小麦粉粘土の作り方解説!神レシピ伝授★もちサク感触で遊びやすく!
この記事では、小麦粉粘土の簡単な作り方と保存方法を大解説。
材料はシンプルなのに、神配合で、もちもちサクッとした感触の遊びやすい粘土ができあがります。
おうちにあるもので簡単に作れるので、お子さんの初めての粘土遊びにもおすすめですよ。
粘土デビューを楽しみたいという方もぜひ参考になさってくださいね。
小麦粉を使っているので、小麦粉アレルギーの方は遊べません。ご注意ください。
小麦粉粘土の作り方:用意するもの
さっそく、もちもちサクッな小麦粉粘土の作り方を見ていきましょう。
3歳くらいから一緒に手作りできます。
粘土作りから始める方が断然ワクワクしますよ!
- 小麦粉:2カップ
- 食塩:1/2カップ *サラサラなもの
- 水:3/4カップ
- サラダ油
- 食紅(色を付ける場合)
- ボウル
- 計量カップ
- 粘土板(またはカッターマットやランチョンマット)
塩の量がかなり多いね!
この塩の多さがもちもちサクッになる秘訣なんです。そして粒度がこまかくサラサラなものを選んでください。サラサラの食卓塩は100円ショップにもあります。
おうちになかったら、スーパーで探してみてね!
サラダ油は他の無色の油でも代用できます。我が家は「太白胡麻油」を使いました。
食紅は写真左のマコーミックのフードカラーが使いやすくおすすめですが(現在はパッケージ変更あり)、従来の粉のものでも大丈夫です。
ほかにも、色が付きやすい食材で代用できます。
- かき氷シロップ
- コーヒー
- かぼちゃフレーク
など。口に入れない年頃のお子さんであれば、水性絵の具でもOKです。
小麦粉粘土の作り方:手順
お子さんには、ぜひ作るところを見せてあげましょう。
赤ちゃんでも楽しめますし、少し大きくなった子だと作っている過程に興味津々!
こねこねしながら、意欲がわいてきた!
今回は、5歳の娘が「やりたい!」と言いましたので一人で作ってもらいました。
小麦粉と塩を混ぜる
小麦粉と塩を混ぜます。
小麦粉粘土は万が一口に入れてしまっても大丈夫ですが、生なので食べるのは良くありません。
塩を入れることで、もちもちサクッとした感触にも一役買うほか、口に入れたときに食べ物ではないと気が付きます。
色水を作る
水を用意します。色を付ける場合は、水に色素を入れておきます。
食紅2、3滴だとパステルカラーに。色を濃くしたい場合はもう少し多くとかしてください。
今回は白と赤と青と黄の4色にしたかったので、赤と青と黄の色紅を水に溶かしました。
色を分ける場合は、小麦粉+塩も色の数だけ分けておいてくださいね。
あとの工程で調整できるので、なんとなくの分量でOKです。
小麦粉と塩を水で練る
小麦粉+塩に、水を少しずつ加えながら手で混ぜます。
水は少しずつ、がポイント。
一気に入れるとベチャベチャになってしまい、粘土状にまとまりません。
色を付ける場合は、色水を同じように足していってくださいね。
油を足す
小麦粉が柔らかくなったら、手のひらに油を少し塗ってこねます。
柔らかさの基準は、耳たぶの感触くらいです。
油を混ぜることで、手に付きづらくなります。
油は手に広げるくらいでOK!
手にこぼしすぎるとべちゃべちゃになってしまいます。
ひたすらこねる
ひたすらこねます。
手作り小麦粉粘土の完成
以上で出来上がりです。
色分作るとこんな感じになります。
大きなお団子みたいだ~!
もちもちサクッの感触になりましたか?
手作り小麦粉粘土の知育のねらい
1歳ころ~
両手を自由に使えるようになると、楽しめます。うちの娘は1歳2か月でデビューしました。
- 作る過程を楽しむ
- 粉から粘土になるという見た目や感触の違いを楽しむ
- 何ができるかな? 発想力や想像力を養う
- こねて握って握力を鍛える
- 自分で作ったもので遊ぶ楽しさを知る
小麦粉を使っているので、小麦粉アレルギーの方は遊べません。ご注意ください。
手作り小麦粉粘土の遊び方いろいろ
小麦粉粘土の遊び方をご紹介します。
油粘土ほどではありませんが、油分がしみだしてくる可能性があること、乾燥する季節はパサパサになりがちでポロポロと崩れることがあるため、粘土板などを敷いておくのが安心です。
我が家では、粘土遊びには100円ショップセリアにある大判のランチョンシートを敷いています。
小麦粉粘土をちぎる
まずは扱いやすい大きさにちぎってみましょう。ちぎるのに少し力がいるので、やりがいを感じます。
赤ちゃんだとちぎるのは難しいかもしれないので、手を添えて一緒にやってあげましょう。
こねこねこねこね……と声かけをすると、子どもが興味を持ちますよ。
小麦粉粘土を造形する
ちぎったものを丸めたり細くしたり伸ばしたりして、形を作ります。
違う色の粘土を組み合わせると、さらに表現が広がります。
小麦粉粘土に模様をつける
小麦粉粘土を平らにし、フォークやストローなどで模様をつけます。
トントン穴をあけたり、ピーっと線を引いてみたり。模様のつけ方で、がらっと見た目が変わります。
小麦粉粘土を型抜きする
伸ばした小麦粉粘土をクッキー型で型抜き! 色々な形があると楽しめます。
小麦粉粘土を焼く
小麦粉粘土はオーブントースターで焼くことができます。焼いて乾燥させることで、作品を長期間楽しむことができるんですよ。
おままごとにも使えちゃうね!
ただ、手作りのものはけっこう失敗しやすいので、そのまま乾燥させてニスを塗る方が個人的にはおすすめです。
やり方としては、網に粘土の作品を乗せ、アルミホイルを被せて8分程度焼くだけ。硬くなっていたらできあがりです。
\カリっと硬くなればOK/
硬くなれば、色を塗ったりお絵描きもできます。
小麦粉粘土の作品がひび割れる!対策は?
小麦粉粘土は焼いたり乾燥するとひび割れてしまうことがあります。
そのため、作ったものを長期間飾りたい場合などはひと手間加えます。
ひび割れを防ぐ方法
- 作っている間にひび割れたら霧吹きで水をかける
- なるべく平たくする(滑らかにする)
- 叩いて粘土を締める(隙間を作らない)
- ニスを使う
オーブントースターで焼いた後はニスを塗るのもおすすめ。
ニスは長持ち効果のほか、カビ防止効果もあるので、一石二鳥ね!
▼刷毛で塗りやすくおすすめの「クツワ HATS 工作ニス」
手作り小麦粉粘土の保存方法
手作り小麦粉粘土を保存する際は、以下のとおり行います。
保存方法
- 保存は保存袋で
- 冷暗所に保存
- 3日を限度に保管し、使う都度作る
ラップやジップロック(ジッパーバッグ)などの保存袋に入れて冷蔵庫で保存します。
▼我が家はジッパーバッグに入れて保存しています。
小麦粉粘土の材料は食品なので、どうしてもカビが生えたり腐りやすくなっています。
そのため、使う分だけその都度作るのがおすすめ。
保存して何度か遊びたいという場合も、3日程度を限度にしましょう。
固まった場合は、濡らしたキッチンペーパーでくるんでしばらく置くと扱える硬さになります。
手作り小麦粉粘土でたっぷり遊ぼう
小麦粉粘土は口にしても比較的安全で、大きくなっても遊べるおもちゃ。
アレルギーにだけは気を付けなければいけませんが、普通の粘土とほとんど同じように遊べちゃいます。
ニスを使えば紙粘土のように長期保存できるところも面白いですよね。
手と指先をたっぷりと動かしながら、いくらでも作品をつくることが楽しめます。
家族の思い出づくりにもぴったり!
小麦粉粘土でたくさんの作品をつくってみてくださいね。
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