モコモコゼミ年中コース1年受講レポ。基礎力づくりはバッチリだった!

モコモコゼミは小学校受験対策ができるハイレベル幼児通信教育教材。
うちの子は1歳~2歳向けのプチコースから、プレコース、年少コースとモコモコゼミを続けていて、着実に力をつけています。
今回はモコモコゼミの年中コースをうちの子が実体験した上でのレビューやSNS上の口コミを併せて紹介していきます。
コゼミの紹介はこちらの記事をご参照ください。辛口と称していますが、なかなかの教材です!

ひとつ下の年少コースの感想・口コミもこのブログに書いていますので、コース選びにお悩みなら読んでみてくださいね。
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モコモコゼミ年中コース、基礎力づくりはバッチリ


こぐま会、SAPIXという幼児教育の2大巨頭と提携している点が強みです。
すでに雙葉小学校、慶応義塾幼稚舎、早稲田実業学校初等部などトップクラスの小学校の入学実績あり。
※参考:私立小学校 偏差値ランキング(系列中)一覧 – ガッコの評判

すごい!
モコモコゼミの特徴のひとつは、年中コースまでしっかり基礎固めを続けていくところ。
図形や数、文章理解などの各項目をレベルアップしながら繰り返し出題する「螺旋型カリキュラム」を取っているから、考え方の土台がしっかり固まる内容となっています。
年中コースまでの印象として、それぞれの問題は丁寧に考えれば先取りしても意外と解ける感じ。
とはいえ単に簡単なわけではなくて、筋道を立てて考えることで解けるという絶妙なさじ加減です。
またモコモコゼミの年中コースまでは自分で解ける達成感を重視しています。
あまり難しくてお勉強嫌いになってしまわないようにとのこと。先取りはできてもあまり推奨していないのはそれもあってだそうです。
教材は進学塾の教材であり、基本的に進学塾において飛び級は滅多にございません。
モコモコゼミ事務局からいただいたメッセージ
また、年中以下のコースは基礎編であり、難易度を落としてありますので1学年下のお子様でも取り組み可能かもしれませんが、その先の年長コースは応用編であり相当難易度の高いコースとなりますため、1学年下のお子様にはかなり厳しい内容となり、年長コース到達時に挫折してしまいます。
娘は生まれ月が早いのもあって、幼児通信教育教材(こどもちゃれんじや幼児ポピー)は1学年上を選ぶレベル。
モコモコゼミも1学年先取りして取り組んでいますが、楽しくできています。



ほかのよりちょっと大変~!
娘の感覚的にも、ほかの教材と比べるとやや難しいレベルみたい。
とはいえ本人いわく、普通の問題をさしおいて一番大変なのは塗り絵。色々指定があったり塗る範囲が広いからだそうです。
問題数は各月20問程度とそれほど多くありません。
単体ではややボリュームが少ない感がありますが、無理なくできる、他の習い事をしたりする時間を確保できるというメリットもあります。
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モコモコゼミ年中コース、こんな問題が出ます


年中コースでは、年長クラスにつながる土台作りがテーマ。
大きさ、重さ、多さといった測量の問題、位置関係、図形、言語など幅広く学びます。
行事と常識(生活全般)については、小学校に入るまでに身につけておきたい分野ということで、出題が増えています。
娘にモコモコゼミのワークの感想を聞いたことがあるんですが、「ほかのよりも疲れる~~」と言っていました。
かなり頭を使っているからみたい。
娘の反応としては、なかなか手ごたえを感じているみたい!
教材なのですべてはお見せできませんが、こんな問題が出ます。
想像して言語を伸ばす「おはなしづくりの問題」


時系列に並んでいるイラストの間になにがあったか想像してお話をつくる問題。
こうした言語の課題が増えてくるのが年中コースの特徴です。
年中さんでは、日本語の確立に向けてことばを次々に習得する時期なので、おはなしづくりを通してことばの学習をする狙いがあるそうです。


上の写真は年中11月号ですが、場面の数が多くなっており、話をつなげる難しさがあります。
読解力が付く「長い文章題」


年中コースになるとだいぶ長い文章も出てきます。
だんだん長い文が出てくるようになり、1月にもなると注釈込みで5行くらい~の問題文も登場!
年長コースではさらに長い文章も出てくるので、着実にレベルアップしている感があります。
行事と季節を学ぶ問題


四季折々の風物詩についても受験で問われることがあります。
こうしたものは意識しないと普段なかなか触れられないので、問題を通して親子で確認できるのがいいですね!
付録のゲームが楽しい
カードを使った付録などがついてきます。
遊ぶのが大好きな娘は毎回楽しみみたい。
しかもゲームとはいえ、すべて教育的内容が含まれています。
すごろくを例にあげると、特殊マスに乗ったときになんと課題が!





ふつうは3マスすすむとかじゃないの~?
しりとり3つつなげて言うとか、知っている動物の鳴きまねをするとか、楽しいけど頭を使うことをさせられます。
他にタングラムもあったりして、これも図形感覚を養うカード遊びの一種ですよね。
遊びの中でも色々と学べる、良い付録です。
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モコモコゼミ年中コースを一年やってみてどんな力がついたか
一年前、かなりせっかちで問題をしっかり読んだり聞いたりしないで手を動かし始める娘でした。
ついでにいえば割と理解力はあれども、飽きると殴り書き状態になるというパターン。
しかし現在はだいぶ改善され、問題をしっかり読んだり聞いたりした上で取り組めるように。
じっくり集中する力がつきました。


文章題が長いからしっかり読み込まないと間違えてしまうから、慎重さも身についてきています。



ママがアドバイスすると「あ、そっか!」って理解してくれる過程を通して、だんだん自力でちゃんと読むようになりましたよ。
うちの場合は小学校受験の予定はありませんが、幼児から受けられる検定などに挑戦する場合にも役立つ力。
英検Jr.のような低年齢でも受験可能な検定が増えてきている中で、そういったものに取り組みたいご家庭にもおすすめできます。
ほかの年中教材とのモコモコゼミレベル比較
他社の年中向け幼児通信教育教材との比較をしてみました。
モコモコゼミの難易度を★5としてみています。
それぞれの教材に良さがあるので一言でレベル感を表すのは難しいのですが、それぞれに特徴があります。
- モコモコゼミ
-
難易度レベル
- よく読まないといけない問題が多い
- シンプル
- こどもちゃれんじすてっぷ
-
難易度レベル
ひらがなカタカナの読み書きが重点的に登場
ぱっと見で取り組みやすい
昔話やオリジナルの話、科学的な読み物など総合的に学べる - 幼児ポピー ポピっこきいどり
-
難易度レベル
- シール貼りが多く書く問題はほぼない
- 簡単で取り組みやすい
- Z会幼児コース年中
-
難易度レベル
- 親子取り組み型教材もある
- 問題数が多くページ内に情報が詰め込まれている
こどもちゃれんじ すてっぷ
こどもちゃれんじすてっぷは総合コースと思考力特化コースの2つに分かれており、うちは総合コースを受講中。
総合コースの場合、紙のワークは13問前後でスマホやタブレットでできるデジタルワークもあります。
ワークの内容としてはひらがなカタカナの読み書きが重点的に登場し、時計の読み方なども始まります。
比較的モコモコゼミがシンプルでスッキリしたデザインなのに対し、こどもちゃれんじは絵本的で描き込みが多い印象があります。




ワーク自体の難易度はややモコモコゼミの方が難しい印象。
比較的こどもちゃれんじの場合はぱっと見で取り組みやすい問題が多く、モコモコゼミは設問をよく読まないといけない問題が多いという部分が大きなちがいです。
ワークとは別にモコモコゼミにはない長めのおはなしが複数あり、子ども自身で読めるようにほぼひらがなで書かれています。
昔話やオリジナルの話、科学的な読み物などが入っているので、総合的にできる仕組みです。
こどもちゃれんじについて詳しく知りたい方は、こどもちゃれんじ受講の感想と口コミの記事をご覧ください。
幼児ポピー ポピっこきいどり
幼児ポピー ポピっこきいどりは比較的ワーク要素が薄めです。
特に工作、シール貼り、アクティビティに比重が寄っている形。
いわゆるワーク的な部分は7~8問ですが、それ以外にも絵本中にシールを貼る箇所があります。




ワークとして見た難易度でいうと、モコモコゼミの方が明らかに高いです。
もちろんそれで単純にポピーが劣っているというわけではなく、ポピーも取り組みやすさを重視して学習習慣をつけたり自己肯定感を高める目的でこのようなつくりになっています。
ただ、小学校受験などを目標とする場合にはモコモコゼミの方が向いているというわけです。
ポピーもこどもちゃれんじ同様にほぼすべてひらがなで書かれた長めのおはなしがあり、子どもがひらがなを読めれば自分で読むことができるようになっています。
昔話や生活に関することなど、こちらも幅広く学べる内容です。
幼児ポピー全般やポピっこきいどりについて詳しく知りたい方は、それぞれの記事をご覧ください。


Z会幼児コース年中
Z会幼児コース
がっつりワークがあり、その数なんと45問以上。
内容もひらがなの筆記にカタカナの読み、図形、などなど。多岐にわたります。



1日1ページだと終わらないボリュームです。




モコモコゼミのシンプルさと比べると、かなりページ内に情報が詰め込まれている印象あり。
問題文の難しさはモコモコゼミの方が上ですが、Z会の問題もなかなか難しいレベル感です。
問題自体の難易度は甲乙つけがたいところ。
こどもちゃれんじやポピーほど長いおはなしはありませんが、親子の取り組み型教材も含まれています。
他社の年中向け通信教育教材も比較のため取り寄せる場合は、いま人気・おすすめの幼児通信教育教材をまとめた記事から一覧をご覧ください。
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モコモコゼミ年中の教材
モコモコゼミ年中は、毎月1回、以下の教材が届きます。
- 冊子教材(20問)
- 塗り絵
- 付録教材
- 学習の手引き(保護者向け解説書)
- 出席簿とシール(冊子教材裏表紙)
冊子教材(20問)


毎月20問で1冊のワークです。オールカラーでイラストのクオリティも高く、ぱっと見の印象は子どもにとても受けます!


ガバッと開きます。学習上の便宜から、ホチキス製本はされていません。



1回分を折って集中して取り組むことができるので、この製本でよかったと思っています!
塗り絵


可愛い塗り絵です。
年少コースでははさみのワークが何回か届きますが、年中ではざっと見たところ塗り絵だけのようでした。
年中にもなると塗るところが多く&細かくなってくるので、根気強く取り組む力が身に付きます。
付録教材


付録教材は、カードやしっかりした台紙の形式です。
このようなものがあります。
- 仲間集めカード(色、用途、大きさなど)
- ちがい探しカード(ちょっとだけ違う絵がたくさんある中で共通しているものを見つける)
- 数の等分カード(〇人で△個をわけるなど、要は割り算)
- 三角パズル
- すごろく
このカードだけでもかなりの問題が載っていて、とても取り組みがいがあります!
解説・見本帳の内容も充実しています。
問題集と比べ遊びの要素がありますがm遊びを通して感覚が磨かれるところがよいですね!



実際、うちの娘も遊びながら楽しく学んでいます!
学習の手引き(保護者向け解説書)


保護者向けの解説書です。
問題のねらい、解説、発展のさせ方がとても詳しくまとまっており、参考になります。


解説が手厚いのもモコモコゼミの特徴。
小学校受験は親子二人三脚になるので、しっかり理解しておきたいですね。
出席簿とシール(冊子教材裏表紙)


シールはオマケ程度です。
バラバラになってしまうので、我が家では新しい号が届き次第すぐ貼ってしまっています……。
以上の内容で、月会費2,420円・入会金無料です。
合わないと感じたら、退会で初月無料になるので、まずは丸ごと一号取り寄せてみてください!
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モコモコゼミ年中コースのカリキュラムは?
年中コースのカリキュラムは、こちらの画像のとおり。


年少コース同様、年間を通して大きさ、多さ、長さなどを比べる課題が繰り返し出てきますね。
他の項目も毎月ステップアップしていきます。
年中コースでもまだ「文字の書き取り」はなく、考える力重視。
文字の読み書きは年長コースになってから取り組むことになっています。
実際やっていてわかるのですが、年度の後半に進むにつれて文章量も増えて設問がレベルアップしていきます。
年長さんに向けて、着実に内容が積みあがっていく実感がありますよ。
モコモコゼミ年中の口コミ・評判
辛口コメントが多い「みん評」でもかなりの高評価を受けています。
調査した時点で年中コースの口コミはありませんでしたが、モコモコゼミは全体的に評価されていました。
つれづれさん 投稿日:2020.08.14
4.00楽しいのはいいですね
わが家では娘にどんな習い事をさせるのか考えたりしていたのですが、たまたまネットで見つけたゼミのサイトを見て「内容がわかりやすそうでいいな」と思ってひかれてしまいました。そして娘も「動物さんがいてかわいい」と言って興味を持ってくれたようでした。
実際にいくつかの教材を頼んで始めてみたのですが、うちの子のような年代の人間には「興味のあるキャラクターと遊びながら簡単な算数や言葉を学ぶ」というのが無理のない自然な感じに思えてとても良いと思いました。今ではすっかり満足しています。
モコモコゼミの口コミ・評判 | みん評
みん評の仕様でレビュー件数が少ない分のマイナス補正があるのか全体の評価は2.8となっていますが、レビュー全体を見ると全9件中星3が2人であとは全員4か5。
勉強嫌いな子には向かない、子どもに理解させるのが難しいといった意見がありましたが、総じて評価が高い様子です。
一方でツイッターにてこんな辛口かつ的確な意見も。
こぐま会のモコモコゼミ。
— s_k_r (@skr2151319) August 8, 2020
1ヶ月無料キャンペーン中なので、申し込み。
年中までは敢えてレベルを下げてるとの事だけど、確かに年中の娘はあっという間に1冊やり終えた。
以下、正直な感想。
・半分に折ってるだけのテキストなのでバラバラになりやすく、扱いづらい。
・この内容でこの価格(¥2420/月)は割高な印象
— s_k_r (@skr2151319) August 8, 2020
・『年長になるとこのレベルの問題が解けるようになります』の説明で載っていた問題のレベルが高く、惹かれた
色々考えた末の結論。
入会はしません。
同じこぐま会の、ひとりでとっくん365シリーズに興味あり。
こちらの方はテキストのとじ方と価格をデメリットとして、保護者向けのテキストの内容と年長になるとできるようになる問題のレベル感をメリットとして挙げていました。
確かにテキストのとじ方はばらけやすいので、扱いは要注意です。
保護者向けテキストの充実ぶりと年長時のレベル感は魅力的。
実際、私もこの2つに惹かれて続けている向きはあります。
ちなみに『ひとりでとっくん365日』は、年中から始められる小学校受験者向けのプリント教材。
Amazonなどで見ていただくとわかりますが、レビューも高評価で一定の成果も出ています。



『ひとりでとっくん365日』は実際に実績が出ている教材なので、気になる方は多そう。
しかしモコモコゼミも、合格報告が出始めるなど実績を出しています!
熱血教育太郎さん 投稿日:2020.08.09
5.00見事受験に合格することができました
私の子供があまり勉強してくれなかったので、一体どのような方法で勉強を教えたら良いのか迷っていましたが、この教材はイラストがとても見やすかったので、率先して勉強してくれてとても助かりました。また、子供のレベルに合わせて少しずつ勉強方法を難しくしていく方法も取り入れられていたので子供を受験させることにしました。最初は苦労しましたが、動物が描かれているパズルを使って、毎日のように勉強してくれたので受験に合格することができました。カリキュラムがしっかりしていましたし、受験のことも考えられていたので私も前向きな姿勢で受験のことを考えるようになりました。
モコモコゼミの口コミ・評判 | みん評
お子さんの好みによっても集中度や継続度は変わってくるので、ぜひ一号分取り寄せてみてください。
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モコモコゼミ年中コース、こんな家庭におすすめ!
モコモコゼミの年中コースがおすすめなのはこんなご家庭。
- 受験に向けて基礎固めをしたい家庭
- 受験しなくても確かな思考力を伸ばしたい家庭
- かわいいキャラで取り組みたい子がいる家庭
- パパママもレベルアップしたい家庭
年中さんにもなると、もし小学校受験を考えているなら動き始めているべき時期。
そんなご家庭にとって必要な、受験に必要な考える力をつけてくれる内容となっています。
受験予定がなくても、考えさせる内容が中心となる教材だから無駄にはなりません。
受験向けと言いつつも、高校や大学の受験と比べて知識を詰め込む比率は少ないので考える力を伸ばしていきたい方は要チェック!
さらに、かわいいキャラがいるとテンションが上がるお子さんがいたらこれもまたオススメ。
Twitterなどでは男の子より女の子の方がモコモコゼミにハマる率が高かった印象です。
またパパママもレベルアップしたい家庭にも。
なにしろ解説がしっかりしているから、子どもに教えてあげるときしっかり説明してあげられます。
子どもと一緒に学ぶことができるから、説得力も増しますね!
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モコモコゼミ年中コースで受験に対応できる基礎力をつけよう
モコモコゼミの年中コースは基礎力づくりを進めながらも、だんだんと受験対策が本格スタートする年長コースを見据えて難しくなっていきます。
だんだんと年度の終わりに近づくにつれて難易度もアップしていくため、小学校受験への意識づけにも。
やっている内容自体は過去にやった問題のレベルアップ版という感じなので取り組みやすく、それでいて自然と考えさせる難易度。
小学校受験をするならそこを目指した基礎力づくりが確かに可能な内容です。
基礎ができることで対応力もついてくるので、基礎力から芽吹いた様々な力が見えてくる年中さんの時期。
この時期を逃さず、受講を検討してみてくださいね!


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