布おもちゃ・布絵本の洗濯・消毒方法まとめ。きれいに使って安心長持ち!
布おもちゃや布絵本は、汚れがちなもの。
とはいえ、洗濯OKなのか、普段の消毒はどうすれば良いのかわかりづらいですよね。
子どもが口にすることもあるものだから、清潔にしたい!
それと衛生面だけでなく、きちんと手入れして長く使いたいところ。
- 布おもちゃや布絵本の洗濯・消毒方法
- 布おもちゃや布絵本の保管方法
きれいに保って長く使っていこう~!
布おもちゃや布絵本の洗濯方法は?
まず、市販のものならタグや説明書を確認しましょう。
基本的に、以下のような場合を除いて丸洗いが可能です。
- 洗濯NGの表記
- お手入れ方法に洗濯の仕方についての記載がない
- 洗えない素材のフェルトを使っている
ご自身の手作りであれば、どんな素材か分かりますよね。
さて洗い方についてですが、結論から言って、洗濯機でも手洗いでも洗えます。
洗剤は、赤ちゃんの服を洗っている洗剤と同じものでOK!
▼我が家も使用中!皮膚科医の96%推薦する肌にやさしい洗濯洗剤です。
赤ちゃん用としてもおすすめ。
洗うときは、それぞれ以下の点に注意してください。
洗濯機を使用して洗う場合
洗濯機を使用する場合は、ネットに入れて洗います。
ネットを使わないと、くっついてるものが取れちゃうかもしれないんだって!
すすぎは2回でしっかりと洗剤を落としましょう。
その後、天日干し。
雨天時や花粉が気になる時期は、乾燥機で乾かしましょう。
カビや雑菌がつかないように、しっかり水気をなくすことが大切です。
手洗いする場合
型崩れが心配な布絵本や人形は、手洗いすると安心です。
こちらも水を変えてしっかりすすぎます。
洗剤が残ってると大変だからね!
手洗いの場合は脱水が難しいのですが、タオルにくるんで上からぎゅっぎゅっと押し、水気を取りましょう。
その後、天日干しか乾燥機で乾かします。
洗えないフェルトを使ったおもちゃのお手入れは?
フェルトには洗えるものと洗えないものがあります。
洗える場合は、商品パッケージに書いてあります。
洗えないフェルトを使ったおもちゃは、洗うと縮んでしまったり、毛玉が出来たりします。
もちろん洗濯機もダメ、手洗いもダメ。
ですが、次の3ステップで汚れを落とすことができるんです。
- 水を含ませたタオルで汚れた箇所をたたいて落とす。
- 風通しの良い日陰で乾かす。
- 乾いた後、表面が毛羽立っている場合はアイロンを軽くあてておさえる。
この方法なら、縮みや毛玉を出さずにお手入れできますよ!
洗剤が残る心配もありません。
たたいて落とすときは、力を入れ過ぎたりこすらないように気をつけてくださいね。
自分でフェルトのおもちゃを作るのなら、お手入れも考えて洗える生地を選ぶのをおすすめします。
100均でも手芸用品店でも売られています。
ほかの洗濯できない素材の布おもちゃはどう消毒するの?
一部のふっくら布おもちゃは洗濯してしまうと縮んでしまうことから、水洗い厳禁ですよね。
ほかにも色々な理由で水洗いできない布おもちゃがあります。
それじゃあキレイにできないの!?
いえいえ、水洗いできなくてもそんな布おもちゃを殺菌する方法があります。
それが天日干し!
紫外線と乾燥効果で殺菌できるんです。
やり方は簡単で、日光が良く当たる屋外に布おもちゃを干すだけでOK。
布団と同じですね。
▼天日干しの殺菌効果は、データで実証されています。
参考天日干しの殺菌効果| 比べる×調べる | エフシージー総合研究所
繰り返しているうちに日焼けしてしまう点がネックですが、水洗いできないものも殺菌できてかなり清潔になります。
食べ物汚れ、染みなどは落とせませんが、何もしないよりも安全性が高まりますよ。
低コストでしかも手軽にできるので、ぜひやってみてください!
洗う頻度と普段のお手入れはどうするの?
おもちゃはこまめに洗うのが一番良いのですが、できれば週1回くらいのペースで洗いましょう。
最低でも月1回は洗濯しておくと良いです。
もちろん赤ちゃんがなめたりしゃぶったりしたら、その日のうちに洗ってあげた方が安全。
普段のお手入れは、使った後に汚れを払ってから片付けるのを心がければ十分です。
そもそも布おもちゃや布絵本を洗う必要があるのはなぜ?
洗う必要がある主な理由は、ここまでご覧いただければわかるように雑菌対策です。
赤ちゃんのよだれには、ミルクや食べ物の残りなどが含まれています。
また、赤ちゃんや大人が触った部分にはわずかな手の汗や汚れがついています。
これらが雑菌やカビなどの栄養となって、病気の原因になってしまうのです。
ひえ~!
赤ちゃんを守るためにも、清潔にしておかないとダメってことよ。
おまけに、菌やカビなどで汚れると見栄えが悪くなったり劣化が早まったりもします。
こうしたことを未然に防ぐことが、衛生的にしておく理由なんです。
布おもちゃや布絵本の保管方法
雑菌を寄せ付けないようにするには、保管方法も一工夫する必要があります。
布おもちゃを大事に保管するのに押さえておくべきポイントは3つ。
- 密閉させない
- 湿気をつけない
- ほこりをつけない
できるだけ風通しの良い場所にしまって、乾燥状態が保てるようにしましょう。
それから、しまっておく入れ物も向き不向きがあるので注意!
プラスチックケースはほこりを寄せ付けやすいのがネック……。
網状のプラケースにほこりがたまっているのを見たことがある方も多いのでは。
その一方で、中が洗いやすいというメリットもあります。
こまめに洗ったり拭いて清潔にしておきましょう。
▼プラスチックケースは消毒用エタノールを使えば簡単にお手入れできます。
木製なら通気性も良いので安心。
ただしプラスチックケースのように頻繁には洗えません。
湿気やほこりには注意しましょう。
おすすめは吊るし収納です。
100均で売っているネットや突っ張り棒を活用してハンモックのようにすると、保管とディスプレイが兼ねられて一石二鳥!
風通しが良く、ほこりもたまりにくくなっています。
ただし、赤ちゃんがいたずらしないように注意しないとね。
▼我が家もダイソーの便利フックでハンモック収納ができました!
布おもちゃ・布絵本をきれいに使って長く大切にしよう
赤ちゃんや子どもにとって、布のおもちゃや絵本はフワフワ気持ちよくて安心するもの。
パパやママにとっても、大事な子どもとの思い出がつまった大事なおもちゃになっていくものです。
安全のために清潔にしておくことも必要ですし、長持ちさせるためにもきれいに使ってあげることも肝心ですよね。
しっかりお手入れをして、長く大切に使っていきましょう♪
参考資料:『かんたん!かわいい!0・1・2歳児の布おもちゃ&布えほん』
▼布おもちゃの手入れ方法について、住宅アドバイザーさんが詳しく解説してくださっています。
コメント