『シナぷしゅはじめてのワーク』レビュー!鉛筆デビューにもオススメの1冊です
テレビ東京系列で放送中の乳幼児向けテレビ番組「シナぷしゅ」から、初の家庭学習用ドリル教材が誕生!
赤ちゃんの時期に「シナぷしゅ」を見ていたお子さんにとって、懐かしいキャラクターや内容が取り入れられているので、楽しくできることうけあいです。
ぷしゅぷしゅだーいすき♪
そんな『シナぷしゅ はじめてのワーク』の内容をさっそく見ていきましょう!
『シナぷしゅはじめてのワーク』とは
対象年齢 | 2歳~4歳 |
ページ数 | 64ページ |
『シナぷしゅ はじめてのワーク』は、テレビ東京系列で放送されている乳幼児向け番組「シナぷしゅ」の初の家庭学習用ドリル教材です。
対象は2~4歳。楽しみながら鉛筆の持ち方や運筆の基本を学べる内容となっています。
シナぷしゅが出てくるということで、テレビと同じ0~2歳が対象だと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、対象年齢には注意!
赤ちゃんには絵を見せてあげるだけでも楽しめそうです。
「お勉強だと思わずに楽しく取り組んでほしい」「遊びの延長でたくさんの気づきや発見につなげてほしい」という想いのもと作られたそうですよ。
実際、ワーク感がほとんどなく、絵本を読むような感覚で取り組めます!
また、パパママがワーク初心者でも安心。おてほんや取り組み方が載っているので、参考にしながら進めることができます。
内容・構成
こちらが目次!
鉛筆の正しい持ち方からスタートし、文字を書く際に大切な「筆圧」や「動かし方」を学べます。
学習は、シンプルな「まっすぐな線」から始まり、「ななめの線」「かどのある線」へと進化し、最終的には「曲がる線」に取り組みます。
ひとつの学習内容が数ページにわたってあり、段階的に進んでいくので、少しずつ挑戦しながら「できた!」の喜びを感じることができるようになっていますよ。
こうしたスモールステップ学習は成果を実感しやすいんですよね!
一つの大きな課題を、小さなステップに分解して、それを一つずつクリアしていく感じです。
この方法のメリットは、途中での達成感を味わいながら進めることができること。自分のペースで学びを調整するのも楽になります。
簡単に言えば、大きな目標も小さなステップに分けて進めば、学びがもっと楽しく、効果的になるってわけです。
できたページに貼るためのシールも約70枚ついていて、子どもの達成感を高める要素になっています。
はじめての鉛筆選びにお悩みの方は、幼児向けのおすすめ鉛筆を解説した記事もご覧ください。
学習意欲が高まるヒミツ
学習意欲が高まるこのワークの特徴。
それは、シナぷしゅの人気キャラクター「ぷしゅぷしゅ」や「そらのライオン・かぜちゃん」「ヒカリの森の黒うさぎ」などが各ページに登場すること!
学習内容に合わせたイラストが飽きさせないように構成されています。
例えば、そらのライオン・かぜちゃんがくものすべりだいをすべったり。どうぶつたちが橋をわたったり。
番組を見ていたお子さんなら、既にキャラクターや世界観に親しんでいるため、ワークを使って学ぶのが楽しいと感じるでしょう。
『シナぷしゅはじめてのワーク』に3歳児が挑戦!
3歳になったばかりの息子が『シナぷしゅ はじめてのワーク』に挑戦してみました(シナぷしゅ履修済み)!
このワークを見た瞬間から「あっ! シナぷしゅだ!」と飛びついた息子。
なかば強奪していき勝手に取り組み始めました。
息子は幼児通信教育教材の「こどもちゃれんじ」をやっていて、こういったワーク教材ははじめてではありません。
やたらとスイスイ進めていました。
たのしくできたよー!
迷いなく進めていく息子になんでそんなにスイスイ行けるのか聞いてみたところ、
わかりやすい!
だそうです。確かにイラストがはっきりしていて、どこに何を書くのかわかりやすい!
子どもでも直感的に取り組めるデザインになっているから、迷わずワークに取り組めるんですね。
知っているキャラクターだと、こうも食いつきがいいのか……!
とびっくりしました。
『シナぷしゅはじめてのワーク』のメリット・デメリット
『シナぷしゅ はじめてのワーク』をやってみて感じたメリット・デメリットは以下のとおり。
- 親しみやすいキャラクター
- 遊び感覚で学べる
- 段階的にステップアップできる
- 達成感のサポート
- まだ続編がない
メリット
メリットとしては、やっぱり「シナぷしゅ」のキャラクター性が活かされているところ!
キャラクター性と遊びに近い感覚で取り組める部分が進めやすさに貢献しています。
親しみやすいキャラクター
テレビ番組「シナぷしゅ」から飛び出してきたキャラクターたちが、ワークの中にいっぱい!
背景イラストも絵本のようで、シナぷしゅの世界観が広がっています。
すでにぷしゅぷしゅたちに慣れ親しんでいるお子さんにとっては、好きなキャラクターと一緒に学ぶことができて、新しい学習教材に対する抵抗感を減少させることができます。
キャラクター性の高いワークの良いところは、やっぱり子どもがそのキャラクターへの親しみやすさから楽しく取り組めるところ。
超有名教材のこどもちゃれんじでいえばしまじろうがそのポジションで、キャラクターへの愛着が子どものやる気につながっているわけですね。
遊び感覚で学べる
このワークブックは、ただの教材としてではなく、絵本のような楽しい体験としてデザインされています。
とにかくそこらじゅうにぷしゅぷしゅ!
形が変わるぷしゅぷしゅの特徴もあって、見ていて飽きないデザインになっています。
もちろん他のキャラクターもワークに彩りを与えてくれて、鉛筆で書く楽しさを演出。
遊びながら自然と学びを深めることができます。
段階的にステップアップできる
学習内容は、自由に書くところからはじまり、徐々に難易度を上げていくスモールステップの形式で構成されています。
簡単なところから難易度アップがゆっくり進むので、やろうと思えばどんどん進められます。
手軽な難易度ということで、繰り返し成功体験を積めるから自己肯定感も高まりますよ。
自分のペースで学びを進めることができ、途中で挫折することなく継続的に取り組むことができます。
達成感のサポート
学習の進捗を示すシール、いわゆる「できたねシール」「ごほうびシール」が約70枚付属!
「ここまでやった!」と自分の成果を具体的に確認しながら、次のステップへのモチベーションを保つことができます。
子どもってシールが大好きですよね♪
このシールを使って、学びの達成感を高めることができます。
デメリット
デメリットは特にありませんが、強いて言うならこのワークまだ出たばかりということで続編が存在しません。
このワークを終了した後、同じシリーズの新しい内容や次のステップに進む教材がないため、学びの継続性という点では惜しいですね。
特に、このワークに夢中になったお子さんや、さらに進んだ内容を求めるパパママからは、続編のリリースを強く望む声が上がりそう。
実際、Instagramでフォロワーさんに告知をした際にも「シリーズ化してほしい」という声があったので……。
みーたんとひーたん(右左)が出てくるようなワークも待たれる!
ただ、まだ続編はないものの、シナぷしゅにはたくさんの知育商品が存在します。
- 一日のおしたくの流れを学べる絵本『シナぷしゅ おしたく できるかな?』
- 大型シール絵本『シナぷしゅ ぱくぱく もぐもぐ』
Amazonではこれらがあわせて買われているようです。読んでシールを貼って、鉛筆で書いて……と、3冊あると別の体験ができていいですね!
あわせてチェックしてみてくださいね♪
『シナぷしゅはじめてのワーク』レビュー|まとめ
『シナぷしゅ はじめてのワーク』は、2~4歳向けの学習ドリルとして、その名の通り「はじめて」の経験を大切にした内容となっています。
キャラクターたちが各ページに登場するので、学びのモチベーションも高まりますよ。
お子さんの学びの初歩を楽しく効果的にサポートする教材として、非常におすすめできる一冊です。
親子時間にぜひ取り入れてみてくださいね!
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