公立高校から東大に合格した3兄弟の母の教育法とは?ノンストップ紹介の杉政ママ流工夫がすごい!

杉政光子(すぎまさみつこ)通称・杉政ママ著『公立小中高から東大に合格した3兄弟の母は何をしたのか?(大和書房)』がいま話題!
そんな杉政ママの教育法が、2019年9月20日放送のフジテレビ 『ノンストップ!』で特集されました。
杉政家の3人の息子さんは塾通いをほとんどせずに公立高校から東京大学に進学したそう。
有名私立高校から東大というのはよく聞く話ですが、公立高校からというのが興味深いですよね。
県立高校版・佐藤ママって感じね!すごい!
高額な教育費をかけてバリバリの英才教育をしていたのかな? と思いきや、そうでもないんです。
今からでもすぐに取り組めるお手軽な教育法ばかり。
簡単に知的好奇心を刺激して、お子さんの学習意欲アップにつなげられそうですよ。
この記事では、テレビで取り上げられた杉政ママの教育法をまとめています。
ぜひ今日から家庭教育に取り入れてみましょう!

杉政ママこと杉政光子さんとはどんな人?
杉政ママこと杉政光子さんは、ピアノ・エレクトーンの講師。
自宅で音楽教室と学習塾を開いています。
ママは地方の公立大学出身、パパは日本大学出身と、東大にはちょっと遠い?
でも、子どもは3人とも地元の公立小学校⇒公立中学校⇒公立高校⇒東京大学へと進学しました。
私は子どもを東大に入れようと思って何かをしたことは一度もありません。
・親ナシでもしっかり生きて行けるように鍛えたい
・子どもに色々な体験をさせて喜ばせてあげたい
このような気持ちで日々子育てに取り組みました。
子どもの様子をしっかり観察し、子どもが何かに強い関心を持っていることに気づいたら、
すぐに深く関わらせました。
著書『公立小中高から東大に合格した3兄弟の母は何をしたのか?』の中でこのように語っていらっしゃいます。
子どもが興味を持ったことに深く関わらせることがキモになってくるようね。
今回の放送は「杉政ママ流・家庭教育のひと工夫」と題して、
- 兄弟全員東大合格という結果を出した家庭教育法
- お子さんの教育に悩んでいる視聴者からの質問とその解決法
を紹介するという内容でした。
ノンストップ!NONSTOP! – フジテレビ
2019年9月20日(金)放送
<ノンストップ!サミット>息子3人公立校から東大へ・杉政ママ流・家庭教育のひと工夫
ゲスト:三木哲夫(『婦人公論』編集長)
※公式ホームページには、放送内容まとめはありません。
話題の書籍はこちら

杉政ママ直伝の家庭教育とは?(フジテレビ 『ノンストップ!』より)
まずは兄弟全員東大合格という結果を出した家庭教育法についてです。
杉政家では、1歳から家庭教育に取り組んだそうです。
といっても、お子さんが1歳を過ぎているご家庭でも十分取り入れられる要素が満載ですよ。
インタビュー形式で語ってくれました。
1.図鑑を与える
息子さんが1歳になったときに買ったのは、「動物図鑑」でした。
したことは、図鑑の読み聞かせ!
最初は興味を示さなかった息子さんたちですが、読み聞かせは毎日継続していたとのこと。
特徴的なところとして、
- かっこいい魚
- おいしそうな魚
図鑑の中からランキングを作らせる遊びもしたそうです。
そのようにして興味が出てきたら、即行動!
杉政さんは、子どもたちに図鑑で見たものの実物を見せるようにしてきました。
- カエルやネオンテトラを飼う
- 庭に夏ミカンを植えてみる
などしたそうですよ。
水槽は15台までOKのルールにしたとか。
子どもの関心を逃さないのは、モンテッソーリ教育の「敏感期」と同じ考え方ね!
現在30歳になったご長男は、以下のように語っています。
「母は裏の意図がばれないように計画を実行する人だったので、その巧みな誘導に一切疑問を持つことなくついていきました。毎日本を読んでくれて実物を見せてくれたので、何かを知るだけですごい喜びを感じられる体質になったと思います。」
⇒ 考える力、想像力、観察力 が身についた。
図鑑を与え、実学で深く学ぶ!
この流れが子どもが自ら学びたいという気持ちを育み、勉強好きになる秘訣なんですね。
2.作品の良い所を指摘する
杉政家では、子どもの作品は必ず飾るそう。
そしてほめてあげます。
ほめ方
- 最初は抽象的にほめます。
「構図がいいね!」「色味がいいね!」 - その後、作品の良いところを具体的にほめます。
ポイントは、本人をほめるのではなく作品をほめるところ。
「すごいね!」「上手だね!」といった、本人をほめるやり方はNGなんだそうです。
作品の良いところを具体的にほめることで自己肯定感が育まれ、より生き生きとした作品を見せてくれるようになります。
⇒ 向上心、自尊心 が身についた。
実際は難しい……「親ができる家庭教育」とは?

実際の家庭教育はうまくいかないことが多く、難しいものですよね。
では「親ができる家庭教育」とは?
杉政ママが視聴者の質問に答えます。
地理に興味を持ってもらうには?
記憶力アップの秘訣は?
プレゼン力をつけるには?
テスト結果が悪いと叱ってしまう……
ゲストの三木哲男さんはこう締めくくっています。
ご自身の会社にも東大卒の社員が多いと述べたうえで、
東大に行っていた人に共通するのは2つ。集中力があり、習慣化されている。集中力を身につけさせるのは親に出来る事。リビングで子供の勉強を見るなど親が寄り添うことで身につく
- 集中力がある
- 習慣化されている
ある程度の努力は必要になりますが、寄り添いが必要なんですね。
3兄弟を東大に入れた杉政ママの取り組みまとめ
放送の中で杉政ママが取り組んでいたことのエッセンスをまとめると、以下のようになります。
- 興味を持ったら即行動
- 興味を持つことで学習意欲アップ
- ゲームの要素を取り入れる
- ミスはそのままにせず復習
- 集中して勉強できる習慣をつくる
全体的に、本人のやる気を引き出すことが基礎となっているように読み取れました。
勉強そのものを楽しくできるようであれば、自然とやる気も湧いてきますよね。
ミスをそのままにしないことも、ぼんやりとした苦手意識を持たないようにするためには大事なことです。
楽しいからこそ持続する、習慣になる、身につく、というわけです。
子どもが楽しめて、頭も良くなる!
そんな一石二鳥な杉政ママの教育法、ぜひ生活に取り入れてみてください!

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