砂文字板を手作りしよう!手軽にできてモンテッソーリ文字の敏感期におすすめ
モンテッソーリ教具の「砂文字板」を簡単に手作りする方法をご紹介しています。
本来の砂文字板はサンドペーパーから文字を切り抜いて作るもの。
ですが、なぞると指の腹が痛いと子どもから申し出があり(^^;)。
デリケートな子どもの肌にはよくないかも? と思ったので、グリッターペンを使って仕上げることにしました。
砂文字板ではなくて、グリッターペン文字板!
五感を使って文字を覚えるというねらいは同じなので、おうちモンテ中の方はぜひ参考にしてくださいね。
やっぱり砂がいい! という方は、サンドペーパーを使って作ってみてください。
砂文字板は手作りできる!
砂文字板は、板の上にひらがなが一文字ずつ砂で吹きつけられた教具。
砂の部分をなぞることによって、書き順を覚えていきます。
敏感期 | 1.言語(書く) 2.感覚(触る) 3.感覚(聴く) 4.運動 |
砂は触るとザラザラとした感触がします。
これがけっこうおもしろくて、子どもは何度もなぞりたがるんですよ。
“モンテッソーリ教育は五感の教育”
このようにいわれるくらい、何かを学ぶ際には多くの感覚を使うことを推奨しています。
砂文字板を使うと、一字ずつ文字を見(視覚)、なぞり(触覚)、声に出す(聴覚)、という3つの感覚を使うことになります。
するとその相乗効果で正しく定着させることができるというわけ。
感覚を活かしたすぐれた教具といえますね。
市販品でもいろいろあるのですが、ちょっとお値段が張りますね。
海外でもグリッターペンや乾くとぷっくりするペンを使ってハンドメイドするのが主流になってきているようです。
\大ベストセラーの教具本/
\100均で作る可愛い教具/
\モンテママたちのアイディア/
『ゆる~く楽しく続く! おうちモンテッソーリの知育あそびアイデア帖』は私の作品ほか、おうちでモンテッソーリ教育をされているママさんの手作りアイディアが紹介されていて、実践本としておすすめ。
『100均でモンテッソーリ』もとてもおすすめです。
必要な材料がわかっても、材料だけでけっこう高くつくことも。その点、100均ならそろえやすい!
装丁が美しく、解説も丁寧でわかりやすいのもポイント。Amazonの「Kindle Unlimited」読み放題で無料で読めるのでぜひ読んでみてくださいね。
手作り砂文字板の材料
- ひらがなカード
- グリッターペン
どちらも100円ショップで手に入ります。
100均のひらがなカードは、「あいうえおカード」という商品名で売られています。
表にひらがなとその書き方、裏にイラストが描かれています。書き方が描かれているのが良くて、採用しました。
グリッターペンは100円ショップのものでもいいですが、私が買った100均製品はどれもすぐに詰まって使えなくなりました。
ヤマト株式会社の「グリッターグルー」は詰まりにくく発色も良いのでおすすめです。
ネオンとかカーニバルといった、個性的な輝きが出せるものもあるよ~。
なお、砂文字板に用いるカードの書体は「教科書体」をおすすめします。
教科書体とは、文字通り小学校の教科書で使われる書体。文部省の学習指導要領でも提示されています。
※参考:学校教育における漢字指導の在り方について(PDF)
仮名や漢字を習得するために特別にデザインされている点がポイント。
今から親しんでおけば、小学校のお勉強にもスムーズに入っていけるハズです!
100円ショップ以外にもある、ひらがなカード
100円ショップのひらがなカードは小さめなので、より効果を高めたいのであれば、しっかりなぞれる大きめカードがおすすめです。
くもんや七田式のカードは大きめでなぞりやすいです。
調べていたら、そのものズバリな指なぞりカードがありました(元も子もないですが……)。お高めですが、手っ取り早く学習したい方にはおすすめ。
手作り砂文字板の作り方
作り方は、いたって簡単。
グリッターペンでひらがなの線をなぞるだけです。
より感触を強くしたい場合は、のりを多めに出して塗ってください。
色もお好みで変えてくださいね。
一度にひらがな50音分を作るので、広いところに置いて乾かしてください。
のりを塗った直後はベタベタするので、手につかなくなるまで乾かしてください。
一度にやれば30分くらいで乾いています。
以上でできあがりです!
遊びやすいように、トレーなどにまとめて置いておくとよいと思います。
砂文字板の提示方法
砂文字板を使った学習は、いきなり「あ」のような複雑なひらがなから始めるのではなく、一画の簡単なものを選びます。
「く」「し」「つ」「の」「へ」
提示するときは、人差し指と中指でゆっくりなぞって見せ、その文字を発音します。
簡単なものから取り組むという考えは、ヨコミネ式にも通ずるところがあると思いました。
文字の読み書きをひらがなよりも、書きやすいカタカナや漢字から始める方式。
簡単な漢字の「一」から始まるので、効率よく文字が覚えられます。
最初に50音ぜんぶを与えても、難しい「あ」でつまづいてしまう子が多いそう。ですので、「く」「し」「つ」など簡単なグループから少しずつ出してあげましょう。
うちの子も、最初に覚えて書けるようになったのは「し」でした!
手作り砂文字板で文字の書き方を体得しよう
感覚にすぐれた幼児期だから、五感に働きかける砂文字板は効果てきめん!
ザラザラを楽しく触りながら楽しく文字が覚えられるなんて理想的ですよね。
文字の敏感期が訪れたと感じたら、ぜひ手作りしてみてくださいね。
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