【辛口】モコモコゼミは受験組もいける?ハイレベル教材受講の感想と評判を口コミ

幼児期からできる通信教材ってたくさんありますよね。
今回は、その中でもハイレベルといわれる「モコモコゼミ」を受講した正直な感想を口コミ紹介してみました。
すみませんが辛口です。
モコモコゼミは、幼児教育界でも有名な「こぐま会」プロデュース。
1歳から6歳までの教材+算数強化コースがあり、少しずつ難易度を上げながら着実にチカラがついていくのが特徴です。
ゆるくて楽しいキャラにも注目。
ほのぼのした見た目ですが、ウワサどおり意外と教材はハイレベル?


中学受験・小学校受験対応の通信教育としては唯一無二の存在!
正直に言うと、個人的にはやや中途半端感を感じる教材でした(ごめんなさい)。
ただ使い方によってはかなりの力が付く教材とも言えます。
モコモコゼミが合う方もいらっしゃるので、自宅でできる幼児教材をお探しなら、ぜひ最後まで読んでいってくださいね!
追記:半年ほど受講して、けっこういいじゃん! と思うようになってきました。また詳しくはまとめますね。
2019年度までは「ハローキティゼミ」「のりものゼミ」でした。
メインキャラクターのみの変更で、教材の内容や価格には変更はないとのことです。
※本記事のコピーを禁止します。
モコモコゼミはこぐま会提供の教材


まずはモコモコゼミについてザックリまとめ。
業暦の長い他社と違い、2020年4月にスタートしたばかりなので、情報があまり出回っていません。
対象年齢 | 1歳〜年長さん 小学校以降はピグマキッズくらぶと提携 |
ターゲット | 中学受験・小学校受験を見据えたお子さん |
教材内容 | ・冊子(絵本のような教材) ・カード、パズルなど ・ぬりえ ・出席簿 ・オンライン教材「モコモコちゃんねる」(2021年4月〜) |
料金 | 1,408円〜2,662円/月(税込) |
運営会社 | 株式会社KCC ※こぐま会は教材提供、SAPIXと提携 |
公式サイト | モコモコゼミ ![]() ![]() |
モコモコゼミは、中学受験・小学校受験対応の幼児通信教育教材。
特徴は、先生が実際に指導した内容に沿っているというところ!
こぐま会代表・久野先生が長年教室で指導してきた経験を踏まえて開発されているんです。
こぐま会は首都圏に4校のみですが、たくさんの小学校入試合格者を出していますので、その内容は折り紙付き。
教室での実践を通して研究されてきたってことで、説得力がありますよね!
こぐま会やSAPIX(サピックス)による教材提供や提携などをしていますが、運営は別会社の株式会社KCC。
こぐま会が運営しているわけではありません。
モコモコゼミの全6コース解説
コースは、1歳~6歳までの6つがあります。
- プチコース:1~2歳
- プレコース:2~3歳
- 年少コース:3~4歳
- 年中コース:4~5歳
- 年長コース:5~6歳
- 算数強化トレーニング「かんがえるさんすう」
小学生になると、SAPIXの通信教育「ピグマキッズくらぶ」に移行します(※こちらはモコモコゼミ外の教材です)。
1歳から学習できるプチコースは、モコモコゼミの導入編。
プレ&年少&年中コースは基礎編という位置づけ。
これらのコースはあえて問題の難易度と分量を落としているんだとか。
プチ~年中の時期は、勉強を好きになってもらうことが第一。
難しい問題だらけだと勉強が嫌いになってしまう原因にもなりかねません。



まずは楽しむことが先ってことね!
その一方で、完成期の年長コースはぐっと難易度が上がります。
螺旋型カリキュラムに従って年中以下のコースで基礎を固めることで、難問にも対応できるような力は身につきそうです。
年長コースの問題サンプルはこちら。


複雑な文章題もあってびっくり!
ゆるくてかわいいキャラなのにえげつない(笑)。


中学受験に頻出の「旅人算」や「てこ」、「天秤」といった分野もやります。
年中コースまででしっかり基礎固めをしたら、自然と解けるレベルに到達できるかもしれませんね。



中学受験を視野に入れているのなら、早いうちから取り組んでみる価値はありそうだね!
算数強化トレーニングは、早期に四則演算を完成させたいお子さん向け。


こぐま会代表の久野先生が、難関中学を受験する子どものために作成した自信作とのこと。
対象年齢は設けられていないので、お子さんの理解度によって受講することができます。
通常の小学校のカリキュラムでは四則演算は3年間かけて学ぶ内容ですが、モコモコゼミでは1年間で学ぶようになっています。



本質的な理解を深める内容で、無理なく身につくように作られているんだそうですよ。
モコモコゼミ年中までは計算問題は出てきませんが、割り算までの考え方は学んでおくことができます。
そのため、いずれかのコースと1年併用することがおすすめされています。
プチコースの年間カリキュラムは非公開(お楽しみ)になっていますが、プレコース以降はカリキュラムが公開されています。
チェックしてみてくださいね^^
年間カリキュラムを見る
モコモコゼミは螺旋型(らせんがた)カリキュラムを採用
モコモコゼミでは、こぐま会の「螺旋型(らせんがた)カリキュラム」を採用しています。
螺旋型カリキュラムは、アメリカの発達心理学者で幼児教育の先駆者、ブルーナーが唱えた教育方法。
同じことを難易度を変えて螺旋形に繰り返していくことで、定着をはかります。
例えば、三角パズルによる図形構成。
年少さんと年中さんで出てくるのですが、年中さんの方が難易度が高くなっています。



輪郭のないところに三角形を使うから、難しくなっているのね。
モコモコゼミではレベルを上げながら繰り返し学習するので、しっかり理解できる内容になっています。
【注意!】コース選び=学年に合わせよう
他社の通信教材の場合、幼児ポピーのようにわざと難易度を落としてあるものもあります。
スイスイ進められることで、子どもの自己肯定感を伸ばすという目論みがあるようです。
▼ポピーは脳科学的にあえて「簡単」にしているので、コンセプトはちがいますね。こちら受講レポ。
これを応用して先取り受講をしているお子さんもいますよね。



モコモコゼミも一学年上を先取り受講できるのかな?
一応、よくある質問には先取りもできるとありますが……。
Q. 1つ上の年齢(学年)のコースを受講することはできますか。
A. できます。
よくあるご質問 | こぐま会教材、提携SAPIX(サピックス)ピグマの幼児通信教育モコモコゼミ
もう少し深堀したくて、モコモコゼミ事務局に聞いてみました。
そこでいただいた回答がこちら。
教材は進学塾の教材であり、基本的に進学塾において飛び級は滅多にございません。
モコモコゼミ事務局からいただいたメッセージ
また、年中以下のコースは基礎編であり、難易度を落としてありますので1学年下のお子様でも取り組み可能かもしれませんが、その先の年長コースは応用編であり相当難易度の高いコースとなりますため、1学年下のお子様にはかなり厳しい内容となり、年長コース到達時に挫折してしまいます。
以上の理由から、モコモコゼミでは生まれ月に関わらず、簡単に感じても現在の学年に合ったコースの受講を推奨しているそう。



まずは基礎から始めて、自信をつけさせてあげましょう^^
料金は?
コース名 | 料金(税込)/月 | コースの説明 |
---|---|---|
プチコース (1-2歳) | 1,408円 | 楽しさ重視、入門コース |
プレコース (2-3歳) | 2,662円 | 言葉や数の初歩を学び、年少コースにつなげる |
年少コース (3-4歳) | 2,662円 | 思考力・表現力の基礎を築き、学習習慣をつける |
年中コース (4-5歳) | 2,662円 | 思考力・表現力の基礎固め。難易度がどんどん上がる |
年長コース (5-6歳) | 2,662円 | 小学校進学を見据えた応用編 |
算数強化コース | 1,628円 | 難関中学を受験する子のための秘蔵の教材 四則演算をマスター |
モコモコちゃんねる(オプション) | 1,078円 | ワークと両用で学習しやすく&お楽しみに |
支払いはクレジットカードまたはコンビニ・銀行後払い。
コンビニ・銀行の場合は振込手数料が300円かかりますので、クレジットカード払いの方がお得です。
月650円のいちぶんのいち、800円のがんばる舎、980円のポピーなど1000円以下の教材と比べると、ちょっとお高めな感じですね。
ただ、2021年4月からの新サービスであるモコモコちゃんねるなどのオプションなどを加えても、月額3,000円台。
幼児教室に比べると、3分の1くらいにおさまるので、お得に受講できると言えるでしょう。



お受験用の教材は、あれもこれも~って自分で集めているとけっこうかかるしね。
幼児オンライン教室「モコモコちゃんねる」も始動


前述の「モコモコちゃんねる」は有料のオプション教材です。
料金(税込)/月 | 1,078円 |
利用可能媒体 | スマートフォン、PC、タブレット |
内容は、モコモコゼミの冊子教材(プレ~年長)に連動したアニメーション動画配信(オンデマンド配信)。
1ヶ月の教材を4回に分け、1週間に1回動画を配信してくれるそうです。
この仕組みはけっこういいなあと思いました。
⾃学習ではつい後回しにしてしまうことがありますが、配信があることで学習のモチベーションアップにつながりそうではないですか?



1回教室でレッスンを受けていると考えたら、安いわよね。
モコモコちゃんねるを見る
モコモコゼミ・プチコースを受講!1歳児の反応は?
ここからはしばらく体験時の様子が入ります。
先にメリット・デメリット(辛口評価)を知りたい方は読み飛ばしてくださいね。


うちの娘はプチコースに申し込みました。
申し込み時1歳8ヶ月。
お絵描きが大好きで運筆を中心としたワークをよくやっていること。
こぐま会のかずカードがお気に入りでよく遊んでいること。
だからモコモコゼミも楽しくできるかな? と思いスタートしました。


教材が届いてからわかったことですが、プチコースはワーク感はありません。
上でも書いたように導入編なので、楽しさを実感するコースになっています。
プチコースで届いた教材


- カード教材
- パズル
- ぬりえ
- モコモコシール(出席シール)
- 出席簿
カード、パズル、ぬりえが中心です。
4月号のカードは、ことばえカード①


計16枚のカードで次の課題に取り組みます。
- 名詞の理解
- 記憶


名詞の理解
カードを子どもに見せ、動物について名称や鳴き声などを問いかけて遊びます。
記憶
カード数枚を表を向けて出し、20秒ほど見せた後隠します。
その後、何のカードがあったか問いかけて遊びます。



記憶力をみる遊びってあまりしたことがないので、面白いと思いました。小学校受験では頻出なんですね。
▼プリント教材のがんばる舎でも記憶の問題がよく出ます。こちらはモコモコゼミよりシンプル構成です。


ことばえカードは、3月号まで4回に分けて届くんだそう。
全部集めたらより多くの名詞の理解や記憶に取り組めますね。
パズル


動物の上半身と下半身が分かれたパズルです。
8枚の絵を見て、同じになるようにパズルを組み立てます。
見本があるのが良いですね。
ピースを上に重ねられるので、最初は乗せて遊ぶとわかりやすいです。
ぬりえ
4月号は、ライオン、ブタ、かばの3枚。
シンプルな絵なので、最初の塗り絵にピッタリです。




出席シールと出席簿
その他、出席シールと出席簿がついてきます。
全部取り組んだらシールをペタッ!





賞状のような見た目で可愛いと思いました♪
プチコースで遊んでみた
1歳9ヶ月の娘とプチコースで遊んでみた様子をお届けします。
反応は上々でした!
パズル
まず一緒に遊んだのはパズルです。
一目見てママから強奪。
やっぱり、動物+カラフルということで興味をひいたようです。




見本を見ながら重ねたり、手元で組み合わせてみたり。
1歳でもじゅうぶん遊べました。
ぬりえ
ぬりえも反応が良かったです。







ライオンさんのしっぽ~
ブタさんのお耳~
なんて言いながら塗っていました。
シンプルな絵でパーツが分かりやすいから、身体の部位の確認にも役立っちゃいました!
カード
4月号は動物がいっぱいのカード。



ネコね~、しっぽしましまね~。
問い掛けをせずとも、知っていることをたくさん話してくれました。
絵を見ながら、その動物が登場するお話をしたりするのにも使っています。
子どもにぴったりなミニサイズなので、よく色んな所に持ち出して遊んでいますよ。





けっこうなくしやすいので注意!
子どもの反応がしっかり感じられたので嬉しかったです。
ちなみにモコモコゼミは業界の裏情報によると、キャンペーンからの2ヶ月目継続率は 60~70%と非常に高いんだとか。



お試しした人の半分以上がつづけてるんだ!
それだけのご家庭を惹きつける魅力があるってわけですね!
モコモコゼミ受講のデメリット「誰向けなのか」
モコモコゼミを受講して、ちょっとココは惜しい! と思った点。
けっこうありました。



すみませんが正直に辛口レビューします。
- これだけで受験対策はできない
- ややボリュームが足りない
- お勉強以外のことはできない
- 英語は学べない
- カード教材の収納が悩ましい
- 料金が高いかも
これだけで受験対策はできない
ターゲットがやや不明確なんですよね。
本気で小学校受験・中学校受験をしようと思ったら、ドリルのボリュームが足りないと感じます。
それに、受験を視野に入れて幼児教育をしているご家庭なら、同じこぐま会のドリルである「ひとりでとっくんシリーズ」や、有名な七田式プリント、ピグマリオンの教材を選択しそう。



受験で効果が認められているものを選びたいですもんね。
認知能力だけでなく非認知能力も育てたいのであれば、Z会幼児コース
キャラクターの可愛さは良いところでもあるんですが、教材の本質とは言えません。
モコさんのぬいぐるみも売られていて、キャラクターへの愛着を高めることで、 より一層子供たちの自発性、積極性を向上させるというのは理解できます。



でもこどもちゃれんじのしまじろうのような教材との連動機能もないし、ただのオブジェと化す可能性が……。
うちは受験はしませんが、タブレットを購入したのを機にこぐま会のアプリ「ひとりでがんばりマスター」を始めました。
こちらのほうが一巻960円、全巻そろえても5,900円と破格。
それにボリュームもあるし、チャレンジしがいがある問題が多いと感じました。




また、余談の余談ですが、最近買った「おはなしワークブック」というシリーズも良かったです。
こぐま会ではないものの、幼少受験の専門家が作っています。






おはなしワークブックはまたレビューしますね。
要は、他にリーズナブルな買い切り教材が色々あるということなんです。
さらに本番ではペーパーだけでなく行動観察や手指の巧緻性といった能力もチェックされます。
広範囲にわたって準備をすることになるので、下記の記事で紹介しているような幼児教室なども併用されたほうが安心です。
ややボリュームが足りない
冊子というか、「小冊子」という感じのボリューム感です。
有名進学塾の教材であるという点で、問題自体はハイクオリティ。
ですがせっかくの良問題も、ボリュームが少ないと受験対策としては使える範囲がせばまってしまいます><



受験用であることを考えると、もう少し問題量が多くても良いんじゃないかなと思いました。
お勉強以外のことはできない
モコモコゼミは、いちぶんのいちやがんばる舎のようなワーク中心型。
幼児ポピーやこどもちゃれんじなどとは異なり、生活習慣やコミュニケーションの基礎といった分野についてはカバーしていません。
生活習慣などのようにお話形式をとった方が伝わりやすいジャンルもある中で、キャラクターものとの相性が良さそうなだけにもったいない!



本当にキャラクターがかわいいから惜しい!
とはいえ、受験対策にしぼるとワーク形式の方が効率が良いというのはなんとなくわかります。
その辺りは、割り切った教材づくりとなっているようですね!
英語は学べない
意外なことに? 小学校入学前だと英語が含まれておりません。
やはり受験対策にしぼった内容ということで、小学校受験ではまだ英語が使われないところが大半なようです。
そうした事情もあってか、英語は小学校に入ってからが本番となっています。
もしそれ以前に英語の力をつけてあげたい! という場合は別の教材を使っていく必要があります。
うちはワールドワイドキッズをやっています^^
いまおすすめの英語教材(ほんとに効果があるもの)をまとめた記事があるので、ぜひ読んでみてください。
カードやパズルは自分で切り離す必要がある
カードやパズルはミシン目入り用紙になっていて、自分で切り離すようになっています。


ミシン目を切り離すのってコツがいりますし、ちょっと大変ですよね。
私は途中からハサミで切り離しました。
教材が届いてすぐに使えるわけではないのが惜しいと思いました。
カード教材の収納が悩ましい
切り離して遊ぶカードやパズルは1ピースが小さめ。


まとめておくケースも付属していません。
なので、バラバラになりやすいんですよね。



子どもが気に入っているから、持ち出してなくなりそう。
しかも嬉しいことに毎号届くので、おのずと増えていくんです。
スライダーケースなどにうまいこと収納し、すぐに使える仕組みを作る必要がありそうと感じました。
中学受験・小学校受験対応だから料金が高いかも
月会費について復習してみます。
コース名 | 料金(税込)/月 | コースの説明 |
---|---|---|
プチコース (1-2歳) | 1,408円 | 楽しさ重視、入門コース |
プレコース (2-3歳) | 2,662円 | 言葉や数の初歩を学び、年少コースにつなげる |
年少コース (3-4歳) | 2,662円 | 思考力・表現力の基礎を築き、学習習慣をつける |
年中コース (4-5歳) | 2,662円 | 思考力・表現力の基礎固め。難易度がどんどん上がる |
年長コース (5-6歳) | 2,662円 | 小学校進学を見据えた応用編 |
算数強化コース | 1,628円 | 難関中学を受験する子のための秘蔵の教材 四則演算をマスター |
モコモコちゃんねる(オプション) | 1,078円 | ワークと両用で学習しやすく&お楽しみに |
教材のボリュームの割にちょっと高いかも? と感じました。
とはいえ、モコモコゼミはこぐま会プロデュース。
有名進学塾の教材であることから、ある程度高価なのは納得できます。
こぐま会のワークは1冊660円(税込、2021年10月現在)ですが、特定の分野ごとの販売。
▼こんな感じ。「常識」とか「季節」、「図形」といった分野ごとに分かれています。
モコモコゼミの場合は単独で一通りの分野をカバーしてくれるので、わかりやすくはあります。



モコモコゼミで基本を押さえて、子どもの苦手分野をこぐま会のワークで補完するとバランス良いかも。
この金額が高いと思うかはご家庭の教育方針によると思いますし、受験で成果をあげたいと思っているなら試す価値はありますね。
モコモコゼミ受講のメリット「遊びながら理解」
一方で良かった点もたくさんあります。
他の幼児通信教材とは一線を画す、モコモコゼミならではの良さがたくさんありました^^
- キャラクターが可愛い!
- 思考力を鍛える問題が多め
- 「がくしゅうのてびき」が参考になる
- 遊びながら自然な理解を促す
- 繰り返し学習で定着
- 子どもの個人情報が漏れる心配がない
- 初月は「合わなかったら無料」キャンペーン
キャラクターが可愛い!


まずはこれにつきます。
教材の本質とはかけ離れていますが、メインキャラのモコさん(白い犬)をはじめ、みんなモコモコしたゆるキャラで可愛い!
動物だから子どもの反応もよく、うちの娘もすぐやりたがりました。



好きなキャラクターがいると、続けたくなるよね~。
モチベーションアップにつながるメリットは大事ですが、惜しむらくは内容との連動がないこと。
可愛いは可愛いんですが、それだけで終わってしまうなら教育の本質ではないですよね。
せっかくかわいいキャラクターがいっぱいいるから、もっと内容とも連動させてほしかった!



キャラクター推しでいくなら、解説キャラで終わらずに生活習慣が伝わるお話とか学習マンガとかがあったら良かったかも!
思考力を鍛える問題が多め
やはり受験を目指した内容ということで、思考力を鍛える問題が多く出ている印象です。
例えば図形を使ったパズル系問題。
タングラムやパターンブロックのような感じをイメージしてください。
図形をどんな風に組み合わせれば所定の形を埋められるか、頭の中で想像する力が必要となる課題です。
ほかにも答えが一つにならない問題や、答えに行きつくまでの道筋がいくつもある問題など。
子ども自身が考えて答えを導き出す必要がある問題が多数収録されています。
「がくしゅうのてびき」が参考になる


見た目にシンプルな「がくしゅうのてびき」。
表紙にはキャラクターのお顔がついてかわいらしいですが、けっこう硬派なモノクロ冊子です。
見た目だけでなく、内容もシンプル。でも書いてあることは具体的!



短い冊子ながら、要点がまとまっているので狙いがハッキリしています。
時間がなくてもザクっと確認できるので、かなりイイものだと感じました。
遊びながら自然な理解を促す
良問題が多めですが、基本は楽しく取り組めます。
無理に覚えこませるのではなく、あくまで子どもたちが自然と理解することを重視した教材の作りが良いと思いました。
なにせ我が家の知育のテーマも「のびのび伸びよう!」なので。
プチコースはカードやパズルなどお楽しみ要素満載。
次のプレコースを見ても、お話やすごろくなど遊びながら思考力がつきそうなものがいっぱいでした。
子ども自身も遊びながらのほうが続けられますし、身についていきますよね。
繰り返し学習で定着
モコモコゼミは、一年のうちいつから始めてもOKになっています。
それは、「螺旋型(らせんがた)カリキュラム」を採用した繰り返し学習システムになっているから。
幼児の場合、覚えるのも早いですが、忘れるのも早いです。
だから、同じことを形を変え&難易度を変えてくり返し取り組んでいくことが定着のカギ。
そうした見通しのうえで作られているので、途中からでも同様の単元をくり返し学習することができますよ。



急に新しくてグンと難しくなる単元が出てきたりはしないので安心ね。
過去分をやっていないから大丈夫かな? という方も安心ですよね。
バックナンバーも購入できます。お問い合わせページから申し込みができますよ。
参考よくあるご質問 | バックナンバーを購入したいのですが。
子どもの個人情報が漏れる心配がない
教材の良し悪しからは離れますが……
モコモコゼミは子どもの名前をニックネームで登録可能なんです。
教材は親の名前で届くので、子どもの情報が漏洩することはありません。




むやみやたらに子どもの情報を売りたくないので、良いシステムだなと思いました^^
初月は「合わなかったら無料」キャンペーン
無料退会期限までに公式サイト内「退会・オプション解約」より退会申請をすれば、課金は一切されず、無料のまま退会できます。



申し込みも1分でできますし、「無料」はやっぱり魅力的ですよね。
まずは申し込んでみて、お子さんが気に入るか様子を見てみてください。
キャンペーン適用はお子さん1人当たり1回のみ。
ハローキティ・ゼミ/のりものゼミも含め、過去のキャンペーン利用も回数にカウントされるので注意。
モコモコゼミ、試してみては?
問題のレベルが最高峰でありながら、とてもかわいく、楽しいモコモコゼミ。
ボリューム(問題数)がネックと言えますが、うまく活用すればしっかり実力をつけることができます。
幼児教室に比べれば安価にスタートできるので、浮いた分のお金で追加教材をそろえたりするなど、リーズナブルにやっていくならオススメです。



受験を考えているご家庭の場合、モコモコゼミで基本を押さえて、子どもの苦手分野を市販のワークで補完するやり方がおすすめです。
遊びながらも着実にチカラをつけていけるモコモコゼミ。
見た目はゆるキャラですが、中身はこぐま会のエッセンスがしっかり感じられる良教材でした。
楽しく学ぶ姿勢を育てたいのなら、ぜひおすすめします。
▼モコモコゼミと比較したい、いまおすすめの通信教材をまとめました。こちらも参考になさってくださいね。
▼併用したい、おすすめの幼児教室もご紹介しています。
コメント
コメント一覧 (2件)
いつも参考にしています。
モコモコゼミって最近推されてるのでどうなんだろうと気になりつつ怪しくて一歩踏み出せてませんでした。怪しくないとわかって良かったです。
年少♂
中学受験はしてほしいと思ってます。わんぱくで手がかかり机に向かうどころではないんですが、これをやってくれたら。。
みさきさん、コメントありがとうございます。
お返事が遅くなり、申し訳ありません。
モコモコゼミ、辛口と書きましたがすごく良いです!
いま、プチ~年少さんレベルまで試してみて、問題は少ないものの良問が多く、ちからがつきそうです。
うちもやりたいときとそうでないときの差が激しくて(^^;)。
でもカラフルで目につきやすいので、机に広げておくとなんとなく興味を持って近づいてきます。
お試しで合うと良いですね。
また何かありましたらお気軽にどうぞ^^