【462名】ままごとキッチンで後悔？いらない派と買ってよかった派の意見を緊急調査

子どもの成長において、遊びは重要な役割を果たします。

中でも「おままごとキッチン」は、人気のおもちゃの一つ。ごっこ遊びの必需品とも言えるくらいたくさんのメーカーから出ていますし、「こどもちゃれんじ」のような幼児通信教育でも教材としてついてくるくらいです。

ですが、実際に購入する際には、必要性や価値についていろんな意見があります。

おままごとキッチンが子どもの想像力や社会性を育む素晴らしいおもちゃだと感じているご家庭がある一方で、スペースの問題やあまり遊ばなかった……と後悔の感情を抱くご家庭も少なくありません。

この記事では、実際に「おままごとキッチン」を購入したご家庭の経験をもとに、そのメリットとデメリットを探ります。

私のInstagramのフォロワーさん（当時約11.5万人）にアンケートを取り、集まったママ462人の口コミを基に、実際の声をお届けしますね。

おままごとキッチンの購入を検討している方にとって、後悔することなく最適な選択をするための参考になれば幸いです。

▼ボーネルンドおもちゃランキングでもキッチンは6位と健闘していますよ。要チェック！

ままごとキッチンはいらない？アンケートではっきりした！

この度は、私のInstagramのフォロワーさんを対象に、「大型おままごとキッチンを買ってよかった／いらなかった」をアンケート調査してみました。

これまでくもんのおもちゃ人気ランキングやボーネルンドのおもちゃ人気ランキング、お世話人形の人気ランキングなどもアンケートしており、おままごとキッチンについてもを知りたいとのリクエストがありました。

▼我が家で使っているままごとキッチンtontonの「スマイルキッチン2」

アンケートの実施方法については以下の通りです。

アンケート期間：2023年9月17日～9月18日
アンケート方法：ちゃみのInstagramのストーリーの質問箱
アンケート結果：アンケート調査結果一覧にてスクリーンショット掲載（ダイレクトメッセージの内容は非掲載）、有効回答数462件

さっそくですが、こちらがアンケート結果！

回答数462のうち、160名（35％）が「いらなかった」「後悔した」と回答されていました。

「いらなかった」「後悔した」理由を深掘りしてみましょう。

ままごとキッチンで後悔・いらない派の意見

おままごとキッチンで後悔・いらない派の意見はこちら。ひとつずつ見ていきますね。

場所を取る

まずは「場所を取る」。

おままごとキッチンは比較的大きなスペースを必要とします。小型のものでも、道具などが増えてくるとそれなりに場所を取るんですよね。

小さな住宅や限られたキッズスペースを持つ家庭では、大きさが問題になることがあります。

遊ばなかった

次に「遊ばなかった」。

子どもが予想よりもおままごとキッチンに興味を示さなかったり、すぐに飽きてしまったりすることがあるようです。

高い期待を持って購入したにも関わらず、十分に使用されない場合、後悔の原因となります。

けっこう高価なものもあるので、予算に見合わない出費になってしまったら悲しいですよね。

インテリアに合わなかった

「インテリアに合わなかった」というのも後悔した理由として挙がりました。

ある方は、インテリアをモダンなデザインで統一されていましたが、購入したおままごとキッチンの色やスタイルが全く合わず、部屋の雰囲気を損ねる結果になってしまったようです。

おままごとキッチンはやはりおもちゃということもあるので、カラフルな色や子ども向けのデザインが特徴です。それがインテリアにこだわりがある方には「合わなくて後悔」ということになるんですね。

また、大きさが比較的大きく、目立つのもありそう。

ミーレやIKEAのもののようにモダンな雰囲気のものを選ぶ、使用しない時に収納できる折りたたみ式やコンパクトなデザインを選ぶのがよいかもしれません。

子どもがいたずらして危なかった

さらに「子どもがいたずらして危なかった」。

小さなお子さんがいる家庭では、大型のままごとキッチンに関して安全上の懸念が生じることがあります。

いただいた口コミとしては、おままごとキッチンに登ろうとした、寄りかかって倒れそうになった、下の子（赤ちゃん）が扉や引き出しに興味を持ち、パタパタするうちに指を挟んでしまった、などなど。

おままごとキッチンが十分に安定していない場合、子どもがそれに寄りかかったり、引っ張ったりすることで倒れる可能性があります。

しっかりと安定していることを確認し、必要に応じて壁に固定する、赤ちゃんがいる場合は扉や鋭い角がなく安全な素材で作られた製品を選ぶなど、安全対策を講じる必要がありますね。

すぐ壊れた

「すぐ壊れた」！

こちらはちょっとかわいそうなのですが、Amazonで安い大型おままごとキッチンを買ったら、すぐ壊れた、との口コミがありました。

安全基準を満たしていない製品や、小さな部品が含まれている場合、子どもの安全に対する懸念が後悔につながることがあります。

このようなものを選ぶのが安心です。

Amazonで注意すべきは、メーカー名がない、メーカー名があっても読みづらいアルファベット（ほぼ粗悪な中華製品）、レビューに信頼性がない（サクラチェッカーで商品名を調べるとわかります）といった商品。

ですが見分けるのが難しいケースもあるので、やはり有名メーカーのものを購入するのがおすすめです。

▼我が家は比較検討したうえで、ままごとキッチンtontonの「スマイルキッチン2」を購入しました。職人さん手作りで高品質ですよ。

ままごとキッチンのごっこ遊びは労力を使う

なるほどな、と思ったのが「労力を使う」。

おままごとキッチンは料理の真似事やお店屋さんごっこなどいろいろな舞台になるので、親はしばしば新しいアイディアや物語を考え出すことが求められます。これが楽しい反面、同時に疲れることもあるんですよね……。

また、子どもの要求に合わせてしゃがんだり立ったり、動き回ったりすることを伴います。身体的にも疲れることがあるかも……。

このように、おままごとキッチンでのごっこ遊びは、親にとってはある程度の労力を要する活動であると言えます。

遊びの時間を楽しみながら、適度な休息や自分の時間を確保することが重要ですね。

処分に困る

「処分に困る」というのも、買った後に気付く問題。

子どもがおままごとキッチンに興味を失った後、その大きさと重さのために処分に苦労したとか。

フリマサイトで売ったりリサイクルセンターへ持ち込むのも大変で、結局は粗大ごみで出した方もいらっしゃいました。

メルカリでは、送料がかかるものの集荷依頼のみで大型商品を送れるサービスがあるとあって、かなりの数が出ているようですが……。

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ままごとキッチン買ってよかった派の意見

おままごとキッチンを買ってよかった派の方からも貴重なご意見をいただきました。

子どもの発達に多面的な利益をもたらすことがわかりますね。

ごっこ遊びがはかどる

おままごとキッチンがあると、ごっこ遊びがはかどるのは間違いなし！　存在感と実用性があるので、まさにごっこ遊びの「拠点」や「舞台」になるんです。

子どもはレストランシェフだったりパパママなど家族の一員として料理をするなど、さまざまな役割を想像してなりきることができます。

この種のごっこ遊びは、やり取りも発生するので、コミュニケーションスキルやことばを発達させたり、共感や協力の精神を育むのにも役立ちますよ。

おもちゃを収納できる

大型のおままごとキッチンの場合、その構造上、多くの収納スペースがあります。

キッチン関連のおもちゃや他の小さなおもちゃを整理し、収納するのに理想的な場所となりますね。

引き出しや棚は実際のキッチンのようなイメージで、おもちゃを整理する習慣を身につけるのにも役立ちます。

大型のキッチンは場所を取るからな……と思いきや、意外と限られたスペースを有効に活用できて、散らかりがちなおもちゃを管理するのにも便利だそうですよ。

▼ボーネルンドおもちゃランキング6位のキッチンセンターは、実際のキッチンに近い作りで収納もよく考えられているそう。お使いの方からのコメントをいただいたので、ぜひチェックしてみてください。

子どもの想像力が育つ

「ごっこ遊びがはかどる」というのとも被りますが、おままごとキッチンは子どもたちの想像力を大いに刺激します。

まず自分だけの料理を「作る」ことができますし、さまざまな食材や料理方法を想像することができます。

このような遊びは、単にごっこ遊びを楽しむだけでなく、新しいアイディアを考えたりそれを実際の行動に移す力を育てます。

自由に表現することで、自己表現のスキルを高めるのにも役立ちます。

▼モンテッソーリ教育でも人気のマッチングエッグも、ごっこ遊びにおすすめのおもちゃです。

一人で遊べるようになる

これまで書いてきたように、おままごとキッチンはいわば自己表現の場。

何を作るか、どう盛り付けるか、お客さんは誰にするかなど自分のアイディアを発揮できるので、一人で遊ぶことに喜びを見出すことができます。

ままごとキッチンで後悔・いらない派の意見に「ままごとキッチンのごっこ遊びは労力を使う」という意見もあったのですが、ぬいぐるみなどがあれば彼らをやり取りの相手にして自己完結する子も多いそうですよ。

お手伝いの一環になる

おままごとキッチンで実際のお料理をマネすることで、家事に興味を持ったり、将来的に家庭内での協力的な態度を育むのにつながるという声もありました。

特におうちモンテッソーリ教育をされているご家庭に多かったのですが、おままごとキッチン自体を“実用的なキッチン”にしてしまうというアイディアも。

子ども用のお皿やコップを入れておき、配膳の際に自分で出してもらうんだそう。なるほどですよね。

こういった活動は、子どもに責任感と自立心を教え、日常生活のスキルを身につけるのに役立ちます。

家族としての協力やチームワークの価値を学ぶ良い機会にもなりそうですね。

▼おうちモンテッソーリ教育で人気の、本物志向のキッチン

ままごとキッチンを使わなくなったらどうする？処分方法は？

おままごとキッチンは、子どもたちにとって数年間の楽しい遊びの相棒になりますが、当然、成長と共にその魅力も薄れていってしまいます。

そうなったとき直面するのが、この大きなおもちゃをどのように処分するかという問題！

おままごとキッチンの処分や再利用に関する実用的なアイディアをまとめてみました。

再利用やリサイクルする

まずは、再利用やリサイクル。

おままごとキッチンの中には、他の用途に転用できるようなデザインのものがあります。例えば、収納スペースとして再利用する、などです。

常々いいなと思っていたのが、以下のようなシンプルな見た目のもの。裏返すと収納ラックになり、ランドセルも置けるそうですよ。

うちはドレッサーとしても使えるままごとキッチンtontonの「スマイルキッチン」を購入しました。このように、もとから転用を考えてデザインされているものもあります。

Xでも、おままごとキッチンをドレッサーやおもちゃ棚に転用したという声がありました。

寄付する

地域の子育て支援センターに寄付するという手もあります。うちの最寄りの子育て支援センターでも、寄付で設置されたおままごとキッチンがありました。

まずはお住まいの地域のセンターに問い合わせをしてみてください。他の子どもたちも喜ぶ素晴らしい方法です。

フリマサイト等で売る

メルカリやラクマ、ジモティーなどで中古品として売却することができます。おままごとキッチンが新しい家庭で再利用されるなら嬉しいですよね。

売るには、状態が良い物や有名メーカーのものがけっこう重要な要素となります。

廃棄する

最終的には、おままごとキッチンを廃棄する必要があるかもしれません。地域のリサイクル規則に従い、分別して廃棄しましょう。

木製で燃えるごみの袋に入ればそのまま出せますが、多くは燃えないごみや粗大ごみ扱いになると思います。

親子代々使う

高品質なおままごとキッチンであれば、耐久性や時代を超えた魅力によって親子代々で使うことが可能です。

特に高品質なごっこ遊び用の道具に定評のあるニック社（ドイツ）やブロック社（日本）の木製キッチンは、親子何代かにわたって使用されるご家庭もあるそうですよ。

代々受け継がれるおもちゃは、家族の思い出やの一部にもなり得ますよね。

楽天ではブロック社のキッチンが売られており、使用例なども見ることができます。

楽天で「ブロック社のキッチン」を見る ＞＞

モンテッソーリ教育で使われる「教具棚」も、ブロック社の白木棚が人気ナンバーワンでしたよ。

ままごとキッチンで後悔しないための検討ポイント

おままごとキッチンの購入を検討する際には、後悔しないためのいくつかの重要なポイントを考慮する必要があります。

再利用しやすいものを選ぶ

再利用しやすいおままごとキッチンを選ぶことは、長期的な価値からみても重要。

例えば、シンプルなデザインのものだったり最初から他の用途に転用できるようになっているものは、子どもの成長に合わせて異なる遊び方に適応できます。

また、品質が良く耐久性のある素材を選ぶことで、長く使うことができ、将来的に他の家庭に譲ることも可能になります。

ダンボール製や手作りも検討する

皆さんから「後悔しないおままごとキッチン」としておすすめいただいたのが、ダンボール製のもの。

軽量で廃棄も簡単です。ダンボールは意外と丈夫だそうですよ。

手作りのキッチンも、オムツのダンボールなどを再利用して簡単に作れます。手作りなら子どもの好みや興味に合わせてカスタマイズもできて満足感も上がりそうですね。

▼読者さんおすすめのダンボールキッチンシリーズ

容易に売れそうなものを選ぶ

将来的に売却を考えている場合、市場での需要が高く、人気のあるデザインやブランドを選ぶことが重要です。

状態が良好であること、有名メーカーの製品、木製のものは、魅力が高いようです。

メルカリで人気のあるおままごとキッチンはこちら ＞＞

おもちゃサブスクでキッチンを借りるのも手！

おもちゃレンタルのサブスクリプションサービスを利用するのもおすすめ。おままごとキッチンを購入する前に試してみることができます。

おもちゃサブスクは2・3か月に1回、平均しておもちゃ5点が届くサービスです。

他のおもちゃと同梱となるため、さすがに立って遊ぶタイプの大型キッチンは入りませんが、コンパクトタイプのキッチンは各社取り扱いがあります。リクエストも可能ですよ。

おままごとキッチンは高価なことが多いので、購入する前に試せるのはやはり安心。

気に入れば、割引価格で購入することもできますよ。

人気・おすすめのおもちゃサブスクまとめページを読んでみる >>

ままごとキッチンで後悔？いらない派と買ってよかった派の意見まとめ

おままごとキッチンに関しては、家庭によって意見が大きく分かれることが明らかになりました。

いらない派は、スペースの問題、使用頻度の低さ、インテリアとの不一致などを理由に挙げています。

一方で、買ってよかった派は、子どもの想像力の発達、コミュニケーションスキルの向上、家事への関心など、教育的な価値を高く評価しています。

最終的には、ご家庭のニーズに合った選択をすることが、後悔しないための鍵となるでしょう。

おままごとキッチンのおすすめも今後まとめていきますので、ぜひご期待ください。