シール貼り遊びで指先を鍛えよう!知育につながる1歳からの進め方とポイント

この記事では、1歳からのシール貼り遊びの始め方・ステップアップの仕方を詳しくご紹介しています。
シール貼り遊びのねらいは、器用さ・集中力・想像力などを身につけること。
楽しく遊びながら子どもの感覚を伸ばしてくれるんです。

ペタペタ貼ってあそんでるうちに、パワーアップしちゃうんだね~!
鉛筆やお箸の練習に入る前に、ぜひ手先の力を育てていきましょう!
シール貼りのねらい。身につく力がスゴイ!

シール貼りで身につく力はこんなにあります!
- 手先を器用にする
- 集中力を身につける
- 作業力を身につける
- 形や色の認識を育てる
- 想像力を育てる
- 達成感を味わい、意欲を育てる
シールをはがす 台紙に貼る ゴミを捨てるといった一連の動作のくり返し。
これが手先の力を伸ばしていきます。
シール貼りをたくさんしていると鉛筆やお箸を早く使いこなすことができるといわれているんですよ。

ぜひ1歳半くらいから始めてほしい遊びです!
シール貼り遊びで用意するもの
4つのものを用意します。

用意するもの
- 丸シール(1枚ずつ分けておく)
- 切り離したシールを入れる容器
- シールを貼る台紙
- ゴミを入れる容器
丸シール

1枚ずつハサミで切り離し、色別に分けておきます。
シールは100円ショップのものがオススメ!

5色ほど入っているので、好きな色で遊べますし、枚数もたっぷりです。

我が家はダイソーの300片入りのものをよく使います。
▼後から知りましたが、実はネットのほうがカラーバリエーションが豊富&大量なのに安かったです……><
最初にトライする大きさは2cm程度が良いでしょう。
次の表は、年齢別シールの大きさの目安です。
年齢 | シールのサイズ |
---|---|
1歳〜1歳半ころ | 2cm×2cm |
2歳ころ | 1.5cm×1.5cm |
2歳半~ | 0.8cm×0.8cm |

大きなシールが貼れるようになったら、サイズを小さくしていきます。
シール貼りをするときは、必ず保護者が付き添いましょう!
もしかしたら口に入れてしまう子もいるかもしれませんので。
シールを貼る台紙
最初は形や位置に注意して貼ることができません。
ですので、無地の紙(画用紙でもなんでも)を用意しましょう。
慣れてきたら丸シール専用の台紙を用意。
ネットで「シール貼り 台紙」と調べると、ダウンロード配布しているサイトがたくさん出てきます。
丸シール台紙のオススメサイト

marumaru-手作り知育あそび-は、とても可愛くてクオリティが高い丸シール台紙を配布しています。
季節の台紙も多く、完成させれば作品としても楽しめます。
丸シール台紙といえば、まずはココ! という感じです。

こども教育図鑑はシンプルなイラストです。
とても役立つのが、台紙が4つに分かれている点。
そのままでも遊べますが、切り離すこともできるので、コンパクトになります。
外出のお供にも便利です。
>> こども教育図鑑
シールの数は2個~数十個くらいと幅広いので、お子さんのレベルに合わせて選んでみてください。
手描きもオススメ
もちろん手描きでもOK!
丸シールの周りをぐるっと囲むようになぞれば、それだけで形合わせができる台紙になるんです。



好きな絵で作ると楽しさも倍増だね~!
うちの娘はもっぱらアンパンマンキャラで作ってもらいたがります。
アンパンマンキャラは顔のパーツが丸で構成されているので、台紙にしやすいんです!
▼こういうドリルの絵を参考にすると、手描きでもやりやすいです^^
アンパンマンには著作権があります。
アンパンマンのイラストを使ったシール台紙は個人がたくさん配布していますが、基本的に許諾を得ていない場合は著作権法違反になります。
家庭内での使用に限り、イラストを真似しての複製は認められます。
この点ご注意くださいね。
色々な種類の台紙をたくさん用意しておきましょう。
ゴミを入れる容器

シールをはがした後のはく離紙を入れる容器です。
遊び終わったらゴミ捨てまでをして完了です。
こぼれ話……
最初はシールを1枚ずつ切り離して用意していました。
が、子どもが慣れてくるとあっと言う間に何枚もこなしてしまいます(汗)。
こちらの用意が間に合わないので、今ではそのまま渡すようになりました。

はく離紙から1枚ずつはがすのも難しいから、指先が鍛えられるわね。
シール貼り遊びの進め方とポイント
シール貼り遊びは以下の流れで行います。



まずはパパママがお手本を見せよう
いきなりシール遊びセットを渡しても、子どもはどう進めるかが分かりません。
まずはやり方をゆっくり見せましょう。
モンテッソーリ教育本によると、子どもは大人の8倍動作がスローなんだそう。
過度にゆっくり見せる必要はありませんが、動作をひとつずつ明確に切り離して見せるのがポイントです。

あんまり早いとマネしたくても追いつかないよ~。
▼こちらの本を参考にしました!
シールがうまくはがれない場合は、はく離紙の角を折っておくとやりやすいです。

自由に貼ってみよう
最初は枠内にシールを貼るのは難しいもの。
丸シール専用の台紙ではなく、ただの紙に貼ることから始めます。

真っ白な紙が一番シンプル。色紙に貼っても面白いですよ。
好きなところにシールをペタペタ。
シールをはがして貼るという作業にも慣れていきますよ。
決まりがない分、不思議できれいな図形になったりもします。
とにかく色々と子どもに試してもらいましょう。
決められた場所に貼ってみよう
次に、丸シール専用の台紙を用意して貼っていきます。
なぜ丸●シールが良いのかというと、どの向きで貼っても大丈夫だから。

例えば、三角▲などは貼る向きを合わせないとずれてしまいますよね。
貼る部分が円形だと向きを気にせず貼ることができるので、やりやすいと思います。

うまく貼ろうとしている姿が見られたら、たくさんほめてあげましょうね♪
声掛けを通して意欲が高まります。
ステップアップしよう
慣れてきたら子どもに好きな台紙を選んでもらいましょう。
さらにステップアップして、四角や三角など貼る向きがあるドリルに挑戦していっても良いと思います。
\おすすめドリル/
すでにシール貼りに慣れている場合でも、貼ることが楽しくて好きなように貼っていってしまうかもしれません。
正しい向きを意識することはとても難しいことなので、うまく貼れなくても頑張りを評価してあげましょう。

ちょっとうまく行かなくても、応援してもらったからまたやるぞ~! ってなるよ。
シール貼り遊びの最終的な目標は?
最終的には、シール貼り遊びで次のようなことができるようになります。
シール貼り遊びの最終目標
- 1枚の絵の中でさまざまな大きさ・形のシールを貼り分けることができる。
- 線にぴったり合わせて貼ることができる。
過去のものと現在のものを比較したら、きっと成長が感じられるはずですよ!
後片付けしよう
好きなだけシールを貼ったら、容器にたまったはく離紙をごみ箱に捨てます。
遊んだあとのお片付けを習慣にすることで、今後工作遊びで出たごみの処分もできるように。
またおもちゃなどのお片付け習慣にもつながっていきます。

ここまでできたらシール貼り名人だね!
1歳からのシール貼りで見られた娘の進化
うちの娘のシール貼りデビューは、生後9ヶ月のとき。
ベビーパークという幼児教室で、レッスンの一環として行いました。
生後9ヶ月のとき

このときやったものは色合わせの要素があったのですが、当然意味がわかるわけなく、好きなところに貼っています。
このときの体験がとっても楽しかったみたいで、すっかりシール貼りのトリコになっちゃいました!
1歳2ヶ月のとき


好きなところにたくさん貼っていたりもしますが、丸の中にもしっかり貼れています。
1歳9ヶ月のとき

だいぶ丸の中に貼れるようになりました。
幼児は集中力が持たないと言われますが、シール貼りは20分くらい黙々とこなしていて驚きます。
色も考えて選んでいる様子がうかがえますね。

ばいきんまんの目が赤い!
多分、コキンちゃんに泣かされちゃったのでしょう。
1歳後半になるとシール貼りも慣れたもので、こどもちゃれんじやベビーブックのシールも上手に貼れています。
▼ベビーブックのシールページ。上手!

\シールページ多めで◎練習に/
貼り終えたものは飾っておくと、成長を一緒に喜ぶことができますよ。
▼マステで枠を作って、作品風に飾りました♪
1歳5ヶ月ころの作品


市販のシールブックもオススメ
シール貼り遊びには、100円ショップのシールブックもおすすめです。
冊子形式になっていて、シール数もページ数も多いのが素晴らしいんです。
▼100均ダイソーとセリアで買えるシールブックの種類・遊び方をご紹介しています。
お出掛けのおともにも役立ちますよ♪
シール貼り遊びの進め方まとめ
シール貼り遊びをすると、楽しみながら手先の器用さをはじめとしたチカラがぐんぐん伸びちゃいます。
シンプルな遊びなのに、子どもにとって必要となる基本的な能力のトレーニングになっちゃうんですよね。
シールは100円ショップで買えますし、お手軽に知育ができちゃうのも良いところ。

いっぱい剥がしていっぱい貼って、楽しみながら伸びてもらえちゃう!
ぜひ記事でご紹介したやり方を参考に、手先の力を育てていってほしいと思います。
▼お子さまの手先を器用にするシリーズです。
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