100玉そろばんおすすめ品・選び方5つのポイント！数字をグングン学べた決め手とは？

この記事では、100玉そろばんを選ぶときのポイントとおすすめ品をご紹介しています。

知育玩具の定番「100玉そろばん」。
おうち知育にも取り入れてみたいけど、どれを選べば良いか分からない！

そろばんメーカーのトモエを始め、幼児教育で有名な公文や七田式など、たくさんのメーカーから出ているんですよね。

100玉そろばんは幼児期から小学生までずっと使える、長い付き合いになる知育玩具です。

何年も使うものだから、良いものにしてあげたい！
皆さんもそう思いますよね？

100玉そろばんってどんなものかおさらい！

100玉そろばんは、算数の基礎になる数の概念を分かりやすく学習することができます。

幼児～小学生くらいの子ども向けなのが特徴。

一般的なそろばんは小さくて横に長い形をしていますよね。
一方、100玉そろばんは大きくて、縦にも伸びた形をしています。

棒が10段、一列に10個の玉で、全部で100個の玉があるのが基本パターンです。

くもんの玉そろばんのみ12段で120個の玉です。

縦長ということもあり、立てて使うのが一般的な使い方。
サイズがある程度の大きさがあるため、小さい子でも玉を動かしやすくなっています。

実際に玉に触れて動かし、声に出して玉の動きを目で確認することで脳が活性化していく効果があるようです。

100玉そろばんはどんな点を重視して選ぶべき？

基本的な特長は、おさらいで見たとおり。
しかし比較してみたところ、商品ごとのスペックにかなり違いがあるんです！

数が数えやすい色分けになっているか

まず最初のポイントは、数が数えやすい色分けになっているかどうかです。

私がおすすめするのは、5玉ずつ色が分かれているもの。

なぜ色分けが望ましいかというと、人が一度に認識できる数には限りがあるから。

パッと見てわかりやすい数で色分けされていることで、数が数えやすくなるんです。

人は瞬時に把握出来る数はせいぜい６か７です。
ここに１円玉を７つ手の中に持っているとします。瞬時に見て、ここに７円と答えられる人は少ないはずです。
ところが、どうでしょう、５円玉と１円玉２つなら、だれでも７円とすぐ理解出来ます。それと同じ効果を考えて、５の塊を一つとして理解するために色が分かれているのです。それは６段目のところで色が反転しているのにつながります。
１００玉そろばんに６７という数字を置いてみましょう。トモエの１００玉そろばんなら、すぐ６７と理解出来るのです。

www.tomoemi.com/index_100.htm

といったことが直感的に理解できるわけですね。

大人でも多すぎる数はすぐに把握できないもの。
薬を10錠数えるときも、パッと見ただけではわかりにくいですよね。

でもりんご5個とみかん5個だったら、見てすぐ5個ずつあると数えられます。

見た目で数えやすくしておくことで、数えることの経験を積みやすくできるんです。

目盛りがついているか

数字の目盛りがついていると、数の学習に役立ちます。

普通のそろばんには普通、目盛りはついたりしていませんよね。
ですが100玉そろばんの場合は目盛りがついていた方が良いんです。

その理由は、やはり数えやすさ。
目盛りがあれば数字と照らし合わせながらそろばん玉をはじくことができますよね。

より多角的に数字の学習が可能となります。

玉が真ん中で被らないか

玉が真ん中で被らないようになっているかどうかも、地味ながら気を付けたいところ。

左右に10個ずつ寄せたときに真ん中で被る玉があると、数を把握しづらくなります。

きっちり左右で「数えるグループ」「数えないグループ」が分かれている方が理解しやすいんです。

左右できっちり分かれる

特に複数の列を使うようになると、パッと見た時の美しさがちがいます。

ごちゃついた状態より整然とした状態の方が断然効率は良くなりますよ。

使いやすい大きさか

100玉そろばんは一般的なそろばんより大きい傾向にあります。

といっても大きさはさまざま！

本体の大きさは大きくても、子どもの肩幅くらいの大きさまでが良いサイズ。
横に大きすぎると肩を動かさないといけません。

子ども自身がムリなく動かせる大きさがおすすめです。

そろばん玉の大きさも、子どもの発達に合わせた扱いやすいサイズを選びましょう。

小さい子でも使えるか

使いやすい大きさかどうかとかぶっている部分でもありますが、小さい子でも使えるかは重要です。

と思っても、小さい頃に使いづらい体験をすると苦手意識が残ってしまうかも……。

小さい子でもちゃんと使えるサイズで購入した方が、結果的には長く使うことにつながります。

おまけ：インテリアに馴染むおしゃれなもの！

何年も使うものだからこそ、見た目は重視したいですよね！

例えば、うちの場合はテーブルをはじめ木製品が多め。
ナチュラルな感じの木製そろばんがポイント高めになります♪

いまは好きな玉の色を選んでオリジナルのそろばんを作れるところもありますよ！

おすすめの100玉そろばん5つ。どれがいい？

さて、冒頭でも書いたように、たくさんの種類がある100玉そろばん！

ここで、上記のポイントを取り入れたそろばんをご紹介します。

2022年現在購入できるものに絞りました。

ダイイチ｜100玉そろばん

そろばんメーカー「ダイイチ」の100玉カラーそろばんは、Amazonでも★5つの高評価！

それもそのはず、選ぶときのおすすめポイントをすべて網羅しています。

他の100玉そろばんに比べてサイズが小さいのですが、子どもの手にも良くなじみます。

玉の色が2色ではなく3色なのも特長。
より数のまとまりを把握しやすくなるんです。

一番のおすすめ品です！

ダイイチ｜100玉マイそろばん（色が選べる！）

こちらもダイイチのもの。
違いは色が選べるところです。

11種類のそろばん玉から好きな色を組み合わせられるので、個性的なそろばんが作れちゃうんです！

なんと100個全部好きな色にできる仕組みなんですよ。

とはいえ数を学ぶ用としては5個ずつ色を分けるのがオススメと注意書きがあります。
パステルカラーも選べて可愛い！

トモエ｜百玉そろばん

有名どころ！
100玉そろばんと言えばトモエ、という人も多いかもしれないですね。

おうち学習用には「アバカス100生徒用」という名前のものがよく使われます。

トモエのそろばんも選び方のポイントをほぼカバーしています。
玉の色は2色ですが、はっきりした色使いで区別がしやすいですね。

写真のショップで購入すると、オリジナルの「100玉そろばんの使い方の手引書」がついてきます。
レビューでも高評価です♪

サクラクレパス・雲州堂｜100玉そろばん

文房具メーカーのサクラクレパスからも100玉そろばんが出ています。
制作はそろばんの老舗、雲州堂とのこと。

写真のとおり、カラフルで可愛い100玉そろばんです。
側面のストライプもおしゃれで、他のおもちゃと並べておいても良い雰囲気！

左右の枠に1～10、10～100の目盛りが入っているところが特徴的ですね。

玉が真ん中で被ってしまう点はマイナスですが、楽しく数字に触れられそうな見た目が高ポイントです！

七田式｜100玉そろばん

右脳教育でおなじみ、七田式からも100玉そろばんが出ています。
七田式でも屈指のロングセラー商品だそう！

カラフルなそろばん玉とイラスト、1から100の数字が特長です。

お使いの方に聞いたところ、後ろの数字と絵がカラフル過ぎて玉が少しわかりづらいかも……とのことでした。

気になる場合は、イラストシートの取り外しが可能です！

はじくとイラストが登場することで子どもが楽しめる、という効果を狙っての作りだそうですよ。

くもん｜玉そろばん120

くもんの玉そろばん120も人気商品！

シンプルなデザインで、100玉ではなく120玉なのが特長です。
100ってひとつの区切りですが、100よりも大きい数があるんだ、という感覚が身についていくんですね。

後ろにはめて使える付属シートが充実しているところもポイント。
助数詞、数えていくつといった学習ができちゃいます。

さらに、二人で使うのに役立つ仕切り板もついています。

幅広い使い方ができる点は、さすがくもんといったところですね。

我が家はダイイチ「100玉カラーそろばん」を購入

以上を踏まえて我が家が購入したのは、そろばんメーカー「ダイイチ」の100玉カラーそろばん！

サイズ：180×60×170mm
参考100玉カラーそろばん（ダイイチ）

播州（ばんしゅう）そろばんとして全国的に有名なそろばんの産地・兵庫県小野市製。

ダイイチのそろばんは伝統工芸品にも指定されているんですよ。

黄・赤・緑色玉が5色ずつ交互に配置されています。
2色ではなく3色なので、より数を把握しやすい！

なんとなく目にやさしい、落ち着いた黄・赤・緑色玉。
木で出来ているのでナチュラルでインテリアにもなじむのも良かったです。

ちょっと小さくなってしまいましたが、RoomClipで見かけたこちらのおしゃれなおうちでも、左下のほうにダイイチのそろばんを置いています。

話を戻しますと、もちろん見た目だけでなく機能性がばつぐん。
10玉ずつ左右に配置したとき、きちんと分かれて真ん中で被らないようにもなっています。

ここも先ほど挙げた選ぶポイントを押さえていますね。

玉は木製なのでぶつかったときにカチャカチャと良い音がします。
数がわからなくても、楽器みたいにどんどんはじいちゃいそう！？

滑りも滑らかで、小さい子でもスイスイ使えて安心です。

他メーカーの100玉そろばんと比較すると、サイズは小さめ。
サイズを確認してから注文したのですが、届いたものを見てこんなに小さいのかとびっくり！

大きい100玉そろばんのイメージが先行していたようです。

でもサイズ感が幼児にはちょうど良く、自分で持ち運んで使っていることもあります。

本格的に使い始めるのは幼稚園生くらいからだと思いますし、実際我が家もそうでした。

このサイズであれば、机の上に置いておいても邪魔にならないんです。
その点もメリットでした！

一般的なそろばんと同じ形の玉なので、移行する前のステップアップになるそうですよ。

▼使い方がついているので、初心者も安心！

上級者向けの使い方もできる

目盛りの棒はネジで固定されていますが、回転可能！
回転させると数字が隠れて、上級者編のスタートができます。

ダイイチの100玉そろばんで遊んでいます

うちの娘は幼児通信教育の「こどもちゃれんじ」や「ワールドワイドキッズ」のおかげで、1歳になりたての頃から数唱ができるようになりました。

なので、数そのものを具体的に目で見える形でとらえられる100玉そろばんは興味深かったよう。

もちろん最初はジャラジャラはじいたり、左右にスライドさせたりでした。
まとまりで理解できるから、大きい数への理解も早そう！

しばらくすると、数をかぞえながら横にスライドさせるようになりました。

コンパクトサイズで使いやすいから、ひとりで運んで遊んでいます。
だんだんわかる数字も増えていくかな？　と楽しみです！

今後のためにドリルも買いました。
3歳くらい～おすすめです。

100玉そろばんで数の概念を身につけよう

100玉そろばんは、足し算や引き算など算数を意識せずに楽しく数字が覚えられるおすすめの知育教材。

数の概念を理解することで、スムーズに算数や数学にはいっていけます。

そろばんは国内外問わず、数字感覚を身につけるツールとして活用されているもの。
100玉そろばんもまた、子どもの数字感覚を伸ばしてくれる知育玩具です。

数字に対する苦手意識をなくしてあげたい方はぜひ使ってほしいと思います。