『さわってつくってたべる絵本』でプチ和菓子作り体験!子ども大興奮の内容とは?

食べて楽しむ絵本というと、どんなものを想像しますか?
レシピ付きの絵本もたくさん名作がありますよね。
しかし今はさらに先を行く、なんと和菓子づくりができちゃうセット付き絵本があるんです!
その名も『さわってつくってたべる絵本』。

これさえあれば、おうちで和菓子づくり体験ができちゃう!
しかも対象年齢は2歳から!
小さな子でも粘土遊び気分でお菓子づくりを楽しめちゃう、絶対思い出に残る絵本なんです。



おかしづくり好き~♪



ぼくにもできる?
普段のアクティビティにはもちろん、夏休みや冬休みなどにも自由研究気分で楽しい体験になるはず。
今回は『さわってつくってたべる絵本』の魅力について、詳しくレビューしていきますね!
『さわってつくってたべる絵本』とは?


『2さいからの和菓子づくり体験 さわってつくってたべる絵本』は、絵本と練りきり生地がセットになった作品。
開けたらすぐに体験できちゃうお手軽セットなんです。



賞味期限が書いてある絵本の箱ってなんだか不思議!
以前フォロワーさんにアンケートを取った3歳の誕生日プレゼントや、3歳のクリスマスプレゼントでは、調理器具やエプロンがとても人気でした。
※3歳誕生日プレゼント4位、3歳クリスマスプレゼント1位!
食べ物への興味関心が芽生え、食育を始めるのにもいい時期ということで納得ですね。
お菓子づくりを通して食育につなげるのも、楽しい体験になるのでとてもおすすめ。
ねりきりを使った和菓子づくりなら装飾は難しくても粘土遊びのように楽しめますから、表紙にある通り2歳からでもチャレンジできちゃいますよ。



ほうちょうとかもつかわないから、安心だね~。




『さわってつくってたべる絵本』
公式サイト:https://tabehon.jp/
公式ショップ:https://shop.tabehon.jp/
公式Instagram:https://www.instagram.com/tabeehon/
セット内容
『さわってつくってたべる絵本』のセット内容は以下の通りです。






箱を開けると、切り取れるかわいいお皿が表れます。
中には、生地・黒文字(くろもじ)・楊枝×2パック、餡×2パック、絵本が入っています。
保管は直射日光と高温多湿を避けて箱ごと常温でOK。
冷蔵庫で少し冷やすと、作りやすくなります。


絵本のストーリーを楽しみながら和菓子づくりを学べる


絵本の作者は「つむぱん」などでおなじみのつむぱぱ。
ほんわかタッチのお話で、子どもにお菓子づくりのモチベーションを与えてくれます。
ストーリーは王道で、わがままなお姫様を満足させられるお菓子づくりをしよう、というもの。







御膳番(料理人みたいな人)たちや坊主の様子がコミカルでかわいい!
そしてここで紹介されているねりきり作品やセットの生地を作っているのは三重県の老舗和菓子屋、「大徳屋長久」。なんと創業300年です。
伝統的な和菓子づくりを受け継ぎつつも、クリーム大福のような新感覚和菓子をいくつも発信している最先端の和菓子屋さんなんですよ。



とってもおいしかったよ~!
楽しい和菓子アクティビティ♪
『さわってつくってたべる絵本』を体験!


5歳と3歳になったばかりのわが子に、和菓子づくりを体験してもらいました。
普段からお菓子づくりが大好きなので、朝から大興奮!
なんどもなんども読んでいる絵本ですが、まずは復習です♪


絵本に載っている練りきりから、上の子は難易度★★の桜、下の子は難易度★の葉っぱに挑戦!
ちなみに最高難易度は★★★★★、和菓子の神レベル「薔薇」です。腕に自信があるパパさんママさんは挑戦してみて!
さくらの練りきりづくりに5歳が挑戦


さくらの練りきりづくりに5歳が挑戦しました。



なんかねんどみた~い!
こねこねねりきりの生地を丸めたりのばしたり、粘土と似たような感じで造形を楽しめます。
絵本のレシピに書いてあるように丸めたり伸ばしたりしながら作っていきますよ!
表面が乾かないように、水も器に用意しました。




丸く形を整えて、伸ばした白の生地でピンクの生地を包んでいきます。
さらにあんこも中心にすえて、丸くこねこね。




包み込んだら、「黒文字(くろもじ)」という幅広のつまようじというか、尖った木べらみたいな道具で模様づけ。
本の中にも書いてあるとおりけっこう手につくので、水と濡れタオルを用意しておくと良いですね。
娘は最初の白生地でピンク生地を包み込む工程に苦戦していましたが、あとの工程は割とスムーズにできていました。



はじめは切れちゃったけど、またやったらできたよー!





すごい!
上手!
初仕事にしては上手にできました!
和菓子って、ほんのりした色がとても美しいものですね。
葉っぱの練りきりづくりに3歳が挑戦


続いて、葉っぱの練りきりづくりに3歳が挑戦しました。
息子も粘土気分でこねこね。意外とこちらも上手!




白生地に薄紫の生地を包んで薄めに伸ばします。
あんこを乗せたらくるっと巻いて、模様をつけたら完成!
最後の横にのびる葉脈こそ自力でやると穴をあけそうだったので手を持って一緒にやってあげましたが、かなりいいところまでできました。







できたー!
思わず笑顔でピース! とても達成感があったようです。
あまったねりきりで自由に作ったりもして、存分に楽しめました。



たのしくてきれいだから良かったよね~。
作った練りきりたち


さくらと葉っぱは正真正銘、5歳児と3歳児が作ったもの。
お皿に乗るととっても華やかです!
余った生地もこねこねしてもらい、ミニサイズのお花が作れました。






本当に見た目もかわいいですし、作る過程が楽しめて素敵な思い出ができましたよ♪
最後に実食
最後は実食!
口に放り込んで……





ちょっと待った!
練りきりのような生菓子は、「黒文字(くろもじ)」で一口サイズに切ってから食べるのがマナー!
※参考:お茶の席で恥ずかしくない和菓子のマナーを教わりました – macaroni
こうしたちょっとした和菓子の雑学を調べて学ぶことができたのもよかったです。
基本的な作法を知っていれば、今後和菓子をいただく場があってもあわてませんね♪
割ってみると、中もとってもきれいにできていました!




肝心のお味ですが、本格的な和菓子のお店で作られているだけあっておいしい!
実は子どもはこっくりした「餡」が苦手なのですが、くせのない味でパクパクいっていました。
和菓子のつなぎには一般的に大和芋を使うそうなのですが、大徳屋長久ではくせのない「もち粉」を使っているそう。だから、子どもでも食べられるんですね!



子どもたちも大満足で、自分で作った和菓子を喜んで食べていました。
楽しい和菓子アクティビティ♪
『さわってつくってたべる絵本』こんなご家庭にオススメ


『さわってつくってたべる絵本』がおすすめなのはこんなご家庭です!
- おかしづくりや知育菓子づくりが好きな子がいる家庭
- 粘土遊びが好きな子がいる家庭
- 和のテイストに触れさせてあげたい家庭
おかしづくりや知育菓子づくりが好きな子がいる家庭
うちの娘はかなりのお菓子づくり好き。
ホットケーキやクッキーなどのお菓子を作りたがったり、クラシエなどの出している知育菓子づくりがしたくてしょうがない性格です。



知育菓子のことを「ハッピー」と呼んでいますw



今日もハッピーしたーい!
なのでこの本が手元に届いてから、いつ作れるのかずっと楽しみだったみたい。



毎日のように「いつ作るの?」攻撃がくるレベルでした!
もちろん、実際に作っているときもニコニコ!
家でお菓子づくりをする子には間違いなくピッタリな本といえます。
粘土遊びが好きな子がいる家庭


ねりきりの面白さは、やっぱり自分で好きな形をつくることができること。
普段から粘土遊びをしている子なら、すんなり入っていけると思います。



こねこね楽しいよ~。
普通の粘土とはちがってもっとサラッとした触感なので、作るときの感覚は異なります。
が、粘土遊びの延長でお菓子づくりも体験できると、経験の幅も広がります。
自分で作ったお菓子を食べるのは、とっても達成感あり!



粘土遊びで培ったテクが活かされるかも……!
和のテイストに触れさせてあげたい家庭


今はけっこう生活の欧米化が進んでいて、家の中に「和」の空間がなかったり食べ物も洋風のものが増えています。
あまり和菓子を食べる機会も減っている感じがしますよね。



かくいううちも、和室なし! なかなか日本的な風景に触れさせてあげられる機会もないのが寂しいところ……。
というわけで、手軽に子どもにもそういう文化があるよと教えてあげるきっかけづくりができるので、和のテイストに触れさせてあげたいご家庭におすすめ。
お菓子づくりを通して子どもも興味をもったら、色々と和の文化に触れさせてあげる機会が増えるかも。
また現代は多様性の時代ですし、世の中にある多様なもの、そのルーツ的な部分もあるよという経験ができるんです。
▼昔からある和の伝承遊びに関する記事もぜひご覧ください。


▼以下のような和の行事に関する絵本と一緒に取り入れてみるのもおすすめです。


期間限定ねりきりセットも
『さわってつくってたべる絵本』公式サイトでは、期間限定のねりきりセットも販売しています。
バレンタインやハロウィン限定セットがあったり、夏限定セットがあったりと季節のイベントにあわせたセットが登場!
例えば、7月限定の夏セットは、ねがい笹(七夕)、うちわ、あさがおが作れるかわいい内容になっています。





きせつのわがしって、ワクワクするな~。
楽しく作っておいしくいただきながら季節を感じられるなんて、最高ですよね!
楽しい和菓子アクティビティ♪
『さわってつくってたべる絵本』でおいしく楽しもう


家族で作っておいしく食べられる、『さわってつくってたべる絵本』。
和菓子づくりというと本格的で難しい印象ですが、このセットは粘土遊びのような感覚で楽しめるように設計されているので、小さなお子さんでもチャレンジできちゃいます!
とてもおすすめなので、ぜひ家族みんなで和菓子づくり体験をしてみてくださいね。
『さわってつくってたべる絵本』
公式サイト:https://tabehon.jp/
公式ショップ:https://shop.tabehon.jp/
公式Instagram:https://www.instagram.com/tabeehon/
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