洗濯ばさみ遊びいろいろ!子どもがアッと驚く保育でも使えるネタがたくさん
洗濯ばさみを使った遊びをいろいろご紹介します。
洗濯ばさみって、指先を使う知育に欠かせないといっていいほど活躍するアイテムですよね。
指先に力を入れて広げたら、パッと力を抜く。
この動きを繰り返しすることで、力加減を調節できるようになったり、両手の動きを連動させられるようになったりしていきます。
遊ぶうちに、どんどん器用になっていくのね!
一人でできる洗濯ばさみ遊びから、みんなで遊べるものまで。器用さアップにも役立つアイディアをまとめてみました。
おうちで取り組むおうちモンテッソーリ教育の一環や、おうち遊びのネタとしてもお役立てくださいね。
指を挟んでしまう恐れがありますので、大人の監視のもとで遊ばせてください。
洗濯ばさみ遊びで得られる知育効果
我が家では、娘が1歳後半のころから(モノを口に入れなくなってから)、洗濯ばさみでたくさん遊んできました。
1歳:洗濯ばさみを取る
▼
2歳:洗濯ばさみではさむ
▼
2歳後半~:つなげてモチーフを作る、ハンカチを干すなどのお手伝い
最初は私がつけたものを引っ張って外す遊びからスタートし、はさむ練習も始めました。
その結果得られたのが、以下のチカラ!
- 指先の器用さ
- 目と手の協応力
- 力加減の調節
- 動物などを作る場合……足は何本? といった想像力
- 日常生活でのお手伝い
親指・人差し指、大きいものなら中指の3本の指(できるようになったら親指・人差し指)を合わせる動作をするので、お箸や鉛筆を持つ練習にも役立ちます。
たしかに、同じ指を使うよね~。
実際、娘はたくさん指を使ってきたおかげで、お箸や鉛筆を使いこなすのも早かったです。
今では洗濯物を干すお仕事を進んでやってくれるようになったのも嬉しいところ。
もちろん、洗濯ばさみを使えるようになった結果だけではなく、試行錯誤することにも意味があります。
何度も練習することで、試行錯誤する力やできた喜びも得られるのです。
良いことしかない!
おすすめの洗濯ばさみ
知育効果を得るためには、使いやすい洗濯ばさみ選びも大切。
うちは100均セリアの虹色カラフルな洗濯ばさみを使ってきました。7色が2個ずつ入っています。
小児の作業療法士さんもおすすめされていましたよ。
セリア「ナナイロランドリーピンチ14PCS.」
こちらを選んだポイントは3つ。
- カラフルで色の識別ができる
- ばねの部分(すべりどめがついている端の部分)が薄くなく、他の100均洗濯ばさみよりも丈夫
- 色のマッチングができる台紙がついている
台紙がついていて、挟んでおけばバラバラになりませんし、色のマッチングもできるので良いんですよね。
ちなみに、木製のピンチも使っていましたが、壊れやすく、子どもはあまり気に入っていませんでした。
▼通販ならこちらがおすすめ。赤、青、黄、緑のほかに白と黒というベーシックな色になっていて、知育的に◎
それでは、遊び方について見ていきましょう。
洗濯ばさみでまず試したい遊び
洗濯ばさみの遊びといえば、以下の写真のような厚紙にはさんでいくものを想像しますよね。
ですが、道具を使わず洗濯ばさみ「だけ」で遊べる簡単な遊びもたくさんあるんです!
- 色のマッチング
- つなげる
- 引っ張って取る
- 構成遊び(平面)
- 構成遊び(立体)
さっそく見てみよう~!
色のマッチング
複数カラーの洗濯ばさみを用意し、同じ色同士をつなげて遊びます。
最初はかみ合わせることは難しいので、ばねの部分(つまむほう)を挟んでいくほうがやりやすいですよ。
上の写真でいうと、ピンク色のようにつなげます。できるようになったら、オレンジ色のやり方をしてみます。
つなげる
金属のばね部分を挟んでつなげていきます。
何個つなげられるかな? 数が多いと挑戦し甲斐がありますね!
お友だちとタイムアタックでつなげていくのも楽しそうだね~。
また、上の写真のようにつなげ方にもバリエーションがあります。色々挑戦してみると楽しいですよ。
下の写真は子どもたちがつなげて作ったものですが、フラフープくらいの大きさになっています。
引っ張って取る
紙や薄いものを洗濯ばさみで挟み、それを取ってもらいます。
最初はただ引っ張るだけだと思いますが、両手を使うことを思いついたら一方で洗濯ばさみをつまんで取るようになります。
うちでは丈夫な知育カードや手作りの洗濯バサミおもちゃを使っています。
このような知育カードは分厚く、洗濯ばさみで挟んでも折れにくいので流用するのにおすすめです。
構成遊び(平面)
構成遊びとは、いろいろなものを使って形を作って遊ぶこと。
洗濯ばさみを床に置き、寝かせた状態で平面の構成遊びをしてみましょう。どんなものに見立てられるでしょうか。
構成遊び(立体)
自由につなげて作品を作ります。
器用になるのと同時に、想像力・創造力も身に付きます。
作ったものを当ててもらっても楽しそうですね♪
写真は何だと思いますか???
草を食べるウマだよ~!
首の部分は、挟むのではなくて金具の中に通しています。
子どもが作った作品も紹介します。
魔女は、別の素材のものと組み合わせて表現していました。薄いものならはさめるので、コラージュ的に表現が広がります。
洗濯ばさみ遊びの応用編
指先を器用にするだけでなく、色んな遊びができます。
ここでは、道具をプラスしてできる「応用編」の遊びを挙げてみました。
- カタカタ ビー玉落とし
- グラグラ バランスゲーム
- ジャラジャラ はさみ星人
- トントン相撲
- ひょいひょい洗濯ばさみすくい
カタカタ ビー玉落とし
定規や切った段ボールなど、細長いものを用意。
洗濯ばさみを斜めに配置していきます。
ブロックを置いて坂道を作ったら、ビー玉を転がして遊びます。
グラグラ バランスゲーム
よく洗ったペットボトルを用意(500ml~の大きさ)。
ペットボトルの口にひとつ洗濯ばさみを挟んだら、ゲームスタート! 順番にひとつずつ洗濯ばさみを増やし、倒れたらその人の負けです。
即席パーティーゲームにもおすすめです。
ジャラジャラ はさみ星人
洗濯ばさみをお洋服に留めてみましょう。
たくさん留めればドレスのように!
動くとジャラジャラ音が鳴るのも楽しいです^^
トントン相撲
トントン相撲にも使えます。
トントン相撲で遊ぶ手順
- 厚紙に描いたお人形に、足に見立てた洗濯ばさみを挟みます。
- 箱の上に、それぞれの人形を向かい合わせで乗せます。
- 合図「はっけよーいのこった!」に合わせ、箱を指先でトントンと叩き、人形を動かします。
- 人形が倒れたり、箱から落ちたら負けです。
これは、なかなか白熱する!
ひょいひょい洗濯ばさみすくい
洗濯ばさみを金魚に見立てちゃいましょう!
うちわをポイの代わりにして、すくって遊びます。
床をすべるから、なかなか難しい;
なかなか挑戦し甲斐がありますよ!
洗濯ばさみ遊びの収納方法
洗濯ばさみ遊びの収納は、モンテッソーリ教育でも使われる木製トレーがちょうどよかったです。
うちでは、さらにコップ重ねというおもちゃにはさんで収納していました。
オープンな棚に置いておくと、子どもも手に取りやすくGoodです。
洗濯ばさみ遊びまとめ
洗濯ばさみは知育ビギナーの赤ちゃんから、ちょっと大きくなったお兄さんお姉さんまで遊べる便利グッズ。
安価で手軽に入手できるにも関わらず、子どもの成長に大きく貢献する知育玩具の一つと言えるでしょう。
手軽に始められて、しかも応用がいくらでも利く!
まさに洗濯ばさみは知育の味方です。
指先の巧緻性や集中力、創造性を育むために、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
遊びネタいろいろ
コメント