出せるかどうか。カワイのミニピアノのコンセプトは「はじめからいい音」なんです。

基準音から-10セント、+20セント内に入るように音が調律されています（セントは半音の1/100の単位）。
保証範囲が狭いので、正確な音程が出せます。
※基準音Aは現在主流の442Hz（コンサートピッチ）を採用。

そのため、正確な音程精度になっています。

音源はアルミパイプ。これもクリアな音が出る仕組みになっています。

KAWAIのホームページによると、音程は半永久的に狂うことはないそう。

赤ちゃんでも使える大きさ

赤ちゃん～幼児向けのピアノって大きさ選びが難しいですよね。

カワイのミニピアノは、学校で使用する鍵盤ハーモニカと同じミッドサイズなんだそう。

本体サイズ：35cm×36.5cm×12.5cm（脚付き状態）
重量：1.8kg

小さな手にもなじむということで、これも決め手になっています。

幅58cmというちょっとスリムな棚を2つつなげたおもちゃ棚に収納しているのですが、幅58cmでも余裕で収まります。

実際に赤ちゃんや幼児が弾くのにちょうどいい大きさ。

出しておいたとしても、それほど邪魔にならないところもポイントです。

軽さもあってうちの子は勝手に移動して色んなところで弾いています。

程よいコンパクト加減なので、場所を取らないし助かっていますよ。

高さ調節が可能

カワイのミニピアノには、取り外し可能なピアノの脚が付属しています。

お好みで付けたり外したりすることができて、ちょっと便利！

例えば、

といったことができます。

鍵盤の数が多い

カワイのミニピアノは25鍵、32鍵、それ以上が主流。

何気にピアノのおもちゃはドレミファソラシドの8音しかない物が多いです。

我が家は25鍵を選びましたが、これだけでも表現の幅が違います。

きちんと曲が弾けることはとっても重要なこと。色々な童謡などが演奏できるから、知っている曲の練習をしたりできるんです。

後で紹介していますが、ミニピアノだけで弾ける楽譜もたくさん出版されていますよ。

パパママが知っている曲を演奏してくれたら、子どもももっと楽しめますよね。

音対策あり！マンションでも使える

カワイのミニピアノは音の抜けが良く、きれいに響いてきます。

ただ電子ピアノではないため、音量の調節機能がありません。

けっこう大きな音が出るので、マンションなど集合住宅で使えるの？　と気になりますよね。

結論としては、マンションでも大丈夫！　音は中から穴を通して出てきます。

音が気になる場合は、穴の上に本や雑誌をかぶせればOK。音量が小さくなるので、これで音対策ができちゃいますよ。

辻井伸行さんも愛用

2009年にアメリカの国際ピアノコンクールで優勝した全盲のピアニスト・辻井伸行さん。

カワイのミニピアノは辻井さんが幼いころに愛用していたものなんです。

参考：asahi.com（朝日新聞社）：辻井さん遊んだミニピアノ、売れまくり　１カ月待ち – 音楽 – 映画・音楽・芸能

遊んでいたのは、鍵盤が25鍵のピンキッシュホワイト。話題となってからは、一時生産が追い付かないくらいになったそう。

有名ピアニストが使っていたものとなると、やっぱりすごいんじゃないかと思えますよね！

安心の日本製、安全性にも注目！

カワイのミニピアノは日本製。日本製だとなんとなく安心感がありますよね。

もちろん、日本製なら100%安全というわけではありません。

でもカワイのミニピアノは素材、塗料等には安全なものを使用しているそう。

そして……安い！

質が良いのにお安い！Amazonだと5,000円前後で売られています。

本格的なグランドピアノ型もありますが、まずはこの価格帯で「音楽好きの芽」を育てられるなら大満足。

プレゼントにもぴったりだと思います♪

このような理由から、特に3歳で幼稚園に入園してから発表会の練習に大活躍しています。買ってよかったおもちゃ3歳編でもランクインしました！

カワイのミニピアノで遊んだ様子

1歳ごろ：まだ曲は弾けないけど、音の世界を楽しむ

まだまだ楽器を使いこなせるほどにはわかっていない1歳児。

ダンダンと弾くだけで、いわゆる曲にはなっておりません。

それでも色々な音が出るものというのはわかっていて、楽しくピアノを叩いています。

幼児英語教材でドレミの歌を覚えたので、よく歌いながら音を鳴らして練習中。本人は演奏しているつもりのようです！

ちょっとした工夫

ドレミファソラシドが分かるようにシールを貼ってみました。

ついでにいくつか文字も覚えたみたいで、「ド！」と言うとその鍵盤を押してくれます。
やり取り遊びとしても楽しめていますよ。

歌える曲をパパやママが弾いてあげても、娘は一緒に歌ってくれます。

例えば『きらきら星』を弾いたりすれば、それに合わせて歌ってくれるので親としてもやりがいもあるんです！

カワイのミニピアノは音が正確だから、かなり音感が育ってきているのもすごいところ。

私個人としては、自身の経験から絶対音感を身に着けさせるつもりはありません。でも、遊んでいるうちにピッチに合わせて歌えるようなセンスがついたら嬉しい！

親子で演奏出来たら最高ですよね。

幼稚園に入ってからも大活躍

幼稚園に入園後は、園の発表会や音楽活動の練習でとっても役立つ！

うちの子が通う幼稚園は年に2回音楽発表会があって、けっこうな頻度で鍵盤ハーモニカを園で練習をしています。

でも鍵盤ハーモニカは毎日持ち帰ってくるわけではないので、練習量に限りがあります。

そんな風に心配していた娘も、カワイのミニピアノがあるおかげで毎日少しずつ練習でき、自然と演奏がうまくできるようになりました。

帰ってきてすぐに園での練習を思い出しながら取り組める手軽さが良かったみたい。

だから、「買ってよかったおもちゃ3歳編」にも堂々ランクイン♪

赤ちゃんの頃から親しんでいたからこそ、幼稚園の音楽活動にもスムーズに入れたんだなと思います。

カワイのミニピアノのラインナップ一覧。色や見た目を選べます

「カワイのミニピアノ」とひとことで言っても、実は種類がたくさんあるんです！

我が家が使っているのは【ミニピアノ P-25（ポピーレッド）】ですが、色や鍵盤数、フォルムの違いなど、お子さんやおうちのインテリアに合わせて選べるバリエーションが豊富なんですよ。

ここでは代表的なラインナップをご紹介します♪

2025年現在、Amazonだと中古品ばかりなので、画像リンクは楽天のものを貼っています。
※あやまって中古品を買ってしまったというレビューもありました。
Amazonで探すボタンで、Amazonでも検索できます。

ミニピアノ P-25

材質	本体・鍵盤・脚：PS樹脂、音源：アルミパイプ
本体サイズ	350×365×125mm（脚付き状態）
重量	1.3kg（本体）
鍵盤数	25鍵
対象年齢	3才以上

基本の機能をおさえた、軽くて使いやすいモデルです。

コンパクトだから0〜2歳でも扱いやすく、はじめての1台にもぴったり！

ミニピアノ P-32

材質	本体：木材、鍵盤・脚：PS樹脂、音源：アルミパイプ
本体サイズ	425×450×185 mm（脚付き状態）
重量	2.8kg（本体）
鍵盤数	32鍵
対象年齢	3才以上

25鍵よりも鍵盤数が多く、より演奏の幅が広がります。

脚の数も4本に。倒れにくくなっています。

色はホワイト・レッド・ナチュラルの3色から選べます。ナチュラルは木目が美しく、インテリアとしてもなじみますね！

ミニグランドピアノ

材質	本体：PP・PS樹脂、鍵盤：PS樹脂、音源：アルミパイプ
本体サイズ	355×365×130mm（脚付き状態）
重量	2.0kg（本体）
鍵盤数	25鍵
対象年齢	3才以上

25鍵と小さいながらも屋根が開く、ミニグランドピアノ。

見た目もツヤツヤで高級感あり！　まさに本物のグランドピアノのミニバージョンという感じです。

グランドピアノ

材質	本体：木材、鍵盤・脚：PS樹脂、音源：アルミパイプ
本体サイズ	425×450×205 mm（脚付き・蓋閉じ状態）
重量	3.1kg（本体）
鍵盤数	32鍵
対象年齢	3才以上

中仕切り、腕木、脚のデザイン性がアップしており、ミニグランドピアノよりも本物に近い見た目になっています。

思わずあこがれてしまうピアノですよね。

色はブラック・ナチュラルの2色から選べます。

アップライトピアノ

材質	本体：木材、鍵盤：PS樹脂、音源：アルミパイプ
本体サイズ	425×205×304 mm
重量	3.2kg（本体）
鍵盤数	32鍵
対象年齢	3才以上

他のものとはちがい、アップライト型なのが特徴。

音量のコントロールは、背面の板にある穴をふさぐことで可能になります。壁付けにすれば、音が抑えられるんですよ。

ちょっぴり高さがありますが、壁付けにすることで場所を取らずにおさまりますね。

辻井伸行さん愛用の「ピンキッシュホワイト」は生産終了

辻井伸行さんが幼少期に使われていた「ミニピアノ P-25（ピンキッシュホワイト）」は、残念ながら生産終了となってしまいました。

2020年5月時点でAmazonでは在庫が確認できましたが、その後ずっと売り切れ
⇒中古品のみになっています。

他にホワイトを選ぶのであれば、以下の製品を見てくださいね。

▶ カワイのミニピアノ一覧を楽天で見てみる
▶ Amazonで新品があるかチェックする

カワイのミニピアノ専用の楽譜もある

実はカワイのミニピアノには、専用の楽譜も販売されているんです！

「おもちゃピアノって、買ってもただ叩くだけで終わらない？」
そんな不安も、これがあれば解消♪

ピアノ初心者の子でも無理なくチャレンジできる内容になっていて、親子で楽しみながら音楽に親しめます。

たとえば、我が家が購入したのがこちら↓

ミニピアノで弾ける たのしいどうよう

たのしいどうようは、『かえるの合唱』や『メリーさんの羊』など、おなじみの童謡が15曲収録されています。

片手のみで弾けるので、ピアノをはじめたてのお子さんでも弾きやすいと思います。

各ページの絵が塗り絵になっているところがちょっと面白い！
飽きずに取り組める工夫になっています。

ちなみに、25鍵でも両手演奏が可能ですが、両手用楽譜は32鍵向けしかありません。
そこは残念なところです。

このように、楽譜までそろっているからこそ、遊びだけじゃなく“音楽の習いはじめ”にもぴったりなピアノなんです。

▶ Amazonでミニピアノ専用楽譜を見る

カワイのミニピアノの修理方法

カワイのミニピアノは頑丈に作られているとはいえ、やっぱり子どもが毎日使うもの。

「鍵盤が下がったまま戻らない」「落として割れてしまった」なんてこともありえますよね。

でも大丈夫！
カワイでは、ミニピアノ専用の修理サービスを公式で受け付けているんです。

ミニピアノの修理料の目安（部品代込、返送料込、税込）
・音源交換　2,500円（25鍵の場合）　／　3,500円（32鍵の場合）
・鍵盤交換　2,000円より
・屋根交換　5,000円
・本体ケース交換　5,500円
・その他調整　2,000円より

修理を依頼するには｜よくあるご質問｜お客様サポート｜河合楽器製作所　製品サービス情報サイト

鍵盤が折れたり割れた場合、修理依頼をすると2,000円～かかります。

が、必要な鍵盤を買い足して自分で修理することも可能なんです。

鍵盤の代金は：鍵盤100円×本数＋送料170円

▼ミニピアノの分解・修理方法は公式ホームページに詳しく載っています。
参考：鍵盤が下がったまま・折れた・割れた｜よくあるご質問｜お客様サポート｜河合楽器製作所　製品サービス情報サイト

▼実際に修理された方の詳しいレポートもありました。中を開けると「こんな仕組みだったのか！」という発見もありますよ♪
参考：ミニピアノ修理 | ももいろぞうさんの日記

購入後サービスがあるのも嬉しいですよね。安心してたくさん遊ばせてあげられます♪

カワイのミニピアノで楽器デビューしよう！

カワイのミニピアノは子どもが初めて触れる楽器としてピッタリです。

難しいことは考えずに、押して音を出すことから楽しんで！

高品質で低価格、そして長持ち。子どものおもちゃと甘くみてはいけません。

ミニピアノはしっかり子どもに音楽体験をさせてあげられる「楽器」なんです。

赤ちゃんでも子どもでも弾いて楽しめるカワイのミニピアノ。

気軽に楽器デビューしちゃいましょう！

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音楽あそびがもっと広がる！
本格的なミニピアノに加えて、赤ちゃんから楽しめる木琴のおもちゃも気になる方はこちらの記事もどうぞ。

▶ トイサブ！の木琴「小さな太陽」レビュー｜知育効果バツグンの本格派