ワールドライブラリー・2歳コースの絵本まとめ！文章を自然に理解できる楽しいお話がいっぱい

この記事では、ワールドライブラリーパーソナル2歳コースで届いた絵本と感想をご紹介しています。

バラエティ豊かな世界の本が届いて、2歳児も面白がって読んでいます！

公式サイトにもざっくりとした本の紹介はあるのですが、実際に読んでみた生の感想をお届けしますね。

ワールドライブラリーのメリット、デメリットなど詳しいレビューは、ワールドライブラリーの評判と口コミをまとめた記事でも紹介しています。ぜひ合わせて目を通してみてください。

2歳0ヶ月：『ほっきょくのいきもの』

2歳最初の絵本として来たのは、イギリス発の『ほっきょくのいきもの』。

引っ張り出せるしかけとキラキラの箔押しが楽しいボードブックです。

2歳が近づくにつれて、しかけ絵本よりストーリー絵本を好むようになってきた娘。

でも、この本は見つけ次第大興奮！

やっぱりキラキラが目を引くようです♪

動物は動物でも極地に生きる動物だから、珍しいのも良かったみたい。
何度もしかけを触って楽しんでいます。

2歳1ヶ月：『それいけ、スーパーてんとうむし！』

てんとうむしといえば、ちっちゃくてかわいいイメージ。

あんまり強そうなイメージはありませんよね。

スーパーてんとうむしは、名前のとおりとってもパワフル！

ちっちゃくても世界中を飛び回って、困っている動物たちを助けて回ります。

とっても忙しそうだけど、本人はとっても充実しているみたい。

この本は娘の大のお気に入り。
子どもが大好き・動物がたくさん出てくるところ＆色んな秘密道具が出てくるところが楽しいみたいです！

2歳2ヶ月：『ピンクー　にじのでるばしょ』

大人気のピンクーのお話です。

この絵本はすごいですよ～。何といっても、「アピラ新人絵本賞」、「アウレリオ・ブランコ賞」、中国上海国際児童書展「金の風車賞」など、数々の受賞をしているんです。

ピンクーは生まれたときから、きょうだいたちとは色々なところがちがいました。

体は大きくてピンク色の毛むくじゃらだし、目もひとつ。

ピンクーがすごいのはどんなときでもニコニコなところ。
人とちがうことがつらくても、笑顔をなくさずついには自分の幸せのために旅立ちました。

そんな素敵なポジティブさ、前向きさをピンクーは教えてくれているのです。

絵本に登場するアオモンやキイロドリの絵本もあるんですよ。
シリーズとして楽しめますね！

2歳3ヶ月：『やまとあな』

いつも仲良しなやまとあな。

それぞれ自分の境遇に満足していたのですが、お互いに相手のことがうらやましくなってしまいました。

立場を入れ替えてみた結果、最初は満足したもののやっぱり元の姿に戻りたくなって……。

自分以外のことってうらやましくなったりするものですよね。

やまもあなも、のんびりしているけれど悩みや思いを持った存在として描かれています。

ありのままでいること、変化をすること。
どちらもメリット・デメリットがあります。

どちらが正解かは、あとになってみないとわかりません。

最後に登場する「風」が言っていたように、一度変えてしまったものは簡単には元に戻せないもの。

よく考えて決めることはとても大事だと、子どもたちにも感じてほしいですね。

絵本の一番最後のひとことはちょっぴり不安になりますが、次にふたり（？）がどうするのか気になっちゃいます。

親子で想像すると、とっても楽しいですよ。

2歳4ヶ月：『はらぺこライオン　エルネスト』

ある朝起きたエルネストはおなかがペコペコ。

さっそくサバンナで獲物の品定めをします。

あれもこれもピンとこなくて、ようやく良さそうな獲物を見つけたと思ったら……。

ライオンをはじめとした肉食動物は、「こわい」「かっこいい」の2つのイメージで描かれることが多いですよね。

エルネストも例にもれず、登場当初は威厳ある怖くてかっこいいライオンとして出てきます。

でも獲物探し中になんだかんだと文句をつけているところは親しみやすさを感じます。

娘も「あれっ？　怖くない」という顔をしていました。

極めつけはオチの部分。
最初の強そうな印象とのギャップに笑ってしまいます。

この絵本のすごいところは、ねじや板金、釘などをコラージュして作られているところ。

うまくパーツを使って造形された動物たちは、とても生き生きとしていていて面白いですよ！

2歳5ヶ月：『はじめてのいろのほん』

フランス発の色の絵本。
赤、青、緑……数々の色に対応したかわいいイラストがところせましと描かれています。

中には色の足し算（黄色＋赤＝オレンジ）なんかもちょこっと載っています。

フランス語の本ということで、もとのフランス語も並べて書いてあります。

だんだん子どもが色々な国の言葉に興味を持つようになったら、Google翻訳などでどんな風に発音するのか聞かせてあげたりするともっと楽しめますよ。

緑や青のように見開きにバーンと風景が描かれているページもあれば、赤や黄色のようにストーリー仕立てのページもあったりして、表現がバリエーション豊かなのも魅力です。

ちなみに娘は、写真でも掲載したおいしそうなお菓子がたくさん載っているピンクのページがお気に入り。

2歳6ヶ月：『もりのいきものたち』

左右のページで絵合わせをしながら楽しむ仕掛け絵本。
パズル風と言ったらわかりやすいでしょうか。

かわいい動物のイラストと一緒に、その動物の生態も学ぶことができます。

子ども的には最初は読み方がわからなくて「？？？」という感じだったけど、慣れたらワクワクしながら遊ぶようになりました。

キーワードが日本語と英語で絵の外側に書いてあるのも、探求心をくすぐりますね。

2歳7ヶ月：『まんまるトムはどこ？』

猫のまんまるトムが友達の猫たちとかくれんぼをしています。

最初はトムとちびねこの2匹で遊んでいたのですが、トムがあんまりにも見つからないので他の友達と一緒に探すことに。

みんなで大騒ぎしながらトムを探して回るのですが……。

うちの子どもたちも一緒にトムを探しているつもりで、

とおしゃべりしながら楽しんでいました。

『ウォーリーを探せ』や『ミッケ！』などのような探し絵系の絵本というわけではありませんが、最後の方にチラッと見えるトムを自力で見つけたときには大喜び！

ほのぼのしていて、親子で楽しめるお話です。

2歳8ヶ月：『こぐまくんのはじめてのぼうけん』

こぐまくんは眠れない夜、勇気を出して外の世界へひとりで冒険に出ました。

外の世界は果てしなく広くて、こぐまくんはだんだん怖くなってしまいます。

そんなとき出会ったのがアザラシのサミー。
あっという間に仲良くなって、こぐまくんに外の世界は怖いものじゃないという気づきを与えてくれました。

氷と水で彩られた夜の世界がとっても幻想的です。

2歳9ヶ月：『はじめてのどうぶつのほん』

『はじめてのいろのほん』と同じシリーズの図鑑絵本。

金魚やハムスターのようなペットやライオンなどのメジャーどころから、動物園にもいなかったりするような変わった動物まで様々な動物が登場します。

なかなかページ数に限りがあるなかで、ムール貝とかハタ（魚）とか、アイベックスとかを載せないですよね。

ヤギとかカモのようにオスとメスで呼び名がちがったり、子供のころは呼び名がちがう動物が別々に描かれていたりするところも文化のちがいを感じます。

イラストも色彩豊かでかわいいから、いくら眺めても飽きませんよ。

2歳10ヶ月：『トゥルーリのアメリカりょこう』

ちっちゃいけどパワフルな犬のトゥルーリ。
友達とビーチで遊んでいると、ゴムボートを発見します。

意気揚々とアメリカに行くんだと乗り込みますが……。

陽気なトゥルーリに娘もニッコリ。

ネタバレですが、トゥルーリが水中に落っこちて静かになるシーンでは心配した娘がトゥルーリに呼び掛ける一幕も。

オチも笑えます！

2歳11ヶ月：『ピゾンカさんのたまご』

ピゾンカさんはめっちゃマイペースなめんどり。

農場で一緒に暮らしているほかのめんどりは定期的にたまごを産んでいますが、ピゾンカさんはちがいます。

たまごを産まずに散歩して、美しい自然にうっとり。

周りの勧めもあって最終的にはたまごを産んでみることにするのですが……。

絵本のすべてがカラフルで、ピゾンカさんが魅了されるのもうなずけるほど生き生きとした絵柄で描かれています。

ネタバレになりますが、ウクライナで3千年以上前から伝わる伝統文化ピサンカに影響を受けて作られた作品だそう。

ピサンカは皆さんもよく知っている春のイベント、イースターにも影響を与えたといわれています。

ワールドライブラリー2歳の絵本まとめ

しかけ絵本が多かった1歳向けコースに比べ、2歳コースではストーリー絵本がぐっと増えました。

といっても、短くてやさしい文と絵ばかりなので、楽しみながら言葉や文章の仕組みを理解できますよ！

記事内でご紹介した絵本はワールドライブラリーのショップで単品購入することもできます。

単品購入は定価になってしまうので、もし費用をおさえていろいろ楽しみたい！　という方は、すべての絵本が定額1,300円になる定期購読サービスを利用するのがおすすめです。

ワールドライブラリーのメリット、デメリットなど詳しいレビューは、ワールドライブラリーの評判と口コミをまとめた記事でも紹介しています。ぜひ合わせて目を通してみてください。