木製トーマスレールは何が魅力?選んだ理由とおすすめセットまで詳しく解説
手に取る一つ一つのパーツが物語を紡ぎ、新たな冒険を生み出す!
マテル社の木製トーマスは、トーマスとその仲間たちの世界を再現したレールセットです。
カラフルで忠実に再現されたキャラクター、無限の可能性を秘めたレールの組み合わせ、それらが子どもの想像力をかき立て、創造的な遊びを促してくれるんですよ。
うちの子たちも生き生きと遊んでいます!
しかも、その魅力は単に楽しさだけじゃない! 遊んでみると、子どもの知育にすごく役立つ側面があることに気が付きました。
この記事では、マテルの木製トーマスレールの魅力、他社のレールセットとのちがい、さらにはおすすめのセットまでを詳しく解説していきます。
トーマス好きの方も、これからレールセットを検討される方も、ぜひご覧ください!
木製トーマスってどんなおもちゃ?
対象年齢 | 3歳~ |
主な素材 | 天然木(一部ABS、PP、鉄、ポリエステル) FSC認証(森林管理協議会認証)あり |
製造 | インドネシア |
電池 | 不要(手で動かして遊ぶ) |
メーカー | マテルの幼児向けブランド「フィッシャープライス」で展開 |
木製トーマスは、テレビシリーズ「きかんしゃトーマス」の世界観を再現したつなげて遊べるレールセット。
バービー人形やメガブロック、バイリンガルおもちゃ「バイリンガルわんわん」などで有名なマテル・インターナショナル株式会社から発売されており、世界中の子どもたちに愛されています。
その理由の一つは、豊富なレールパーツや仕掛けがある情景。
そしてもちろんトーマスと仲間たちのキャラクターたちを組み合わせて、自分だけのレイアウトを作ることができること!
また、木製ということで自然な質感とあたたかみがあり、手で触って感覚的な学習ができるようになっています。
パッケージもおしゃれ♪
トーマスと仲間たちというキャラクターも、子どもたちにとって親しみやすい存在ですよね。
それぞれ独自の性格やストーリーがあって、それらを使って自分だけのお話を作って遊べます。
もちろんテレビで見ていなくても、お顔がついているだけでなんとなく会話がはずんじゃいそうですよね!
想像力がどんどんひろがるんだな~。
レールをつなげて、お話を作って、想像力を広げて……このように、木製トーマスは遊んで子どもを伸ばしてくれる素敵なおもちゃ! だから、世界中で根強い人気を誇っているのです。
木製トーマスのレールセットは他と比較して何がいいの?
トーマスとその仲間たちの魅力的な世界を再現する木製トーマスのレールセット。
ここまで紹介してきたように、自然素材の温もりと独特の質感、組み合わせ自由な創造性を持っています。
トーマスは確かにいいおもちゃだけど、ほかのレールセットとはどんなふうにちがうのかな?
ここでは、プラレールトーマスや他の木製レールの人気ブランドと比較し、木製トーマスの独自の魅力と強みを探ってみました!
プラレールトーマスとの比較
木製トーマスもプラレールトーマスもトーマスというキャラクターに基づいていますが、それぞれ異なる特徴があります。
木製の温かみがある
名前が示すとおり、木製トーマスはほとんど木で作られています。自然素材なので独特の質感と温もりがあるのが魅力的。
一方、プラレールトーマスはレールも車体もプラスチック製。象徴的な青いレールはカラフルで目を引きますよね。
プラスチックの性質上レールのかみ合わせ部分が折れるということもあるようですが、レールは少量からのパックで売られていて、一部の部品が壊れた場合でも簡単に交換可能です。
私はプラスチックのおもちゃも大好きですが、やはり木の素材感を活かして作られたおもちゃは質感が素晴らしく、プラスチックのおもちゃとは一線を画すと感じています。
木製トーマスは子ども部屋だけでなくリビングの一部としても違和感なく馴染む見た目のため、インテリア性を重視される方にもおすすめですよ。
ソドー島の再現度が高い
木製トーマスはシンプルながらも精巧なデザインが特長で、子どもが自分だけの物語を想像しながら遊ぶことができます。
機関庫や駅などの舞台の再現度が高く、トーマスの世界をよりリアルに感じられます。
細かいところまで、かなりしっかり作られてる!
一方、プラレールトーマスは、再現度重視というより様々なギミックや仕掛けを楽しむような感じ。
例えば、滝にダイビングしたり、山を登ったり、方向転換したりと、アクション性に富んだ遊びが可能。基本電池でぐるぐる動いてくれますし、アクティブな遊びが楽しめます。
トーマスの世界をリアルに再現したいなら、木製トーマスのレールセットがおすすめ。絵本やアニメから飛び出してきたかのような情景を作り出すことができますよ。
手指の器用さを養う
木製トーマスは自分で手動で動かす遊び方が基本なので、小さなお子さんでも楽しむことができます。
まだ未就学児だと低い位置で遊ぶので、身体の安定性が高まり細かい動作もやりやすく、遊び方として適しています。
また、自分でトーマスを動かすことは、手指の協調性や精密性を養うのにも役立ちます。
一方、プラレールトーマスは電池を入れると自動で動くので、視覚的に魅力的な動きを楽しむことができます。
木製トーマスの対象年齢である3歳くらいの子たちは、手で直接操作するのが大好き。イメージをふくらませて自由に遊ばせたいなら、木製トーマスがおすすめです。
BRIO(ブリオ)やMICKI(ミッキィ)との比較
木製のレールセットは、いろいろなメーカーから発売されています。
中でもスウェーデンのBRIO(ブリオ)社、MICKI(ミッキィ)社は木製トレインセットの分野で特に高い評価を得ているブランド。
それぞれの木製レールセットには独自の長所がありますが、木製トーマスが優れている点は以下のとおりです。
キャラクター性がある
木製トーマスは絵本やテレビアニメに基づいて作られているので、お気に入りのキャラクターや場面を再現することができます。
お顔を見てみても、個性豊かな表情でとっても面白い!
トーマスの世界がどんどん広がっていくのを実感します。
「このキャラクターならこう言う、こう考える」というごっこ遊び要素もあるから、自然と客観的にほかの人の気持ちや行動を予測する経験を積むこともできますよ。
情緒的な側面でのトーマスの教育的効果は、『きかんしゃトーマスでつなげる 非認知能力子育てブック』という育児本にも書いてあります。
いま重要視されている「非認知能力」を育むポイントや気づき、見極め方を理解できるトーマス本なので、気になる方はあわせてチェックしてみてください。
遊べる情景が多い
木製トーマスシリーズには、動くターンテーブルやクレーンなど、動かして遊べるプレイセットがあります。
自分好みのソドー島の世界を構築でき、想像力豊かな遊びを何時間も楽しめます。
テレビで見た風景がベースとなって、子どもがイメージをふくらませるのに一役買ってくれる効果も。
一方、BRIOやMICKIの木製レールは古くからあるメーカーで品ぞろえは多く、汎用性の面で優れています。
知育要素がある
木製トーマスのキャラクター(車体)は、色や形、数などの基本的な概念を教えるのにも使うことができます。
例えば、列車の色を比較したり、レールの長さを測ったり、列車の数を数えたりする知育ができます。
写真は、トーマスとエドワード(主人公と、ソドー島の良心)。
見た目が結構似ていますが、トーマスはショートエンジンで1番、エドワードはロングエンジン(貨車がついている)で2番といったちがいがあるんですね。
キャラクターが多いので、そろえるとちがいを楽しめます。
色もカラフルなので覚えやすく、知育向きだと感じますよ。
▼2歳から遊べる「きかんしゃトーマスころころアドベンチャー」もたくさんのキャラクターが登場して楽しいですよ。こちらも要チェック。
安心・安全な素材
木製トーマスは2023年にシリーズの内容を一新していて、プラスチックの使用を減らしたり、サスティナブルなブナ材を使ったりと、より環境に優しい製品にシフトしたそう。
環境に配慮した商品であることを証明するFSC認証(森林管理協議会認証)も取得していますよ。
SDGsが推進されている昨今、おもちゃ選びでも環境にやさしい選択をされるママパパもいますよね。そういった方にも木製トーマスはチェックしてもらいたいおもちゃだと思います。
木製トーマスもBRIOもMICKIも、他の多くのブランドの木製レールと互換性があるため、好きなものをそれぞれ買って、自由に拡張することもできますよ。※互換性については別記事で解説予定です。
うちの子はお人形遊びやおままごとが好きなので、木製トーマスがピッタリでした!
木製トーマスのおすすめレールセット
木製トーマスは2022年にシリーズを一新、ティドマス機関庫やナップフォードステーションなど、大きめの舞台に焦点を当てています。
2022年は、アニメのトーマスも2Dルックのビジュアルにリニューアルするなど、大きな変化がありましたね!
これらの舞台は、ソドー島のマップでいうと、西側のエリアにあります。
アニメに合わせ、カラーもリニューアル。
他のフィッシャープライス(マテル)のおもちゃもそうなんですが、ブルーグリーンを使った現代的な印象的な色彩になっています。
※写真のバイリンガルでんでんむし(0歳~)のレビューはこちら。
カラフルですが落ち着いた感じもある絶妙なカラー! インテリア的にもなじみやすいと思います。
ここからは、現在購入できる木製トーマスのセットを紹介しますね。
パーシーとティドマス機関庫
商品名 | パーシーとティドマス機関庫 |
対象年齢 | 3歳~ |
ティドマス機関庫は、きかんしゃの保管庫や整備ができる場所を5つ備えている舞台。一番大きなセットです。
トーマスや他のきかんしゃたちが夜を過ごし、新たな一日を迎える場所とあって、アニメのエピソードでもよく見ますよね♪
トーマスたちのおうちだよ~。
セットにはレールパーツが13本、アダプターが4本、 イラストボード(看板)が3枚、ターンテーブル、そして通常バージョンとはちがう表情のパーシーが付いた合計23ピース。
きかんしゃの清掃や塗装、修理をしたら、ゲートから送り出して一日のはじまり!
ここを拠点として、遊びの選択肢が豊富に広がります。
ナップフォードステーション
商品名 | アニーとクララベルのナップフォードステーション |
対象年齢 | 3歳~ |
ソドー島で最も活気のある駅、ナップフォード駅が舞台のセット。アニーとクララベルは、トーマスと一緒に働く双子の客車ちゃんです。
乗客や貨物を表す5枚のイラストボード、レールパーツ6本、そしてアニーとクララベルを含む17ピースがセットになっています。
ここでは、乗客をピックアップしたり、荷物を積み込んだり、降ろしたりするなど、さまざまな楽しい機能が盛り込まれています。逆にバスへの乗車を手伝い、遮断機を下ろして電車の交通を制御したりもできますよ。
にぎやかな駅では、やることがいっぱいだ~!
ブレンダムの港
商品名 | クランキーとバルストロードのはたらくブレンダムの港 |
対象年齢 | 3歳~ |
クランキーは、ブレンダムの港で働くクレーン。ソドー島でもっとも背が高く、貨物船の荷物の積み下ろしが仕事です。
セット内容はクランキーと船のバルストロード、貨物車とアダプターを含む合計11ピース。
クレーン部分にはマグネットがついていて、車両を吊り上げることが可能です。
貨物の積み込みがとっても楽しそう!
トーマスのレールセット
まず買うならこちらのセット!
このセットには18本のレールと停車場、トーマスを含む24のパーツが全て揃っています。これだけで完結して遊べるので、木製トーマスではじめて遊ぶ方にピッタリなんです。
レールセットには2本の専用アダプターが含まれていて(茶色い部品)、リニューアル前の木製トーマスシリーズとつなげて、 より大きな舞台で遊ぶことが可能になります。
さらに、リスがくっついていたりとオリジナルとはちがうデザインのトーマスもセットに含まれています。
何をしているのか、想像が膨らみますね!
直線&拡張レールセット
直線と曲線のレールのセット。30ピースもあるので、自分の思い描くレイアウトが作れます(※トーマスなし)。
他のセットとレール遊びがさらに盛り上がりますよ!
また、旧木製トーマスとも連携できる専用アダプターもついています。
以前のシリーズを持っているご家庭でも安心!
機関車たち
古典的な木製の鉄道セットから電動列車まで、かなり種類が豊富!
他の車両と簡単に接続できる磁石がついているので、合体させたり引いたりして遊べます。
木製トーマスの収納方法
木製トーマスのセットは、レール、車両、駅舎など、さまざまなパーツで構成されています。
これらを一緒に混ぜてしまうと、遊びたいパーツを見つけるのが大変になる場合も。
そのため、おすすめなのは種類ごとに分けて収納する方法です。
我が家では、レールは一つの箱に、車両は別の箱にというように収納しています。
▼レールや小さな駅舎は積み木用の木の箱(木製おもちゃのだいわ)に入れ、大きな舞台はやや場所をとるので机の下に。
自分で簡単に取り出せるように、低い位置に収納する、というのも心掛けているポイントです。
木はプラスチックに比べてずっしりしてるから、低い位置が安心だよね。
▼車両は、新作のトーマスのお片付けボックスに入れています。見た目以上に入ります。
引っ張るところがついているので、子どもが張り切ってお片付けしてくれますよ♪
そのまま置いておいてもかわいいです!
ちなみに、SNSでは以下の写真のように車両を並べて収納するのが主流なよう。
ただ性格や発達段階によっては、一台一台丁寧に棚に並べるという収納方法がストレスに感じる場合もあります。
うちの子もご多分に漏れずそうで、まとめて箱に入れる収納のほうが簡単にできました。
やはりおもちゃの収納方法も合ったものを選ぶことが、子どもが自分で片付ける習慣を身につけるに役立ちますね。
子どもが自分で遊びたいときに自由に取り出すことができ、自立性を育てる機会にもなるモンテッソーリ式のおもちゃ棚の作り方も解説しているので、気になる方はご覧ください。
木製トーマスで子どもの想像力を育てよう
木製トーマスは、トーマスとその仲間たちが住むソドー島の魅力的な世界を舞台に、子どもたちの想像力と創造力を育む理想的なおもちゃ。
レールを組み立てることで自由自在にトーマスたちの働く舞台を作り上げることができます。
アンパンマンなどのようなほかのキャラクターもののおもちゃもそうですが、テレビなどで親しんだキャラクターと一緒に遊ぶことは子どもにとっても夢中になれる要素といえますよね。
キャラクターものにしては落ち着いた雰囲気なのも、けっこうポイント高い!
おままごとが好きで車や汽車が好き、そんなお子さんにはぴったりだと思うので、ぜひチェックしてみてくださいね!
おもちゃランキングまとめリンク
参考文献:https://thebabypenguin.com/thomas-friends-wooden-train/
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