手先を使うおもちゃ2歳3歳向けまとめ!存分に手を動かせるおすすめ玩具一覧
2歳にもなるとだいぶ器用になってきて、基礎的な動作はできるようになってきます。
2~4歳ごろの時期は獲得した動作をもっとスムーズにできるようにしたり、組み合わせたりするようになる時期。
このときにたくさん指先を使っていくことで、自分の思うとおりに手指を動かす器用さの土台作りが進みます。
この記事では、器用さをはぐくむ「2歳~3歳向け手先を使うおもちゃ」の選び方とその重要性について深掘り!
どんなおもちゃがおすすめなのか、そしてどういった遊び方が子どもの成長に寄与するのか。多忙な毎日の中で、お子さんとのかけがえのない時間をより有意義に、そして楽しく過ごすための情報をお届けします。
手先を器用にするおもちゃ2歳~3歳ころの選び方
2歳になると、赤ちゃんのときと比べて、できることが大幅に増えています。
すでにつかむ・たたく・つまむといった動作をできるようになっているため、それをもっとスムーズにできるようにしたり、組み合わせた複雑な動きをできるようにしていくのがこの時期です。
▼0歳~1歳におすすめの手先を使うおもちゃまとめ記事はこちら。
2歳から3歳
2歳から3歳の時期の子どもは、生活の中でも靴の脱ぎ履きやボタン外しといった動作ができるようになったり、大人の助けを得ながらも細かい手の動きが発達し、より複雑な作業をこなせるようになります。
また多くの子は利き手がはっきりしてくるのもこの頃です。
この時期に適しているのは、ひも通しのビーズなど、利き手と反利き手を連動させて使うおもちゃ!
生活の道具をうまく使えるようにするためには、手首の回転も大切なので、シンプルな組み立ておもちゃを使って存分に手を動かすこともおすすめです。
3歳以上
3歳以上の子どもたちは、より複雑で緻密な活動を楽しむことができます。
4歳ころになると、左右の手で違った動きができるようになり、ハサミも連続切りで使えるなど手の動きが高まります。
5歳ころになると、ラキューのような小さなピースを使うおもちゃでも遊べるようになります。
6歳では生活に必要な動きがほぼできるようになるため、その手の動きを使って〇〇メーカーといった手芸キットに挑戦するのもおすすめです。
ねんれいによって、こんなに変わるんだね~!
次の項では、手指を使うおもちゃの中でも特におすすめのカテゴリーと、それぞれが子どもの成長にどのように寄与するかを詳しく見ていきましょう。
「たたく」手先を器用にするおもちゃ
「たたく」おもちゃは、ハンマーやばちを使って物をたたくシンプルな遊びですが、2歳以上の子どもの発達に大きな影響を与える効果が期待できます。
この時期の子どもは、手の動きや力加減の調整が徐々に発達してくるため、狙った場所を的確にたたくことで集中力や手先のコントロール力が自然と鍛えられていきます。
例えば、ペグ打ちのおもちゃでは、小さな穴にペグを正確に打ち込むために集中力が必要です。一方、木琴などの楽器をたたく場合には、音の強弱や高低を感じながら遊ぶことで、音楽的な感性やリズム感も育まれます。
また、こうした「たたく」遊びは、子どもに達成感を与える機会でもあります。自分でペグを打ち終えたり、楽器で音を奏でたりすることで、自信を深めるとともに、自己表現や創造力が高まります。
このように、「たたく」おもちゃは、子どもの好奇心を刺激し、遊びを通して学んでいけるのです。
コロンブスのつみき
対象年齢 | 3歳~ |
メーカー | シャオール(日本) |
できる動き | たたく、押す |
「コロンブスのつみき」ハンマーセットは、組み立てができちゃう積み木!
プラスチックのすべすべした立方体を使ってつみき遊びができるほか、ハンマーとくぎパーツ(ペグ)を使って、トントンたたく大工さん遊びができます。
つみき同士はつなぎ合わせることができるので、積む、並べるという従来の積み木の枠を超えて、自由に遊べます。
ハンマーを使うときにかなり手首を動かすことになるので、けっこう運動力確保につながりますよ!
▼コロンブスのつみきで子どもが遊んでいる様子や詳細なレビューは、以下の記事をご覧ください。
「組み立てる」手先を器用にするおもちゃ
「組み立てる」おもちゃは、ブロックや積み木などを使って、自分のアイディアを形にする遊び。
2歳からの子どもにとっては、ただ単に積み重ねるだけでなく、創造力を駆使しながら複雑な構造を作り上げるという挑戦が、指先の器用さを育む貴重な体験になります。
何度も試行錯誤を繰り返しながら思い通りに形が作れるようになることで達成感も味わえますし、それが自信や意欲の向上にもつながっていくのです。
BRIOビルダー(ブリオビルダー)
対象年齢 | 3歳頃〜 |
メーカー | ブリオ(スウェーデン) |
できる動き | 組み立てる(つまむ、たたく、ひっぱるなど総合的な動き) |
「BRIOビルダー」シリーズは、自由に組み立てて遊ぶことができる、創造性を育む木製おもちゃ。
上で紹介した「コロンブスのつみき」とも似ていますが、工具の数が多いため組み立てる要素が強め。基礎となるパーツにネジやナットのような機械要素をつけてトンカチやドライバーなどでつなげていく仕様になっています。
手先が器用になるだけでなく、工具の仕掛けや動作性も学べるところがGood!
我が家は通信教育「こどもちゃれんじ」1~2歳向けコースでこのような組み立て玩具(きらきら知育ブロック、ねじってのりものブロック)にはまったので、4歳のお誕生日にプレゼントしました。
まだ大物は作れていませんが、楽しく色んな作品を作っていますよ。
遊んでいるうちにパーツがすぐ足りなくなってしまうので、「クリエイティブセット」のような工具やパーツがボリューム満点のセットがおすすめです。
ケルナースティック
対象年齢 | 3歳半頃〜 |
メーカー | ケルナー(ドイツ) |
できる動き | 組み立てる(つまむ、押す、ひっぱるなど総合的な動き) |
「ケルナースティック」は、主に木とフェルト、そしてゴムのジョイントから成るパーツで構成されている珍しいおもちゃ。
一風変わったパーツを使って、想像力を使って色々な形状のものを作り出すことができるユニークさがあります。
ケルナースティックの基本セットには、様々な動物や人形の顔のパーツ(ウサギ、カエル、男の子、ネズミ、ゾウ、トリなど)や手足や胴体になるパーツ、クルマの車輪になるパーツなどが含まれています。
デザインが素敵だし、色々な組み合わせが楽しめちゃいます!
パーツをつなぐために使うのはゴムでできたジョイント。
ここがケルナースティックの独特なところで、パーツにある穴や隙間に差し込むことで、簡単にパーツをつなげることができますよ。
▼こんな風にくっつけます。
つなげたり外したりと様々な形で組み合わせていく中で、しっかりつまむ・つかむ力が身につきます。
息子は独自にロボットを作るのも好きなようです。
キャンディぷらす
対象年齢 | 5歳~ ※2歳でもできますが、モノを口に入れる子は× |
メーカー | NEIS PRODUCTS(日本) |
できる動き | 組み立てる(つまむ、ひねる、ひっぱるなど総合的な動き) |
「キャンディぷらす」は、器用さや想像力を育むために開発された、STEAM脳育おもちゃ。Instagramで紹介した際にバズりました。
特徴的なのはその材質で、三井化学株式会社が開発した新素材「HUMOFIT®」を使用しています。
この素材は人の体温を感じ取り、その温度で柔らかくなります。最初はたたくとカツカツ鳴るくらいなんですが、指でつまむとぐにゃっとするんですよ。
そしてこの状態で自由に曲げたり、別のピースとくっつけたりすることができるというわけ(元の十字型のピースにもちゃんと戻せます)!
以下は創作のイチゴの作成過程。重なっているところが、指で温めて作ったところです。
自分で考えたものを作る過程でかなり手先を使った繊細な動作が鍛えられますよ。
ジスター、ロンディ系
円形に切り込みの入ったピースを組み合わせて様々な形を作って遊ぶ「ジスター」。
同様に様々な形のピースを組み合わせるタイプのおもちゃがいくつか出ています。
切り込みに別のピースをはめ込むことで形を作るということで、遊び方自体はシンプル!
たくさんのピースをつなげたり、つくった完成品で遊ぶうちに指先をたくさん使うことになるから自然と器用さの向上につながりますよ。
小さいピースもものが多いので誤飲しないように目を離さず注意するか、誤飲しない年齢になってから遊ばせてあげてくださいね。
▼ジスターやロンディといったディスク型のつなげるおもちゃ一覧やそれぞれの特徴を紹介した記事もあります。いずれか一つはチェックしてみてほしいです。
知育ブロック系
学研のニューブロックやレゴデュプロに代表される知育ブロックは、パーツを組み合わせていろいろなものを作って遊ぶおもちゃ。
しっかり手を使ってパーツ同士をはめる必要があるため、積み木よりも複雑な形を作ることが可能です。
どこの知育ブロックも様々な展開をしているので、バリエーションがあって楽しめますよね。
自分のつくりたいものをつくってるうちに、だんだん細かいところも上手にできるようになっていくよ~!
▼知育ブロックの人気・おすすめ品は以下の記事をご覧ください。
「操作する」手先を器用にするおもちゃ
「操作する」おもちゃは、スイッチを押したりレバーを引いたりと、手や指を使ってさまざまな操作を楽しむことができるものです。
2歳からの子どもたちは、自分で道具を使いこなすことに興味を持ち始め、押す、引く、回すなどの細かな動作を繰り返すことで、手先の器用さが一層発達していきます。
そういった動きは日常生活に欠かせない道具の使い方にもつながっていくもの。
遊びを通じて安全に操作感覚を学べるため、子どもにとっては探究心を満たすと同時に、手指の動きを洗練させる絶好の機会となるのです。
きかんしゃトーマスレッツゴー大冒険、ころころアドベンチャー
対象年齢 | 2歳~ |
メーカー | 学研ステイフル(日本) |
できる動き | 操作する(押す、ひねる、まわすなど8種類の色々な動きをするスイッチやレバー) |
みんな大好きトーマスのおもちゃ!
2歳から遊べる「きかんしゃトーマスレッツゴー大冒険、ころころアドベンチャー」はとてもおすすめです。
レバーを動かしたりボタンを押したりすることで、ボールになったトーマスたちを運びます。
押したり引いたり、回したりと色々な遊びが楽しめます!
クレーンは組み合わせが多いから難易度が高くて、できると達成感ありますよ!
数々の仕組みを活用しながらボールを運んでいくのは見た目にも楽しいし、自然とたくさん手を動かすことにつながります。
子どもが小さいうちは、比較的シンプルなレバーやボタンの操作で遊ぶのが中心になるかも。
クレーンでの運搬ができなくても、クレーンから手でスロープにボールを移すのもいいですね。
3歳の息子はひととおり自分で動かせるようになりました♪
▼トーマスころころアドベンチャーで子どもが遊んでいる様子や詳細なレビューは、以下の記事をご覧ください。
我が家には木製トーマスもいるんですが、ころころアドベンチャーをトーマスたちの舞台装置としても活用しています。
「押す」手先を器用にするおもちゃ
「押す」動作を楽しむおもちゃは、指先を使って物を押すというシンプルな操作ながら手先の器用さを育む重要な遊び。
指先は神経が集まっている部分であり、指で何かを押すという単純な動作でも繊細な感覚を鍛える絶好の機会となるのです。
ゲーム性のあるおもちゃを取り入れると、手指の筋力や正確さを高めながら、ドキドキワクワク感も連動してくるため、何度も繰り返し遊ぶことに夢中になりますよ。
カエルさんジャンプ
対象年齢 | 3歳~ |
メーカー | バイキングトイズ(スウェーデン) |
できる動き | 押す、はじく |
ツマミを押して弾くとカエルさんがピョン!
「カエルさんジャンプ」はカエルを飛ばして遊ぶゲーム。右脳教育で有名な「七田式」でもおすすめの知育玩具になっています。
バケツ目指してジャンプさせる基本の遊びや、ゴールまでのジャンプ回数の少なさを競ってレースをしたりして遊べます。
カエルさんがカラフルで楽しいね~!
これがけっこう難しくて、大人でもハマっちゃいます。
微妙な力加減をコントロールすることで、指先の神経が研ぎ澄まされていく感じがしますよ!
「パターン・手遊び」手先を器用にするおもちゃ
2歳くらいからの子どもは、様々な形や色に興味を持ち、それらを組み合わせて遊ぶことを楽しむようになります。
パターン遊びは、そんな子どもの好奇心を刺激し、創造性を育みながら手先を器用にしていくのに最適な遊び。パターンブロックやモザイクタイルなどを使って、自分のイメージを具体的な形として表現することができます。
パターンを認識したり、作ったりする経験は、文字の認識や書き取り、図形の理解といったより高度な学習の基礎にもなるので、積極的に遊ばせてあげてください。
わごむパターン系
対象年齢 | 3歳~ |
できる動き | パターン・手遊び(輪ゴムを引っ張る、ねじる、引っかける) |
わごむパターンとは、ボードに並んだピンに輪ゴムを引っ掛けてさまざまなパターンを作る知育玩具で、3歳頃から遊べるおもちゃです。
この年齢の子どもにとって、輪ゴムをピンにかけてパターンを作る動作は、指先の繊細な動きや力加減を調整する練習になります。輪ゴムを引っ張る際には切れないように適切な力をコントロールする必要があるため、手指の筋力発達にも効果的ですよ。
我が家がおすすめするのはベック社の「ゴムパターン遊び」。子どもになじむコンパクトサイズで、遊びやすいと評判です。
木製のボードなので、見た目の美しさもあります。
▼ゴムパターン遊びで子どもが遊んでいる様子や詳細なレビューは、以下の記事をご覧ください。
問題集が豊富で難易度に合わせた習得ができるのが、くもんの「わごむパターンボード」です。
こちらはお受験でも必須の点図形の問題に対する理解を深めるのにも有効と、くもんファンのママさんの間で人気です(くもんの知育玩具人気ランキングでも上位。
点図形が苦手なお子さんは、わごむパターンのようなおもちゃでたくさん遊んでおきたいですね。
▼国立小学校受験合格者も輩出している「モコモコゼミ」はうちの上の子もやっていましたが、良問が多くおすすめです。
マグネフ・マグナタブ系
対象年齢 | 3歳~ |
できる動き | パターン・手遊び(ペンを使う、引っ張り上げる) |
「マグネフ」「マグナタブ」といったおもちゃは、棒の先のマグネットで盤の玉を引き出して自由に絵を描くことができるもの。
カチッ、カチッと吸い付く様がとても心地よく、玉を手で落とすプチプチ感もおもしろいから、くせになっちゃう!
無限に書いたり消したりもできてペンの持ち方の練習にもなるし、根気強さなども鍛えられます。
ぜんぶカチカチしてぬりつぶしてもたのしいよ~。
似たようなおもちゃはいっぱいありますが、有名&信頼できるメーカーのものは以下。我が家では、ヴィットハートの「マグネットビーズアート」で遊んでいます。
※キッドオーのマグナタブはグレーのペンのものが最新です。
パターンブロック
対象年齢 | 3歳~ |
メーカー | 東洋館出版社(日本) |
できる動き | パターン・手遊び(つまむ、並べる、積むなど) |
パターンをつくるおもちゃの王道といえば、この「パターンブロック」。
好きな組み合わせで自由に並べてもいいですし、画像のように専用の冊子を利用してもヨシ。
ぴったり合わせるために、子どももしっかり指先をつかってくれますよ!
▼パターンブロックの詳しい遊び方やおすすめ商品は、以下の記事をご覧ください。
\遊ぶにはこのセットがおすすめ/
ジェリク
対象年齢 | 3歳~ |
メーカー | Chung Jen Emblem Co.,Ltd.(台湾) |
できる動き | パターン・手遊び(押す、ひねる、引っ張るなど) |
棒とコの字型のパーツが組み合わさってできた不思議な形のおもちゃ、それが「ジェリク」です。グッド・トイ2013認定玩具。
パーツはすべてつながっているので、伸ばしたり曲げたりしながら形を作ります。
遊び方はシンプルですが、意外といろいろな形を作ることができますよ。
のばしたらヘビさん、こうやったらキリンさん……
当時2歳の息子がなかなかの独創性を発揮して、なにやら色々作っていたのが印象的です!
お出かけ時に持っていくこともあるのですが、暇つぶしになるのでおすすめです!
リモーザ
対象年齢 | 3歳~ |
メーカー | ジーナ/デュシマ(ドイツ) |
できる動き | パターン・手遊び(つまむ、押すなど) |
「リモーザ」は柔らかいプラスチックのプレートの上に、ボタン状のパーツを押さえるようにはめて模様を作るモザイク遊びです。
アクアビーズやアイロンビーズの製作過程と似たようなイメージですが、こちらはプチっとはめ込むので崩れないから安心!
はめ込む時のプチプチとはまっていく感じが心地よく、子ども達も飽きずに取り組みます。
とちゅうでバラバラになったりしないし、カラフルだからすごくきれいだよ~。
また、プレートははさみで切れるので、はじめてのお子さんには小さくして渡すこともできますよ。
トランク入りキューブパズル
対象年齢 | 4歳~ |
メーカー | ラベンスバーガー(ドイツ) |
できる動き | パターン・手遊び(置き換える、ひねるなど) |
「トランク入りキューブパズル」は、サイコロ状のブロックのすべての面に絵が描かれたパズルです。
サイコロだから、くるくる回してかなり手指を使う!
指先と頭を使って組み上げられたときの達成感は格別なんです。
1個で6つのパズルが楽しめますし、どこへでも持ち運びしやすいからとっても便利。
ピースの形がすべて同じなので最初は苦戦するかもしれませんが、慣れたらスイスイできるようになりますよ。
対象年齢4歳~ですが、保護者監視のもと3歳児も楽しく遊んでいます。
我が家で持っているのは、ドイツ・ラベンスバーガー社のもの。
ラベンスバーガーは平面のパズルの出来もすごくよくて、おすすめのメーカーです。
「ビーズ・ひも通し」手先を器用にするおもちゃ
ひも通しのおもちゃは、さまざまな形状や色のビーズやパーツをひもに通すことで、一連のパターンや独自のデザインを作り出します。子どもの創造性と手先の精密性を刺激してくれますよ。
ひもをビーズに通す工程は、書き取りや絵を描くといった他の活動にも必要とされる手の精密性を鍛えます。
筆記具を正しく持つための手指の協調性や筋力を向上させるのにも役立ちますよね。
さらに、ひも通しのおもちゃは子どもの集中力も高めてくれます。
一つのタスクに集中して完成させることは、自己肯定感を養うと同時に、集中力と忍耐力を強化してくれますよ。
カラービーズ・6シェイプ
対象年齢 | 3歳~ |
メーカー | ハバ(ドイツ) |
できる動き | ビーズ・ひも通し |
「カラービーズ・6シェイプ」は、その名の通り6種類の形状を持つカラフルなビーズが特徴です。
ハバ社のおもちゃはどれもカラーリングがきれいで、仕上がりも美しい!
このビーズの素晴らしさはたくさんあるんですが、中でもそれぞれのビーズの独特な形状と色が、子どもの興味をひきやすくて、色や形状の認識能力を育んでくれます。
さらに、付属のひもでひも通しができるから、手先の器用さを鍛えることができますよ。
わ~い、かわいいネックレスできたからみて~!
ビーズをつなげたり解いたりするのは、細かい動作を必要としますし、ビーズをつまむこと自体も指先の神経の発達につながるんです。
プラステンと同様、おままごとの具材にもなり、たくさん遊べるおもちゃと言えます。
ちなみに、同じハバ社の「ネックレス」というボードゲームも、タイトル通りネックレスを作って遊べます。こちらは4歳~。※人気で売り切れが多いです。
「つまむ」手先を器用にするおもちゃ
つまむ動作は二つの指を同時に動かす、意外と高等な動作。
手指の協調性はおはしやペンを持ったりするときに必要なので、しっかり練習したいもの。
洗濯ばさみを使った手作りおもちゃも併せて活用してみてくださいね。
そろばん、数遊び系
「100玉そろばん」は、知育玩具の一種で、その名の通り100個の珠(玉)から成り立っています。
10個の珠が10列あり、その合計が100となるシンプルな構造が、数の概念を学ばせるのに適しています。
小さい頃から遊びの中でこのそろばんに親しんでいると、少しずつ数を数えるという活動が何を意味するのか理解していきます。これが100玉そろばんの最大の特徴であり、良さでもあります。
遊びを通じて数に対する親しみを増すので、将来算数・数学への苦手意識を減らすという効果もあるようですよ。
ひとつひとつが小さな玉なので、動かすことで手先も器用になっていきます。
階段状にしたり、模様を作ったり、我が家なりの遊び方も楽しんでいますよ!
年中の娘は課外活動でそろばんをやっているのですが、パチパチと器用に弾いていて先生にもほめられました!
▼100玉そろばんの選び方とおすすめ商品は、以下の記事をご覧ください。
「ひねる・ねじる」手先を器用にするおもちゃ
ひねったりねじったりする動作もまた、色々な場面で使える動き。
例えば水道の蛇口をひねったり、ペットボトルやジャムの瓶の蓋をひねって開けたりと、活用するシーンは多いですよね。
ララブームビーズ
対象年齢 | 10か月~ |
メーカー | ララブーム(フランス) |
できる動き | ひねる・ねじる・ひも通しなど |
「ララブームビーズ」は、フランス生まれの知育玩具。子どもの自主性を尊重し、自ら学ぶことを大切にするモンテッソーリ教育の理念を取り入れて作られました。
1個が2つのピースでできていて、くるくるとひねって自由に組み合わせていきます。
積み木のように重ねたり、ブロックのようにつなげたり、ひもに通してみたりと、遊び方は無限大。
【10ヶ月-POP】ビーズを見て、触って、様々な質感と色を感じましょう。
【15ヶ月-TWIST】ビーズをねじって2つのピースに分けたり、はめたりしましょう。
【18ヶ月-MIX】ばらばらにしたピースを混ぜて好きな組み合わせのビーズを作ろう。
【24ヶ月-STACK】好きなようにビーズをつなげてどんどん長くしてみよう。
【36ヶ月-LACE】ビーズにひもを通してつなげてみよう。
うちの子たちも思い思いに組み合わせて面白いものを作っていました。
コマ系
日本や世界の伝承遊びである「コマ回し」。
昔はこのような伝承遊びおもちゃで遊ぶことで、自然に手先を鍛えていたようです。
コマを遊ぶためには、コマのトップをひねってまわす、難しい手の動きが必要。
手先の器用さと集中力を養うのに役立ちますね!
さらに、コマを手作りするのもまた、創造性と芸術性を刺激する活動です。
手作りだと形、色彩などによって独自の特性を持つため、それを理解し、最大限に活用する能力も遊びを通じて磨かれます。
気軽にオリジナルコマを作りたいという方は、コマが作れるキットを活用するのがおすすめ!
シャオールの「いろコマ」はできあがりがとてもきれいで、見た目に楽しめますよ。今までにない、透明パーツがすごいんです。
Connectable Chain Cobit(コビット)
対象年齢 | 3歳~ |
メーカー | エド・インター(日本) |
できる動き | ひねる・ねじる |
「Connectable Chain Cobit(コビット)」は、幼児教室エド・インター生まれ。
その名前が示す通り、つなげて遊ぶことができるチェーン型のおもちゃです。
一つ一つのパーツはつなぎ合わせることができ、それを通じて様々な形状や構造を作り出すことが可能になっています。
つなげるのにちょっとコツがいるので、手首をひねりながら試行錯誤!
ねじる動作の良い練習になります。
コビットの一番の魅力はその多様性で、自由にパーツをつなげ、分解し、再構築することで、無数の可能性を生み出すことができます。
単なるおもちゃではなく、創造性と想像力を刺激する道具ともいえますね。
遊ぶ度に新しいつなぎ方・動かし方の発見があるので、たくさん手を使えますよ!
おまけ:しかけ絵本も手先を器用にする
おもちゃではないですが、手先の動きを鍛えるのに「しかけ絵本」を取り入れてみるのもおすすめです。
しかけ絵本はページをめくるだけでなく、めくったりスライドさせたりすることで、自然と手指を使います。また、紙の抵抗感や細かな動きを必要とする部分では、指先の力や制御力を鍛えることができます。
また視覚だけでなく触覚も刺激してくれますし、さまざまな感触や動きを通じて脳が刺激を受けるので、知的発達や言葉の発達にもつながるといわれています。
そのため、手先を器用にするために、日常的に絵本を読む際にもしかけ絵本を取り入れてみることをおすすめします。
赤ちゃんには布絵本がいいですね。フィッシャープライスの布絵本はAmazonレビューも良いのでチェックしてみてください。
子どもの年齢や興味に応じた選択をすることで、遊び心を忘れずに楽しみながら手先を鍛えることができます。
我が家はすぐれた海外の翻訳絵本が届く「ワールドライブラリー」という定期購読サービスを5年ほど利用しています。
年齢が上がってもしかけ絵本がラインナップにあるので、けっこう重視されているのかも。
ワールドライブラリーは、1歳から大きな子にもおすすめです!
手先を器用にするおもちゃまとめ
手先を器用にするためのおもちゃ、そして手指を使う遊びの重要性について紹介してきました。
どのおもちゃや遊びも自然に手指の器用さを伸ばし、子どもの発達に役立ってくれます。
もちろん器用さの発達のみならず、それぞれのおもちゃが持っている特性によってさまざまな分野のスキルアップにもつながっているから、色々と試させてあげたいですよね。
子どもはハマってくれるとずっとやってるから、その分成長も早い!
子どもにピッタリなおもちゃを用意してあげることで、しっかり指先の発達を促してあげましょう!
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ここで紹介したおもちゃを収納するためのおもちゃ棚の記事もあわせてご覧くださいね。
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