「おもちゃで“天才脳”って、本当?」
そんなふうに思った方もいるかもしれません。
でも、実際に遊ばせてみて「これはいい!」と感じたのが、「ジスター(GESTER)」という知育ブロックです。
“天才のはじまり”というキャッチコピーの通り、子どもの創造力や手先の器用さを自然に育ててくれるのがこのおもちゃのすごいところ!
丸いディスク同士を自由につなぎ合わせることで、遊び方は無限大。カラフルでやわらかい質感のパーツは、小さな子でも扱いやすく、夢中になって遊べます。

我が家でもかなりヘビロテで遊んでいるおもちゃのひとつ。
今回はそんなジスターについて、
- 遊び方の工夫
- 感じた知育効果
- 実際に使って分かったメリット・デメリット
など、体験談をまじえながら詳しくレビューします!
最近は可愛いパステルカラーの新商品も出ているので、そちらもあわせて紹介していきますね♪



可愛いカラーの新商品も出ているので要チェック♪


インテリアになじむ新色パステル


ジスター(GESTER)ってどんなおもちゃ?


- 空間認識能力(立体的な思考力)アップ
- 表現力アップ
- 問題解決力アップ
- 手先の器用さアップ
- 小さな部品
- 散らかりやすい
対象年齢 | 2歳~ 2歳はひも通しとして、3歳以降はブロックとして使うイメージ |
サイズ | ひとつ3.3cm(誤飲サイズなので注意は必要) |
安全性 | 有害物質を含まない証明書「食品等試験検査証明書」を取得 自然由来の塗料 プラスチック製の玩具を柔らかくするために使用される可塑剤を不使用 角がなく痛くない |
購入サイト | Amazon 楽天 Yahoo メルカリ |
ジスターは、丸いディスクをつなげて自由に形を作っていく知育ブロック。
対象年齢は公式にはおおよそ「2歳~12歳」となっていますが、遊び方がとてもシンプルなので、実際にはもっと幅広い年齢の子どもにおすすめできます。
というか……大人でも意外とハマります(笑)。


カチッとはめる・外すという単純な動きがベースなので、年齢や手先の器用さに関係なく楽しめるのもポイント。
この扱いやすさもあって、「グッド・トイ2021」を受賞しています!
ちなみに、よく似たおもちゃに「Brain Flakes(ブレインフレークス)」がありますが、こちらは2014年にアメリカで登場し、ジスターは2018年スタート。ブレインフレークスも元々中国にあった似たおもちゃをアメリカに導入して改良したものではあります。
ジスターのほうが後発ながら、改良が重ねられており、日本国内では広く人気を集めています。
\ ジスターの類似品も気になる方はこちら /
▶ ジスターの類似品5選を比較!遊びやすさや作れるものの違いは?


受賞歴がある後発品ということで、安心感もありますね。
見た目と大きさ


ジスターの基本パーツは、直径約3.3cmの円形ディスク。500円玉よりちょっと大きいくらいのサイズ感です。
ディスクの周囲には細かい溝があり、ここを組み合わせて立体的な作品を作っていきます。
大きすぎず小さすぎず、複雑な形にも挑戦できる絶妙なサイズです。
ただし、まだ口に物を入れてしまう時期の赤ちゃんには注意が必要。
誤飲が心配なご家庭では、遊ぶ場所や保管方法を工夫すると安心です。


カラーは全部で13色!
赤・青・黄といったビビッドカラーが中心ですが、最近はパステルカラーのバージョンも人気です。





たくさんの色があるから色の名前を覚えたり、組み合わせも学べるよ~。
ビビッドカラーは目を引きますし、パステルカラーも可愛らしく、好きなお子さんが多そうですね!


ジスターが知育ブロックとして優れている点


ジスターの大きな特徴は、「斜めにも組み立てられる」ところ!
一般的な知育ブロックって、上に積む or 横につなぐくらいが基本ですよね。
でもジスターは、ディスクに刻まれた8つの溝を使って、放射状にパーツを広げていけるんです。


この“斜めにつなげる”という構造がとにかく秀逸で、2D(平面)から3D(立体)へと、自然と遊びがステップアップしていきます。
動物や乗り物、おうち、橋まで……



「これを作ってみたい!」という子どものひらめきを、すぐ形にできるのが魅力です。
さらに、ジスターには13色のカラフルなピースが入っているので、色を選ぶ楽しさもたっぷり。
「赤と黄色で車っぽくしよう」とか、「全部ピンクでお花を作ろう」とか、色の組み合わせにも創造力が発揮されます。
自分の頭の中のアイデアを目に見える形にできるって、すごく大事ですよね。
それがジスターだと、自然に・楽しくできちゃうんです♪
\実際にどんな作品が作れる?/
ジスターやその類似品で作れる作品の作り方や完成写真を載せたコーナーも作りましたので、ぜひあわせてご覧くださいね。
▶ ジスターや類似品で作った作品集はこちら!作り方・遊び方も紹介




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ジスターで遊ぶ知育効果


ジスターは、ただ楽しいだけじゃなく、知育的なメリットもたっぷり!
遊びを通して、子どもたちの「考える力」「手を使う力」が自然に伸びていきますよ。
ここでは、特に注目したい4つの効果をご紹介します。
- 空間認識能力(立体的な思考力)アップ
- 表現力アップ
- 問題解決力アップ
- 手先の器用さアップ
空間認識能力(立体的な思考力)アップ
ジスターで作品を作るとき、最初は平面からスタートして、だんだん立体構造へと広がっていきます。
どこにつなげたらバランスよく立つかな?
どうやったら高さが出せるかな?
遊びながら、自然と立体的に考える力が育まれていきます。



作りながら「考える力」も育つ!
複雑な作品をつくるほど、空間をイメージする力が必要になりますよ。
表現力アップ
ジスターの魅力は、作れるものが自由自在なところ。
決まりきった形ではなく、自分で「作ってみたい!」と思ったものを形にしていく楽しさがあります。



ぶどうを作ってみようかな



カメを作ったら面白そう!




そんなふうに発想をどんどん広げていけるので、自然と表現力や創造力も伸びていきます。
いわゆる決まった遊び方がない「オープンエンドトイ」としても、とても優秀です。


問題解決力アップ
ジスターに限りませんが、ブロックでなにか構造物を作ろうとなったとき、その過程で問題に直面することも。



高い塔を作ろうと思ったんだけど、とちゅうで倒れちゃったよ~。
そんなトラブルも、ジスター遊びの醍醐味のひとつ。
どうしたら倒れなくなるか、解決手段は一つではありません。下の方に重みを持たせたり、左右のバランスを整えたり……。
いろんな方法を試すことで、自然と「問題を解決する力」や「論理的思考力」が身についていきます。
「こうしたらうまくいった!」という成功体験も、自己肯定感につながりますよ♪



したにいっぱいジスターくっつけたらたおれなくなったー!
手先の器用さアップ
ジスターは、ディスクをはめたり外したりする動作を繰り返すことで、指先のコントロールが自然に鍛えられます。
2歳ごろからちょうどお箸やはさみなどの道具を使いたがったり、シール貼り遊びが盛んになる時期ですが、こういった“つまむ・はめる”動きは、実は準備運動にぴったり。



うちの子は、ジスターで遊ぶようになってから、シール貼りや折り紙もどんどん上達していきました♪



へびしゃん、つくったよ~。


▼ジスターを含めた手先を器用にするおもちゃをまとめて紹介した記事もあるので、あわせてご覧ください。




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「ちょっと気になるけど、うちの子に合うか不安……。」
そんな方は、おもちゃのレンタルサービスを使って、気軽にお試ししてみるのもひとつの手です。
たとえば「トイサブ!」では、ジスターを取り扱っていてリクエストを出すことも可能です。
一度チェックしてみることをおすすめします!
ジスターを使った遊び方のアイディア


ジスターは、無限の組み合わせが楽しめる知育ブロック。
年齢に合わせた遊びから季節行事、さらには付属ケースを使ったおまけ遊びまで、アイディア次第でどんどん世界が広がります!
ここでは、おすすめの遊び方や工夫、実際に作った作品例などをご紹介します♪
年齢別の遊びアイディア
公式でもおすすめしている年齢別の遊び方は以下のとおり。
年齢層 | ピース数 | 学習内容・目的 |
---|---|---|
1~2歳 | 1~5ピース | 色の概念の学習、つまむ、分解する遊びを通して指先の知育 |
2~3歳 | 0~10ピース | 簡単な作品を作り、達成感の習得。片付けの学習にも。 |
3~5歳 | 10~50ピース | 「平面的」な作品を創り、基本的な構成力を向上 |
5~7歳 | 50~300ピース | 「立体的」な作品を創り、空間把握能力や想像力の向上に |
ものを口にしてしまう時期は親の見守りが必要ですが、最初は2ピースをつなげる練習から入るといいと思います。



なんせ形がお花みたいなので、緑とあと1色つなげるだけで、お花ができあがります。
\少ないピースでもここまでできる!/


高齢者施設での作業療法にも使われているみたいですね。
2ピースつなげるところからスタートし、うちの子が次に作ったのは以下の三輪車でした。少ないピースでもよく表現できていて驚きました。


収納ケースには作り方動画を見ることができるQRコードがついているので、それを参考に作るのもおすすめです。


我が家が作った具体的な作品は、作品集として以下の記事に移しました。作るものに悩んだときも、ぜひ参考にしてくださいね。


季節やイベントに合わせた遊び




カラフルで映えるジスターは、季節の行事とも相性バッチリ!
季節やイベントに合わせた遊びは、子どもたちにとって新鮮で楽しい体験になるはず。
何を作ろうかな? とネタがないときにも、季節を意識すると作りたいものが思いつくかも!
季節 | アイディア例 |
---|---|
春 | 花・蝶・ことりなど春の自然モチーフ |
夏 | 海・プール・スイカ・アイスなど夏の風物詩 |
秋 | 落ち葉・かぼちゃ・ハロウィン飾りなど |
冬 | 雪だるま・ツリー・雪の結晶・お正月飾りなど |
家族みんなで「季節の作品づくり」をして飾るのも素敵な楽しみ方。
おうち時間がより豊かになりますよ♪
見立て遊び
ジスターは見た目も独特で、見立て遊びにもぴったり。
うちの子たちがまずやったのは、お金に見立てること。折り紙のお財布に入れて、お買い物ごっこを楽しんでいました。


お金のおもちゃは本物サイズで小さいものが多いのですが、ジスターは手ごろで扱いやすく、お金の代用として使いやすい!
色別で価値を変えてもよさそうですよね。
数が足りないと思って探したら、こどもちゃれんじなどのレジのおもちゃの中にあったこともあります(汗)。




簡単なお金の計算や買い物のルールを学ぶことができてよかったです。
↓ほかのおうちでもお金に見立てたりしてるみたいです!
さっきからジスターを「マニーマニー💰」って遊んでる姉妹がいる😂😂😂
— まりぃぃぃんこ(5)(2) (@marincochristie) April 5, 2023
水遊び


ジスターは軽いプラスチック製のため、水に浮くことができます。なので、水遊びにも利用することが可能になっています。
たくさん浮かべて網ですくう遊びなどをしても楽しいと思います。



おまつりみた~い。
水遊びは子どもたちにとって楽しいアクティビティですし、暑い夏の日には特に喜ばれますよね。
ただし、水遊びのあとはしっかり乾かしてから保管してくださいね◎
ケース活用!おまけの遊びいろいろ


ジスターの収納ケースには、お楽しみ要素がたっぷり詰まっています。
コインスライダー遊び
ジスターが入っているおうち型ケースは、屋根を立てるとコインスライダーとして遊べます。
ジスターを上からセットするだけで、カタカタとすべり穴に落ちる仕組みです。




軽いプラスチック製なのでかなりすべりが良く、スムーズに落ちる様子は見ていて気持ちいいです!
屋根を立てるにはバランス調整がいりますが、そのあたりも遊びながら鍛えられそうですね。
息子ジスターの箱を家の屋根みたいにしてスロープにジスターを投入するのができるようになった。
— 幸穂@2y0m🦖 (@yukiho20210417) March 28, 2023
ジスター知らなきゃ意味わからないよね。
屋根みたいに蓋を2枚合わせるんだけど、これちょっと押したら閉まっちゃうのね。だから最初閉まっちゃってキィってなってたんだけど、最終的には力加減覚えた!
棒さし遊び
ジスターには、棒さし遊び用土台とピンが付属しています。
土台の下からピンを入れて固定することで、ジスターのディスクがさせるようになります。




色ごとにわけてさすことで色の弁別にも役立ちますし、さした後はそのままケースに入れればスッキリ収納できますよ。
お片付けの一環として導入してもよさそうですよね。




くるくる回してスピナーに!
棒さしのピンにさしたディスクは、くるくるまわすことができます。
軽いプラスチック製なのですべりが良く、指で触れることで簡単にまわります。







まわってるね~。
回転する様子は視覚刺激にもなります♪
ひも通し遊び
ジスターには、なんと13色のひももついてきます!
ディスクには穴があいているので、ひもを使ってひも通し遊びも楽しめますよ。


2歳の息子の遊び方としては、もっぱらこのひも通しが多いです。
先日は穴に何本ひもが通せるかチャレンジしていました!






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ジスターのちょっと気になるデメリット


たっぷり遊べて知育効果も高いジスターですが、実際に使ってみると「ここはちょっと気をつけたいかも」という点もあります。
小さな部品


ジスターの直径は約3.3cm。
赤ちゃんの口にも入ってしまうサイズなので、誤飲のリスクがあります。
ものを口に入れやすい年齢のお子さんがいる場合は、必ず大人が見守りながら遊ばせてあげましょう。
兄姉が使っているものを、つい下の子が……なんてケースもあるので、保管場所にも工夫が必要です◎
散らかりやすい


現行のジスターは、500ピース以上入ったセットになっています。
たくさんのピースが入っていると作れるものの幅が増えよいのですが、反面、遊んだ後の片付けが大変になることが……。



ぜんぶ出しちゃうね、じゃらじゃらじゃら~。



ひろがってるね、ねえね♪



ちょ、おーい!!!
という光景、我が家でもよくあります……!
片付けも遊びの一環ととらえ、楽しく整理整頓を教えるのがポイント。あらかじめ出す量を決めたり、「一緒にしまおうね」と声をかけて習慣化できるとラクですよ。
最近では、プレイマット・プレイポウチという小さなブロックをまとめられるマットも出ていますので、そのうえで遊んでもよいかもしれませんね。
▼イメージ的にはこんな感じです。


▼プレイポウチ、プレイアンドゴーがしっかりした製品で口コミも良く、おすすめです。




ジスターの口コミ・評判


SNSでは、ジスターに関する投稿がたくさん!
Twitter(X)などでのリアルな口コミを集めてみました。
ジスターの良い口コミ
風呂上がりにジスターに夢中な子ども達と、それを邪魔するかのように入ってきて足で飛ばしながら毛繕いする犬😂😂
— miho 3y&2y (@12121207mi) April 24, 2023
ジスター安いのに、"集中して喧嘩せず静かに"遊んでくれる素晴らしいおもちゃ😂
ブロックは取り合いするのにこれは取り合いにならないんだよね〜そして見て見て攻撃もない✌🏻✌🏻✌🏻(超重要) pic.twitter.com/SFw3KZv400
静かに集中してくれるのは親としてはありがたいですよね!
子供にジスターでドクターイエロー作ってあげたらテンション爆上がり pic.twitter.com/aCWoV7SNDt
— ぐっすぴ (@RacingGspeed) April 23, 2023
最近、娘の出してくれる料理、腕に磨きがかかってきた🤔
— いちごちゃん®︎2y0m🎀/不妊治療8年 (@ichigo_SandM) April 18, 2023
今朝は「ぱしたのちゅるちゅる(パスタ)」と
「おえんじ じゅーちゅ♡(オレンジジュース」だそうで、
ジュースカップにオレンジ色の紐やジスターやドキンちゃんを入れるなどして、オレンジジュース感を工夫してくるので感心して見てる🤔🥤 pic.twitter.com/Bh4fh2bq55
ごっこ遊びにも活躍するのがジスターのすごいところ◎
ジスター繋げる時、今までは1色とかお花の形に多色だったのが、2色を交互に繋げるとか多様な色づかいできるようになってるー!🥹成長してるなぁ…
— こはく☺︎ 3y🎀 (@Kohaku_Toh) March 23, 2023
成長が感じられるのって、うれしい瞬間ですよね。
ジスターの悪い口コミ
保育園では自分で着替えたり、遊んだおもちゃをお片付けしているらしいので、家でも促すのだが、全くやらない。外でやってるから家では甘えたいのかなとも思うけど、家でも習慣づけたいなという気持ちもあり声をかけるが全く聞く耳を持たず、きょうは15分ほどジスターの片付けで揉めて疲れた
— Lazy-assed Pupil (@LazyAssedPupil) March 20, 2023
ジスターはピース数が多いので、お片付けで揉める……という意見も。
ジスターに限らず、レゴやデュプロなどもそうですが、こういう組み立て系のおもちゃにはつきものの悩みですよね。
うちも、子どもの電池が切れて「お片付けできない~」となり、結局ママが片付けることがあります。
前述のプレイポウチ、プレイアンドゴーなども使ってみながら、広げたものはザザザッと集めるところからはじめてみたいですね。


インテリアになじむ新色パステル


ジスターの遊び方・知育効果まとめ


ジスターは、遊びの幅がとても広いおもちゃ!
自由な発想でいろいろなものを作っていくうちに、
- 空間認識力
- 手先の器用さ
- 表現力
- 問題解決力
など、さまざまな力が自然と身につきます。
ピースがたっぷり入っているので、「ちょこちょこ作る」もよし、「大作にチャレンジする」もよし!



知育効果&コスパの両方を重視するママ・パパにこそ、ぜひ取り入れてほしいおもちゃです♪


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販売店 | LOTUS LIFE(ロータス ライフ) |
運営会社 | 株式会社GNO 〒850-0057 長崎県長崎市大黒町10-10 KoKoRoビル 6F(シェアオフィス) |
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