ファーストトイとは？赤ちゃんのはじめておもちゃにおすすめな商品を解説

生まれたばかりの赤ちゃんが初めて出会う、特別な存在。それが「ファーストトイ」です。

まだ言葉を話せない赤ちゃんにとって、おもちゃは世界と繋がる最初の窓。その窓からどんな景色を見せてあげたいですか？

日本では、初めてのおもちゃを大切にする文化があり、愛情を込めて「ファーストトイ」と呼びます。

海外ではこのような特別な呼び方はあまり見られませんが、赤ちゃんにとっておもちゃが大切な存在であることは世界共通です。

この記事では、そんな特別なファーストトイの選び方からとっておきのおすすめおもちゃまで、お役立ち情報をまるっとご紹介！

赤ちゃんの成長に欠かせない、とっておきの一品を見つけましょう♪

※今すぐおすすめのファーストトイ一覧を見たい方はこちらから飛べます。

ファーストトイとは

実は奥が深い「ファーストトイ」！

ファーストトイという言葉は、日本特有の表現で、赤ちゃんが初めて触れるおもちゃや、生まれて間もない頃から使えるおもちゃを指します。

主に、赤ちゃんの成長や発達をサポートし、安全性が高く、親子のふれあいを促すことを重視したおもちゃが含まれています。

「ファーストトイ」呼びの発祥はどこ？

「ファーストトイ」という言葉の具体的な発祥については明確な情報がありませんが、日本の育児文化の中で生まれた表現と思われます。

海外では「ファーストトイ」に相当する明確な表現は少なく、「baby’s first toy」や「infant toys」などの言葉で表現されることが多いです。

ただし、英語圏でも「first toy」という概念自体は広く理解されており、赤ちゃんの初めてのおもちゃとしてモビールやラトル（がらがら）、ソフトトイ（ぬいぐるみ）などが選ばれる傾向がありますよ。

ですが、日本ではモビールのような発達を促すおもちゃよりも、ぬいぐるみなど写真映えするものが多く出てくる傾向がありますね。そして、それがママのためのおもちゃという印象もあります。

楽天で「ファーストトイ」と検索した結果出てきたおもちゃがこんな感じ ＞＞

本来、「ファーストトイ」は赤ちゃんが初めて触れるおもちゃ、という意味合いが強かったはずです。近年ではその意味が広がり、「初めての記念となるおもちゃ」「思い出に残るおもちゃ」といったニュアンスも含まれるようになってきました。

そのため、写真に映える可愛らしいぬいぐるみなどが、「ファーストトイ」として選ばれることが多くなっていると考えられます。

さらに、SNSの普及により赤ちゃんの写真を共有することが一般的になりました。このことからも写真映えするアイテムへの需要が高まり、よりいっそうぬいぐるみなどが「ファーストトイ」として注目されるようになったのでしょう。

ファーストトイは、ママにとっての写真アイテムであると同時に、赤ちゃんにとっても意味のある存在と言えるでしょう。

ファーストトイはなぜ必要？

「ファーストトイ」の必要性をいくつかの観点から説明します。

五感を刺激する

生まれたばかりの赤ちゃんは、視覚、聴覚、触覚などの五感が未発達。おもちゃを通して様々な刺激を受けることで、これらの感覚の発達が促進されます。

例えば、カラフルな色や形は視覚を、優しい音は聴覚を、異なる素材の感触は触覚を刺激してくれるのです。

Jean Piaget（ジャン・ピアジェ）の発達心理学では、乳幼児期は「感覚運動期」と呼ばれ、感覚と運動を通して外界を認識していく時期とされています。ファーストトイは、この時期の認知発達を支える重要な役割を果たすと言えるでしょう。

情緒の発達に良い

柔らかいぬいぐるみなどは、赤ちゃんにとって安心感を与える存在となります。いつも一緒にいることで、愛着形成にもつながります。

それにおもちゃで遊ぶことは、赤ちゃんにとって楽しい経験。それが情緒の安定につながっていくのです。

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研究や文献でも、乳幼児期におけるおもちゃや遊びの重要性は広く認識されており、それは「ファーストトイ」の概念と深く関連しています。「ファーストトイ」は、単なるおもちゃではなく、赤ちゃんの成長と発達をサポートする大切な役割を担っていると言えるでしょう。

この記事でも、そういったファーストトイをまとめているので、ぜひ参考にしてくださいね！

ファーストトイはいつ必要？いつ買う？

ファーストトイをあげるタイミングは特に決まりはありません。必要だと思った時期にあげれば良いですが、生まれた直後から役立ちます。

生まれたばかりの赤ちゃんは五感が未発達ですが、光や音、感触などの刺激には反応します。そのため、早い段階からおもちゃを通して五感を刺激してあげることが、発達を促す上で重要になります。

購入する時期にも決まりはありません。

ただ、出産前に用意しておけば、退院後すぐに赤ちゃんにおもちゃを見せたり、触らせたりすることができますよね。

また、出産祝いとしていただく場合は、贈ってくれる人にファーストトイとして使えるおもちゃをリクエストするのも良いでしょう。

ファーストトイの特徴と選ぶ際のポイント

では、「ファーストトイ」とは具体的にどのようなものを指すのでしょうか？

これにも明確な定義はありませんが、一般的には以下のような特徴を持つおもちゃがファーストトイとして選ばれることが多いです。

安全性が高いもの

赤ちゃんが口に入れても安全な素材で作られていること、小さな部品がなく誤飲の心配がないことなどが重要です。

衛生的なもの

赤ちゃんは何でも口に入れてしまう時期なので、清潔さを保てるかどうかは最優先事項！　汚れた際に拭き取りやすかったり、手軽にお手入れできるものがおすすめですよ。

素材も、オーガニックコットンなど、赤ちゃんが口に含んでも安全な素材を選びましょう。化学物質の使用を極力抑えた素材が望ましいです。

発達を促すもの

赤ちゃんの視覚、聴覚、触覚などを適度に刺激するような工夫が凝らされているものが好まれます。

例えば、カラフルな色使い、優しい音、異なる素材の組み合わせなど。

刺激が強すぎず、赤ちゃんが自然に楽しめるものが選ばれています。

親子のふれあいを促すもの

大人と一緒に遊びながら、絆が深められるものも大切です。

ファーストトイを通して、赤ちゃんはパパママの愛情を感じ、安心感を覚えます。

ファーストトイは、赤ちゃんにとって初めてのおもちゃであると同時に、成長を応援する大切な贈り物。安全性に配慮し、赤ちゃんの五感を刺激するようなおもちゃを選んであげることが大切です。

ファーストトイにおすすめのおもちゃ一覧

ここでは、「ファーストトイ」としておすすめのおもちゃをジャンルごとに紹介します！

ぬいぐるみ

柔らかい素材でできたぬいぐるみは、赤ちゃんにとって安心感を与える存在。

抱きしめたり、触ったりすることで、情緒が安定し、愛着形成を促します。特に、いつも一緒にいることで、特定のぬいぐるみに対して特別な感情を抱くようになることがあります。

ふわふわの質感は、お布団とも違う感じなので、感覚の発達も促してくれますよ。

ある程度成長すると、ぬいぐるみを使ってごっこ遊びをするようになります。ずっと一緒のパートナーになりますね！

JELLY CAT（ジェリーキャット）

楽天などのECサイトで「ファーストトイ」と検索するとまず出てくるJELLY CAT！

イギリスのシャーロット王女や、トムクルーズの娘スリちゃんが愛用していることでも知られていて、世界的にも人気が高いブランドです。

ロイヤルファミリーやセレブのお墨付きという点も、信頼性を高めていますよね。

しかも、うさぎ、さる、いぬなど、様々な動物をモチーフにしたぬいぐるみがあり、サイズ展開もアリ。定番のうさぎだけでも、色や種類が多いので、好みに合わせて選ぶことができますよ。

うちにはBASHFUL MONKEY（さる）のMサイズがいます♪

ジルケくま、ジルケうさぎ

ケーセン社のジルケシリーズは、ふっくらとしたフォルムと、どこかぼんやりとした表情が特徴のぬいぐるみ。

顔はタオル地、体はベロア地で弾力があり、小さい子がギュッと抱きしめるのにちょうどいいんですよね。

ジルケシリーズの魅力は、表情が固定されていないこと。ぼんやりとした表情は、子どもの様々な感情を受け止めることができるのです。

楽しい時は一緒に喜び、悲しい時はそっと寄り添う。そんなお子さんの心の支えとなってくれるはずですよ。

▼ウォルドルフ人形というシュタイナー教育で推奨されるお人形も表情がシンプル。表情のない人形の良さは、以下の記事で解説しています。

オルゴール人形

オルゴール内蔵のぬいぐるみもおすすめ。

聴覚の発達、情緒の安定、寝かしつけなど、赤ちゃんにとって多くのメリットがあります。通常のぬいぐるみと同様に、安心感や愛着形成も促すため、ファーストトイとして向いているんですよね。

オルゴールねむりぞう、ねむりくま

しっかりとした縫製の高品質テディベアで知られるドイツ・カリスト社カリストのオルゴールシリーズ。

オーガニックコットンを使用した優しい肌触りと、優しいオルゴールの音色が特徴です。

なんと、オルゴールには防水処理がしてあり、手洗いはもちろん、なんと洗濯機でもお洗濯ができるんです。ビックリですよね！

忙しい子育ての日々、癒しの音色とお手入れのしやすさは、パパママの助けにもなってくれるはず。

おやすみラッコ

楽しいおもちゃばかりで当サイトでも取り上げている、マテル社（ブランド：フィッシャープライス）のオルゴール人形。

なんとラッコちゃん自体がねんねしていて、スイッチをいれるとおなかがゆっくり上下に動いてほんのりライトアップ（笑）！

心音や自然のサウンドなど、赤ちゃんがリラックスできるメロディを選べます。電池ケースを外せば、手洗いもできます。

モビール、メリー

ゆっくりと回転するモビールやメリーは、赤ちゃんの視覚を刺激し、発達を促します。

世間的には音が出てぐるぐるまわるメリーが人気ですが、我が家は無音のモビールにしました。

モビールがユラユラ動くのだけで楽しいらしく、生後1か月あたりから自ら手足を動かして大興奮の様子を見せてくれましたよ♪

無音や優しいオルゴールの音色だと、大人の話し声や歌、絵本を読む声などに反応し集中できる子になるそうです。

▼モビールは手作りもできます。話題のモンテッソーリ教育のモビールの作り方～時期別の効果的な使い方までわかりやすく解説した記事をご参照ください。型紙も配布中です。

ラトル、ガラガラ

音の出るラトルやガラガラは、赤ちゃんの聴覚を刺激し、発達を促します。様々な音色を聞くことで、音への興味や識別能力も高めてくれます。

赤ちゃんがモノを振ったり掴んだりできるようになるのは生後3〜4か月頃からなので、最初は大人が音を聞かせたり、見せてあげたりしましょう。

ラトルやガラガラを振ると音が鳴るという経験を通して、興味を持ち始めますよ。

お花ラトル

見ているだけでも癒される、優しい色合いのお花の形！

お花のラトルは日本製の手作りおもちゃで、綿100％の柔らかな素材を使用しています。

ガーベラやチューリップなど、複数を組み合わせて花束のように使うこともできますよ。出産祝いなどのプレゼントにもいいですよね。

プレゼントであれば、出産祝いギフトセット（プレミアムBOX付）として、おしゃれベビーギフト通販のクーナセレクトで販売されています。

おしゃれベビーギフト通販のクーナセレクトもぜひチェックしてみてくださいね。

キッズ＆ベビー用品のセレクトショップcuna select【クーナセレクト】はこちら ＞＞

わっかラトル

わっかラトルは、赤ちゃんが握りやすさを追求した布製のラトル。クロワッサンやドーナツなど本物そっくりの食べ物モチーフが特徴です。

周囲に付いた「わっか」のおかげで小さな手でも簡単にひっかけることができますし、振ると優しい鈴の音が鳴りますよ。

少し大きくなってからもおままごとに使えるので一石二鳥です♪

▼シャオールのわっかラトルをレビューした記事もあります。気になる方はご覧ください。

ベビージム

ベビージムは、赤ちゃんが寝転んだり、手を伸ばしたり、足を動かしたりする中で、全身の発達を促します。

カラフルな色使いや様々な素材、音の出るおもちゃなどが付いているものなら、赤ちゃんの五感をより刺激してくれますよ。

▼我が家で使っていたのはイケアの木製ベビージムとこどもちゃれんじbabyのベビージム・プレイマット。特にこどもちゃれんじは生まれてすぐから赤ちゃんの好奇心が育つ知育プログラムになっているのでおすすめです。

ファーストトイはレンタルもおすすめ

実は、上で挙げたようなファーストトイが、2か月990円でレンタルできるサービスがあるんです。

CMでもやっているのでご存じの方も多いかもしれませんが、それがおもちゃレンタルの「トイサブ！」の「ファーストセレクション」！

ファーストセレクションでは、生後0か月から3か月までの赤ちゃん向けプランがあって、2か月990円ととってもお得になっています。

妊娠中から生後1.5か月まで申し込みができて、ベビージムを含む3点が生まれてすぐに届きますよ♪

おもちゃ	Amazon販売価格
木製ベビージム（プラントイ）	10,780円
起き上がりこぼし（トイローヤル）／ おきあがりペンギン（ハペ） ※いずれか	2,755円／2,640円
にこにこリストラトルセット（サッシー）	880円
合計	14,415円／14,300円

ベビージムは「プラントイ」のものなんですが、プラントイのおもちゃは木肌がすべっすべで見た目もかわいいし最高なんです（写真は筆者私物）♪　写真映えも間違いなし♪

継続利用率も97％ですし、当サイトのアンケートでも150名以上の方がトイサブ！をおすすめされていたみんなに愛されているサービスです。

悩むことなく映えおもちゃで育児したい方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

要チェック★

▼赤ちゃん向けおもちゃサブスクをまとめて解説した記事もあります。

ファーストトイおすすめな商品を解説｜まとめ

「ファーストトイ」は、赤ちゃんの初めてのおもちゃであると同時に、大切な記念品でもあります。

写真撮影だけでなく、赤ちゃんの成長と発達をサポートする視点も持ちながら、素敵なおもちゃを選んであげてくださいね！