





子どもたちは毎日、新しいことを発見していますよね。
実はそんな“好奇心の芽”をぐんぐん伸ばしてくれるアイテムが、身近なカレンダーなんです。
「日付を確認するだけのもの」と思いきや、実は“時間の流れ”や“先の予定を見通す力”を自然に育ててくれる、立派な知育道具。
うちの子は3歳頃から「いつ?」という質問をよくするようになりました。
娘プリキュアいつやるの?
娘おじいちゃんちにいくのはいつ?
好奇心旺盛なのはいいんですが、止むことがない「いつ?」に大人も疲弊。しかも、時間の流れやスケジュールは言葉で説明しても伝わりにくいんですよね……。
ちゃみそれなら、カレンダーを使ってみよっか!
というわけで、3歳から使い始めた子供用カレンダー。
「週末にはお気に入りのアニメが放送される!」と、自然と週末がいつ来るのかをカレンダーで確認したりしているうちに、日付や曜日をすっかり覚えられるようになりました!
この記事では、おすすめの子ども用カレンダーを厳選してご紹介。さらに、実際にどう使えば知育効果を最大限に引き出せるのか、わかりやすく解説します。
「どのカレンダーを選べばいい?」「どうすれば続く?」というママの疑問にも、しっかりお答えしますね。
「時間の感覚を育てたい」と思ったら、時計の読み方から始めるのもおすすめ。
くわしくはこちらの記事で解説しています。
▶ 【保存版】子どもに時計の読み方を教えるコツ|遊びながら身につく知育法


ちゃみ( インスタ @charmytoko)
Instagramフォロワー11.2万人。
知育・おもちゃクリエイターママで、モンテッソーリ教具本にも知識を提供。教材研究が得意。娘は年中・年長で偏差値70。
ベネッセ幼児教材公式アンバサダー/明治クラフトアンバサダー/Yahoo!をはじめとする各種メディアで執筆中/元教師

子どもにとって時間はまだ目に見えない、ちょっと不思議な概念。
「あとでね」「もうすぐだよ」と言われても、どれくらい待てばいいのか分からずモヤモヤしてしまうこともありますよね。
そんな子どもに、時間の流れを見える化してあげるツールが「子供用カレンダー」です。
まずは、その魅力を見ていきましょう。
カレンダーは、計画を立てたり予定を管理するために欠かせないグッズ。
今はスマホのスケジュールアプリで管理されている方も多いと思いますが、紙のカレンダーは大きくて書き込みが共有しやすいですよね。
例えば、お子さんが「ママのお誕生日はいつ?」と聞いたとき、カレンダーを見せながら「ここだよ」と教えることで、日付の概念を伝えることができます。
また、誕生日やクリスマス、夏休みなど、子どもにとって特別な日がカレンダーで一目瞭然になることも、興味を持つ大きなきっかけ!
特に、誕生日ケーキの日やプレゼントがもらえる日などは、子どもたちにとって楽しみなイベントですよね。
ちゃみその日が近づいてくるのをカレンダーで確認することが多いです。
子供用カレンダーは、通常のカレンダー以上に教育的な要素が豊富なカレンダー。
まず、大人用のカレンダーは、表記が漢字だったりアルファベットだったりして子どもにはわかりにくいんですよね。
その点、子供用カレンダーは“読む・感じる・考える”を楽しく促す工夫が詰まっています。
たとえば、季節のイラストを見ながら「この日は節分だね」「桜が咲く頃だね」と話すことで、行事や季節の移り変わりを自然と学べるんです。

ちゃみこういった行事を知る絵本にもつなげていけますね!
また、シールを貼って「できた!」を記録するのも楽しいポイント。
達成感や自己管理の意識が育ち、毎日カレンダーを見る習慣づけにもつながります。
「時間がわかる」「予定を楽しみにできる」「できた日を振り返れる」。カレンダーは、そんな生活×知育の橋渡し役。
このあとご紹介するおすすめカレンダーを選べば、毎日ページをめくるたびに、親子で小さな発見があるはずです!
これらは、2022年、2023年にInstagramで紹介した際に1万保存がついた人気カレンダーたち。
「買ってよかった!」というママたちの声も多数届いており、どれも自信を持っておすすめできる知育カレンダーです。


| フォーマット | 月間 |
| タイプ | 壁掛け |
| ブランド | D-BROS(ディーブロス) |
| サイズ | A3タテ |
| 知育ポイント | カレンダー独特の日にちの読み方がすべてわかる 書き込みやすい大きさ 蛍光色で目立つ |
Instagramで紹介したときには、なんとオンラインショップで即完売!
それほど人気の『D-BROS こどもカレンダー』。
最大の特徴は、「ついたち」「ふつか」「みっか」など日付の読み方がすべて印字されていること。
子どもが自分で声に出して読めるので、「今日ってなんて読むの?」という質問が自然に学びの時間になります。



また、蛍光色を使ったポップなデザインはインテリアとしてもおしゃれ♪ A3サイズの大きめレイアウトで、文字練習やお絵かきの書き込みスペースとしても使えます。
さらに、付属のシールで「遠足」「お誕生日」「病院」などの予定を貼ると、自分だけのマイカレンダーにカスタマイズできるのも魅力ですよ。
日曜始まりのほかに、園や学校に合わせた月曜始まりタイプも登場しているので、家庭のスケジュールスタイルに合わせて選べます。
ちゃみかわいくて学べる、まさに“知育×デザイン”を両立した理想のカレンダーです。
| フォーマット | 月間 |
| タイプ | 壁掛け |
| ブランド | SONORITE(ソノリテ) |
| サイズ | A3タテ |
| 知育ポイント | カレンダー独特の日にちの読み方がすべてわかる 書き込みやすい大きさ 木目調でインテリアになじむ |
もともとminneなどで知育ポスターを販売していた人気デザイナーブランド・SONORITE(ソノリテ)。
北欧テイストの優しいデザインがママたちの間で評判です。
『ソノリテ こどもカレンダー』も、柔らかなホワイトベースに木目模様をあしらった上品なデザイン。リビングや子ども部屋にかけてもインテリアを邪魔せず、ナチュラルな雰囲気を楽しめます。
機能面では『D-BROS こどもカレンダー』と似ており、「ついたち」「ふつか」「みっか」など日付の読み方がすべて印字されています。
子どもが一人で読めるだけでなく、親子で“今日は何日?”と声を合わせて読む時間も楽しくなりますよ。
また、大きめのマスには予定やお絵かきを書き込める余白があり、見て・書いて・覚える知育体験にもぴったり。
シンプルなのに温かみがあり、「おしゃれに知育したいママ」に人気なのも納得です。
2025年度版はクリスマスイブとクリスマスに誤植があるようで、お詫びと訂正シールが同梱されているとのことです。
ちゃみナチュラルテイスト派の方には、まさに理想の一枚。
季節の移り変わりを感じながら、親子で“時間の感覚”を育てられます。
| フォーマット | 月間 |
| タイプ | 壁掛け |
| ブランド | くもん出版 |
| サイズ | 25.0×0.4×26.2cm(ミニサイズ) |
| 知育ポイント | 一日一題質問があり知識が増える 書き込みはできない(大判は可能) |
1日1ページずつ“なぜ?”をテーマにした質問が載っている、くもん出版の大人気シリーズ『なぜなぜカレンダー』。
「なんで空は青いの?」「どうして夜になるの?」といった、子どもたちが毎日つぶやく素朴なギモンを楽しく学びに変えてくれるカレンダーです。
動物・植物・昆虫・恐竜・乗り物・人体・宇宙・歴史・言葉など、多彩なテーマが登場するので、毎日めくるたびに新しい発見が!
例えば、2024年版では、日曜日の特集が「イヌ・ネコ大図鑑」。
かわいい動物たちを通して、種類や原産国などの知識が自然と身につく構成になっています。
口コミでも特に人気なのが、ミニサイズをトイレに飾る使い方。
毎日必ず目にする場所に貼っておくことで、「1日1学び」が無理なく続けられると好評です。
大判タイプならリビングや子ども部屋にもおすすめ。
兄弟で「今日のなぜなぜは何?」と話し合うきっかけにもなりますよ。
ちゃみ“知りたい!”がどんどん広がる、毎日が発見の連続。
くもんなぜなぜカレンダーで、親子で知識を育てる一年を過ごしましょう。
| フォーマット | 月間 |
| タイプ | 壁掛け |
| ブランド | JTBパブリッシング |
| サイズ | 25.5×34.0×0.3cm |
| 知育ポイント | すべての漢字や読み方にふりがながついている 書き込みやすく消しやすい 季節のイラストで知育 |
JTBパブリッシングから登場した、まさに名前の通りの「人生はじめてのカレンダー」。
すべての漢字にふりがな付きなので、ひらがなが読めるようになったばかりの子でも安心。「日曜日」「火曜日」「秋分の日」など、日常では見慣れない言葉にも自然と触れられます。
さらに、予定を書き込んでも鉛筆でサッと消せる紙質なのも嬉しいポイント。
書いて、消して、また書く。その繰り返しが文字に親しむ練習にもつながりますよ。
イラストは人気絵本作家かおりんごむしさんによるもので、ページをめくるたびにほっこりする世界観が広がります。
季節の行事や自然がやさしいタッチで描かれ、子どもの感性を育てる仕掛けもたっぷり♪
ちゃみ「カレンダーを使うこと」そのものが学びになる一枚。
4〜6歳の“時間の第一歩”を、かわいく楽しくサポートしてくれます。
| フォーマット | 日めくり |
| タイプ | 壁掛け/卓上どちらもOK |
| ブランド | 新日本カレンダー |
| サイズ | 12×13cmサイズ |
| 知育ポイント | トミカやプラレールを覚えられる 資料としても使える |
トミカ・プラレール好きのお子さんにぴったりの、毎日がミニ図鑑のような日めくりカレンダー。
新日本カレンダーから出ているこのシリーズは、1日1ページずつ違う車種や電車が登場するので、めくるたびにワクワクが止まりません。
大きな写真が掲載されていて、カレンダーを使い終わったあともコレクションとして保存できるのも人気の理由。
「この車、かっこいいね!」など、親子の会話も自然に広がります。
また、手のひらサイズ(12×13cm)でコンパクトなので、玄関や子ども部屋の棚など、どこにでも置きやすいのが魅力。
登園前に今日の1枚をめくる習慣にすれば、毎朝がちょっと楽しくなりますよ。
ちゃみ毎日少しずつ「好き」を深められる、乗り物キッズのための小さな知育図鑑。
使い終わってもお気に入りの資料集として長く楽しめます。
2026年度版のプラレールカレンダーは、10月29日現在まだ発表がありません(廃盤の可能性あり)。最新情報をチェックしてみてくださいね。
| フォーマット | 月間 |
| タイプ | 壁掛け |
| ブランド | JTBパブリッシング |
| サイズ | 25.5×34.0×0.3cm |
| 知育ポイント | 予定の立て方・時間の見通しを学べる ふりがな付きで読みやすい 書き込みやすく消しやすい紙質 |
小学生の“自分で予定を立てる力”を育てる、JTBパブリッシングの人気シリーズ。
1ヶ月の予定をひと目で見渡せるレイアウトで、家庭学習や習い事のスケジュール管理にもぴったりです。
日付や曜日にはふりがながふられているので、低学年でも安心。「明日は図工」「金曜日はピアノ」といった予定を書き込むうちに、自然と日付や曜日感覚が身についていきますよ。
さらに、鉛筆で書いても消しやすい紙質で、予定の変更にも柔軟に対応!
自分で修正しながら使うことで、計画力や責任感も育ちます。
イラストには季節の行事や自然のモチーフが散りばめられており、ページをめくるたびにワクワク♪
ちゃみ「書く・見る・考える」動作を通して、毎日の生活を楽しみながら学べるカレンダーです。
カレンダーをただ「飾る」だけではもったいない!
少し工夫するだけで、日常生活そのものが知育の時間に変わります。
ここでは、子供用カレンダーをもっと楽しく・効果的に活用するポイントをご紹介します。
日常に組み込む
毎日決まった時間にカレンダーを見る習慣をつけましょう。
朝の支度前や寝る前など、一日のリズムにカレンダーを組み込むことで、時間の流れを自然に感じ取れるようになります。
日付を声に出して読む
一緒にカレンダーを見ながら「今日は○月○日○曜日だね」と読み上げましょう。
数字・曜日・月の順に確認する習慣がつくと、数の並びや順序の理解にもつながります。
予定を一緒に書き込む
行事や習い事の予定を親子で共有しながら書き込みます。
「次のピアノはいつ?」「おじいちゃんちに行くのは何日?」など、予定を自分で把握する力=計画性の第一歩が育ちます。
特別な日はマークしてワクワクを演出
誕生日や祝日、遠足など楽しみな日をシールでマーク!
日付と出来事を結びつけて覚えられるので、記憶力や見通し力のトレーニングにもなります。
数字感覚を育てる
「あと3日で○○だね」「昨日は何日だった?」と数を数えることで、自然と足し算・引き算の基礎が身につきます。
カレンダーはまさに日常で使える算数教材です!
感謝&振り返りタイムを設ける
寝る前に「今日あった楽しいこと」を一言メモ。1日の終わりに振り返る習慣がポジティブ思考や感謝の心を育てます。
月末には「どんなことを頑張った?」「何が楽しかった?」と一緒に振り返ってみましょう。
日付の読み上げは、幼稚園で行うことが多いですよね。
娘の園でも日課活動というのがあって、最初に先生が毎日「今日は何月何日何曜日?」と聞くと、園児が正確に答えます。
ちゃみカレンダー効果で娘は最初から正確に答えることができ、先生も驚いていました!
我が家では「D-BROS」のカレンダーを使っていますが、現在年中になった娘とはすでに完全に予定を共有できるようになりました。自分で幼稚園の行事や習い事の予定もカレンダーに書き込んでいます。


ちゃみ下の子のトイレトレーニングの予定や成功した日を書き込んでくれて、下の子のモチベにもつながるという良い循環が……!
下の子も日付に興味を持つようになったので、夏休み中の取り組みとして、絵日記もつけたりしました。



裏面を使って、その月の振り返りを絵で描いてみても楽しいと思いますよ。

このように、カレンダーは予定を書くためだけでなく、親子の会話を増やし、成長を記録するためのツールにもなります。
最初は「日付と曜日を読むだけ」でも十分。
ぜひ気軽に取り入れて、親子で時間を楽しむ習慣を育ててみてくださいね。
ちいくまちゃん親子でできる活動っていうのもいいよね~。
子供用の知育カレンダーは、ただ「日付を追う」ためのものではなく、毎日の生活を学びの時間に変える魔法のツールです。
日々カレンダーに触れることで、
ときには“あと何日寝たらお誕生日”を数えたり、“今日は何曜日?”と自分で確認したり。
そんな小さな積み重ねが、見通し力・集中力・自立心へとつながっていくのです。
中でもおすすめは、
カレンダーは、予定を管理するものから“親子で未来を描くもの”へ。
ぜひお気に入りのカレンダーを見つけて、知育のある暮らしを始めてみてくださいね!
幼児の家庭学習おすすめ記事
カレンダーで“日”の流れを学んだら、次は“時間”の感覚へステップアップ!
手作りの知育時計で遊びながら時計を理解するのもおすすめです。
▶ 親子で作れる!知育時計の作り方|おうちで簡単DIYで時間の感覚を育てよう

「時間の感覚を育てたい」と思ったら、時計の読み方から始めるのもおすすめ。
くわしくはこちらの記事で解説しています。
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