いちぶんのいち・がんばる舎の幼児教材を比較し違いが判明!パッと見ではわからない意外な真相とは
2022年「いちぶんのいち」はサービス提供を終了しました。
提供元の一分の一株式会社が、プリント学習を主体とした通信教育事業からオンライン学習塾「マナビスタイル」へ移行したようです。
本記事は、がんばる舎の詳しいレビューとして読んでいただければ幸いです。
また、がんばる舎値上げにより、幼児ポピーに近い月額になりましたので、新たに両者を比較してみました!
がんばる舎と幼児ポピーの比較記事をご覧ください。
プリント教材として人気の「いちぶんのいち」と「がんばる舎」ですが、その違いはなんでしょうか。
このたび、両教材を受講し続けてみて特徴が見えたので、いろんな視点で比較してまとめました。
こんな点がハッキリ違いましたよ。
- 学習カリキュラム
- ボリューム感
- 類題の出し方
- 印刷カラー
- 教材のお届け方法
- サポート体制
- プレゼント交換制度(モチベ)
いちぶんのいちは短期集中型、がんばる舎は基礎固めありの安定型という分析結果になりました。
どちらにも良さがあり、ご家庭によって合う合わないはあります。
この記事を読んでどちらが合うか、チェックしてみてくださいね。
ちなみに、我が家はこどもちゃれんじをメイン教材とし、サブ教材としてがんばる舎を続けています。
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いちぶんのいち・がんばる舎の基本情報
まずは、「いちぶんのいち」と「がんばる舎」の基本情報を表にしました。
教材名 | いちぶんのいち 幼児コース | がんばる舎 すてっぷ |
---|---|---|
対象年齢 | 3歳~6歳(小学校入学前まで) | 2歳~6歳(小学校入学前まで) |
ターゲット | 学習の習慣づけをしたいご家庭 | 学習の習慣づけをしたいご家庭 |
特徴 | 電話サポートあり 学べる範囲は限定的 カラー印刷 希望する分だけ送ってもらえる マークを集めて図書カードもらえる | コースが選べる 学べる範囲が広い 白黒印刷 まとめ出しシステムで一気に届く |
教材綴じ方 | A4縦向き | A4横向き |
お届けペース | 月1回(年12回) | 月1回(年12回) |
お届け回数 | 48回 | 72回 |
価格(税込) | 650円 | 990円 |
無料体験 | あり 初月無料⇒公式サイトから申し込み | あり 初月無料⇒公式サイトから申し込み |
いちぶんのいちには対象年齢が明記されていません。
一応、最初のコース(レベル1)は初めて字や数を学習するお子様向けということで、3歳くらいを想定しているようです。
両者の共通点
比較してみると、けっこう共通するところもあるんですよね。
共通点はこちら。
- 学習の習慣づけをしたいご家庭向け
- ホチキス留めプリント教材
- 問題+親向け説明プリントの構成
- 受講料が月1,000円以下で激安
- 初回はひと月目が無料!
- 毎月届く
- 資料請求制度はない
- 一日の学習量は1枚20分
- 小学生向けのコースもあり
どちらも学習の習慣づけをしたいご家庭向けに作られています。
ややターゲットが不明確な気もしますが、安心して小学校の勉強につなげたい方から受験の基礎固めをしたい方まで、幅広くやっている印象です。
プリントのみの教材で、ホッチキス留めされて送られてくるのも共通点。
受講料が月1,000円以下という、家計を握るパパママにもうれしい価格設定も同じですね。
月1,000円以下は業界でも最安値。
他には幼児ポピーも月1,425円~受講できます。でも、やっぱりちょっとでも安いと嬉しいですよね!
受講前にじっくり比較したいと思う方も多いと思うんですが、資料請求制度はどちらもありません。
初めて受講する方はひと月目の受講料が0円(無料)なので、実際に受講して教材の良さを体感せよ! って感じですね。
教材同封のお手紙にある期限までに退会すれば、翌月の費用は発生しません♪
1日1枚20分という学習量も、明確でよいですよね。
これだけやればOK! で子どもも達成感を感じるため、学習習慣作りにも向きます。
気に入れば、小学生向けコースも引き続き受講できます。
幼児向けコースからやっていると、スムーズに移行できますよ。
これだけ似ていると、どっちを選んでも同じなのかな?
パッと見では同じように見えるわよね。
じっくり受講してみて、学ぶ内容にはけっこうちがいがあることに気が付きました。
プリントをやって、どんな力がつくのか。一番気になるのってそこではないでしょうか。
次で解説していきますね!
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いちぶんのいち・がんばる舎を比較しわかった大きな違い
「いちぶんのいち」と「がんばる舎」の大きな違いは以下の7点。
- 学習カリキュラム
- ボリューム感
- 類題の出し方
- 印刷カラー
- 教材のお届け方法
- サポート体制
- プレゼント交換制度(モチベ)
学習カリキュラム
いちぶんのいちでは、レベル1・レベル2・レベル3の各1号~12号が用意されています。
レベル3のみ13~24号まで。
がんばる舎では、すてっぷ1 (2歳程度)~すてっぷ6 (小学1年生内容)の各1号~12号が用意されています。
学ぶことをざっくり表にしました。
用意されているコース数が違うため、レベル感が同じコースが並ぶようにしています。
いちぶんのいち 幼児コース | がんばる舎 すてっぷ |
●レベル1 言葉⇒読み方あ~を、濁音・半濁音・促音・拗音 数字⇒1~20 生活⇒左右・身の回りのもの・あいさつ 知育⇒しりとり・迷路・折り紙・間違い探しなどなど | ●すてっぷ1(2歳程度) 身近なものの名前を学ぶ 言葉の語彙を増やす 5までの数を学ぶ |
●すてっぷ2(3歳程度) ひらがなの読み方を学ぶ 10までの数を学ぶ ものの大小、長短を学ぶ | |
●レベル2 言葉⇒書き方「ひらがな」「カタカナ」 数字⇒60までの数字・数え方・時計 生活⇒標識・季節・天気・話づくり・防災 知育⇒パズル・迷路・間違い探し・工作などなど | ●すてっぷ3(4歳程度) ひらがなの書き方を学ぶ あわせた数がいくつかを学ぶ 時間や時刻を学ぶ |
●すてっぷ4(5歳程度) カタカナの読み方を学ぶ 濁音、半濁音、促音、拗音を学ぶ 1桁の計算問題を学ぶ | |
●レベル3 言葉⇒書き方おさらい、のばすおん・ぶんをつなぐ、しりとり・ことわざ 数字⇒数え方・数字おさらい「1~100」、足し算・引き算、3つの数の計算 生活⇒生活作法・習慣 知育⇒時計・並び方・迷路・工作 などなど | ●すてっぷ5(6歳程度) カタカナの書き方を学ぶ 動詞、形容詞、助詞を学ぶ 文章の計算問題(1桁)を学ぶ |
●レベル3の13号~24号 言葉⇒漢数字、一文字の漢字 数字⇒2桁の計算・ひっ算・掛け算「九九」、10,000までの数 生活⇒世界地図 英語⇒アルファベット・英会話フレーズ などなど | ●すてっぷ6(小学1年生内容) 小学1年生の国語・算数を学ぶ クロスワードやしりとりで学ぶ 2桁の計算問題を学ぶ |
どちらも読み書き、数字に加え、知育ワークが盛り込まれています。
いちぶんのいちが公式サイトの情報だけだといまいちはかれないんですが、けっこう色々やりますよ。
ただ、がんばる舎にはいちぶんのいちにはないタイプの問題も出ます。それが「記憶」の問題。
子どもは目を閉じ、パパやママが言った言葉を聞き取って同じものを選ぶというもの。
幼児期は目からの情報よりも、耳からの情報のほうが入ってくる時期なので、「記憶」の問題は読解力を養うことができます。
小学校受験で頻出の分野になっているのも、読み書きよりも記憶の出来で読解力が判断できるからなんですね。
私の主観ではありますが、記憶の問題はいちぶんのいちにもたくさんほしかったです。
いくつか絵が描いてあるページを流用すれば同じようにできるっちゃできるので、気にならない方も多いかも。
対象年齢は、がんばる舎が2歳からを想定して作られているのに対し、いちぶんのいちは3歳くらいから。
いちぶんのいちは初めて学習に取り組むにしては色んなことをバリバリやっていく感じで学習進度も早いし、高度な問題も多いと思いました。
※難易度については、プリント写真も載せながら後述します。
がんばる舎も色々な分野に取り組んでいきます。いちぶんのいちと比べて、導入部分が手厚い印象。
また、いちぶんのいちが全48回のお届けに対してがんばる舎は全72回と、コースが細分化されています。
学習状況と教材のレベルをきっちり合わせたいのなら、コースが細分化されているがんばる舎の方が合っていると感じました。
ただ難しいと判断して受講を見送るのももったい判断になる場合もあるかもしれません。同時にやってみるのをおすすめします。
じっさいにしばらくやってみないと、できないくらい難しいのかがんばればできるのか見えてこないんだよね。
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ボリューム感
毎月届くプリントのボリュームです。
いちぶんのいち | 問題プリント30枚・説明プリント15枚/月1回 |
がんばる舎 | 問題プリント40枚・説明プリント(固定ではないですが、15枚~)/月1回 |
がんばる舎はリニューアルで上下巻(各20題ずつ)になったのと、問題は裏面にあることもあるので、ちょっとだけ(平均して5~10問くらい?)多いです。
うちは裏面をお絵描きや文字の練習に使っているので全部白でも良いんですが。
少しでも問題が多いほうが嬉しいですよね。
▼紙も買うと高いので、下の子のお絵描きに使っています。
全コース受講した場合に届く冊数は、いちぶんのいち48冊、がんばる舎72冊です。
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類題の出し方
いちぶんのいち | 続けて出る |
がんばる舎 | 間をあけて出てくる |
どちらも類題に複数回取り組むようになっています。学習内容を定着させるのに◎
七田式の「400%学習」みたいになっているわね。
七田式400%学習法=同じテーマの問題を4日連続解くことで記憶が定着する学習方法
1回目にできなくても、その後似たような問題で理解ができれば良いですよね。
類題の出題方法について、いちぶんのいちは続けて出てくるんですが、がんばる舎は間をあけて出てきます。
忘れかけたころに復習するのも定着しやすいって言われますよね。
どちらが良いというのはわかりません。
うちの子は、がんばる舎の出題方式の方がメリハリがあって好きみたい。
似た問題が続くと飽きる、といううちと同じタイプの子にはがんばる舎の方が向いています。
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印刷カラー
いちぶんのいち | 問題はオールカラー |
がんばる舎 | 表紙のみカラーで、中身は白黒 |
いちぶんのいちはカラーなのに対し、がんばる舎は白黒印刷。
がんばる舎のすてっぷ1を体験した時の記事にも書いたんですが、白黒だと何を示しているのか判別できないことがあります。
▼赤で説明がないと、たまねぎと間違える
取り組む中でイラストの正体を聞かれたら答えています。
まだ幼児のうちはワークには付き添いが必要だと思うので、うちでは説明にもストレスを感じていません。
ただ、お子さんによってはわからないイラストばかりで嫌になってしまう子もいるかもしれませんね。
小学校受験をする場合にもイラストの役割って大きいんです。
幼稚園児だとまだ文字が読めなくて……という子もいます。
なので、受験問題もある程度文字が読めないことを前提に作られています。
イラストを見て色々なことを判断するんですね。
カラーの良質なイラストを使った方がイメージが広がるし、子どもも直感的に理解することができます。
受験を視野にしているなら注目したいポイントです。
また、本物がどんな色をしているか知っていたら問題が白黒でも対応可能ですが、逆はなかなか難しいところ。
もちろん白黒の問題が出たときにトマトとみかんを見分けるにはヘタや斑点のありなしを見る、という発見もあるかもしれませんが……。
白黒にも良い点はあります。コピーして使おうと思ったら、白黒の方がやりやすいですよね。
カラーは印刷代がかかるし、白黒にしたら結局一緒。
見やすいのはもちろんカラーなんですが、ご家庭に合った方を選んでみてください。
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教材のお届け方法
いちぶんのいち | 希望する分のみ注文できる |
がんばる舎 | 1号ずつ順番か、まとめ出し |
いちぶんのいちでは、1号分だけでなく、希望する分のみの注文も可能です。
例えば13号~24号だけを学ぶなど。
一方、がんばる舎はいちぶんのいちのように希望分のみの注文はできません。
すてっぷ1を選んだら、No.1-1~1-12まで毎月順番に届けてもらうか、「まとめ出し」システムで1年分(12冊)をまとめて届けてもらうかのどちらかです。
まとめ出しにすると、先述の一括払い割引が適用され、1か月分(990円)が無料になるのがちょっと嬉しいです。
いちぶんのいちも、1年分を希望すればまとめて届きますよ(7,140円/年払い)。
先取り学習をしたい子や、夏休み冬休みの間の学習にぴったりです。
サポート体制
いちぶんのいち | 学習相談窓口あり |
がんばる舎 | 学習相談窓口なし |
サポート体制は、いちぶんのいちに軍配が上がります。
会員専用の「質問ダイヤル」が利用でき、わからないことを電話で聞くことができるんです。
そしてこの質問ダイヤル、いちぶんのいちのプリント以外の質問もOKなんです。
なんと教科書のギモンも相談できちゃう!
小学生まで続けていれば、学校で出たわからない問題も聞けるのですごいですよね。
毎月手書きのお便りが入っていて学習の進め方が載っていたりするところも、なんとなく好感度高い!
プレゼント交換制度
いちぶんのいち | 図書カードもらえる |
がんばる舎 | プレゼント交換制度なし |
いちぶんのいちでは、教材の表紙裏面にあるマークを集めて応募すると、枚数に応じた図書カードがもらえます。
1年分で500円。
絵本や参考書を買う足しになりますね。
なにかもらえるとなると、それをモチベーションに頑張れるお子さんも多いのではないでしょうか。
別教材だけど、添削問題の提出でシールをもらってプレゼントと交換……ってシステムが人気よね。
あなたはいっぱい溜めてから応募するタイプ?
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難易度:いちぶんのいちのが上
ここでは、「いちぶんのいち」と「がんばる舎」の問題の難易度についても掘り下げていきます。
うちの子はプレ幼稚園(2歳後半)でいちぶんのいちレベル1~、がんばる舎ステップ2~をやっています。
一年先取りしているので、年齢なりの言動もあります。
受講する前に両者について調べていたら、いちぶんのいちのほうが簡単で、子どもが物足りなく感じているという口コミを多く見かけました。1号というさわりだけで購読中止している方が多いからかもしれませんが……。
私と子どもの感想は逆です。
なんかこっち(いちぶんのいち)むずかしい……。
こどもちゃれんじのワークやがんばる舎のプリントは楽しく解いていたんですが、いちぶんのいちのほうは手が止まることが多かったです。
その理由がこちら。
- がんばる舎より全体の冊数が少ないため進度が早いこと
- 解答方法が(ほかに比べて)複雑な問題があったこと
- 点図形のように抽象的で初めて触れるタイプの問題があったこと
出題や解答方式に慣れていないので、どう答えていいのか悩んでしまうというところが意外に大きな落とし穴でした。
言い換えれば、小学校などでやるテストのプリントのような形なので、幼児にとっては直感的にわかりにくかったという感じでしょうか。
それに加えて課題の難易度アップのペースも早いので、より難しい印象があったようです。
それぞれの点について、さらに詳しく分析してみました。
進度が早い
まず全コース受講した場合に届く冊数が、がんばる舎72冊に対し、いちぶんのいち48冊。
最終的な着地点は似ていても、単純に冊数が少ない分、いちぶんのいちの方が進み具合が早いです。
▼こんな口コミもありました。
先取り学習?
いちぶんのいち 幼児向けの口コミ・評判 | みん評
子どもが幼稚園に通っている頃から入学手前までやっていましたが、内容が先取り学習なのか、どんどん難しくなります。
当然、子どもも分からず解くのが困難に。
ひらがなの練習や簡単な算数はまだ良しとしても、年長の冬に届いたテキストでは、二桁の計算問題や漢字の練習があり、入学もしてないのにあれこれ先取り学習しても意味がないのでは?と思い、退会しました。
いま5号分くらい受講中ですが、うちもやや駆け足気味と感じました。
解答方法が複雑?
複雑というと語弊があるかもしれませんが、他社のワークに慣れていた分ちょっとつまずいたところです。
がんばる舎はイラストに〇をつける方法が多め。
しかし、いちぶんのいちは「()かっこ」内に〇をつけたり、()内の文字を選ぶものがいくつもありました。
▼これは出題内容が違うので比較できないですが、イメージとして載せておきます。
反射的にイラストや文字に〇をつけたがって、()は全部無視。
()を示すと嫌がるし、自己流でもサクサク進められているのは良いことだから今はそのままにしていますが……。
新しいタイプの問題の登場(点図形)
いちぶんのいちは、毎号最後の方に点図形も出てくるんです。
点図形(点描写)とは、等間隔の点をつないで作られた図形と、同じ形のものを探す問題。
これをやっておくと空間や構成を把握する力が養われるので、ぜひ取り組んでおきたいですね。
国立小学校の入試でも頻出です。
点図形は今まであまりやってこなかったタイプの問題なので、手が止まりました。
もうちょっとやって、慣れたら楽しくなるかな?
がんばる舎のほうをやって図形に関する問題が少なく感じたら、補強用としてプリントサイトの利用もおすすめです。
ちびむすドリルなどは無料でも点図形の問題がたくさん利用でき、基礎固めができます(印刷する手間はかかりますが……)。
あとはやっぱりベタですが、こぐま会のドリルなどを活用されるとよいと思います。
▼具体物なら、くもんおもちゃおすすめランキングでも人気の「わごむパターンボード」等を活用されると理解が深まります。我が家もこれのおかげで点描写が得意になりました。
以上の理由から、うちではいちぶんのいちのほうが難易度が高いと判断しました。
どちらもいきなりやるには注意が必要
いちぶんのいちもがんばる舎も、1号からいきなりひらがなの読みに取り組みます。
初めてひらがなに触れる子にとっては、このやり方はひらがな嫌いになる一因にもなるかもしれません。
プリントの批判ではなく、取り組む順についてです。
親が意気込んでこれだけ与えてみても、できるようになるわけではないんです。
まずは勉強させるのではなく、興味を持たせる。そこからのスタートでないと、なかなか定着には至りません。
例えば、あいうえお表を貼る、絵本を一緒に読んでみるなど。そのうえで子どもが興味を持ったらプリントに移ると良いですね。
▼インスタでも効果が高いと人気のあいうえお表・あいうえお盤
もちろんプリントもうまく活用すれば興味につなげることもできるので、「プリント系だけで行く!」という方も使い方を工夫しつつ学ばせてあげると良いと思います。
うちの場合、こどもちゃれんじの年少さん向け教材「こどもちゃれんじほっぷ」をやっていて下地ができていたので、副教材としてスッと取り組むことができました。
▼ほっぷでは、ひらがなパソコンで読みを学びます。遊びながら下地を作れる良教材です。
ポスター系は貼っておくだけで見てくれますし、おすすめ。
そろそろお勉強を始めたいな、と思ったら、先に日ごろの遊びや生活の中で文字に触れておきましょう。
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どちらを選ぶ?いちぶんのいちとがんばる舎
いちぶんのいち:短期集中型/がんばる舎:基礎固めアリの安定型
「いちぶんのいち」と「がんばる舎」の違う点をまとめます。
教材名 | いちぶんのいち 幼児コース | がんばる舎 すてっぷ |
---|---|---|
学習カリキュラム | 3歳~6歳(小学校入学前まで) | 2歳~6歳(小学校入学前まで) |
ボリューム感 | 問題プリント30枚・説明プリント15枚/月1回 | 問題プリント40枚・説明プリント(固定ではないですが、15枚~)/月1回 |
類題の出し方 | 続けて出る | 間をあけて出てくる |
印刷カラー | 問題はオールカラー | 表紙のみカラーで、中身は白黒 |
教材のお届け方法 | 希望する分のみ注文できる | 1号ずつ順番か、まとめ出し(12回分) |
サポート体制 | 学習相談窓口あり | 学習相談窓口なし |
プレゼント交換制度(モチベ) | 図書カードもらえる | プレゼント交換制度なし |
小学校受験の対策としてみたとき、出題分野はどちらもまんべんなく幼児教育の分野をカバーしています。
この2つの教材だけで比較した場合、いちぶんのいちは短期集中型、がんばる舎は基礎固めありの安定型という印象でしょうか。
いずれにしても、受験で出題されるような範囲をカバーしているので受験対策の基礎としては有用です。
受験対策を考えたとき、受験先のレベル感に合った教材を選ぶ必要があるので、いちぶんのいちもがんばる舎もしっかりその役割を果たしてくれます。
実は受験対策用じゃない教材で小学校の問題を先取り学習しても、受験対策になるってわけでもないんですよね。
受験の出題内容って、小学校の教科書に沿った問題とはまた異質なので。
中学受験で激ムズの問題をやったのに、入学後の教科書の内容が簡単すぎてナニコレって思った方もいらっしゃるのでは。
うちの現状としては、受験対策というより先取りになっています。
深く、ってところを目指したときに、これだけで足りるかというと難しい気もしますが、幅広くやるので色んな力はつきそうです。
▼小学校受験対策のほかに、先取り目的でがんばる舎を使用している方も。
小学校受験対策の勉強もやりつつ、ひらがなカタカナ足し算引き算など、先取り学習もしたいなぁと思って始めた「がんばる舎」。マイナーな教材ですし人気の七田式プリントと迷いましたが、今ではこちらを選んで良かったなと思いました✨難易度はそこそこ高め、お受験対策の基礎としてはなかなか良いです
— ニャンチュウ😸 英語教室講師✖️教室運営✖️おうち英語✖️知育 (@Nyanchu2gou) August 26, 2020
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いちぶんのいち・がんばる舎の比較|まとめ
「いちぶんのいち」と「がんばる舎」は、どちらもプリントが送られてくる幼児通信教育教材。
共通点はあるものの、まったく別の教材でした。
2社とも初月0円で受講可能なので、この機会に始めてみてはいかがでしょうか。
途中でコース変更も可能ですし、退会もWEBで簡単にできますよ^^
お子さんに合った教材に出会えますように♪
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▼幼児向け通信教育の選び方や教材の内容を解析してまとめている記事もあるので、こちらもご覧くださいね。
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