


この記事では、モンテッソーリ教育本を厳選して6冊ご紹介しています。
今注目のモンテッソーリ教育!
詳しく知りたい方が多数いるという現状もあって、関連本もたくさん出版されています。
とはいえ、こんなお悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。
モンテッソーリ教育本って、種類があり過ぎて、どれから読めばいいのかな?
私もモンテッソーリ教育に興味を持ってから、ランキングで人気の本を中心に20冊以上読みました。
中には文体が古く分かりづらいものもあったりして、初心者にはおすすめできないものも……。
育児中はなにかと時間がないので、サクッと読めてしっかり理解できるものが一番ですよね。
そこで、わかりやすく知りたいという方向けに厳選しておすすめ本6冊をピックアップ!
基本書、マンガ、実践本、おうちモンテ指南書……と、まったくタイプの違う本ですが、どれもモンテッソーリ教育を理解するのにぴったりです。
これさえあれば、モンテッソーリ教育がばっちり理解でき、子育てをしていくうえでのヒントになりますよ。
ちいくままは本選びのプロ、司書!
司書が選んだモンテッソーリ本、さっそくどんな本か見ていこう~!
ベネッセ幼児教材公式アンバサダー/明治クラフトアンバサダー/Yahoo!をはじめとする各種メディアで執筆中/元教師
まずは「モンテッソーリ教育とは?」というところから理解したい初心者向けの本をご紹介します。
この本の良い点
日本のモンテッソーリ教育の第一人者、相良敦子(さがらあつこ)さんの本。
モンテッソーリ教育について知りたいのなら、まずはコレ!
と言えるくらいの基本書になっています。
お値段も良心的なのが嬉しい(笑)。
▼私はAmazonのKindle Unlimitedで読みました!30日間無料なので、タダで読めちゃいます!
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モンテッソーリ教育で大切な概念が「敏感期」。
子どもがある物事に対してこだわり行動を見せる時期のことです。
その敏感期を利用して発育のチカラを引き出していこう、というのが本書におけるメッセージ。
子育て世代からの質問に回答する形式で、さまざまな敏感期について説明がなされています。
モンテッソーリ教育を理解するうえで重要な「敏感期」の考えがとてもわかりやすいです。
今なんでこの行動を繰り返しするの???
という子どもの行動の理由が理解できたことで、適切な対応ができるようになりました。
あっ、あの本に書いてあったことだ! ってわかるんだよね。
そうそう。
子どもに対する見方が変わるだけで、子育てって楽しくなってくるんですよね。
おかげで、イヤイヤ期にも(なんとかですが汗)うまく付き合えていると思います!
個人的に参考になったのが、第5章の「家庭でできる手作り教材」の紹介。
子どもの手の動きを活発にする手作り教材がたくさん載っています。
娘ちゃん、本のように進めていったらすごく器用になったよね~!
手作り教材のところだけでも読む価値アリ! とおすすめできますよ!
この本の良い点
著者のあべようこさんはモンテッソーリ教師で、保育士です。
ネット上でもモンテッソーリ教育を解説した漫画を発表されています。
原作は最初にご紹介した相良敦子さんの同名の本。
1985年に出版されたもので、現在でもモンテッソーリ教育の入門書として多くの人に読まれています。
▼相良敦子さんの『ママ、ひとりでするのを手伝ってね!』
そんな相良さんから、あべさんに漫画化の依頼があったそう。
文章だと理論が難しく感じることもありますが、親しみやすい漫画だから分かりやすいです。
ぼくでも読めそうだ~!
うんうん、ちいくまちゃんでもいけそうですよ。
この本はあべさんの娘さんの子育て体験を盛り込んでストーリー化。
思わず「あるある」とうなずいてしまうようなエピソードが詰まっています。
りこちゃん2歳の春から4歳の春の約2年間のお話です。
この頃の子どもはなんでもやりたがるけど、時間がかかるし大変ですよね。
思わず親が手を出してしまって大泣き……新米ママのあこさんもこれに悩んでいました。
そんなあこさんを変えるきっかけになったのが、児童館で出会ったみさ子さんでした。
みさ子さんに「子どもの自立したいという気持ち」について教えてもらい、あこさんとりこちゃんの関係もだんだんと変わって行くんです。
モンテッソーリ教育の根幹となっているのは、次のこと。
子どもは生まれたときから「ひとりでするのを手伝って!」という願いを持っている
この漫画を読めば、モンテッソーリが発見した子どもの見方、助け方をわかりやすく知ることができます。
漫画に書かれていない部分も、コラムで補足されてるよ!
親から見たら困った行動をしているように見えても、ちゃんと子どもにも理由があるんですよね。
子どもは頑張っているんだなと思って、読んで泣きました……。
自分の子育てに自信がなくなったとき、立ち返ることができる育児書としてもおすすめです。
分かりやすく簡単なのに、深い内容を取り扱っています。
ふとしたときに、ついつい手に取って読んでしまう一冊です^^
▼成長したりこちゃんの姿に感動。この絵で一番泣いたんですが(笑)、読めばたぶん泣きますよ。
モンテッソーリ教育をやってみたい!
と思っても、ハードルが高いイメージがありますよね。
そこで、家庭でどう取り入れればよいのかがわかる本をまとめました。
この本の良い点
この中でどれか一冊を……ということでしたら、迷わずこの本をおすすめします。
0~3歳のお子さんをお持ちの方向けの、実践的なモンテッソーリ教育本です。
まさにタイトルの通りですね!
著者はモンテッソーリ教師をしている方で、4人の子どもを育てたパパでもあります。
子育てセミナーを日本全国で開催していらっしゃるそうですよ。
行動できる子に育てるために親がすべき30のことに基づいた見出しになっています。
モンテッソーリメソッドの中から、絶対必要なポイントが絞り込まれていますよ。
0歳~3歳に限定されているのがわかりやすいところ!
しかも、年齢ごとに章立てして解説してあるから、わかりやすいんです◎
0歳のページは環境づくりが中心。
服の選び方や授乳スペース、おむつ替えスペースなどについて書かれていて、育児知識を得ることができます。
1歳のページは、運動の敏感期。
歩くことの大切さについて書かれていて、なるほどな~と思いました。
2歳~のページは、イヤイヤ期の対処法と、自立に向けた行動について書いてあります。
イヤイヤ期は大変だけど、モンテッソーリ教育の考え方を知っておくと気の持ちようが変わります。
さらにさらに、付録の成長のチェックリストに照らし合わせて成長段階を知り、状況に合わせて環境を整えることができます。
次の成長ステップが見通せます。
やっぱり親が用意する環境が大切だから、子どもが充実して育つためにも参照しておきたいですね。
月齢に沿って解説されているから分かりやすい!
全246ページとそこそこ分量があるのですが、とにかくわかりやすい!
図や写真も多いですし、見出しのデザインも色々と工夫されているから読みやすいんです。
モンテッソーリ教育をやろうと思ったら、ぜひ読んでほしいです。
妊娠中からでもできるお部屋作りや、0歳からできることも紹介されていますよ。
実際、私もこの本を読んでモビールを知り、作ったんです。
具体的な作り方が書かれていないので、別に調べる必要はありましたが……。
▼頑張って考えたモンテッソーリモビールの作り方はこちらを見てくださいね。型紙の配布もしています!
印象としては、0歳からできるものがたくさんあって良い!
DIYしてみると楽しいですよ♪
手づくり楽しいよ~!
何より自分でもモンテッソーリ教育に取り掛かれるんだ!と思えたのがよかったです。
また成長の過程がまず最初にまとめられているので次何をすればいいのか今子供はどのように感じているのかすぐわかるのも素晴らしいです。
Amazonより引用
この本の3歳~6歳バージョンもあります。
お子さんが2歳後半になったら読んでみてくださいね。
この本の良い点
世界20ヶ国以上の大ベストセラーが待望の日本語化!
オランダのSimon Davies先生が書かれた『The Montessori Toddler』という本の翻訳版です。
モンテッソーリ系の幼稚園や保育園に通わなくても 、すべておうちでできる工夫がつまった1冊です。
大ベストセラーなのも納得の内容です^^
第1章 はじめに/第2章 モンテッソーリ教育とは/第3章 活動で子どもは発達する/第4章 おうちのなかの準備/第5章 知りたがりの子どもを育てましょう/第6章 自分からやろうとする気持ちをはぐくむ/第7章 実践編/第8章 「大人」になる準備/第9章 一緒にやってみよう/第10章 その先にあるもの/巻末資料
帯に「これほどていねいに詳しく書かれた本はない」とありますが、ほんとうにわかりやすく、かつ辞書のように内容がまとまっているのがスゴイ!
主に1~3歳の子どもに向けた言葉かけや環境づくり、遊び方までが紹介されています。
かんしゃくを起こす、物を投げる、スマホやタブレットに夢中、言葉が出てこない、寝るのが遅い……
1~3歳ってこういった子育ての悩みがたくさんあるので、具体的にどう対処するのが良いのかわかる点が良いところです。
世界のモンテキッズのお部屋紹介もあります。
個人的にはもっと見たかったな~^^
実は一番後に読んだので、新たに得られたことはそれほど多くありません。
それでも声かけの仕方など大いに参考になることがありました。
「~しなさい」、ではなく、「~するもの」という情報を与える声かけ。
実践したら、子どもが「そうなんだ!」と聞いてくれるように(感涙)!
あと、成長に合わせた環境づくりや遊びリストなど資料がとにかく詳細なのが良かったです!
都度この本を見ながら見直していきたいと思える本でした^^
この本の良い点
モンテッソーリ園「吉祥寺こどもの家」の園長である百枝義雄(ももえだよしお)さんの本。
モンテッソーリ教育とはどんなものかといった基本的なことから、おうちで実践するための方法までが分かりやすく紹介されています。
今やおうちモンテの情報はネットで簡単に手に入るようになりました。
が、やはり本としてまとまった情報を持っておくと安心ですよ。
初版が2013年でそれほど古くないのですが、新品を扱っている書店は少なめ……
見かけたらぜひ手に取ってほしいです!
本の冒頭では、カラー写真でモンテッソーリ園の環境や活動の様子を見ることができます。
実際に使われている教具も載っているので、とても参考になりますよ。
こんなふうに遊ぶんだね~!
写真だからイメージしやすいね。
本文では、母親が子どもをどのように見て、どう手助けすれば自主性が育つかがまとめられています。
このように、具体的に読み進めることができるようになっています。
モンテッソーリ教育の基本的な考え方を学びながら、おうちで実践できる方法が満載です。
準備するのに手間や時間がかかる活動はあえて紹介せず、気軽に楽しめるものに絞ったとか。
子どもと明るく楽しい時間を過ごせるように工夫されているのね。
肩ひじ張らずに取り組めるのがGood!
最後の章で子どもと向き合い方、心の持ち方について書かれているのも良かったです。
優しい語り口で子育ての悩みに応えてくれます。
敏感気の子どもに最適なのが、モンテッソーリ教具。
では実際にどんな教具を使うの?
実際にモンテッソーリ教室で使われている教具がわかる本をご紹介します。
上で挙げた基本書や実践書を先に読んでおくのがおすすめです。
この本の良い点
モンテッソーリ教育といえば、ピンクタワーやメタルインセッツといった専用の教具を使います。
が、個人で買うとなるとかなり高い。お金持ちしか取り入れられません。
この本では、モンテッソーリ教師が「おうちにあるもので簡単に作れる教具」を100個紹介しています。
実は身近なものが教具になる! と気づかせてくれる本です。
なんとオールカラーです!
それだけでお得感アリ。
1ページにつきひとつの教具が大きな写真で載っているからとても分かりやすいです。
前半には子どもの発達の段階や敏感期についての復習もあり、一冊で教具を効果的に生かせる内容になっています。
なんせ100種類も教具が紹介されているので、眺めているだけでもワクワクします。
買うだけ、セットするだけでもできちゃう教具も多数アリでありがたい><
敏感期の子どもに適した教具はコロコロ変わるので、全部購入して……となるとお金が大変です。
でも、手作り教具をサッと作って渡せれば子どもが集中し達成感を生みます。
私も色々手作りをしていますが、手作り教具で子どもが集中し成長していく様子を見られるなんてすごく嬉しいですよね。
この本を参考に子どもの才能を伸ばしてあげましょう♪
モンテッソーリ教育本6冊のポイントをまとめてみました。
それぞれに特徴があるので、補完的に使えます。
お母さんの「敏感期」モンテッソーリ教育は子を育てる、親を育てる
マンガ モンテッソーリの幼児教育 ママ、ひとりでするのを手伝ってね!
0~3歳までの実践版 モンテッソーリ教育で才能をぐんぐん伸ばす!
おうちモンテッソーリはじめます 「生き抜く力」の伸ばし方
1人でできた!を助けるおうちでモンテッソーリ子育て
子どもの才能を伸ばすモンテッソーリ教具100
どれも読みやすいですが、自分にとって一番読みやすいものからスタートするともっと理解が深まりますよ!
楽しく読んで、いっぱい役立ててね!
モンテッソーリ教育って難しいんじゃない?
と思っている方もいるかもしれません。
でもこの6冊のうち1つでも読んだら、そんな先入観はなくなるはず。
残りの5冊を読んだら、もうモンテッソーリビギナーは卒業できちゃいますよ♪
子どもをのびのび育てる参考にしてみてくださいね!
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