100玉そろばんはいらない?デメリットを知って後悔しない選択を!
「100玉そろばんって、結局どうなの?」「買って後悔したくない!」そんな風に思っている方必見!
幼少期の計算力アップに役立つという声がある一方で、「いらない」という声も耳にする100玉そろばん……。
今回は、そんな相反する声の理由を検証しつつ、我が家が100玉そろばんをおすすめする理由を詳しくご紹介します。
100玉そろばんの意外な魅力や使い方のヒントもお届けするよ~。
100玉そろばんのメリット・デメリットをしっかり理解し、お子さんにとって最適な学習ツールかどうか、一緒に考えていきましょう!
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もし記事を読んで「100玉そろばんはやっぱり必要!」となったなら、おすすめの100玉そろばんを紹介した記事もありますので後ほどご覧ください。選び方がわかります。
100玉そろばんとはそもそも何?
100玉そろばんは、主に幼児や小学校低学年の子どもの教育に使わる大きなそろばん。
といっても、普通のそろばんとは異なり、以下のような特徴があります。
- 10段×10個の構成
各段に10個の玉が並んでおり、合計で100個の玉があります。 - デザインがカラフル
色分けされたデザイン(5個ごとに赤と白など)が多く、視覚的に分かりやすいです。 - 玉のサイズが大きい
多くが約1~2cmの大きめの玉で、子どもの小さな手でも扱いやすい設計です。
100玉そろばんを活用すると、次のようなことができます。
- 指先の器用さを育てる
玉を動かす動作で、手先の巧緻性を自然に鍛えます。 - 数を数える練習
1~100までの数を、目で見て指で触れながら学べます。数える動作を通じて、数(数詞)と数量(玉の数)を結びつける感覚を育てます。 - 足し算・引き算・掛け算の練習
玉を動かして、計算の仕組みを視覚的に理解できます。 - 繰り上がり・繰り下がりの感覚を身につける
数を「まとまり」で捉える練習ができるため、計算がスムーズに進みます。
100玉そろばんの最大の特徴は、実際に手を使って玉を動かすことで「数の量感」を直感的に理解できる点。
例えば、「10」や「100」といった数の大きさを、単なる数字ではなく、具体的な量の感覚として捉えることができるようになるんです。
「10が10個で100」「5が10個で50」「2が10個で20」とまとまりを数えるうちに、掛け算の基礎も自然と身につけることができますし、さらに、「10のまとまり」を意識することで、繰り上がりや繰り下がりの概念をスムーズに習得できたりも!
その結果、学びが子どもの記憶や実生活に根付く効果が期待できるのです。
まだ数えられない1歳ごろから小学生までの幅広い年齢層で活用できちゃうんです!
お子さんの成長に寄り添いながら学びをサポートしてくれる、頼もしい知育玩具といえますよ。
そんなに使えるのに、「いらない」って声もあるんだね?
では、なぜ一部で「100玉そろばんはいらない」「デメリットが多い」と言われるのでしょうか?
100玉そろばんのデメリット
ここでは、100玉そろばんに対する一般的なネガティブな意見とその背景について解説します。
- 見た目が地味で興味を引かない
- 一人遊びに向いていない
- 親も使い方がよくわからない
- 大きくてかさばる
見た目が地味で興味を引かない
100玉そろばんは、派手な色や音が出るおもちゃと比べると、見た目や遊び方がシンプル。
そのため、「子どもの興味を引きにくく、飽きてしまう」という声があります。
特に、いまの子たちはいろんな種類のおもちゃやデジタルコンテンツに囲まれているので、1つの玩具に長時間集中することが難しくなっているという話もありますね……。
工夫次第ですごく学びがいがある知育玩具なんですが、その工夫はまた後で解説しますね。
一人遊びに向いていない
「一人遊びに向かない」と言われることもあります。これは、100玉そろばんの遊び方が多様で、子どもが独力で発見するのが難しいという点が大きな理由かと思います。
100玉そろばんを使うと、単純に数を数えるだけでなく、足し算や引き算、パターンの作成など、様々な遊び方ができます。
ですが、これらの遊び方を子どもが独力で発見するのは、特に小さな子どもにとっては難しいこと!
また、数の概念や量の概念は、大人にとっては当たり前のことでも、子どもにとっては抽象的な概念ですよね。そのため、具体的な操作を通してこれらの概念を理解していく必要があるんです。
親が意図的に様々な遊びを取り入れないといけない感じですね。
例えば、数の概念を教えたい場合は、1個ずつ数えたり、グループに分けて数を比較したりする遊びを取り入れるなど。
ただ、一人遊びには不向きな面もありますが、親のサポートがあれば子どもの成長を大きく促すことができる知育玩具とも言えますよ。
100玉そろばんの使い方を解説した記事で、0歳~できる年齢別の取り組みを詳しく紹介しています。ぜひあわせてご覧ください。
親も使い方がよくわからない
使い方を教える側の親から「使い方がよくわからない」と言われることもあります。
確かに、単純な数の数え方だけでなく、足し算、引き算など様々な遊び方があり、その全てを把握している親は少ないかもしれません。
ですが、100玉そろばんの遊び方は、子どもたちの年齢や理解度に合わせて段階的にステップアップしていくことができます。
最初は玉をはじくことから始め、数を数えたり、かたまりで動かしたり、あわせて10を作ったり。徐々に足し算や引き算へと発展させ、さらに数の概念を深めるような遊びへと繋げることができます。
▼当サイトでおすすめしている年齢別遊び方▼
年齢の目安 | 遊び方 |
---|---|
0・1歳ごろ~ | 五感を刺激する初めての100玉そろばん体験 |
1歳ごろ~ | 数唱しながら玉を動かす |
2歳ごろ~ | 1つずつ数える(計数) |
3歳ごろ~ | 多い・少ないの比較 |
3・4歳ごろ~ | 数をかたまりで動かす |
4歳ごろ~ | パターン(絵)作り |
5歳ごろ~ | 次の数を考える「次はいくつ?」 |
5歳ごろ~ | 瞬時に判断する遊び「今のはいくつ?」 |
5歳ごろ~ | あわせて10をつくる |
5歳ごろ~ | 10より大きい数のしくみを理解する |
5・6歳ごろ~ | 足し算「合わせていくつ、増えるといくつ」 |
5・6歳ごろ~ | 引き算「残りはいくつ、違いはいくつ」 |
6歳ごろ~ | 繰り上がり・繰り下がり |
100玉そろばんの使い方を解説した記事で、0歳~できる年齢別の取り組みを詳しく紹介しています。ぜひあわせてご覧ください。
様々な遊び方を試しながら、子どもと一緒に100玉そろばんの世界を楽しんでみましょう。
大きくてかさばる
サイズが大きいため、収納場所に困るという声もよく聞かれます。
一般的な100玉そろばんのサイズは、幅が幼児の肩幅程度と、おもちゃとしてはやや大きめ。これは、子どもがしっかりと玉を掴んで操作できるように、ある程度の大きさが必要だからです。
また、安定性を保ち、安心して遊べるように、ある程度の厚みも必要となります。
我が家は比較的小さなダイイチの100玉そろばんを購入しましたが、おもちゃ棚にしまうのはジャンル的にもちょっとちがうな、と思い、リビング収納棚の上にドンとディスプレイしています。
▼我が家のおもちゃ収納棚は無印良品のパイン材ユニットシェルフ。おもちゃ収納におすすめなので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
収納や持ち運びに困る場合は、おもちゃのレンタルサービスも検討してみましょう。
おもちゃのリクエストができる「トイサブ!」や「チャチャチャ」で「100玉そろばんを入れてほしい」とお願いしましょう。購入前に実際に自宅で試せるので、有効活用できますよ♪
こうしたデメリットは確かに存在しますが、それは100玉そろばんの特性や使用法を十分に理解しないまま使用した場合に感じやすい部分でもあります。
次の章では、実際にどんな点が魅力なのかについて、わが家の体験を踏まえてお話ししていきます!
「いらない」といわれる100玉そろばんを購入した理由
「100玉そろばんはいらない」「デメリットばかり」といった意見がある中で、我が家では100玉そろばんを購入し、その効果に満足しています。購入を決めたのには、しっかりとした理由がありました。
- 幼児教室でおすすめされていたから
- デジタルでは補えない「五感を使った学び」を大切にしたいから
- 手先を器用にしたいから
- 計算を得意にしたいから
- 長く使えるおもちゃだから
まず、娘が0歳のときに、幼児教育で実績のある「ベビーパーク」や「イクウェル」などの体験に行きました。そこで100玉そろばんが推奨されているのを知り、信頼できる教材だと感じたんです。
次に、デジタル教材への懸念。タブレット学習やデジタル教材が普及する中で、手を使った体験が減少していると感じていました。
実際に触れることで得られる感覚的な理解は、画面越しの学習では得られません。
我が家でもこの「五感を使った学び」の重要性に気づき、アナログなおもちゃの価値を見直しているところだったんです。
モンテッソーリ教育やレッジョ・エミリア教育でも、子どもが具体物に触れて体験しながら学ぶことが推奨されています。こうした教育法では、「自ら考え、発見する」過程が重要視されており、100玉そろばんはその具体例として最適だと感じました。
また、小さな玉を指で動かす作業は、指先の細やかな動きを必要とします。この繰り返しが、手先の器用さや集中力の向上につながると期待しました。
足し算や引き算を視覚的に理解しやすい教材というのも惹かれた理由です。実際に玉を動かしながら計算することで、「繰り上がり」や「繰り下がり」といった感覚を自然に身につけられます。これが、後々の計算力の土台づくりにも役立つと考えました。
さらに、100玉そろばんは幼児期の数遊びから掛け算、割り算の練習まで、成長に合わせて使い方を変えられる点も魅力です。一過性のおもちゃではなく、長期間にわたって子どもの学びをサポートできるのは魅力的ですよね。
そして、実際に使ってみたところ!
期待通りの効果を感じています!
100玉そろばんのメリット
ここからは、我が家が感じた「100玉そろばんのメリット」と、具体的な知育効果についてご紹介します。
- 数の概念が視覚で「わかる!」
- 計算力の基礎が身につく
- 手先が器用になる
- 長期間にわたって使える
- 普通のそろばんにも興味が出る
数の概念が視覚で「わかる!」
子どもが数唱はできても、「目で見た数」と「言葉としての数」が一致しないケースはよくあります。
その点、100玉そろばんは、このギャップを埋めるのに最適。数字だけではわかりづらい「量」を、玉の動きで視覚的に理解できます。
例えば、5つの玉を動かして「5」を作ると、数のグループ感覚がつかみやすくなります。また、「10のまとまり」を意識しやすいため、10進法の基礎を自然に学べています。
子どもが「1から10まで」を玉を数えながら声に出して練習する中で、ある日、「10は5と5なんだね!」と気づいた瞬間は、成長を実感しました。
計算力の基礎が身につく
100玉そろばんは、足し算・引き算だけでなく掛け算(九九)も学べます。特に計算でつまずきやすい繰り上がり・繰り下がりの理解を助ける点が、大きなメリットです。
先ほども書いたように、100玉そろばんの特徴として「10のまとまり」を意識しやすい構造になっています。このため、10の足りない分を借りたり、余った分を戻したりする繰り上がり・繰り下がりの感覚が、視覚的に捉えやすくなるんです。
一台でここまで計算の基礎を網羅できるおもちゃは、なかなかない!
これを書いている現在、上の子6歳で下の子4歳ですが、下の子でも2ケタの計算はパパっとできます。
「7+5は?」と聞いたとき、子どもが7の玉にさらに5つ玉を足して「10と2と同じで12!」と答える姿を見て、手応えを感じました。
手先が器用になる
小さな玉を動かす作業を繰り返すことで、手指の動きがスムーズになりました。結果的に集中力も鍛えられたように思います。
特に下の子は左利きで、幼稚園のクラスでもひとりだけ左利きということで、日々苦労することが多い様子……。
なので、100玉そろばんを積極的に使わせました。
100玉そろばんでは、玉を右から左へ動かすことが基本です。この動作は右手で行うのがスムーズで、左手ではやりづらい設計になっているんです。一方で、玉を左から右へ戻す動作は少ないため、右手を優先的に使う訓練にぴったりでした!
左利きから両利きへのステップアップを目指す方や、右利きのお子さんでも手先の器用さを育てたい方には、100玉そろばんが非常に役立つと思いますよ。
長期間にわたって使える
幼児期は数遊び、少し大きくなると計算の練習へと応用できます。使い方を工夫することで、子どもの成長に寄り添った教材だと感じました。
幼児期は数える練習、大きくなったら「2の倍数だけ動かそう」といった遊び方で、楽しみ方を広げています。
普通のそろばんにも興味が出る
そろばんに興味が出てくるのもメリットのひとつ。
娘は年中さんになるとき、自分からそろばん教室に行きたい! と言い出しました。
そろばん教室に通っている子は計算力と集中力が鍛えられ、極まると複数ケタの暗算を瞬時にできるようになります。
100玉そろばんと普通のそろばんでは使い方や考え方が異なりますが、普段から玉をはじく動作をしていた娘もすぐに慣れたみたい。
人間、興味のある分野の方が伸びるもの。
そろばんへの入り口としてもオススメです!
もしこんな理由で「100玉そろばんはやっぱり必要!」となったなら、おすすめの100玉そろばんを紹介した記事もありますのであわせてご覧ください。選び方がわかります。
「いらない」「デメリットばかり」に感じる方へ
100玉そろばんは、数の学びを楽しく、深く体験できるアイテムです。我が家では「買って良かった!」と思える知育グッズの一つになりました。
数字に慣れることで小学校入学後のスタートダッシュにつなげるも良し。
もし購入を迷われているなら、ぜひ一度お試しください。お子さんと一緒に、数を楽しむ体験を始めてみませんか^^?
楽しい・知育・お部屋すっきり
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成長に合わせたおもちゃを届けてもらえる、おもちゃレンタルのサブスクは、100玉そろばんも借りられる!
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