プラステンの遊び方紹介!おもちゃの王様は万能でも遊ばない場合も?口コミも調査
5本の棒に、5色のリングが各10個というシンプルな構成。
それだけなのに“木のおもちゃの王様”と称されるのが、この「プラステン」というおもちゃです。
その魅力は、子どもたちの自由な発想を引き出す、まさにおもちゃの神髄。
1歳では棒差し遊びとして活躍し、 2歳ではひも通しとして楽しめます。3歳ではおままごとの具材になるし、 4歳では数の数え方や簡単な足し算・引き算の練習にも役立ちます。
小学校に上がってからも、独自のパターンを作ったり、ごっこ遊びのお金にしたり、そろばんの代わりとして応用されたりと、多彩な使い方ができるんですよ。
実際に遊んでみると、その可能性は無限大!
この記事では、子ども2人がプラステンで遊んできた我が家の遊び方をたくさん紹介。遊んで感じたメリット・デメリットも口コミとしてしっかり書かせていただきました。
長く使って遊び倒すためにも、ぜひ参考にしてくださいね。
nic社「プラステン」とはこんなおもちゃ
商品名 | PLUS10(プラステン) |
---|---|
メーカー | nic(ニック)社:ドイツ |
サイズ | 本体全長:幅32cm×高さ12cm、リング直径:約3.6cm |
素材 | 本体:ブナ・桜、ひも:ナイロン繊維 |
セット内容 | 本体、コマ50個(5色各10個)、サイコロ2個、ひも1本 |
対象年齢 | 6か月から |
認証など | CE規格、GSマーク、TUVマーク(*) |
購入 | 楽天市場、木のおもちゃ店など |
セット内容
プラステンは、5本の棒が付いた台、赤・青・黄色・緑・白のリング各10個、ひも1本、サイコロ2種類で構成されています。
リングはつるっとしたドーナツ状のデザインです。うちの子は、真っ先にお金に見立てていました!
プラステンのねらい
セット内容としてはこれだけで、ガイドブックなどはありません(おもちゃ屋さんオリジナルのリーフレット等つくことはあります)。
最初はどうやって遊んだら良いのか戸惑うかもしれませんね。
ですが、プラステンのねらいは子どもの自由な発想を引き出して遊んでもらうことにあります。
パズルなどに代表される知育玩具は遊び方が決められていて、ガイドがなくてもすぐに遊ぶことができますよね。プラステンはまさにその対極にあるおもちゃと言えるでしょう。
ちなみに、こういう遊び方に決まりがないおもちゃを「オープンエンドトイ」と呼びます。
子どもの自由な発想に任せることで、どんなおもちゃにも変わり、どんな遊びにも溶け込むことができるのが良いところです。
ニック社が製造
プラステンは、もともとはドイツのヴァルター社が製造していました。中古で見ると、ヴァルターのものが時々出ています。
2006年、ヴァルター社が操業を中止したことで、一時的にショバネック社に生産が移行されました。
ショバネック社もウッドビーズなどが有名でしたがやはり操業中止となり、2007年より現在のニック社がプラステンの製造を引き継ぎました。
素材については、主にヨーロッパで育ったカエデやブナの木を使用して作られています。堅牢で耐久性がある木材で、長い間繰り返し遊べるように設計されています。
中古でも状態が良い物が多いのは、こんな理由から!
プラステンは何歳から遊べる?
プラステンの対象年齢は生後6か月~としているおもちゃ屋さんが多いです。
が、リングはΦ直径約3.6。3歳の子どもの最大口腔サイズ約4cmより小さいので、がんばれば口の中に入れることができてしまいます。
例えば棒差し遊びは1歳ころから楽しめるのですが、口にモノを入れる時期のお子さんはひとりで遊ばせない方がよいと個人的には思います。
似たような棒差しが楽しめるおもちゃとして、こどもちゃれんじの「いろりん」があるのですが、こちらが1歳半くらいからのお届けになるので、そのくらいを目安としても良いのではないでしょうか。
いろりんは、直径も大きいですしね……。
もっともよく遊ぶのも2歳を過ぎたころ~6歳ころです。赤ちゃん期を過ぎてから導入しても大丈夫ですよ。
この後紹介する遊び方で、元を取りましょう!
プラステンの遊び方(1歳~学童期まで)
プラステンの遊び方を年齢別に紹介します。
たくさん挙げましたが、実は子どもの方が楽しい遊び方を知っているかもしれません(笑)。
0歳ではつなげたものを赤ちゃんの前で動かしてプルトイのように使っても楽しいですが(写真参照)、まだ、口に入れるようであれば一旦しまっておいたほうが安心です。
▼プラステンのプルトイとユシラのカラームカデ
1歳前半:棒抜き
実は、棒に差すよりも取る方が簡単で楽しいのです!
まず、パパやママがいくつかのリングを台の棒に差します。
数個のリングを差したところで、子どもに台を渡し、逆さまにしてリングをガシャーっと崩します。この動作をひたすら繰り返すことが、子どもにとってはとても楽しい遊びになります。
だんだんと指で棒からリングを抜くこともできるようになります。これも子どもにとっては集中を要する遊び。
特に、1番下のリングを抜くのは時間がかかると思うので、指の巧緻性や集中力を鍛えるのにピッタリです。
時間をかけて少しずつできるようになることで、達成感も味わえますよ。
1歳前半:ポットン落とし
プラステンのリングを使って、ポットン落としとしても遊べます。これは容器を用意して、穴からモノを落とすだけで楽しめる遊びです。
容器は箱でも缶でも何でも構いません。
我が家では、最初に既製品のポットン落とし(型合わせ)を使って、その後100均で買ったタッパーの蓋を切ってポットン落としを作りました。
※写真のポットン落としは1歳で買ってよかったおもちゃでも挙げた「Jポストボックス(ユシラ)」です。
リングが容器に落ちる音や感触が赤ちゃんにとって魅力的みたいで、繰り返し遊びたがりました。
1歳前半:棒差し
1歳を少し過ぎると、棒にリングを通せるようになる子が多いです。
この時期からは、何度もリングを取ったり差したりを繰り返しながら集中して遊ぶことができます。
たったこれだけなのに……集中してる!
2歳ころからやりたくなるひも通し遊びにもつながっていくので、たくさん遊んでおきたいものです。
だんだんと50個のリングを色ごとに分けて棒に差したり、いろいろなバリエーションでできるようになりますよ。
1歳後半:積み木遊び
リングを棒に差さずに積み木のように積んで遊ぶこともできます。
リングは薄いので、指でつまんで積み上げるのが最初は難しく、指先の巧緻性を養うのに良いんですよね。
高く積み上げてタワーを作る遊びはすごく楽しいみたいで、「どこまで高く積めるかな」の声掛けで挑戦する子もいます。
また、順番に積んでいき、タワーを倒した人が負けというゲームも楽しめます。
家族や友達と一緒に盛り上がれますよ。
1歳後半:色分け遊び
1歳半ころになると、色の違いを認識できるようになり、同じ色のリングを集める色分け遊びが楽しめるようになります。
例えば、並べたリングの上に同じ色のリングを置いてもらう遊びや、プラステンの色と似た色の容器があれば、それに集めてもらう遊びも楽しめます。
対応する色の折り紙を敷いて、その上に乗せてもらってもいいですね。
色の認識力を高めるだけでなく、分類能力や集中力アップにも役立ちますよ。
2歳台:ひも通し
2歳になると、指先がますます器用になり、色の認識もさらに進みます。そのため、遊びの幅が大きく広がります。
この時期には、プラステンのリングをひもに通す「ひも通し」として遊ぶことができるようになります。
プラステンに付属しているひもは、先端がビニールテープで覆われていて硬く、ひも通しがしやすい設計になっています。
何度か挑戦するうちに、するする通せるようになっていきますよ。
たくさんのリングをつなげて、お人形のネックレスにして遊ぶのも楽しいですね。
揺らしたときに鳴るジャラジャラ、カチャカチャという木の音がまたいいんです。
3歳台:積み木の装飾
3歳になると、積み木遊びもただ積むだけでなくて、装飾を加えたりしてより高度になります。
うちの子がよくやっているのは、プラステンのリングを積み木の上に乗せて装飾すること。Φ約3.6cmなので、基尺4cm以上の積み木に乗せると安定します。
▼4cm基尺の積み木とプラステン
その上にビー玉を乗せるのもよくやりますよ。
カラフルで楽しい作品になります。
3歳台:シンデレラフィット探し
プラステンがぴったりハマるものを探すのが楽しい時期です(笑)。
いわゆる「シンデレラフィット探し」なのですが、例えば、リングがぴったり収まるカップや容器、リングの穴にぴったり入る何かを見つけることで達成感を味わうみたい。
▼グラパットまんだらのコーンとしずく
▼花はじきやビー玉
最近だと、お誕生日プレゼントで購入した「ブリオビルダー」のネジに合うことに気付いたみたいで、いつの間にか車のタイヤになっていました。
ハチさんの巣「ビーハイブ」に入っていたときは、あまりのぴったりさに取り出せるかヒヤヒヤしたものですが、カップをひっくり返したらスルッと出てきました……。
単純なようで、観察力や空間認識能力が活きている感じですね。
3歳台:おままごとの具材
1歳後半から料理の真似事をし始める子どもも多いですが、3歳になるとより忠実な見立て遊びを楽しむようになります。
この時期には、プラステンがおままごとの具材としてもたくさん活躍します!
プラステンのリングはシンプルな○の形なので、具体的な形状にとらわれず、さまざまな具材に見立てることができます。
我が家では、1歳台は具体的な形の具材で遊んできましたが、3歳になると見立て遊びが上手になったので、抽象的な形のものの方が多様に活用できて便利だと感じました。
他にも、花はじきやチェーンリングなども見立て遊びに使えます。
おままごとでは、調理器具は見た目にも機能的にも本格的なもの、具材は抽象的なものが推奨されています。そのため、プラステンのリングは理想的な具材と言えますね。
3歳台:模倣の練習
3歳になると、例を見て模倣することもできるようになります。
パパママが積んだプラステンと同じ色を合わせてさしたり、少しレベルを上げて規則性を持たせた配置をマネしてさすことで、色の認識や模倣の練習ができますよ。
1枚1枚のリングには高さがないので、よく観察しないと別の段と間違えちゃうことがあるんですよね。
観察力がつく遊びです。
4歳台:数を数える
プラステンを使って数を数える遊びもできるようになります。
リングを数えたり、数を使った簡単な足し算や引き算を練習することで、数の概念を楽しく学べます。
4歳台:どっちだゲーム
2つのカップの下にリングを入れて混ぜて、どっちのカップにリングがあるかを当てるゲームも楽しめます。注意力や記憶力を養うのに役立ちます。
写真では、コップ重ねというカップのおもちゃを使っていますが、紙コップや手でもできますよ。
コップ重ねもたくさんの遊び方ができるおもちゃなので、あわせてチェックしてみてくださいね。
4歳台:すごろく
プラステンのリングを使ってすごろく遊びも楽しめます。
リングをマスとして並べ、サイコロを振りながら進むことで、すごろくになるんです。駒は小さなお人形でもいいですし、なければビー玉や紙で手作りしたものでもいいですね。
写真の駒は「ビーハイブ」というハチさんのおもちゃです。ゴールをハニカム(ミツバチの巣)にしています。
数の認識や順序を学びながら楽しむことができます。
5歳台:ごっこ遊びのお金に
5歳になると、通信教育でも軽いお金のお勉強が入ってきます。
この時期は、プラステンのリングをごっこ遊びのお金として使うと楽しいです。
お店屋さんごっこなどでリングをお金に見立てて使ったり、もっと進んで「この色は1円、この色は10円」と決めて実際に数や交換の概念を学んだり。
お金にも見立てやすい形ですよね。
5歳台:平面構成
棒に差さずに、リングを並べて絵を描く遊びも楽しめます。
平面構成の遊びは、創造力や空間認識能力を高めるのにぴったりです。
5歳台:独自の積み方を考える
5歳くらいから、独自の積み方を考えることができるようになります。大きい子は、こういうチャレンジしがいのある遊びを好む感じですよね。
プラステンのリングをさまざまな形に積み上げて、自分だけの作品を作るのを楽しみます。
リングには穴があるので、その凹みに別のリングを立てることもできますよ。
▼5歳の娘と作ってみた例
6歳台:10進法の理解に(繰り上がりの計算)
▼6+7の計算
プラステンは、学童期にも活躍します。
リングを使って足し算や引き算、繰り上がりのときの10の分割などの計算を練習することで、数を目で見て量としてわかるので、理解が深まります。
さらに、2が5個などの数のグループ化や掛け算の基礎を説明する際にも役立ちます。
先日、こどもちゃれんじタブレットの保護者用パスワード「5×7の答え」をプラステンのリングで計算して突破していたので、パスワード入力画面が出たときには声をかけてもらうようにしました……。
プラステンのおかげで理解が早かったのは良かったですが……。
うちの子は幼稚園で100玉そろばんやそろばん塾もやっているので、家での自習用に「100玉そろばん」もあるのですが、プラステンは完全ではないものの似たような使い方ができますね。
遊びを探す
他にも、リングをおはじきに見立てて遊んでみたり。
シンプルなデザインなので、自分で新しい遊び方を見つけることができるのがプラステンの面白いところです。
プラステンの良かったところ・メリット
プラステンの良かったところ・メリットは以下のとおり。
他のおもちゃと比較したときに、特にココが優れていると思った点を探ると、以下のような特徴が見えてきます。
色々な遊び方ができる
これまで挙げてきたように、プラステンはさまざまな遊び方が可能です。
棒に差したり、積み木のように積んだり、ひも通しをしたりと楽しめます。
以下はXで見つけた口コミですが、こんな風に自由に遊んでいる子どもを見ると、おもちゃと子どもの可能性を感じますよね。
娘が抹茶ジュースを作ってくれました
— ニガムシカミコ (@nigamusikamiko) October 24, 2017
0歳で買った「プラステン」、毎日必ず遊んでいます(現在3歳後半)。おすすめおもちゃ。
当の娘は18時半に寝ました…課外レッスンから17時に帰ってきたので、今日の午後の交流1時間半か…#プラステン pic.twitter.com/FhzOWw3Oje
年齢に応じた遊びで知育効果が高い
プラステンは、子どもの発達段階に合わせたさまざまな知育効果があります。
色と形を識別する遊びから、数や量の概念を学ぶ遊びまで。幅広い年齢層の子どもたちが楽しめる設計になっている点がGood。
また、プラステンと向き合うことで子どもがどのような行動をとるのかを観察し、それに合わせた声かけや対応ができるのも良いところです。
転がしたり、投げたり、積んだり……プラステンを転がす行動をしたら、「ボールを転がしているね」と声をかけたりできますよ。
シルバニアファミリーの車なんかもそうなのですが、たくさんの動作ができるおもちゃは言葉と行動の関連性を学ぶきっかけを作ることができるのでとってもおすすめなんです。
車を走らせるときに「行くよ」「走るよ」「止まるよ」といったことばを使ったり、車の部品や機能、位置関係などさまざまな言葉を学べます。
一つのチカラを伸ばすことを目的にした知育玩具やモンテッソーリ教具と比較して、プラステンは一つのおもちゃで多くの発達目標をカバーすることができる点がいいですよね。
自由度の高い遊びができる
プラステンにはおもちゃ屋さん独自の説明書がついていたりもしますが、多くはガイドがついていないか最小限に抑えられています。
要は自分の想像力を駆使して遊ぶことを促すオープンエンドトイというわけなんですね。
自分でいろいろなことを考えて、試行錯誤する過程は子どもにとってはものすごく重要!
イメージ通りのものができれば自己肯定感も高まるし、良いことだらけです。
今の時代必要なのは、自分で考えたり決めたりする力。そんな力を育てていきたいなら、プラステン導入はおすすめです!
長期間使える
プラステンはしっかりとした作りで耐久性があり、長期間にわたって使用することができます。
中古でも状態がよい物がたくさん出ていますよね。
また、シンプルながらも美しいデザインは、子どもが成長してもインテリアとして部屋に飾ることができるため、長くご家庭に置いておけますよ。
ヨーロッパでは、こうして世代を超えて引き継がれていくおもちゃも少なくないんですよね。
流行に左右されたり、短期間で飽きられたりするおもちゃもある中、プラステンは世代を超えて愛されるおもちゃだと感じます。
プラステンは多様な遊び方ができて、子どもの成長を見守りながら長く愛用できるほんとうに素晴らしいおもちゃです!
プラステンのイマイチなところ・デメリット
プラステンにはイマイチなところ・デメリットもあります。
万能すぎて持て余しがち
プラステンのレビューを見ると、「万能すぎて元を取れる」という口コミが多くほぼ高評価。
ですがその多用途性ゆえに「万能すぎて持て余す」という意見もあるようです。
例えば、用途が限られているものの専門性の高いおもちゃと比べると、「これができるようになろう」という目標もないですし、満足感が得られないかも……とのこと。
▼例えば「ひも通し」専用品や「模様づくり」専用品
私の意見としては、インテリア性重視のくすみカラーのおもちゃが流行る中プラステンを購入するご家庭であれば、デザインだけでなく子どもの成長や発達を考慮した質の高いおもちゃでそろえていらっしゃるところだと思いますので、間違いなく使いこなせると思います。
子ども主体で楽しく遊ばせてあげたいのであれば本当におすすめですよ。
紛失しやすい
プラステンのリングはけっこうなくしやすいです(汗)。
Xでも、「リングが無くなりまくるものなのでいつも部屋中を大捜索することになる」という口コミがありました。
知育おもちゃで有名なプラステンは子どもの発育には良いと思うが、まぁ想像通り木のリングが無くなりまくるものなのでいつも部屋中を大捜索することになる。
— ぼっち看護師の苦悩さん (@kangoshi_kunou) December 30, 2022
無くなった分がようやく見つかり全部揃った時の感覚は、ドラゴンボールが全部集まった喜びに似ている。 pic.twitter.com/guE7XHYbxN
転がされてスキマに入っていたり、子どもが遊びのエリア外に持ち運んでそのまま置き忘れたり。
遊び方で挙げた「シンデレラフィット探し」で、思わぬところに入っていることもあります。
ですが、リングは1つからでも追加購入可能。安心ではあります。
楽天でもリング1つからメール便で送ってくれる店舗が多数あります。
>> ここからチェック
価格が高い
プラステンは高品質な木のおもちゃということもあり、やや高価です。
品質に見合った価格設定だとは思いますが、もし新品での購入をお迷いであれば、おもちゃがレンタルできるサブスクサービスや、フリマサイトの美品を見てみると良いと思います。
我が家も、最初はおもちゃサブスクで2か月間プラステンをお試ししてみてから購入を決めました。
プラステンは「イクプル」というサブスクで扱っています。
そのほか、類似品(後発商品)である「リングテン」というものもあり、こちらは「トイサブ!」や「アンドトイボックス」でリクエストが可能です。
プラステンの類似品と比較
プラステンには、類似品がいくつかあります。いずれも後発品でプラステンに似た機能があります。
ここではよく比較される「リングテン」との違いを解説します。
商品名 | プラステン | リングテン |
---|---|---|
写真 | ||
内容 | 本体 リング50個(5色各10個) サイコロ2個 ひも1本 | 本体 リング50個(5色各10個) 積み木【顔】(5種各1個) 積み木【帽子】(5種各1個) サイコロ2個 ひも2本 おかたづけトレイ 遊び方紹介シート |
リング直径 | 3.6cm | 4cm |
メーカー | nic(ニック)社:ドイツ | WOODYPUDDY:中国製 |
素材 | 本体:ブナ・桜、ひも:ナイロン繊維 | 天然木 |
参考価格 | 8,800円 | 6,600円 |
リングテンは、日本の木製おもちゃブランド「ウッディプッディ」による類似品です。おもちゃレンタルのサブスクで借りました。
リング直径、内径(穴)、サイコロはリングテンのほうが大きめ。
小さな子には、リングテンのほうが遊びやすいかもしれません。実際に、我が家の息子も1歳のときにリングテンのひも通しをスルスルとこなしていました。
またリングテンはパステルカラーで顔と帽子がついているので、かわいいものが好きなお子さんには特に喜ばれるでしょう。
我が家がプラステンを購入したのは、こんな理由からです。
- ヨーロッパの木のおもちゃが好き
- シンプルなデザインの方が好き
- 他のおもちゃとの相性
プラステンはドイツ製で、ヨーロッパの高品質な木製玩具の魅力があること。
装飾がないシンプルデザインで子どもの創造力を引き出すのに最適なこと。
原色のおもちゃを多く持っている我が家にとって、他のおもちゃとも組み合わせやすく、遊びのバリエーションが豊富であること。色合わせなどがしやすいですしね。
機能的にはそこまで差異はないです。
プラステンとリングテンはそれぞれに魅力があるので、お子さんの好みやご家庭の方針に合わせて選んでみてくださいね。
プラステンまとめ
プラステンは遊び方が無限に広がるおもちゃ。さまざまな形で遊べ、子どもの成長に応じて長く使える点が大きな魅力です。
初めは価格が高いと感じるかもしれませんが、実際にはいろんな遊び方ができるのでコストパフォーマンスも高くなっています。
子どもの好きな遊びを見つけて夢中になって遊ぶことで、確実に元を取ることができますよ。
ぜひ、一家に一つ、プラステンをおすすめします!
(*)プラステンの安全性は、複数の厳格な基準をクリアしていることにより保証されています。
「CE規格」はヨーロッパの製品安全規格に合格していることを示すマークです。おもちゃの場合、「ヨーロッパ玩具安全性規格」に基づいた具体的な検査項目が設定されており、対象年齢や使用目的などの安全性について審査され、適合した製品にのみこのマークが付けられます。
「GSマーク」はドイツの機器安全法(DPSG法)に基づく製品安全の認証マークです。製品の安全性検査だけでなく、製造工場の品質管理体制や現場環境、試験・測定機器の保守状況なども検査されます。このマークが付いた製品は、厳しい基準を満たしていることが保証されます。
「TUVマーク」は、世界に通用する安全性と高品質を証明するマークです。これらのマークが付いたプラステンは、子どもたちが安全に遊ぶことができる製品であることを示しているのです。
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