絵本作家こた(kota)の絵本が完成度高すぎる!瑞々しく可愛いイラストに興奮が止まらない
想像力とクリエイティビティの絶え間ない流れが紡ぎ出す、可愛らしいイラストの世界!
絵本作家こた(Kota)さんの作品は、その完成度の高さと独特のテーマで読者を引き込みます。
私も子どもも、その魅力にすっかりはまりました!
大学生活と並行して絵本作家として活動するこたさんは、これまでに開いた個展ではその才能を存分に発揮し、多くの人々を魅了しました。
この記事では、大人も子どももワクワクが止まらない、創作意欲も刺激されちゃうかも?! な、こたさんの絵本の魅力をご紹介します。
絵本の新星、こた(Kota)さんに迫る!
まずは、こたさんのプロフィールをご紹介。
こた
2001年生まれ。新潟県出身。東京都在住。
多摩美術大学グラフィックデザイン学科在籍。
海の生き物や古生物など、自然をテーマとしたイラスト、デザインを中心に制作。 デジタル作品やボールペン画、写真のほか、展示やグッズ販売など様々な分野で活躍中。
Instagram: @kota_illustration(メインアカウント)|@kota__city(空想都市・空想地図)|@kota_same(絵の記録)
Twitter: twitter.com/kota_draw
こたさんの代表作には『わくわく科学ずかん 古生代水族館』(大泉書店)、『たべもののまち ABCity』(小学館集英社プロダクション)があります。
また、2023年秋にフレーベル館から、3作目の絵本を出版予定だそう。『たべもののまち ABCity』に続き、空想都市がテーマとのことです。とても期待が持てますね!
これらの作品の内容は、後ほどご紹介しますね!
絵本作家こたさんの経歴と才能
こたさんの絵本作家としてのキャリアは、大学生活と並行して進行しています。
活動の幅が広く、学業に励む一方で絵本の世界を探求し、自身の独自のスタイルを追求されているのがすごいですよね。
そしてその情熱は幼少期から注がれていたようです。
1歳から絵を描き始める。
— こた (@kota_draw) January 24, 2023
↓
保育園・6歳(1枚目)
魚が大好き。魚の絵ばかり描く。
↓
小学生・7歳(2枚目)
魚の絵を描き続ける。夢は水族館の飼育員。
↓
高校生(3枚目)
古生代水族館を思い付き、描く。
↓
美大生(4枚目)
在学中に絵本「古生代水族館」を発売し絵本作家に!👈🏻今ここ#140文字履歴 pic.twitter.com/o4unpH2WXz
こたさんは、子どもの頃から絵を描くことが非常に好きだったと言います。
彼が自身のSNSに投稿した6歳の頃の絵は、その卓越した技術から多くの人々の注目を集めました。
サメの絵を描く6歳のこたです🦈 pic.twitter.com/S54K81RcUJ
— こた (@kota_draw) January 25, 2023
絵に奥行きがあるのもすごいし、なめらかな曲線が表現できているのが本当にすごい!
いきいきと泳いでいる様子が伝わってきますよね。
また電車も大好きだったようで、小学生の頃に頻繁に遊んでいたプラレールの模型も投稿しており、その情熱が伝わってきます。
プラレール大好きっ子時代の部屋写真🚅
— こた (@kota_draw) April 8, 2023
ちょうど空想路線図描いてた小4の頃です。 pic.twitter.com/LHQXBasa28
組み方がうますぎる!
拡大するとわかるのですが、「幸来駅」という架空の駅の駅舎を紙で手作りしているところもさすがです(笑)!
このサイトでは知育玩具やおもちゃの紹介もしていますが、やっぱりおもちゃは子どもたちの想像力を刺激し、クリエイティブな思考を育む素晴らしいツールと言えますよね。
特にプラレールのような模型は、子どもが現実の世界を模倣しながら自分だけの物語を創造することを可能にするので、とても優れていますね!
そして、プラレールから始まった路線作りは、こたさんの独自の世界観で作品となっていきます。
1万個以上の架空駅と路線図!こたさんの独自の世界観
SNSで7.2万いいねを集めた架空の駅舎と鉄道路線図がこちら。スレッドを表示で全部見られます。
小学4年生のときに趣味で描いていた狂気的なものが出てきました…
— こた (@kota_draw) March 10, 2023
架空の鉄道路線図を考えて、その駅舎をひとつひとつデザインして描いたものです。大量にあります。 pic.twitter.com/v98D0ZXLwY
大量の架空の駅、緻密に描かれた路線図、時刻表、駅デザイン、そして名産品まで――。
これらは全てこたさんの豊かな想像力から生まれ出たもの。想像だから、終わりがないんだそうです。
熱量がスゴイ!
どの駅が好きとか、子どもと話してみても楽しいですよ♪
色々見てみても、独特なテーマと緻密な細部へのこだわりから、一見するだけで心を奪われるほどの魅力がありますよね。
ちなみに、こたさんの祖父は詩人や作家ではなかったものの、読み手が容易に情景を思い描けるような文章を書く技術や、細部まで丁寧に描かれたイラストの才能によって、こたさんに大きな影響を与えたと言います。
以下は、おじいさまからの絵葉書。とても素敵ですよね。
1枚1枚丁寧に描いてあります。緻密だけど色使いが優しい祖父の絵が大好きです。 pic.twitter.com/5pd5fPMHru
— こた (@kota_draw) April 5, 2023
こたさんの絵が持つ魅力は、おじいさまから受け継いだものとも言えるでしょう。
▼子どもの絵の発達やはじめてのお絵描きに用意しておきたいグッズをまとめた記事もあるので、気になる方はご覧くださいね。
絵本作家こたさんの代表作の紹介
こたさんの代表作『わくわく科学ずかん 古生代水族館』(大泉書店)、『たべもののまち ABCity』(小学館集英社プロダクション)を読んでみたので、内容を詳しくご紹介します。
※書面の写真は出版社さまより掲載許可を得ています。
『わくわく科学ずかん 古生代水族館』
どの時代で魚が誕生し、現代の魚のように進化したか、植物、両生類がどの時代に誕生したか 等
要所要所に解説を挟みながら、水族館を巡るかのようにお話が進んでいきます。
中でも、たくさんの魚が回遊する巨大水槽を描いた観音開きページは圧巻です!
Amazonより引用
古生代の海洋生物をテーマにしたイラスト図鑑。
古生物学者・中島保寿氏の監修で、最新の生物データが反映されていますよ。
先カンブリア時代~ペルム紀まで80種類以上の古生物の形態や生態が、こたさん独自のカラフルで瑞々しいイラストで表現されています。
昔の水棲生物の多様性と美しさが水族館をめぐるイメージで描かれているので、科学的な知識を楽しみながら学べる点が素晴らしいですね。
リアルな図鑑では表現できない臨場感が感じられます。
恐竜や古生物が好きな娘は、目をキラキラさせながら読んでいました。
なんともロマンあふれる楽しい作品です!
『たべもののまち ABCity』
『たべもののまち ABCity(エービーシティー)』は、食べ物をテーマにしたアルファベットの絵本。
AからZまで、それぞれのアルファベットが一つの食べ物に対応しており、それをテーマにした町の風景が描かれています。
ひとつの文字につき4ページ使われているから、ボリュームもすごいんです。
やはり見どころとしては、アルファベットと食べ物、そしてそれをテーマにした架空の町を組み合わせたこたさんの豊かな想像力と創造性!
ママはHamburgerとしょかんが好き!
ホンバーガーのしおりって素敵なアイディア♪
ボクはUdonこうそくどうろ!
子どもたちにとって、アルファベットと食べ物を覚える楽しい手段になりますし、大人にとっては新たな視点から見た食べ物の世界を提供してくれる素晴らしい作品です!
一度は読んでみてほしいです!
絵本作家こたさんの魅力、再確認!
絵本作家こたさんの作品は、彼の豊かな想像力、独特の視点、そして卓越した芸術的才能が見事に結実したもの。
イラストのすべてが一つの物語を紡ぎ出し、読者をその世界へと引き込みます。
『わくわく科学ずかん 古生代水族館』や『たべもののまち ABCity』など、様々なテーマを扱いながらも、そのどれもがこたさんの個性と才能が息づいています。
お子さんの想像の世界を広げるのにとてもおすすめですよ♪
ぜひ一度作品を手に取って、その鮮やかで独特な世界を体験してみてください!
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