『あおいよるのゆめ』のレビュー。新たな寝かしつけ絵本は仕掛けありの優しく美しい物語

赤ちゃんのちいさな指でできること、どんなことがあると思いますか?
『あおいよるのゆめ』はイタリアの仕掛け絵本。
ちいさな指でも動かして楽しめる、7つの仕掛けがついています。
その名の通り、深いブルーが印象的な『あおいよるのゆめ』。
たまたま立ち寄った本屋さんで一目惚れ!
思わず手に取って買っちゃいました!
この記事では、新たな寝かしつけ絵本の定番?!
ワールドライブラリーの『あおいよるのゆめ』の内容をご紹介しています♪
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『あおいよるのゆめ』は優しくて幻想的
幻想的な青い表紙が目印の、『あおいよるのゆめ』。

- 作・絵:Gabriele Clima(ガブリエーレ・クリーマ)
- 訳:さとうななこ
- 出版者:ワールドライブラリー
- 対象年齢:2・3歳~
- ページ:12ページ
あらすじやサブタイトルに「ちいさな ゆびで」とあるように、小さな赤ちゃんでも触って動かすことができる仕掛け絵本です。
ちいさな ゆびで なにが できるかな?
いろいろなことが できるんだよ。
よぞらに ほしを うかべたり、はなを たくさん さかせたり、
とおくまで ふねで たびしたり、
まちじゅうに あかりを ともしたり…。
全12ページと短い内容ですが、全体を通して優しくて幻想的な雰囲気。
指先の知育にもなりそうですし、想像力もふくらませられそうです。
すいすい動かせて、気持ちがワクワクするよ~!

国内の出版元は「ワールドライブラリー」。
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著者は「Gabriele Clima(ガブリエーレ・クリーマ)」さん、訳者は「さとうななこ」さん。
他に『ようせいたちのもり』という作品もあります。
ファーストブックとして、またおやすみ絵本としても素敵な絵本です。
『あおいよるのゆめ』のあらすじ
『あおいよるのゆめ』は前述のように、表紙を含めた7つの仕掛けがついた絵本。
夜空、花畑、海……と次々に場面が切り替わっていきます。
なんとなくつながりのあるような美しい風景が現れる様子は、どこか夢をみているよう。

タイトルから夜の風景が多そうに思えますが、半分は昼間の景色です。


訳者のさとうななこさんが訳した呼び掛けるような優しい語り口が、穏やかな気持ちにさせてくれました。
実は、最初は原著(イタリア語)を購入しようと思ったのですが、こちらのバージョンを選んでよかったと思っています。
『あおいよるのゆめ』を読んだ赤ちゃんの反応は?
対象年齢は2・3歳とのことですが、1歳の赤ちゃんでも楽しめます。
もうすぐ1歳になる娘は、夢中になって仕掛けに触っていました。
指に引っ掛けて動かす仕掛けなので、やり方を見せてあげたら自ら触るようになりました。
うちの子の場合、下げるのはお得意ですがまだちょっと上に引き上げるのは難しいようです。
なので持ち上げるところはパパ・ママが一緒にやってあげています。

虹の仕掛けは「裏側に何かある!」と思ってか、仕掛けを動かさずに隙間へ手を突っ込もうとしちゃいました。
しっかりしたボードブックですが、仕掛けの隙間に手や指が入ると破れてしまうかも。
様子を見ながら読ませてあげるようにしています。
大人も夢心地になれる『あおいよるのゆめ』

『あおいよるのゆめ』の美しい世界観は、子どもだけではなく大人も夢心地にしてくれます。
素朴で優しい、それでいて幻想的なタッチが安らぎをもたらしてくれるのでしょう。
日頃から忙しく過ごしているパパやママほど、実は子どもへの読み聞かせでゆったり過ごすことが大切です。
この絵本を眠りにつく前に読めば、親子で素敵な夢を見ることができるかも……?
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