この記事では、ベビーくもんについての実体験をもとにしたレビューをしています。
赤ちゃんの発達に合ったサポートをしてあげたいけれど、何をしたら良いの?
そんなママパパのために生まれたというベビーくもん。
娘が生後11ヶ月のときに無料体験をしてみました。

実は公文の教室が徒歩30秒のところにあって(笑)。
今後の参考のためにも体験をしたいな~と思っていたんです。
結論としては、ベビーくもんはとても楽しかったです!
教材の良さはもちろんのこと、くもんの先生とのやり取りでもっと学びが進みます。
実際にベビーくもんの教材の使用を通して、どのようなご家庭のニーズに応えられるのかもしっかり分析しましたよ。
体験前に評判をチェックしておきたい方、必見です!
ベビーくもんってどんなことをするの?
くもんといえば、とにかくプリントをたくさんこなすイメージではないですか?
プリント学習は3歳からなんだそう。
ベビーくもんでは、「ことばのやり取りを広げること」をねらいにしています。
中心となるのは、こんな親子のやりとり。
- 語りかけ
- 歌いかけ
- 読み聞かせ
- やりとり遊び

パパママから声をかけてあげることがキホンみたいだね~
やり取りを通して親子の絆を深めることで、伸びる子の土台が作られるとのことです。
ことばが増える以上の効果があるということなんですね。

じゃあ、ベビーくもんではどんな風に取り組んでいくのかしら?
ベビーくもんはオリジナル教材を使ったおうちでの取り組み ⇔ 先生からのフィードバックという往復で進めていきます。
- おうちではBaby Kumonセットという教材に取り組む
- 月に一度、先生とのBaby Kumonタイムがある
Baby Kumonセットという教材に取り組む
ことばを使った親子のやり取りが家で楽しめる「Baby Kumonセット」が毎月もらえます。

Baby Kumonセットの特徴
- 発達心理学の専門家のアドバイスのもと構成された教材
- 語りかけ・歌いかけ・読み聞かせ・やりとり遊びの4つのことばのやり取りを行う
- 0歳&1歳向け、2歳~向けと年齢に合わせてチョイスできるラインナップがある
Baby Kumonセットの内容
- よみきかせえほん
やり取りが楽しめるオリジナル絵本 - ママえほん
ママが読んで楽しい癒し系絵本 - やりとりぶっく
どのページからでも遊べる身近な遊び - やりとりカード
遊びを広げるカード - うたぶっく&CD
親子で見て歌って楽しめる童謡 - やりとりレシピ
やりとりのヒントを紹介 - れんらく帳
やりとりの思い出を描き込める記録ノート。先生との会話のきっかけにも
親子のコミュニケーションとやり取り遊びをテーマに作られています。
公文が重きを置いている読み聞かせ・歌などが、このセットでひととおり経験できるようになっていますよ。
Baby Kumonセットお試しパックの中身公開

ベビーくもんを体験すると、Baby Kumonセットの体験版を受け取れます。
実際にもらえるものと、貸し出しだけしてもらえるものにわかれています。
もらえるものはあくまで体験版ということで、内容に一部省略があったりするようです。
プレゼント用:やりとりブック

親子で楽しめるやりとり遊びが載っています。意外と出てこない体を使った遊び。
まとまっていると助かりますよね!


プレゼント用:うたぶっく

くもんが力を入れているもののひとつ、歌いかけ。
歌いかけが楽しめる歌がいっぱいです!
歌には「ことば」がたくさんあふれているんですよね。
季節にちなんだ歌もあるので、子どもの世界が広がって◎。

うたぶっくにはQRコードが載っています。
スマホで読み取るとYouTube動画を聴くことができますよ。


メロディーを確認したいときに便利!
プレゼント用:おためしレシピ

Baby Kumon教材の使い方や子育てアドバイスが載っている「やりとりレシピ」のお試し版です。
内容は抜粋ですが、教材の使い方が詳しくてとても参考になります。

最後のページには、親子で行ったやり取りや子どもの様子を記録できるシートがついています。

後ほどご紹介するBaby Kumonタイムに先生が見てくださるので、会話のきっかけにもなりますよ。
テーマが決められている欄もあるから、それに沿って書きやすい♪
貸し出し用:うたぶっくCD

うたぶっくのCDです。
おためしレシピによると、うたぶっくCDは試せるアイテムリストにありませんでしたが、私は貸していただけました。
貸し出し用:よみきかせえほん

1号は、かわいい「くろくまくん」が出てくる『まだかな まだかな』。
くろくまくんが、一日の次にすることをワクワクしながら待っているお話です。

繰り返し出てくる「まだかなまだかな?」のフレーズで、くろくまくんと一緒に親子でワクワクできちゃいます♪

ぼくも待つのが楽しくなるかも~
プレゼント用・貸し出し用のいずれも、入会すると正式版がもらえます。
セット内容は一律ではなく、変化します。

- 0~1歳のお子さんは1号からのスタート
- 2歳のお子さんはAdvanced1号からスタート
※先生と相談の上、2歳の子も1号からスタートできる場合もあるようです。

月齢に関係なく、必ず1号からのスタートなのね。
そうなんです。
スタートする時期が遅くなると、内容的に物足りないという子もいるかも。
でも親子のやり取りは子どもが大好きなことですし、その時々の気分や興味に合わせて選んで楽しめます。
ちなみにラインナップを見る限り、2号以降はAdvanced1号までくろくまくん絵本はなさそうです。
やりとりぶっくなどには出てきていますが、ちょっと寂しいかも??
先生とのBaby Kumonタイムがある
先生のご自宅教室で、月1回サポート講座があります。
通信教育のみではないところが特徴的ですよね。
Baby Kumonタイムの特徴
- れんらく帳を使って1ヶ月ごとに面談をし、家庭での取り組みを振り返る
- 子どもに合った教材の活かし方を教えてくれる
- 子育ての悩みや不安についてのアドバイスをくれる
- 子どもを伸ばす市販の教材の紹介などをしてくれる
Baby Kumonタイムでは、先生が教材の使い方をレクチャーしてくれたり、進み具合を話せたりします。

先生と一緒に遊んだりもできるんだ!
もちろん、こちらからの質問にもバシバシ答えてくれますよ。
Baby Kumonセットがうまく使いこなせない、もっと活用できる方法はあるのかなど、気になることは相談しましょう。
家と教室を行き来することで、赤ちゃんとのやり取りがもっと効果的にできたり、楽しめたりするようになりますね。
ベビーくもんが効果的だと思ったところ
実際に体験を受けてみて良かったところをまとめてみます。
- 読み聞かせ絵本の質が良い
- 先生からフィードバックを受けられる
読み聞かせ絵本の質が良い
出産してから知ったのですが、くもんって熱狂的なファンが多いのですよね。
くもんの推薦図書リストをコピーして持ち歩いているママさんにもよく会います💦
それも納得、絵本の質が高いんです。
有名絵本作家さん描きおろしでイラストも文章もバラエティーに富んだラインナップになっていますよ。
- いしづちひろさん
代表作『くだもの だもの』、『リサとガスパール』の翻訳など - 内田麟太郎さん
代表作『おかあさんになるってどんなこと』など←めっちゃ感動します。 - たかいよしかずさん
代表作『くろくまくん』シリーズなど
ほか、有名絵本作家さん多数!

どの作家さんもAmazonレビューが超・高評価だね!
絵本選びって難しいですよね。
でも、大量のデータの上に作られた公文のオリジナル教材なら間違いのない選択だと思います!

色んな絵本があるから、お子さんの好みの本に出会えるかも♪
その他の教材は「Baby Kumonセットお試しパック」の項で写真付きでご紹介しましたので、ご参照くださいね。
先生からフィードバックを受けられる
月1回受けられる、先生によるBaby Kumonタイム。
これが一番のメリットです。
教材のアドバイスを直接受けられると、なかなか使い切れていない教材もきちんと使えそうな気がします。

ベビーくもんに直接関係のない子育ての相談もできるのでありがたいです。

0歳~1歳の子育てって悩みが多いもんね~。
先生は定期的に指導方法や最新教育について研究する機会があるんだそうですよ。
なので、知識もアップデートされていて頼りがいがあります。
ベビーくもんのデメリット?ちょっと気になるところ
一方で、デメリットと感じた点もありました。
- 教室の作りが乳幼児向けではない
- 先生が合わなければきついかも?
教室の作りが乳幼児向けではない
私が体験をさせていただいたのは、自宅を普通の教室に改造した部屋という感じ。
机と丸椅子が置いてあって、床に座る形ではありませんでした。
そのため幼児用ベルトがないと椅子に座れない赤ちゃんは、抱っこしていないといけません。

絵本を広げながら赤ちゃんを抱っこし……って結構キツイわ!
元々が小学生以上向けでスタートしていて、あとからベビーくもんが始まったからかも?
口コミによると、教室によっては、赤ちゃんスペースがあるところもあるそう。
教室は貸家の一角でしたが、6ヶ月の息子が座ったり寝転がったり出来るスペースが用意され先生も子育て経験者でおもちゃを用意したりして出迎えてくれました。
ベビークモン(幼児教室)の口コミ・評判 3ページ目 | みん評
赤ちゃんがのびのびできるお教室に当たれば良いですが……。
先生が合わなければきついかも?
どこの幼児教室にも言えることですが、合う先生なら楽しい時間になりますし、合わなければきついです。
また講習を受けているとはいえ、先生の質にも差があるかもしれません。
ただし、初めてのお子さんで接し方に悩んでいる方にとっては先生は子育ての味方になってくれるはず。
体験してみる価値はありますよ。

教室が選べる範囲にあるのであれば、多数見学するのをおすすめします。
ベビーくもんの無料体験期間に続けられるかチェックしよう
ベビーくもんの無料体験期間は2週間。
2週間後に先生とのお試しBaby Kumonタイムを行って終了となります。
さすがに2週間で「ことばが劇的に増えた!」などの目立った知育効果は感じにくいですよね。
赤ちゃんが教材を気に入ってくれるかを見ることも大事なポイントですが、月齢によってはまだ反応が薄い場合も。

長いようでちょっと期間としては短いみたい。
何か理由があるのかな?
私の予想では、この2週間は親がベビーくもんを続けられそうか考えるための期間なんだと思います。
というのも0~1歳代の赤ちゃんの知育は、特に親が主導的な役割を果たすから。
まずはパパママが楽しく続けられそうかどうか、チェックするのが大切です。
体験中にチェックしておきたいこと
- 毎日の読み聞かせ・やり取り遊びができるか
- れんらく帳への記録ができるか
毎日の読み聞かせ・やり取り遊びができるか
ベビーくもんではとにかく読み聞かせを大切にしています。
私も初回に1日に何冊読んでいるか先生に聞かれました。
教材も毎月もらえる素敵な絵本が目玉アイテムということもあって、ベビーくもんのキーとなる存在。
なので、読み聞かせを習慣にできそうか実体験した上で考えてみることが大事です。
同じように、歌いかけ・やり取り遊びも続けられそうか、実際に試してみる良い機会となるはずです。
そもそも教材が親子のやり取りを促すものなので、平日など忙しくてどうしても時間が取れないという場合は、無料体験がベビーくもんを本当に活用できそうか考えるきっかけになると思います。

心配な方は体験開始時やBaby Kumonタイムにくもんの先生に相談してみてくださいね。
日常になんとなくでも取り入れてみることが大切だとは思いますが、せっかくの教材ですしね。
れんらく帳への記録ができるか
れんらく帳への記入は必須です。
毎日書くのではなくて、次回のBaby Kumonタイムまでの間に気軽に書いておく仕組みです。
書くのがおっくうにならない仕組みになっていますが、そもそもアナログで記録を残すのが好きではない方には向かないかも……。
やってみると大切な記録&思い出の品になるので、私個人としては楽しめました。
自由に書けるスペースには、娘にシールを貼ってもらったりお絵描きしてもらいましたよ。
基本的に書く必要はあるのですが、ゆるくなんでも書いてOK。

体験してみると「これくらいなら続けられそう!」と実感できる方も多いのではないかと思います。
ベビーくもんがおすすめできる人
ベビーくもんは特にこんな方におすすめします。
色々なことを子どもに試させてあげたい人
読み聞かせや手遊びなどのやりとりが中心ですが、その内容には数や英語なども含まれています。
地頭を鍛えてあげつつ、色々な体験をさせてあげられるのが強みですよ◎
どんなことをしてあげたらよいか分からない人
声掛けや遊び方のアドバイスが先生からもらえるので、スムーズに子どもと接することができるようになります。
ことばのやり取りができるようになると、子どもとのコミュニケーションがもっと楽しくなりますよ。
きょうだい育児をされている方は、下の子と向き合って過ごす時間としても役立てられそうです。
色々な絵本に触れさせてあげたい人
絵本はつい親の好みで選んでしまいがちですよね!
ベビーくもんの絵本はバラエティに富んでいるので、子どもの好みの作風を見つけるのにぴったりです。

こんな絵本が好きなんだ! という発見につながり楽しいですよ♪

好きなことはどんどん伸ばしてあげたいもんね~。
また、絵本選びが大変という方の役にも立ちます。
ベビーくもんなら多彩な絵本を毎月受け取れるので、絵本選びに迷うことがありません。
育児日記を続けたい人
育児日記を書いているけど挫折しがちという方にもおすすめ。
毎月のれんらく帳は育児の記録にもなります。
テーマがあるので何を書こうか迷うことがありませんし、写真を貼ったりお絵描きしたり、自由な発想で書けるのが良いところです。

ゆる~くできるから続けられそう♪
書き続けるのであればハードルは低い方が良いですよね。
余計なおもちゃが不要な人
Baby Kumonセットは冊子中心で、エデュトイ(いわゆる知育おもちゃ)は基本的についていません。
かさばるおもちゃ類は一切なし。
代わりに手作りおもちゃの作り方が掲載されていたり、切り絵やぬり絵などが付いてきます。
持ち物をシンプルにまとめたいご家庭にピッタリです。
公文式の教室に入る予定の人
知育に力を入れている方は一考の余地ありかと思います。
ベビーくもんから続けて幼児向け、入学後の公文式に続けていく知育&教育プランを取っている方も多いです。
一度体験してみると、きっと楽しめると思いますよ(^^)/
ベビーくもん、ぜひ一度体験してみて!
0歳から体験できるベビーくもん。
子どもと何かをするきっかけになりますし、先生から定期的にアドバイスをもらえるのが嬉しいですよね。
アドバイスをもとに教材で親子の遊びを発展させつつ、楽しく知育できちゃいます。
日本全国に約1万教室もあるので、きっとご近所にもベビーくもんの教室があると思います。
ぜひ一度体験してみてくださいね!
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