ネフスピール口コミ!無限に広がる積み木の遊び方や収納のコツまで詳しく解説
このユニークな形をしたおもちゃ!
スイスのネフ社が製造する積み木「ネフスピール」です。
ドイツ語で「ゲーム」を意味する「Spiel」を名前に冠し、その名の通り斬新なデザインが特徴となっています。
我が家の子どもたちも、1歳のころからこのカラフルな積み木で数え切れないほどの楽しい時間を過ごしてきました。
今回は、世界中で愛され続けるネフスピールについて、その魅力を深掘りし、遊び方や収納のコツまで詳しくご紹介します。
興味を持たれた方は、この続きをぜひご覧くださいね。
なにかひとつネフ社の積み木を選ぶなら、一番におすすめしたいものです!
ネフ(naef)社「ネフスピール」とはこんなおもちゃ
商品名 | ネフスピール(Naef-Spiel) |
---|---|
メーカー | ネフ(naef)社(スイス) |
サイズ | 積木基尺:5cm |
素材 | カエデ |
セット内容 | 赤、青、黄色、緑の4色×4個(16個) |
対象年齢 | 12か月から |
備考 | Made in Germany |
購入 | 楽天市場、木のおもちゃ店など |
ネフスピールは、スイスのネフ社がおもちゃ製造に手を伸ばすきっかけとなった象徴的な積み木です。
このおもちゃは、創業者クルト・ネフ(Kurt Naef)氏が初めて作ったものの一つで、ネフ社のおもちゃ作りの歴史を切り開く存在となりました。
まずはこの積み木が持つユニークな特徴について、詳しくご紹介しますね。
ネフ社が開発
ネフ社は、美しいデザインで世界中から愛されている伝統あるおもちゃメーカーです。
家具職人でありデザイナーでもあったクルト・ネフ氏によって創立されたこの会社は、ある顧客のひと言から革新的な一歩を踏み出しました。
「美しい食器や家具があるのに、なぜ美しい玩具がないのだろう?」
この問いかけが、斬新なデザインの積み木・ネフスピールの誕生につながりました。
家具店に飾ったネフスピールが、なんと家具よりも売れ始めるという現象が起き、これがきっかけで氏がおもちゃ作りに専念するようになったのは有名な話! ネフ社が世界屈指のおもちゃメーカーへと成長する原動力となりました。
斬新なデザイン
ネフスピールといえば、伝統的な立方体の積み木を一新したデザインが一番の特徴。
従来の白木で作られたフレーベルの積み木などに対して、大胆なカットを施し、積み木の各面がちょうちょやリボンのように見えるユニークな形になっています。
↓これが↓
公式では、角度の付いた「歯」と呼ばれています。
歯!
笑。幾何学的な美しさが際立ちますね。
基尺は5cmで、赤、青、黄色、緑の4色。
各色4個ずつ、合計16個のブロックで1セットになっています。
木目が微妙に感じられ、明るく鮮やかな発色をしています。ネフ社の積み木は仕上げを極限まで突き詰めているというか、塗装がとてもきれいです。
また素材としては環境への配慮を重んじる観点から、カエデやブナ、ナシといった持続可能な広葉樹を選んでいるとのこと。
特にネフスピールのような高度な積み方ができるものには、耐久性と硬度が求められるので、しっかりしたカエデが使用されています。
すべての製品はEUの厳格な玩具安全基準CEに適合しており、使用される塗料も赤ちゃんが舐めても安全な無害なものです。
現在、これらの積み木はドイツで丁寧に製造されています。
2019年には、おもちゃ屋さん「百町森」40周年記念の限定品も出ました(現在は完売)。
世界で初めて幼稚園を作り、積み木を発明したフレーベルが考案した第1恩物の6色に基づいたカラーで、オレンジと紫が加わっています。
遊んで伸ばせる力
ネフスピールで遊ぶと、以下のような力を伸ばせます。
- 色、形、数を学ぶ
- 物の名前をたくさん口にでき、創造力が育つ
- 器用さが育つ
- 集中力や粘り強さが育つ
色、形、数を学ぶ
赤、青、黄色、緑という基本の4色で色が学べるのはもちろん、見立て遊びで形を知ったり、いくつ並べたか、順序を考える遊びなどで数や順番も覚えられます。
物の名前をたくさん口にでき、創造力が育つ
ネフスピールで作る様々な形や構造物を、花や動物、建物など具体的なものに見立てることで、モノの名前や表現を学べます。
これは「いぬ」だよ~。
いぬ!
このような見立て遊びは言語能力を向上させるだけでなく、物事を多角的に考える創造力を育てるのにも役立ちます。
なんとなく作っていたら、並べたブロックが何かに見えてきた……ということも。集中しているとき以外は少しずつ声をかけ、遊びを発展させてあげましょう。
器用さが育つ
積み上げる、整列させる、バランスを取るといった動作は、手指の細かい動きを必要とするので、手先の運動技能が発達します。
集中力や粘り強さが育つ
ネフスピールでの遊びは、立方体の積み木で遊ぶよりもやや高度。
特に上に積んでいくときには、計画的思考と注意力を必要とするため、集中力が自然と養われます。
さいしょはけっこう崩れちゃう……。
崩れたり、思い通りに完成しない時も何度も挑戦することで、挫折を乗り越える粘り強さも同時に育っていきます。
そういった経験は、将来直面する様々な課題に対しても、諦めずに取り組む力を身につける基礎になりますよ。
難しい作品例もあるので、何度もトライして挑戦することの楽しさを味わわせてあげてください。
カエデの木のすべすべした素材感もたくさん味わってね~!
ネフスピールは何歳から遊べる?
ネフスピールの対象年齢は、naef公式サイトによると1歳(12か月)~。
ですが、木のおもちゃ屋さんの多くは2歳くらいからをおすすめしています。
その理由は、やはり通常の積み木とはちがう形でやや積みにくいため。1歳や1歳半でデビューもいいですが、できれば立方体を積むことをよくしてきた後の方がよいとのことです。
まだ積むのに慣れていなければ、同じネフ社のリグノを選ぶとよいですよ。
リグノとネフスピールは基尺が同じなので、一緒に遊べます。
ネフスピールと一緒に遊べるおもちゃについては、後述していますので、気になる方はこのまま読み進めてください。
ちなみに、我が家がネフスピールを手に入れたのは、上の子が0歳10か月のころ。幼児英語教材「ワールドワイドキッズ」のToysとしてやってきました。
積めるようになったのは1歳過ぎてからだったと記憶していますが、色が基本の4色なのがよくて、”red”、”blue”といった色をすぐに言えるようになりました。
日本語の色名は発音しにくいので(特に「みどり」)、出たのはもう少し後ですが。
とにかくこのきれいな4色と興味を引く形が役立ちました。
早くから取り入れても、なかなか使えるコです!
ネフスピールの遊び方(1歳~)
ネフスピールは無限の創造力をかき立てる積み木。
手に取ると、小さい子でも直感的に横に並べたり、高く積み上げたりして遊び始めます。
意外と大人の方が身構えてしまったりするんですよね。
そこで、ネフスピールの遊び方のヒントをいくつか紹介します。
- 積む
- 色探し
- 順番・数える
- 平面構成(並べる)
積む
おすすめ年齢:3歳~
まずは積み木。積み方によっていろいろな形ができる面白さや、できあがったときの達成感を味わってください。
例えば2ピースだけを使っても、さまざまな積み方が楽しめます。2ピースのバリエーションに慣れたら、さらに数を足して、より高く、より創造的な積み方に挑戦してみてください。
ピースが増えるにつれ、重みとバランスの取り方がわかってくると、もっと複雑に積み上げることができます。
積み方については、ネフスピールの積み方ガイドの記事をご覧ください。
- 積み方のバリエーション
- 上に載せた写真のような積み木の作例
たくさん載せています。ぜひ参考にしてくださいね。
積み上げた後の楽しみは、崩すことにもあります。1、2歳くらいのお子さんは壊して楽しんでもいいですね。かなり派手な音がするので、くれぐれも、カーペットの上などで……。
色探し
おすすめ年齢:1歳~
うちでやっていた遊びなのですが、ブロックをたくさん並べて、その中から指定した色を取ってもらうということをしていました。
おかげで、1歳でしっかり色の名前が定着しました。
順番・数える
おすすめ年齢:2歳~
親が規則的にブロックを並べ、ブロックの順序を考えてもらう遊びです。
数を数えたり、並び方の規則に気付きます。
慣れてきたら、下の写真のようにやや複雑なつなげ方をしてみたり、ブロックの長さを見比べて足して(引いて)もらったりする遊びもできますよ。
平面構成(並べる)
おすすめ年齢:2歳~
高く積むだけではなくて、平面に並べて遊ぶこともできます。
例えば、こんなものを作れます。
赤い鳥
エビフライ
日本
風車
かお
キャンディ
太陽
イチゴ
魚
縦に積むよりも並べる方が難易度は低いです。それに、完全に間をあけるなどの縦に積む場合には絶対できないデザインもできます。
これはなにかな~?
と、当ててもらっても楽しいね!
崩れることがないので、お絵描き感覚で自由に作ることができますよ。
その他、発展的な作例については、ネフスピールの積み方ガイドの記事をご覧ください。
ネフスピールの収納パターン:お片付けも芸術
子どもと一緒に遊ぶと、なかなかお片づけしてくれないのが悩みですよね。
でも、ネフスピールならお片付けも芸術遊びにできちゃいます。
集めて並べて~!
集めたり、並べたり、分類したりというのは子どもが大好きな遊び。
収納を活用してこのように声掛けすれば、楽しく遊びながらお片付けができちゃいます!
自由にできるパズルみたいだね~。
いくつかパターンを載せますので、ぜひやってみてください。
子どもも遊び要素が加わると、一緒にお片づけしてくれますよ。
ある程度まで親がしまっておいて、残りの収納パターンを子どもに考えてもらってもよさそうですね。
ネフスピールのおすすめ収納箱
ネフスピールは普通に買うと紙箱入りです。
お片づけを子どもとするときは、紙箱でもいいですが木箱があるともっと安心。
別売りまたはセット売りされている木箱があると、破れたりする心配がないからどんどんお片付けを任せられます。
人気なのはチェローナ社の木箱でしたが、現在どこも入荷していません。
以下におすすめの木箱をまとめてみましたので、ぜひ参考にしてください。
本体と木箱セット売り
本体と木箱セット売りで、パターン集がついているものもあります。
いずれのお店も筆者が購入したことがあり、自信をもっておすすめできます。楽天はお買い物マラソンやスーパーセールのタイミングでクーポンが出ることもあるので要チェックです。
別売り木箱
ネフスピール収納に適した木箱のみを購入できるお店を紹介します。
一箱にネフスピールやリグノ、タワといった積み木が1セット収まります。内寸が21cmくらいなので、基尺4cmの積み木も5個ずつ並べられますよ。
▼5cmのネフスピールと4cmのベビーキューブ(ジーナ社)を収納した様子
木箱には、
- 積み木が少しはみ出る寸法
- 積み木がすっぽり隠れる寸法
この2つのタイプがあります。
いずれも積み重ねることが可能で、ネフスピールが木箱から見えるか/見えないかのちがいがあります。
積み木が少しはみ出る寸法
積み木が少しはみ出る寸法で、つまみ出しやすくなっている木箱です。積み重ねも可能です。
難点としては、上に別の木箱を勢いよく重ねてしまった場合に積み木自体にキズがつくかもしれないところ。
我が家はネフスピールの収納にこのタイプを使っていますが、今のところ問題はありません。
木のおもちゃウッディモンキー(楽天)
木のおもちゃがりとん(楽天)
木のおもちゃおっぽろっぽ(楽天)
積み木がすっぽり隠れる寸法
積み木がすっぽり隠れる寸法です。隠れていても、ネフスピールは切り欠きがあるので、指をひっかけて取り出しやすい印象です。
高さがあるため両サイドに持ち手がついていて、運びやすい点もよいです。
我が家はネフスピールの収納に木のおもちゃウッディモンキー(楽天)の木箱を使っています。
ちょっとはみ出るので、取り出しやすいのはもちろん、何が入っているかわかりやすいところがよかったです。
写真のおもちゃ収納棚の上から3段目に置いていますが、横から見ても、このとおり。
目に見えると、子どもが手に取る率も高くなります。
また、ネフスピールがすっぽり隠れる寸法になりますが、木のおもちゃウッドワーロック(楽天)の木箱もおすすめです。
単純に、木箱としてのクオリティがとても高い!
このような良い口コミがたくさん寄せられています。
素材はパイン材のオイルフィニッシュなので、白木の収納箱よりは少し濃くて、無印良品のパイン材ユニットシェルフなどによく合いますよ。
ネフスピールのパターン集
ここまで見てきて
もっと色々なパターンに挑戦したい……!
という方、いらっしゃいますよね?
もっとインスピレーションが湧いてきちゃう、パターン集が発売されているんです。
2006年に静岡のおもちゃ屋さん「百町森」が主催した「ネフスピール・パターン・コンペティション」。
ここに応募があった全129作品の中から、特に優れたもの29作品が載っているんです。
「集」という名前から冊子を想像しますが、4ページなのでリーフレットという感じかも。
自分で新しいデザインを考えるとき、役に立つはずですよ。
もしパターン集が付いた本体が欲しいということであれば、本体と木箱セット売り商品紹介の章をご覧ください。
その他、我が家のように幼児英語教材「ワールドワイドキッズ」でネフスピールを使っていた方がメルカリに出品されています。
ワールドワイドキッズオリジナルのパターンブックは幼児向けなので高度なものは載っていません。
ですがお子さんと遊ぶ際のヒントはもらえると思うので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
ネフスピールと一緒に遊びたい積み木
ネフスピールはそれだけでも遊べますが、他の積み木と合わせて遊んでもとっても楽しい!
一緒に遊ぶと楽しい積み木をまとめてみました。
我が子の遊んでいる様子を見るとかなり自由な発想で取り入れているので、基尺にはこだわらなくていいとは思いますが、
- ネフスピールを含めたネフ社の積み木は10cmの2分割(=5cm)
- デュシマ社のフレーベル積み木は10cmの3分割(=約3.3cm)
といったように、10cm基準のものがあるので、ぴたっと来るのを味わわせたいのであれば、ネフ社やデュシマ社の積み木などを合わせるときれいです。
10cmの世界!
フレーベルも10cmの中に4分割で恩物を作っていますね。
5cm:ネフ社のリグノ
ネフ社のリグノは同じ会社の製品というだけあって、色もサイズもピッタリ。
ギザギザなネフスピールとは対照的に、リグノは丸みのあるデザイン。
立方体と円柱の組み合わせで、もっと作れるものの幅が広がります。
下の写真は、ネフスピールとリグノを手に入れたら絶対にやりたい遊び「流しそうめん」。
ネフスピールの90度を活かした積み方で、こんな遊びもできちゃうんですね。
ネフスピール×リグノの楽しい遊び方は、積み木おじさんこと相沢康夫さんのYouTubeでぜひ一度ご覧になってください。
お子さんも「作ってみたい!」と思うはず!
また収納する際も、ネフスピールとリグノを混ぜてみるとなんとなくきれいです!
いろいろなパターンを作ってみてください。
うちの子は、箱につめながら「龍」の顔を作っていたりもしました。なんとなく、見える!
5cm:キュボロ(クボロ)社のキュボロ
キュボロは将棋の藤井聡太名人も遊んだ人気おもちゃ。
小さなビー玉を使うので対象年齢は少しあがりますが、これもサイズがピッタリ。基尺が5cm×5cmの木製ブロックだからなんですね。
ネフスピールと組み合わせることで、ビー玉迷路がもっと楽しくなっちゃいますよ。
5cm:小さな大工さん
日本の材木屋が作る良質な積み木「小さな大工さん」。
さまざまな基尺を扱っていて、5cmもあります。
ビー玉転がしのパーツもたくさんあって、しかも1個から買えちゃうのがいいところです。
我が家もパーツの買い足しでお世話になっています♪
3.3cm:デュシマ社のフレーベル積み木
フレーベルはドイツで最初の幼稚園を設立した教育者で、幼児教育の重要性を広く世間に訴えた教育思想家。
そのフレーベルの教育理念を元に作られたのが、デュシマ社のフレーベル積み木です。
基尺が3.3cmで10の3等分、ネフスピールは10の2等分なので、立方体3個とネフスピール2個がだいたい同じ長さになります。
2.5cm:くもん出版の図形キューブつみき
※誤飲注意サイズ。3歳~
ママたちが選ぶ「買ってよかったくもんのおもちゃ・知育玩具」の記事でもランクインしていた図形キューブつみき。
くもん出版ということで、どちらかというと知育玩具的な面があり、洞察力・推察力を育てるための立体構成問題にチャレンジしていくものになっています。
基尺が2.5cmなので、2つ並べるとネフスピールにピッタリ。塗装はやや素朴な感じがありますが、色的にもよく合います。
4枚目はネフ社のリグノに乗せたところです。5cmに合わせるのになかなかいい感じですよね。
2.5cm:バウシュピールのルーセントキューブ
※誤飲注意サイズ。3歳~
SNS映えで人気のアクリル樹脂キューブ。
こちらも基尺が2.5cmなので、2つ並べるとネフスピールにピッタリです。
廉価な模倣品、偽造品もありますが、激安中華通販の粗悪品転売も多いので、バウシュピールジャパンできちんとしたブランド品を手に入れるのがおすすめです。
他の基尺の積み木(4cmなど)
ネフスピールには、他の基尺の積み木も合わせられないことはないです。
我が家はネフスピールと同時に4cmの積み木(ジーナ社のベビーキューブ)を手に入れて、4cmの積み木をそろえていくことにしたので、5cmはリグノしか持っていません。
ですが、90度を活かした積み方をすれば、4cmの積み木を間に挟むことができますし、立方体5個とネフスピール4個が同じ長さになります。
4cmのベビーキューブとムルティポもおすすめです。ムルティポも90度になっているので、ネフ社の積み木とは相性がよいと感じています。
ネフスピールの良かったところ・メリット
ネフスピールは独特の魅力がたくさん。やはり、ユニークなデザインだからこそ良いところがありました。
- 想像力・創造力がつく
- 芸術的な美しさ
- 年齢制限のない楽しさ
想像力・創造力がつく
ネフスピールはかなりクセのある積み木ですよね(笑)。
伝統的な立方体とは異なり大胆なカットが施された形なので、うまく積むには工夫が必要です。
ですがこの挑戦が積み木としての可能性を広げてくれますし、子どもの想像力・創造力を刺激してくれるのです。
芸術的な美しさ
芸術的な美しさも、ネフスピールの魅力。
積むだけで美しいオブジェのようになる点は、他のどの積み木とも異なります。
いずれ遊ばなくなったとしても、お部屋の装飾としてもぴったりですね。
年齢制限のない楽しさ
ネフスピールには具体的な年齢制限はありませんが、特に「ある程度普通の積み木を積めるようになった子」には、さらに魅力的に映るでしょう。
小学生でも、じゅうぶん満足できると思いますよ。
ネフスピールのイマイチなところ・デメリット
ネフスピールには、デメリットも存在します。個人的には、これのデメリットを補ってなお余りある魅力があると感じています。
- 角の塗装が剥げやすい
- 最初は積むのが難しいかも
- 比較的高価
角の塗装が剥げやすい
塗装の耐久性については触れておくべきかなと思います。
ネフスピールのカラフルさは視覚的に魅力的ですが、やはり角があるので、その部分の塗装が剥げてきます。
これはブロックどうしだったり床に擦れることによる自然な摩耗によるもの。特に我が家のように小さいうちから遊んでいるご家庭は、どうしても投げちゃったりしますからね。
ほぼ新品のネフスピール
5年使用したネフスピール
ちょっとでも見た目の美しさが損なわれるのが気になる方にはこういう塗装積み木はおすすめできませんが、角の塗装が剥げたとしても積み木としての精度は落ちませんし、なぜか美しい(笑)。
だんだんと、味わい深い表情になっていきます。
最初は積むのが難しいかも
ネフスピールはそのユニークな形が魅力の一つですが、標準的な立方体の積み木に慣れている子どもにとっては、最初は積むのが難しく感じられることも。
挑戦的なものにどんどんチャレンジしたい子はいいですが、そうでなければストレスに感じる子もいるかもしれません。
ただ、同時にこれが想像力だったり創造力だったりの向上につながることもあるので、まずは大人が積んでみてやり方を見せたり、一緒に取り組んでみてほしいです。
比較的高価
ネフ社の積み木は高品質な素材と独特なデザインのため比較的高価です。しかも、近年何度か値上がりをしています……。
予算に限りがあるご家庭にとっては、購入をためらわせる要因になるかもしれませんね。
おもちゃへの投資として見る場合には、そのコストに見合うだけの価値はあると思いますが(メリットを参照)、ぜひ積み方のパターンの記事なども見ていただいて、楽しめそうか検討されてください。
中古でも良いという方は、我が家のように幼児英語教材「ワールドワイドキッズ」でネフスピールを使っていた方がメルカリに出品されています。
5,000円~9,000円程度が相場になっていますので、比較的購入しやすいかなと思います。一度チェックしてみてください。
ネフスピールで遊びが無限に広がる
ネフスピールは、斬新なデザインと完成度の高さで、ネフ社のおもちゃ製作における真骨頂として位置づけられています。
赤、青、黄色、緑の各色からなる16個のブロックは、多彩な積み方や組み合わせを通じて、創造性を豊かに育む作品を生み出すことができます。
そのため、ネフスピールはこれからも長く愛される本物のおもちゃであることは間違いありません。このユニークなおもちゃ、ぜひ一度体験してみてください!
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